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第94話「電魔獣アングラー」

【脚本・小山高男  演出・鳥海永行  原動画・高橋資祐、本多哲、井口忠一】

敵メカ

アングラー(電力で動く金目鯛型のメカ。水上走行と潜水が可能。搭載武器等は不明)

ゲスト】 →詳細

コミーベ博士(声:神山卓三) 母親(声:佐久間あい)
少年(声:不明) 医師(声:仲木隆司)

あらすじ

 ユートランド市沖の埋め立て地にあるトラッシュ発電所。南部は所長のコミーベに、ここの高性能焼却炉を使った木星ロケットの耐熱実験を依頼した。

 その日、健、ジュン、甚平は、病気の父の様子を見に帰省する竜を列車のホームで見送っていた。ジョーは駅に向かう途中に少年をはねてしまい、見送りに間に合わない。

 ギャラクターの新鋭メカ・アングラーがテスト走行中にトラブルを起こし、充電のためにトラッシュ発電所に立ち寄る。そのためにユートランド市全域が停電してしまった。竜の乗った列車は止まり、ジョーが病院へ同行した少年は、手術の中断を余儀なくされる。レストランにいた健達は、長すぎる停電を不審に思い、発電所に向かう。

 忍者隊が来たことに気付いたカッツェは所長に成りすまし、忍者隊を焼却炉へ閉じこめ発電所内に小型原子爆弾を仕掛けた。健達は南部が依頼していたロケットのカプセルに逃げ込み、幸いにも難を逃れる。忍者隊の死を確かめに焼却炉に入ってきたギャラ隊員を倒して脱出し、カッツェを追い詰める健達。

 カッツェは隙をみてアングラーに乗り込み逃げ出すが、甚平が見つけだした小型原子爆弾を、健がブーメランに取り付けてアングラーに投げつける。カッツェがスイッチを入れた途端、爆発するアングラー。

 街に灯が戻る。竜は動き始めた列車の中で父の回復を知り、ジョーは少年の手術の成功に安堵する。

ミニ・ガイド

★竜を見送った後の健、ジュン、甚平。「ねえねえ兄貴よぉ。おいら、ここで別れようか?」「どうした、具合でも悪いのか?」「だって邪魔だろ、おいら」「どうして?」「どうしてってその…、鈍いなぁ、兄貴」「どうだ、久しぶりに豪華なレストランにでも連れてってやろうか、おごるぜ」「えっ、ホントかい?行く行く」。(中略)むくれているジュンを振り返って、健「どうする?そこにいるのか」。甚平を小突くジュン「ん、気の利かない子ね」“健はニブい”という説を裏づける根拠は数々あれど、おそらくこれは最大要因のエピソードでしょう。

★少年を診察した医師「喉に骨が突き刺さり、呼吸困難な状態です」喉にホネって…(^ ^;)サカナでも食ったんかい。

★カッツェ「これが10個あれば、半世紀昔、初めて誕生した原子爆弾くらいの威力がある」。ということは、ガッチャマンの設定年代は1995年でしょうか。

今回限りのレア・シーン=ブーメランの刃を伸ばして、ナイフのように使用。シャシャシャッと振り回して投げ上げ、両手で受け止めてシャキッと刃をたたむ。と、ギャラ隊員のマスクがバラバラに…。時代劇の殺陣みたいです。

★今回のギャラメカはテスト中のアクシデントでした。本番であっけなくやられるのも情けないが、それ以前にやられてしまったこのメカは、ホントにお気の毒です。

★爆弾のスイッチを手に脅しをかけるカッツェを足でグリグリやりながら「ふん、やってみろよ」と凄んだり、ギャラ隊員の膝にブーメランをザックリと突き立てたり、今回の健はちょっと恐いっす。

★画面は暗いし作画もいまいちだが、忍者隊の普段の様子みたいなものが描かれていて、なかなか好きなお話です。