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今回は、ちょっと趣向が変わってます。 知恵の輪の発明は、いったいいつ頃まで遡るのでしょう? 諸説紛々ですが、かなり古代、紀元前にまで遡ることはまず間違いないでしょう。勿論、金属製の知恵の輪はずっと後の物で、当時は木と陶器と紐を組み合わせた代物だったでしょう。 物の本を読むと、知恵の輪の発祥の由来に、「防犯用途(鍵の代用)」「呪術的意図」などがまことしやかに書かれていますが、それはどうかなぁ?って所が僕の意見です。 防犯用の鍵代わりと言っても、ちょっと気の利いた石器があれば、そんな鍵はすぐ破れてしまうでしょう。呪術的な意味も...確かに、結び目には霊力が宿るとか、悪霊を封じる力があるという思考は有りました、と言うか、今もあります。でも、古代人がそれを信じていたかとなると、まあ、僕らが迷信を迷信として信じる程度には信じていた、という程度に過ぎないんじゃないかな? 人間の性質が千年二千年でそう変わるとは、僕は思えないんですよ。...例えば、病気という災いについては、僕らは「公衆衛生」って知識を得たから、神社のお札に頼らなくても済むようになりましたが、原因が解からない交通事故という災いについては、依然としてお札に頼っている、と、まあ、そんなもんだと思うんです、古代人だって。 それよりやはり、古代人も知恵の輪の「遊戯性」に夢中になったんだと思いますね。考案者の仕掛けたトリック、そしてそのトリックを暴き、見事謎を解いたときの開放感。あの一瞬の爽快感は、自分の頭をフル回転させ、顔を真っ赤にウンウンいった者のみに与えられる、勝利の美酒でしょう。そこには、王も奴隷も男も女も、何の差別も区別もありません。正に万人に平等に与えられた楽しみです。 それにしても.......解けんなぁ。 |
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(著作権:???)