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第35話「燃えろ!砂漠の炎」

【脚本・永田俊夫  演出・鳥海永行  原動画・谷口守泰、池田順一、村中博美】

敵メカ

モスコーン(胴体が無数の球形爆弾で覆われた、トウモロコシ型の無人飛行船。自ら動くことはせず、船体前後にあるアンテナで地球の磁力のバランスを取って宙に浮いている。人や車の動きによって生じる微かな空気の流れに反応してついていき、ちょっとしたショックで胴体の爆弾がポロリと落ちて爆発する)

ゲスト】 →詳細

ドリア王国の国王(声:渡部猛) アリ王子(声:沢井正延) ドリア王国空軍隊長(声:横井光雄)

あらすじ

 膨大な地下資源をもつドリア王国は、突然私欲に走りだした国王と、貧しい国民側に立つアリ王子との争いが内乱にまで発展していた。戦況不利な王子から救援の要請を受けた忍者隊はドリア王国へ潜入、王子と接触する。

 健はアリ王子に、もう一度父王と話し合うよう説得し、ともに宮殿に向かう。だが国王の答は、王子に向かって放たれた銃弾の雨だった。父に失望し銃口を向ける王子を止める健。二人は落とし穴に落とされ、そこで本物の国王の亡骸を発見する。国王は、カッツェの変装だったのだ。健はゴッドフェニックスを呼び寄せ、脱出する。

 宮殿には、アリ王子の開放を訴えて民衆達が集まってきていた。その頭上にモスコーンが現われ、その機体についた無数の爆弾が次々と降り注がれる。その光景を見てほくそ笑むカッツェの前に現われる健。デブルスターで逃げようとしたカッツェは、掴んでいたロープをブーメランに切られ、火に包まれる市街に落ちていった。

 なおも爆弾を落とし続けるモスコーン。だが、動くものについていくという性質から、ゴッドフェニックスで油田に誘導、アリ王子の銃撃により油田とともに炎上する。

 その炎の中から舞い上がり飛んでいく火の鳥。人々は、ドリア王国を平和に導いた火の鳥の姿を、不死鳥の伝説として語り継いでいくだろう。

ミニ・データ

★アリ王子、なかなか可愛いんだけど、如何せん、声優さんが超不馴れなのがたまにキズ。塩屋翼さんと同年代の人と聞いた覚えがあるけど、上手さの差が歴然。これがキャリアの差ってものか?

★領空侵犯をとがめるドリア王国の空軍機を避け、火の鳥になって国内に入ったゴッドブェニックスだが…。ジュン「健、アリ王子にどうやって連絡を取るの?」健「うーん、まだ考えてなかったな」。おいおい…(^ ^;)。意外とあとさき考えてないのね、健ちゃん。

健「(モスコーンを)砂漠の油田まで引っ張っていく。アリ王子、油田の上空に来たら、モスコーンを撃ってくれ」。アリ「バカな。そんな事をしたら油田は大爆発を起こし、ゴッドフェニックスも巻き込まれるぞ」。健「アリ王子、君のお父さんは立派な人だった。お父さんの遺志を継いでドリア王国を立派な国に立て直すんだ。ゴッドフェニックスの連絡はこれまでだ、二度と会うこともないだろう。さようなら、アリ王子」。あのー…(^ ^;)これでは、アリ王子は自国のために忍者隊の命を犠牲にしたと一生思い続けるんじゃない?

健「もし親父が生きていて、そして悪人だったとしても、俺は親父に会いたい」。

健「もし親父が生きていて、そしてギャラクターみたいな悪人だったら…俺は親父と戦うだろうか」。これはなかなか難しいテーマかも。このネタで1本、話を作ってほしかったなあ。