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'99 David Copperfield 日本公演

「U!」


 いや〜行ってきちゃいましたよ、デビッド・カパーフィールド日本公演。あの安室御一家も見に行ったと言う。

  以前彼が日本で公演したのは、あれは去年の事だったかな?僕は、当時勤めていた会社で、締め切りギリギリの仕事を徹夜で仕上げ、新幹線に飛び乗って東京まで見に行ったものです。しかもその日は、地震が起きて新幹線が止まり、僕が会場に辿り着いた時には、二つ目の演目が終わろうという所。そんなわけで、この一年間、見逃した分が気になっててしょうがありませんでした。

 ではさて、今回は…?

 

演目は、以下の16個でした。(題名は、僕が勝手につけたので、デビッドのセンスじゃ有りません、念のため(^^;。

約2時間半の公演でした。

1.デビッド・カパーフィールド出現 2.柔軟体操?  3.2人の客を乗せたソファの浮遊 4.レーザー光線で真っ二つ 5.おじいさんが残してくれたもの(フォア・エース) 6. COCOON (人体交換) 7.月が出た出たハアヨイヨイ(スケッチブックを使ったライジング・カード) 8.踊るネクタイ's 9.掌の跡 10.換気扇 11.幕間〜ヴィデオ上映〜 12.覗き魔 13.2人の女性のお客さんの下着の交換 14.MOON:インタラクティブな実験 15.FLYING 16.13人の観客の消失 両親への挨拶

 総評して、兎に角面白い&不思議な事は、流石世界一の魔法使いです。ちっと、最近ギャグがオヤジ化してないかい?デビッドよぉ、と言う気もしないでは有りませんがね。僕の隣の席の老婦人は、流石に「2人の女性のお客さんの下着の交換」の演目のときは渋い顔してました(ちなみに、僕はその横で笑い転げてた)。

 しかし何と言ってもやはり、このショウの真骨頂は、「MOON」以降の流れでしょう。「MOON」に関しては別項で詳しく述べたいと思いますが、ここからの観客の乗せ方は素晴らしいものがあります。

 ちなみに、コレが懸賞で当たった特製ストラップ。500名様抽選だから、結構な確率なのかな。今回、スポンサーになってたNTTドコモの、なかなか粋な計らいでした。

 今回のラストは、御両親への感謝の言葉で締めくくりでした。なかなかしんみりした、良い終わり方でしたが、ラストに関しては前回の東京公演の方が僕は気にいってます。

 前回の東京公演では、ラスト・マジックは「SNOW」というマジックでした。

「僕が初めて、この世にある魔法を知ったのは、5歳のときでした。僕はその時まで、雪というものを目にした事が無かった。だから、その年のクリスマスの夜、両親に『クリスマスプレゼントに、何が欲しい?』と聞かれて、『雪が見たい』とお願いしました。両親は苦笑いしていました。

 しかし、その夜、静かに夜空から、白くて冷たい花びらのようなものが次から次へと落ちてくるのを、僕は見たのです。毛布に包まりながら、窓の外に見えるその光景を、僕はずっと見つづけました…」

 そんな前振りから始まるこのマジック.

 デビッドがステージ上に置いてある毛布に包まると、少年の姿に戻ってしまう…。そして、少年になったデビッドが上を見上げると、ステージ上に雪が舞い散り、落ちて来る…といった、とてもメルヘンな現象です。

 で、その雪が、いつの間にか会場中の客席にも舞い落ちてきます。屋根のある会場内に雪が降るはずも無く、観客達はその落ちてくる雪をいぶかしんで、手に取ろうと思わず席を立ちあがります(僕も何の気も無しに立ちあがりました)。

 ふと見ると、会場中のみんなが立ち上がってその雪を手に取ろうと、のび上がって手を伸ばしています。

 ステージ上では、少年の姿だったデビッドが、何時の間にか元に戻っています。

 観客は立ち上がったそのまま、拍手・拍手・・・・・・スタンディング・オベイションに違和感無く繋がる、冴えた演出でした。


<<余談>>

この公演のタイトル「U!」…。某北の方の大学の奇術研の某OBの卒業記念制作Magicビデオのタイトルかと思った^_^;。

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