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第22話「火の鳥対火喰い竜」

【脚本・陶山 智  演出・鳥海永行  原動画・二宮常雄、乾ひろ子、杉井興治】

敵メカ

キングドラゴン(竜型の鉄獣。口から高温の火を吐き、3千度の熱に耐える火の鳥をそれ以上の高温で包み海に落とした。爪の先からビーム、目からは特殊光線を出す。飛行と潜水が可能。火の鳥もバードミサイルも効かない。左前足に持った玉の中にカッツェの脱出用ロケットが入っている)

ゲスト

特になし

あらすじ

 海底のウラン採掘工場がキングドラゴンに襲われた。ゴッドフェニックスよりはるかに高性能な護衛の飛行空母があっけなくやられたことから、南部は忍者隊に出動命令を出さなかった。だが健は南部の命令に逆らい、ゴッドフェニックスを出動させる。案の定、敵はバードミサイルも火の鳥も効かず、高熱に包まれたゴッドフェニックスは海へ落とされてしまう。

 自信喪失の健を案じ、南部はこの後の任務をレッドインパルスに依頼するが、レッドインパルスはそれを断る。彼は、健がきっと立ち直ると信じていたのだった。

 もう一度やらせてくれという健に、作戦を話す南部。それは、ゴッドフェニックスに取り付けた冷却装置と、マイナス爆弾とを反応させて、敵を凍りつかせようと言うものだった。だがそれにはキングドラゴン内部にマイナス爆弾を仕掛けなければならない。

 危険を承知で、自分が一人でマイナス爆弾を仕掛けると言う健が、マグロの群れに紛れて鉄獣内に侵入する。健からの連絡により、冷却装置を作動させるゴッドフェニックス。みるみる凍り付いていくキングドラゴン。脱出しようとする健の行く手も氷に阻まれてしまう。

 ブレスレットからのジュンの呼びかけもむなしく、覚悟を決めた健だったが、背後の壁に亀裂ができ、そこからかろうじて脱出する。安否を気遣っていた忍者隊は、健の無事な姿を見て心から喜ぶのだった。

ミニ・ガイド

南部「命を捨てることになるかも知れんぞ」。健「誰かがやらねばならないんです。科学忍者隊はそのためにあるんです」。キャシャーンがやらねば誰がやる…みたいだね。

ジョー「いいってことよ、健。ギャラクターと差し違えなら俺は本望さ」。ジュン「あたしも。健に命を預けるわ」。甚平「オイラもだぜ、兄貴」。竜「オラもだ、健」。健「う…、ありがとう、みんな」(中略)ジョー「俺達の見る最後の太陽かも知れんな」。ちょっとクサいぜ。ジョーがなんだか江戸っ子してる。

ギャラ「何だ、魚の群れだ、こっちへ向かっている。こいつはいい、たまには魚でも食べようぜ」。その群れの中に、マグロの着ぐるみの健がいるのだよ。トホホ。

★閉まっていくシャッター。ギャラ隊員を投げ飛ばし、シャッターの下へ。ギャラ「うわー!」。挟まれる。その脇から滑り込む健。こ、これはちょっとむごい…。

今回限りのレア・シーン:マイナス爆弾とフレオンガスを使って火喰い竜を凍らせる作戦で、ゴッドフェニックスが白い火の鳥になります。

ジュン「健、健、答えて、健!」(中略)「健、健!」。健「レッドインパルス…。もう一度会いたかったなあ」。ジュンのこと、まるで無視。かわいそー!

★キングドラゴンは、カッコいい敵メカ・トップ5に入れたい。姿が美しく、おまけに強い。ゴッドフェニックスが初めて敗れた相手です。