みんなで心を開いて、誠実に交流すれば、互いの自己成長を促すことができます。そのための一つの方法がグループ・エンカウンターであり、多くは数日間の合宿によって実施されます。 グループ・エンカウンターを支える理論は様々ですが、その代表的なものとして、ジョ・ハリの窓があります。それによると、自分には「自分も周りも知っている自分」、「自分だけが知っている自分」、「周りだけが知っている自分」、それに「自分も周りも知らない自分」があると言うことです。 これらの自分のうち、「自分も周りも知っている自分」の拡大が、自己成長につながります。そのためには、「自分だけが知っている自分」を周りに教える自己開示と、「周りだけが知っている自分」を自分に教えてもらうフードバックとが、どちらも必要になるのです。また、様々な体験を通して、「自分も周りも知らない自分」を、発見しなければなりません。
深いレベルでの自己開示やフィードバックには、誰でも抵抗を感じます。そのために、まずはアイス・ブレイクを十分に行い、互いの緊張を解きほぐすことになります。 ゲーム感覚で楽しみながら、互いの自己成長と自己実現を促すグループ・エンカウンターも目指して、プログラムの開発と実践に取り組んでいます。職場や学校で展開しているエンカウンター・プログラムの一例を、ここに紹介しましょう。