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第68話「粒子鉄獣ミクロサターン」

【脚本・鳥海永行  演出・鳥海永行  原動画・須田正己、坂本英明、山田政紀】

敵メカ

ミクロサターン(一つ一つが砂のように小さなアリジゴク型メカの集合体。ギャラクターの指令で建築物などにも姿を変える。鉛製なので放射能は遮断するが熱に弱い。武器はないが、砂状になって標的を覆い食い破る)

ゲスト

調査官(声:石井敏郎)

あらすじ

 南海の小島にある小都市に、ある日突然キノコ雲が広がった。調査に赴いたISOの偵察機は、濃い放射能のために焼け落ちてしまう。

 残された記録から、島の周囲は放射能に包まれているが、中心にはない事がわかり、ゴッドフェニックスが調査に行くことになる。往復の際の放射能突破に2度も火の鳥を使うので、燃料補給のために調査船を近海に待機させる。

 島の中には予想通り放射能反応はまったくなかった。建物も無傷だが、しかし人影はまったくない。いぶかる忍者隊だったが、路面電車の中に、高熱を浴び一瞬のうちに溶けた人の影を見つけ、この島で核実験が行われた事を確信する。

 突如建物の壁が剥がれ始め、放射能反応が強まったため、5人はゴッドフェニックスに戻る。剥がれ落ちた壁は鉄獣ミクロサターンへと姿を変え、襲いかかってきた。火の鳥で鉄獣を焼き島を脱出しようとするが、放射能帯で強い衝撃を受け、全員気絶する。

 気付いた時、ゴッドフェニックスは調査船の甲板の上におり、南部が彼らを出迎える。計画を変更し基地へ戻ると言う南部に従いかける健。しかし、放射能帯を越えたにしては燃料が減っていないと言う竜。その言葉に、健は南部にブーメランを投げつける。南部はカッツェの変装であり、ギャラクターは調査船を乗っ取り、放射能をコントロールしていたのだ。

 南部に化けて忍者隊の基地を探り出そうと言う作戦は失敗し、カッツェは円盤で逃げていった。

ミニ・ガイド

★重要な意味を持つ話ではないが、脚本演出が鳥海永行氏、作画が須田正己氏なので、すごくいい出来。

カッツェ「基地を探る方法を考えつきました」。総裁X「ほほう」。これって、ダジャレ? それとも私の考え過ぎ?

★南部が偽物だと気付いた健が、仲間を払いのけ身を翻してブーメランを投げる一連の動作が、ものすごくカッコいい!!。一見の価値あり。

★核爆発で焼き付いた人影、「処刑には丸一日かかった」と言うカッツェ等、けっこうハードな内容で、ハードボイルド志向の鳥海氏らしい演出。前後編に分けても充分もったのではないかと思うくらいの密度。