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第98話「球形鉄獣グレープボンバー」

【脚本・酒井あきよし  演出・鳥海永行  原動画・二宮常雄、清山滋崇、山田政紀】

敵メカ

グレープボンバー(メッケルの作り出した三葉虫型の鉄獣。大気汚染物質を内蔵したグレープ爆弾を腹部に多数搭載している。頭部と後部から特殊電波による怪光線を出し、相手のスクリーンやレーダーを使用不能にする)

ゲスト】 →詳細

メッケル(声:富山 敬) 老母(声:島木綿子)

あらすじ

 鉄獣グレープボンバーの出現で、忍者隊に召集がかかる。G2号機で向かう途中、ジョーは目眩を起こし老婦人をはねてしまう。婦人に母の面影を重ねたジョーは、家まで送っていき、何かと世話をやく。

 その頃G2号を欠いたゴッドフェニックスは、苦戦を強いられていた。グレープボンバーの爆弾により、機体を溶かされ亜硫酸ガスに苦しめられる。爆弾の成分から、南部は大気汚染の研究家メッケルの関与を察する。

 集合に遅れてあらわれるジョー。彼は自分の体にただの疲れではない変調を感じていたが、それを言い出すことはできず、遅れた理由を問う南部に反抗的な態度をとる。南部はジョー一人にメッケル救出の任務を命じた。

 ゴッドフェニックスは、ジョーが乗り込んだ超バードミサイルを鉄獣に撃ち込む。基地に帰還する鉄獣。ジョーはメッケルの部屋へ侵入、彼の作った汚染物質で犠牲になった人々の事を責め殴り倒した。自分の研究を認め援助してくれたのはギャラクターだけだと反発するメッケルに、ジョーは銃を抜かせようと挑発する。

 ふいに目眩に襲われ隙をみせたジョーに発砲するメッケルだが、健が突入、銃弾は外れる。南部は健達に密かにジョーのサポートを頼んでいたのだ。

 突然部屋に亜硫酸ガスが吹き込み、自分がカッツェに利用された事に気づくメッケル。健達はメッケルを連れ基地を脱出、基地と鉄獣を爆破する。

 再び婦人を訪ねるジョー。目眩はあれから起こらない。しかし、何かが確実に自分を蝕んでいる。そしてそれによって忍者隊から外されることを、ジョーは何よりも恐れていた。

ミニ・ガイド

今回限りのレア武器:ジョーが乗り込めるように改造した超バードミサイル。しかしこれって無茶すぎない? 発射の衝撃、撃ち込みの衝撃は相当なものだと思うけど。ジョー、よく死ななかったよね。衝撃を強力吸収する仕組みにでもなってるのでしょうか。さすが南部博士。

ジョー「どうした、待ってやるからゆっくり構えろ。だがな、用心しろよ。俺は科学忍者隊でも射撃が自慢のコンドルのジョーだぜ」。まるでダーティ・ハリーだ。か、かっこいい…。

健「殺してしまえば気がすむだろう。だけど必ず後で後悔する…」。ジョーに説教(?)しながら、メッケルから取り上げた拳銃から弾倉を引き抜き、弾を一つずつ指ではじき出す。その一連の描写がねー、かっこいいっす〜。鳥海総監督お得意の、ハードボイルドな健&ジョーです。