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アクティブ・リスニング |
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「聞く」と「聴く」という、二通りのきき方があります。「聞く」は相手の話を額面通りに受け取ることであり、それに対して「聴く」は、言葉の奥にある相手の気持ちにまで、耳を傾けることです。
ちなみに、次のようなAさんに対して、どのような言葉を返すのがよいか、考えてみて下さい。
| @物静かな初老のAさんは、あなたに対して「若い人はいいね。いつも元気で」と、少々語気を荒げて言いました。 |
いかがでしょうか。Aさんの言葉を額面通りに受け取れば、「Aさんは若い人を、うらやましがっている」と思えます。そして、「若さだけが私の取り柄です」とか「Aさんもまだお若いじゃないですか」などと、返してしまいがちなのです。
とこどが、Aさんは語気を荒げて言ったのです。語気を荒げて言うのは、通常であれば怒っているときです。怒っているAさんの気持ちに言葉を返すとすれば、例えば「騒がしかったですか」とか「申し訳ありませんでした」などが望ましいでしょう。
言葉を額面通りに受け取っていては、表面的なコミュニケーションになってしまいます。言葉の奥にある相手の気持ちにまで耳を傾けることで、コミュニケーションは深まっていくのです。
それでは、次のようなBさんとCさんには、どのような言葉を返すのが望ましいのか、考えてみて下さい。
Aあなたと同年齢の子供を持つBさんは、「あなたはご立派で、さぞやご両親にとって、ご自慢のお子さんなんでしょうね」と、浮かぬ顔をしてあなたに言いました。
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「私なんて親不孝者です」だけでは不十分です。その後に、例えば「お子さんのことで、何かありましたか?」などと、付け加えるのがよいでしょう。
B1週間の予定であることを伝えて、旅に出ようとしたあなたに対して、親友のCさんが「いつ帰るの?」と尋ねました。

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トレーニング・プログラム |
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face to face のコミュニケーションが円滑となり、人や組織が成長するコミュニケーション・トレーニングを目指して、幾つかの方法を開発しています。職場、学校、地域などで展開しているトレーニング・プログラムの一例を、ここに紹介しましょう。 |
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<その1> |
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名 称:接客スタッフのためのコミュニケーション
スキル・トレーニング
ねらい:トレーニングを通して接客能力を磨く。
方 法:ワークショップ(演習)
対 象:接客スタッフ40名
日 時:○年○月○日 9:30〜16:00
場 所:○○会議室
進 行:
09:30 集合
10:00 導入講義
マインドとテクニックとスキル
コミュニケーション効果
11:00 コミュニケーション意欲を高める
ア行(母音)トーク、サイレント・トーク
12:00 昼食
13:00 コミュニケーション技法トレーニング(1)
うなずき、相槌、繰り返し
14:00 コミュニケーション技法トレーニング(2)
要約、共感
15:00 スキルアップのためのケーススタディ
16:00 終了 |
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<その2> |
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名 称:スタッフ・管理職のためのコミュニケーション
スキル・トレーニング
ねらい:トレーニングを通して人と組織を育てる。
方 法:ワークショップ(演習)
対 象:スタッフ及び管理職40名
日 時:○年○月○日 9:30〜16:00
場 所:○○会議室
進 行:
09:30 集合
10:00 導入講義
組織内のコミュニケーションと人間関係
役割に基づく関係と感情に基づく関係
11:00 感情に基づく関係を改善・向上する
相性テストと相互理解
12:00 昼食
13:00 創造的な話し合いの能力を高める
ブレーンストーミング
14:00 合理的な話し合いの能力を高める
集団討議「栄養学教室」「地理学教室」
15:00 危機対処能力を高める
ブラインド・ワーク
16:00 終了 |
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※詳しくは次の本やビデオで
・諏訪茂樹『人と組織を育てるコミュニケーション・トレーニング』日本経団連出版
・諏訪茂樹『対人援助とコミュニケーション -主体的に学び、感性を磨く-』中央法規出版
・諏訪茂樹『コミュニケーション・スキルを磨こう -医療・福祉サービス利用者とのよりよい関係を目指して-』ビデオ中央法規出版
ビデオ見本はこちら(WMV:5MB) |
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HOMEのトップで毎月紹介しているア行トークの問題と正解はこちら
ア行トークは本来、言語障害(構音障害)の人ともメッセージを共有できるようにと、考え出されたトレーニングです。言語障害の人をからかうような態度で臨まないで下さい。
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ア行トークを試みるためのワークシートはこちら(Word file )
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サイレント・トークとは口の動きだけでメッセージを伝えるトレーニングのことであり、本サイトの
Photo & Diary とは関係ありません。
感情に基づく関係は次の「人間関係はめんどくさい?」を参照。
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