映画備忘録・3

最近(2003年7〜11月初旬)観た映画です。

☆は、ヴィゴ・モーテンセン出演映画。

「ロード」は、「ロード・オブ・ザ・リング」の略です。

発表年数や出演者等、詳しいことはご勘弁を。私自身、詳しくないので。

並び順は、見た順ではありません、念のため〜。

タイトル   メモ
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 再会、ヴィゴ様。
でもなぜか、お気に入りの場面はうさぎ肉のシチュー。
サムとゴラムのやりとりが、楽しい〜。
「ハックフィンの大冒険」   「ロード」のフロドこと、イライジャ君の子役時代。
可愛い。ほんとに、可愛いです。
「バンディッツ」   「ロード」のケイト・ブランシェット。
彼女の映画、好きなんですよ。
これ、銀行強盗の話ですが、誰も死にません。
大人のファンタジーです、明るいし、楽しい。
音楽も、元気印です。
「耳に残るは君の歌声」   これもケイト・ブランシェット。
主演はクリスティーナ・リッチ、ジョニー・ディップなので、
ケイトは、脇役ですが。名脇役とは、この人のことかと。
「スリーピー・ホロウ」   ジャンル的にはオカルト・サイコなんですね。
でも、私でも大丈夫でした。(^^)
「海辺の家」   もうじき死ぬと言われたら、人は、何をすればいいのか。
スターウォーズのアナキンこと、
ヘイデン・クリステンセン君が出ています。
「ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ
/天地大乱」
  香港カンフーとの出会い。
「ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ
/天地黎明」
  銃で撃ってしまえば簡単。
でも、そうしないところに、物語があるんですね・・
「少林寺」   少林寺拳法の教科書みたいでした。
でも、あの「先生」のお嬢さんはどうなってしまうのかと、
気になって・・しまいました。
「グリーン・デスティニー」   香港ものですが、見やすかったです。
闘う女性は、かっこいい〜!
「さらば我が愛/覇王別姫」   美しい・・ レスリー・チャン。
哀しい・・ レスリー・チャン。
3時間を感じさせない。・・一度、ご覧ください。
「COOL」   ドニー・イェン監督・主演。うふ。
あ、ううん、私じゃない・・んです。(^^;?(謎)
「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」   哀しい。
実在した女性チェリストの物語。
チェロの音が、よりいっそう、哀しみをかき立てる。
身体の自由を奪われた天才チェリストは、
人生のあらゆるものを、奪われていく。
運命って、過酷だ・・その周囲の人々にとっても。
「グリーンマイル」   このあと、原作も読みました。
これは、人生哲学だと、思いました。(下に関連記事)
「ブレイブハート」   史実を基に作ったお話なんだそうです。
ヒーローが助からないのも、そのせいなんだろうけど、
皇太子妃が、可哀想すぎました。
「ピンポン」   再見。
使えるセリフがいっぱいだぁ!
「I can fly!」
「・・飛べない鳥も、いるってこった」 好きな映画です。
「Dolls」   邦画です。動く、「日本の四季」壁紙。
これ、賛否両論だろうなぁ・・
もしかしたら、超・退屈。我が身に沁みれば・・
「レイダース 失われたアーク」   ハリソン・フォードですね。つまり。
「放浪の王子」   古い映画です。1937年、モノクロ。
「ピーターパン2」   家族で安心して見られます。
「ルパン3世 ルパン暗殺指令」   子供と一緒に、ルパンのファンに。
「老後の心配」をするルパンに、親しみを感じました。

雑感

 

「ドロレス・クレイボーン」
スティーヴン・キング 矢野浩三郎訳 文春文庫

 

映画じゃなくて、本の感想になってしまいますが・・

キングの小説って、うまいんですよね。面白いし、それでいて、最後にどーん・・ と落とされる。

ああ、生きるって。人生って、そうだったのか、みたいに。

ジャンル的にミステリーやホラーだから、出てくる人たちは善男善女じゃない。

そこがまた、好きだったりして、何冊も、読みました。

本と映画と、ふたつの世界で楽しめるのも、お得?

「グリーンマイル」は映画も面白く見ましたが、原作も良かったです。

この「ドロレス・クレイボーン」も映画化されているそうですが、まだ見ていないので、これは、本についてです。

 

読み始めた最初のころは、キングにしては面白くない? かと、思ったんです。

ちょっと、汚い話が続いて。

でも、少し進んだころから、これは・・ と思い始めて、あとは、一気でした。

 

親って、切ないんですよね。

今年の夏のことでしたが、東京まで、子供たち(小3と中2)を連れて、電車で2時間かけて行きました。

帰り・・ 小学生のほうが、頭が痛い、と言い出しました。

朝からそんなことを言っていたのですが、帰る頃、ひどくなったらしくて。

これなら座れるか、と、渋谷から始発に、わざわざ1本見送って、

最前列に並んで乗ったのですが、それでも・・

ドアが開くや否や、みないっせいに席を取りに急ぐから、慣れない子供なんか、とても。

・・そこで、自分はともかく、なんとしても子供(小学生のほう)を座らせておきたかった私は、

ちょっと無理矢理・・ あいていた席に、子供を、押し込んでしまいました。

そのあと、中学生のほうが、言うんです。

「いま。人を押しのけた・・」

二人で吊り革につかまりながら、私は腹が立ったんですよね。

「頭が痛いって言うからだよ!」と。

そのあと、一人で考えました。

自分のためなら、決してしないことなのに・・ と。

 

それで、気がついたんです。

子供を持ってから、今まで。子供と一緒のときは、いつでも・・

子供を守ろうと、必死だったんだ、ってこと。

絶えず何かと(時には自分自身と。または、子供とも)闘いながら、

子育てをしてきたんだった、ということに。

 

そのときのことは、あとで何度も、思い出しました。

恥ずかしかったんですよね。

息子にそういう指摘をされたことが。

そして、思いました。

もう、いいんだ。

もう、子供たちだってそこそこ大きくなって、自分の身は自分で守れるようになりつつあるのだから。

いつまでも、身構えていなくても、もう、いいんだ・・ と。

 

本の話じゃなかったんかい? ・・って?(^^;

本の話です。

ドロレス・クレイボーンは、子供を守るために、必死だったのでした。

そのために、当の子供から距離をおかれるようになってしまっても、彼女は必死だった・・ んです。

 

最後に、またまた引用、お許しを。ここ、好き・・ でした。

「家というものにはそれ自身の命があり、それはそこに住んでいる人から吸い上げる命なんだよ。

(中略)

あたしはそばに寄って、セリーナを抱きしめたよ、アンディ。あの子も抱きしめて返したけど、

あの子の体はこわばってたね、まるで鉄の棒みたいに。そのときだよ、あの家が死んでくのを感じたのは。

死んでく人が息を引き取るみたいに、命が消えてくのがわかった。」

(310〜311ページより)

 

何気なくこんなことが書いてあるから・・ キングは面白い、です。

 

 

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