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第97話「明日なき宇宙船レオナ3号」

【脚本・陶山智  演出・西牧秀雄  原動画・須田正己、白川忠志、坂本英明】

敵メカ

特になし

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大統領(声:村松康男)

あらすじ

 第3次レオナ計画に基づき、国連の宇宙ロケット打ち上げ基地から二人乗りの有人ロケット、レオナ3号が発射された。

 打ち上げに立ち会った南部を残し南部邸に戻った忍者隊のもとに、アンダーソン長官から連絡が入る。大統領と南部の乗った専用機が行方不明だと言う。本物の大統領は、ロケット打ち上げ以前に殺されていたのだった。

 さらに、レオナ3号が突然軌道を外れ、制御不能に陥った。このままではシャーク半島に落下し、200万人の犠牲者が出ると言う。制御装置の開発に携わった南部の捜索が一刻を争う事態となった。

 その頃南部はシャーク半島の原子力センターに監禁されており、腕時計に仕込まれた発信機で連絡を試みていた。カッツェはわざと妨害電波を切り、忍者隊をお誘き寄せて、南部とともに発電室に閉じこめる。ここがレオナ3号の落下地点だと言い残し逃げるカッツェ。どうにか発電室から脱出した南部と忍者隊だが、レオナ3号の軌道修正はもはや不可能だった。

 南部は地上の人々を救うため、バードミサイルでレオナ3号の撃墜を命じる。自分にはできない、と戸惑う健。レオナ3号の乗組員は、すでに覚悟を決め通信も切っていた。

 健に代わりミサイルを撃とうとするジョーを押し退け、健は発射ボタンに拳を叩き付けた。

 レオナ3号は散った。飛行士達が最後の祈りを込めたロザリオだけが、地上に落ちるのだった。

ミニ・ガイド

★帰りが遅い南部。竜に耳打ちする甚平「いひっ、途中でアイスクリームでも食べてんじゃないの?」。竜「うっひひ、ずるいわずるいわ」。あまりに脳天気でジョーに怒られちゃう二人。いいコンビです。

★発電室からの脱出のため、電気のコードをひっ張り出すジョー「健、ブーメランで切ってくれ」。「バードラン!」。これ、わざわざ投げないで手にブーメランを持って切ってもよかったのでは…(^ ^;)。

南部「健、超バードミサイルでレオナ3号を爆破するんだ」。いくら地上の人々を救うためでも、この命令はツラすぎますわ。でも結局、代わりに発射ボタンを押そうとするジョーを突き飛ばして、両拳を発射ボタンに叩き付ける健。この一連の動きがすごくいい。「くっ…!」と言う森さんの声もまたよくて、胸にぐぐっと迫ってきます。

★これってさー…、南部博士が発射ボタン押せばよかったんじゃないでしょか(-_-;)。こんな辛い役目、健に押しつけて、ひどいおじさんだよね。もっとも、それじゃお話にならないか。