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『あのフィルムを返してくれ!』

―ナース―(ウルトラセブン)


  じゃじゃーん
 ついに、虎の子のガシャポンの登場です。コレが紹介したくって、このページを立ち上げたようなもんです。ああ、今年の始めにこれが世に出ていれば、迷うことなく年賀状に使っただろうに!

 このナースの主人、ワイルド星人たちは、老齢化して未来のない種族です。そこで、若い生命いっぱいの地球にやってきて、その若さを吸い取ろうとする...と書くと、なんだか女子高生に援交をせまるハゲ親父みたいですな。
 ま、その為に彼らが使う道具ってのが、
「生命を撮るフィルム」で、そのカメラで撮影されると、命を吸い取られてしまう...って、おまえは文明開化の日本人か!真ん中に写っているヤツは寿命が3日縮まるんか?!
 フィルムをウルトラ警備隊に奪い返されたワイルド星人は、怒るんじゃなくって、嘆き懇願します。この辺がそこらの侵略宇宙人と違う。
「お願いだ、フィルムを返してくれ! 故郷には、それを待ち望んでいる大勢の人達がいるんだ。このままではワイルド星は滅んでしまう。そのフィルムが、私たちの、たった一つの希望なんだ」
 ウルトラ警備隊はそんな懇願をはねつけちゃうわけですが、一方で僕は「解かるぜワイルド星人さんよ。地球にゃあ、あんた達に命をくれてやったほうがよっぽど世の為人の為になるヤツぁゴマンと居るよ」とワイルド星人の肩をたたいて慰めてやりたくなりました。

 話題は随分ナースから離れましたな。
 僕の印象では、ナースって、
「龍」というより、「蛇」のイメージが強かったのですが、やっとその理由に思い当たりました。
 ナースというと、怪獣図鑑には必ず、このガシャポンでも使われたこの場面の写真が載っています。
 このシーンが、幼いころ読んだ
「道成寺」の挿し絵そっくりだったからです。ほら、吊鐘に女の大蛇が巻き付いて火を吐くシーン。
 一度付いたイメージって、なかなか強烈ですね。

(著作権:円谷プロ)

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