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第31話「南部博士暗殺計画」

【脚本・永田俊夫  演出・鳥海永行  原動画・須田正己、乾ひろ子、坂本英明】

敵メカ

デブルスター(ヒトデ型の円盤で、カッツェ直属の暗殺集団の乗物。暗殺集団もまた同名のデブルスターと呼ばれる。カッツェの愛機でもあり、他の話にもたびたび登場。星型の5つの角はそれぞれ一人乗りの小型戦闘機になっており、陸海空全てに対応できる)

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女隊長(声:森ひろ子) デブルスター2号(声:左近恵子)

あらすじ

 ジョーが南部を送迎中、南部の車がギャラクターの暗殺集団デブルスターに襲われた。しかし、デブルスターのバラ爆弾に見覚えがあったジョーにより、間一髪、難を逃れる。

 南部が狙われていると知り、守りに徹しようとする忍者隊。だが皆に賛同できないジョーは、南部の別荘を飛び出す。苛立ちを押さえるため、サーキットで車を飛ばすジョー。その脳裏に蘇る記憶と、復讐の思い。両親が殺された時、彼自身もまたバラ爆弾で瀕死の怪我を負わされたのだ。そんな時、サーキットでの事故から一人の少女を救いだした。二人は、明日、サーキットでのレースを約束して別れる。

 その頃南部は、海底牧場に突然発生した赤潮の調査のため、アンダーソン長官の秘書とともに大陸横断列車に乗り込んでいた。健は、これは南部を誘き出すギャラクターの罠だと考え、自分は南部に同行し、後の3人はそれぞれのメカでデブルスターを待ち伏せさせた。秘書は実は女隊長で、健はギャラクター達と一戦交えるが、女隊長は円盤で逃げてしまう。線路の破壊をジュン達にことごとく阻止されたデブルスター達は、ついに自爆によって線路を切断。列車は沼に突っ込むが、南部はG5号機に救い出される。

 一方、最後に残ったデブルスターの行く手に、ジョーが待ち構えていた。そこは、健が別荘の地図に羽根手裏剣で示してあった地点だった。お互いの武器がぶつかりあう。羽根手裏剣はバラ爆弾を貫き、そのままデブルスターの胸に突き刺さる。すれ違うジョーの背後で、落ちる仮面の下から現われた顔は、サーキットで約束をしたあの少女だった。

 約束の日、サーキットで一人待つジョー。しかし、いくら待っても少女は来ないことを、彼は知らない。

ミニ・ガイド

★大陸横断長距離列車は時速500キロのリニアモーターカー。夢の乗り物と思いきや、今や、実験車両ではとっくに実現してるようですね。科学の進歩ってすごいなぁ…。

女「(健を見て)あの少年は誰です?」南部「私の助手のテストパイロットだ」。なぜ赤潮の調査にテストパイロットを連れて行くんでしょう??

ジョー「健の指定通りだな。(デブル機の上に立ち上がりバラをかざす少女)そのバラだ。そのバラが俺の親父とお袋を…!」少女「えい!(バラを投げる。同時に羽根手裏剣を投げるジョー。羽根手裏剣はバラを突き刺し少女の胸へ)うっ…。(デブル機 G2号機の上を越えて飛んで行く。少女の仮面外れる)なぜ…、なぜギャラクターの子はギャラクターから逃れられないの。明日のレースを楽しみにして…たのに…」(上空で爆発)。この話と言えば、やっぱこのシーンでしょ(^ ^)。

「ほっとけ、あんな奴」とか言いながら、羽根手裏剣でさり気なく地図にジョーへのメッセージを残していった健。だからって、ジョーは健に礼を言う訳でもない。でも健だってちゃんとわかってる。それと、決して逃れられない運命の悲しさ…。これは、この先のジョーのテーマでもありますね。

竜「だけンど、わかんね。ジョーの奴、どうしてあんなとこにいたんかいな」ジュン「あっ。(健を振り向き)健!」。健「えっ、あ、いやあ、俺は知らないぜ。あいつも科学忍者隊だ、独特のカンを働かせたんだろう、きっと」。これだよこれ。さりげない男の友情。無関心なようで実は一番気にかけている。