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第58話「地獄のメカブッタ」

【脚本・松下幹夫  演出・鳥海永行  原動画・須田正己、二宮常雄、坂本英明】

敵メカ

メカブッタ(仏像型のメカ。ISOから強奪したジェッカッターを装備し、その光線を4つの顔の眉間から放つ。背中に二基のロケットエンジンを持ち、飛行も可能)

ゲスト

隊長(声:仁内達之) 所長(声:松岡武司)

あらすじ

 無公害エネルギー採取のためISOが開発していたジェットカッターが奪われた。ギャラクターの末端ばかりを追うことに焦りを感じていた健は、南部の出動命令に反抗する。だが、二人の対立にベソをかく甚平を見て、しぶしぶ出動するのだった。

 メカブッタが消息を断った地点にある洞窟を探る健とジョー。無数に並んだ仏像が次々と火を吹き、二人に襲いかかる。一旦ゴッドフェニックスに戻ろうと言うジョーを振りきり、健は強引に洞窟の奥へと走る。

 洞窟の先にはギャラクターの基地があった。だが、洞窟の出口の鉄格子には高圧電流が流れており、健はそれに触れて気を失ってしまう。救出された健がゴッドフェニックスの中で気づいた時、すでにメカブッタは基地を出てウラン採掘工場へ向かっていた。

 後を追ったゴッドフェニックスだが、奪ったジェットカッターを搭載し、4つの顔から摂氏4万度の熱線を放つメカブッタには、歯がたたない。出動時に反抗した手前、南部に指示を仰げない健。だが資料によると、ジェットカッターは未完成品のため、連続使用すると爆発の恐れがあるという。健は、火の鳥影分身を命じた。5つの火の鳥に熱線を放ち続け過熱したジェットカ
ッターによって、メカブッタはついに自爆する。

 帰還途中、父の仇を討ちたいがために感情的になったことを謝る健。そんな健に、ギャラクターを一人一人倒していけば必ずカッツェを追い詰められるとジョーは言うのだった。

ミニ・ガイド

★この話はそれほど重要でもないし名作でもないが、須田さん二宮さんの両方が揃ってるから、絵が、動きが、いいのなんのって。逆に、ストーリーは最高なのに絵で台無し、という話もありますよね。そういう話をこの二人が描いててくれればと思うと、実に惜しいです。

健「ちぇ、また国際科学技術庁の尻拭いか」。「泥棒のマネをするギャラクターの雑魚を捕まえるより、俺はベルクカッツェを叩きのめしたいんだ」。「俺達は個人的な感情で動いてはいけないことはよくわかっている。だがな、押えようとしても、親父のことを考えると気が苛立ってくるんだ」。とーちゃん亡くしてまだ日が浅い。さすがの健も苛立ってます。

ジョー「健、ゴッドフェニックスに戻って出直すほうがいい」。健「いや、俺は奥へ突っ込むぜ」。仇討ちに焦る健。今回の二人の言動はいつもと逆ですね。

健「頭を出したところでバードミサイルをぶち込むんだ」。ジョー「ほい来た、それは俺の仕事だ」。ホントにバードミサイルがお気に入りのジョーくんです。だけど… ジョー「ちぇ、毎度の事ながら効き目のないバードミサイルだ」。ボヤく事も多いのです。

★竜「(高度)3千キロと言えば、ゴッドフェニックスの限界じゃワ」。…だそうです。バンアレン帯は800キロちょっとだから、軽く越えちゃうね。

★「火の鳥影分身」初登場です。