日々のこと(20024月)

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2002年4月25日木曜日(雨 )

 梅も桜も終り、ハナミズキやつつじが満開です。

 どこか清楚なハナミズキ、集団で華やぐつつじもいいのですが、私はこの時期、ぼたんが好きです。

 あの存在感、あの豪華さ。バラも大好きなんですが、ぼたんにはかなわないでしょうねえ。

 立てば芍薬、座ればボタン、歩く姿は百合の花。

 そんな姿になりたいものです。

 さて。

 弁当を持って学校に行くようになった長男。毎日の弁当作りで、少々生活が変わりました。

 まず、買い物が楽しくなった。これまではあまり見向きもしなかった冷凍食品のお弁当用惣菜をよく見るようになりました。昔、私が中学だった頃の冷凍物って、せいぜいがエビフライやとんかつ、コロッケぐらいだったし、しかも油で揚げなければならないものばかりだったと思います。が、今はすごいですねえ。チーズ入りちくわの磯辺上げとか、五目入りがんもの煮付けとか、キンピラゴボウ、グラタン、クリームコロッケ、ハンバーグ、味噌とんかつ、もっとすごいのは、カツカレーまでそろっております。しかも、すべてレンジでチンするだけで大丈夫なものばかり。高いので私はあまり買いませんけど。

 また、煮物を多くするようになりました。ひじきの煮物やこんにゃく、しいたけや昆布なんてものをちょこちょこ煮ておく。キンピラもサッと作っておく。牛肉の佃煮なんても作っておく。常備菜が増えました。で、体重も増える。やですねえ。

 それに、夕食の献立に、明日弁当に詰められるものってのが1品加わるようになりました。

 ですから、食費がもんのすごくかかるようになりましたねえ。痛いです。米の消費量が多い。これまでの月20キロではとても足りないでしょう。月25キロから30キロ。すごいなあ。

 先日、子ども達の体操教室についていく際、ちょっと時間があったので、手前の駅で降りて、去年まで住んでいた家のあたりを散歩してみました。家にはもう次の方が住んでおられます。なんだか私が住んでいた頃よりも、こざっぱりしている様子。

 表通りには次々と飲食店が出来ています。今あのあたりに住んでいたら、外食には全く何も困らないだろうなあ。しかし競争も激しいんだろうなあ。やって行けるのかなあ。人事ながら、ちょっと心配にもなる。

 古い、在庫が山のように積まれていた雑貨やも、ファーストフードの店になってしまっていました。毎日、やかんや鍋や、すだれや風呂の蓋なんてものを見て通っていたのになあ。ちょっと淋しいものです。

 引っ越しが多い私には、そのように懐かしい風景ってものがたくさんあります。そしてその周りにはずっと変わらずに挨拶して話かけてくれる人がたくさんいます。

 お隣に住んでいたおばさんも、反対のお隣のおじさんも、美容室のお兄さんも、クリーニング店のご夫婦も、お惣菜やさんも、お肉やさんも、床屋さんも、皆覚えていて下さって、話し掛けてくださいました。うれしいな。

 今日は以前子ども達が通っていた学校でご一緒だった友達と久しぶりに会って話しをして、食事もしました。久しぶりに食べたインドのカレー。ナンはかりっと、カレーはピリッと、チャイには茶色い幕が張っていたし、デザートは甘く、タンドリーチキンはスパイシー。話は弾み、笑いが続く。

 朋遠方より来る、楽しからずや。

 出会いがあり、形を変えて付き合いがあり、別れもあるけど、周りまわっていつかまた出会う。そーんなものなのかもしれないなあ。生活ってものは。

 

2002年4月20日日曜日(晴れ )

 昔。朝からパン屋に寄り、ブルーベリーベーグルクリームチーズ入りってのを買って、朝から2個も3個も食べていた時がありました。大抵は4個買っておりましたねえ。

 確か、銀座の大きな出版社でお仕事をしていた頃ではなかったかと思います。

 毎日毎日ブルーベリーベーグルクリームチーズ入り。

 我ながら、毎日ではちょっと恥ずかしいなあ。でも、他のもの(例えば、目玉焼きがまるまるひとつ入っているサンドイッチなど )では、おなかは満たされるものの、心までは満たされないなあ、なんて思っておりました。

 朝。走っていて、どこにも寄ることが出来ないなんて事情の時。帰りにそのお店に寄ってみても、まず、ブルーベリーベーグルが残っているなんてことはありませんでした。ましてや、クリームチーズがはさんであるものなど、絶対に残っちゃいません。

 でも、いつしか月日は流れ、やがて、その店は事情により閉鎖され、私の朝のブルーベリーベーグルクリームチーズ入りを購入。そして朝のコーヒーとともに、仕事の合間を盗んで食べるなんてことも、終わってしまったのです。

 が。

 あれから数年。ブルーベリーベーグルを見ると、なぜか私の血が騒ぐなんてことにかわりはなく。今でも見ると必ず数個購入しております。で、上手い具合に我が家の冷蔵庫に、クリームチーズがあったりすると、あらあら、たちまちベーグルもクリームチーズもなくなってしまうってな情況だったりもします。

 今日も偶然のお店で発見し、3個買って帰りました。

 匂いや人や風景で、ふと、昔を思い出すってことはよくあると思うのですが。私の場合、具体的な食べ物でよく昔を思い出します。

 そう言えば、先日行ったお芝居の席で、昔と同じようなにおいがしていました。弁当のから揚げの匂い。「あの、お席でのご飲食はご遠慮いただきたいのですが 」と、注意を受けていた先日と違い、今回は実際に幕が上がるまでは、弁当だって飲み物だってなんとも言われないようで、あちこちで弁当を広げておられました。

 おしゃべりだって、幕が上がって、役者がしゃべり出すまで続く。なんとものどかなものでした。

 今回見たのは、森光子さんの「放浪記 」です。もちろん、林芙美子さんのもの。

 なーーんと言うのかなあ。

 言葉にならないような、ずっしりと、いろいろ思うことがありました。

 原作に感じる部分と、脚本に感じる部分と、演出に感じる部分と、そして、なによりも、演技に感じる部分と。

 でんぐり返しがどうとか、森光子さんの美しさがどうとか、そんなことではなく、私が生まれるよりも以前から、ずっと演じられてきたこの主題の大きさ。そして、ずっと演じられる魅力。今でも同じように感じることが出来る演技の魅力。演出のすごさ。そんなものをひしひしと感じました。

 林芙美子にも魅力があり、演じる森光子にも魅力がある。

 だからここまで続いているんでしょうねえ。

 銀座に寄ったついでに、去年から銀座のエルメスの隣、一等地に店を持たれた、私の仲人さんのところに挨拶に寄りました。去年から行かねば、行かねばと思っていて、ようやく気が向いたのです。

 確か、仲人をしてもらった頃、彼は今の私の年齢ぐらいだったはずで。その頃お子さんってのは上の方がようやく中学に入られた頃で。

 そのお子さんは、今、私の元夫の所で仕事をして、子ども、つまり、お仲人さんにとっての初孫が出来たってのを、そのときに聞きました。

 私って、ずいぶん年をとったんだなあ。

 エルメスの、あの高い、とてつもなく高いガラスの壁の隣を歩きながら、あらあら、私って一体なにをしているのやら。いつものように、そう感じて帰って来ました。

 花のいのちはみじかくて、くるしきことのみおおかりき

 そう読んだのは林芙美子ですが。

 私にはどんな歌が詠めるのかなあ。どんなこの先を生きて行くのかなあ。

 なーーーんかなあ。なーーーーんなんだよなあ。

 そろそろ外では虫の音が聞こえ始めるのでしょうか。

 

2002年4月15日月曜日(晴れ )

 昨日。突然の電話。元夫の父親から。つまり元舅から。上京してきているので、出てきて夕食でも一緒にどうかとのこと。

 向こうにあまり時間はなかったのだけど、子ども3人連れて赤坂まで出かけた。

 元舅は、年を取ったのかなあ。どうしたのかなあ。

口を開いて言うことと言ったら、今年中学に入った長男に、地元に戻って地元の学校に行けってことと、長男の父親の病院を継げってことばかり。それは、ずっとずっと先のこと。でも、今からちゃんと準備してないと、間に合わないこと。で、うちでは準備なんて絶対に出来ないことだなあ。ま、頭がよくて、国立の医学部に、塾にも行かず、予備校にも通わずに自学自習をして合格するのなら別だけど。

 いろんな思いがあるのだろうなあ。

 言われた息子がどう感じたかはしらないけど。

 

2002年4月13日土曜日(晴れ )

 がまの油方式には、既に問題点が浮上してきています。

 忙しくて、購入した鏡がまだ1つであるということ。

 その鏡を置く場所がなかなか決まらないこと。

 鏡に映る我が姿に絶えられなくて、ついつい前を通っても見ないふりして通り過ぎてしまうこと。

 鏡を見るとどうしても鼻くそをくっつけたくなる習性が子どもにはあるらしく、すでに鏡が曇って汚れてきていること!!。

 ひとつ玄関に置きたいのだけど、確か風水によると、玄関に鏡を置いてはいけないらしいし。居間にもおきたいのですが、そこは夜私が寝る場所でもあり、風水によると、寝室の鏡ってのはよろしくないらしい。

 私のダイエットのために、家中が不幸になったら、、、、ま、それでやせられればいいのだけど、、、。ま、以前の家ではずっと置いておりましたが。。

 離婚でもすれば、10キロは確実に落とせる自信はあるんだけど。離婚ってのは絶対にひとりじゃできないしなあ。

 あ、そう考えると、離婚を2回もした私ってのは、とっても恵まれた人生を送ってきたのかもしれない。

 さて、ダイエットの話に戻ると。

 去年の夏ごろからすっかり体を壊し、すぐにむくむようになってきたこの体。ここのところもトイレに行く回数がめっきり減り、指輪なんて全く入らなくなり、靴だってつま先の細いやつはお役目ごめんになってしまっている。

 むくみには小豆よ、すいかよ、きゅうりよ、海草よと、何度も小豆を炊き(しかし数回食べるとあきてなべごと腐らせる )、きゅうりをかじり(これもすぐにあきる )、スイカは高いし時期じゃないし、こんぶ入りひじきの煮物なんてものを大量に作り、頑張ってきたつもりではありました。

 が、私の弱点って言えば、長続きしないこと。

 で、先日テレビで「スギナを乾燥させてお茶にして飲むと、むくみが解消される 」ってなものを見て、早速実家に電話。

 「ねえ、そこらへんにたくさん生えているスギナを摘んでさ、乾燥させて送ってよ 」

 電話に出たのは、姉。

 「なんで? 」

 「むくみに良いらしいのよ。どうも最近体重が増えてむくんで仕方ないの 」

 「ふーーん。それってさ、むくみなんかじゃなくて、ただの中年太りなんじゃないの? 」

 世間とはかくも冷たきもの。他力を頼らず、荒川の土手にスギナ探しにでも行こうかしらん。

 で、調べに調べて、むくみに効く食品の購入計画が出来上がりました。

 まず、バナナ。

 それから、きゅうりやりんごは当たり前ですねえ。小豆は以前大量に買ったものが大量に残っている。すいかは実家に送ってもらうことにしましょう。

 コントレックス。

 夏になると必ず我が家の冷蔵庫に登場します。引っ越して階段を運んでこなくてはならない運送会社の方、大変でございます。

 それから、ことし注文しようと思っているのが、深層の海水だったけ? なんか海の下から採取したという水。以前ブームになりましたよねえ。

 どっちが良いか分からないので、試してみようと思っているのです。

 しかしなあ。

 一番気をつけなくてはならないのは、楽しい飲み会なんだなあ。ついついジョッキが進み、あらあら気がついたらワインの空き瓶が4本とか。

 で、先日の飲み会の翌日。起きてみたら、枕もとにジャイアンツコーンの包み紙を3個、発見したんですねえ。おっかしいなあ。まっすぐ帰ってきたつもりだったのに。家の冷蔵庫のアイスは食べ尽くしていたはずなのに。なんでかなあ。

 誰かが恩返しのために、ジャイアントコーンを運んでくれたのかしらん? にしては、袋はからっぽだったけど。

 私っていつも意識を失ったところで、あたまをガバット開けて、そこへ炊きたての握り飯をばっかばっかと詰め込んでいるのかもしれないなあ。

 

2002年4月10日水曜日(晴れだったのか曇りだったのか・・ )

 この時期。私とは切っても切り離せない話題があります。

 毎年、毎年、懲りずにやり始めるもの。

 そう。ダイエット。

 今年のダイエットテーマが決まりました。準備も整いました。

思い起こせばここ数年。毎年毎年様々なことをやって来ました。でも、相も変わらず今年もテーマを決めて取り組むってことは、全く成果が上がってないってことなんでしょう。どうしてかなあ。

では、そろそろ発表いたしましょう。2002年、今年のダイエットのテーマは

 『がまの油方式 』。

 ふと気がつくと、去年の7月に引っ越しをした時から、我が家には鏡というものが全くなくなってしまっておりました。お化粧をする鏡は、置く場所がないので、粗大ゴミにしてしまったし、あとの鏡は作りつけだったし。

 現在、クローゼットの扉の鏡と、化粧台の上の小さな鏡しかありません。

 考えるに、それってあまり良くない。体重計が恐ろしくてずっと乗らないでいることや、鏡を見ないで生活するってのは、子どもの成績を見ないで志望校を決めるような、写真と履歴書だけで結婚してしまうような、テストだけで職員を採用してしまうような、間取り図だけを見て部屋を借りてしまうような、そんな取り返しのつかない危険を伴います。

 で、買ってきました、でっかい鏡。今のところ1枚ですが、これから序序に増やしていき、各部屋1枚は姿が映る鏡が置かれていて、まさに、がまの油状態で自分の姿が見れる環境を整えるのです。これからは、どこにいても、どちらを向いても、たらーーり、たらーーーりと脂が出て行くような、そんなダイエットを目指すのです。

 そう言えば、この前行った石垣島の民宿のお風呂で、鏡に映った自分の姿に、本当に本当にびっくりしましたもの。

 仰げば尊し、保育園の送迎、ってもんで、あんなに大変だった保育園の送り迎えも、実はダイエットにとっても役に立っていたことが、最近わかりました。

 絶対にその時間までには、雨が降ろうが雪が積もろうが、嵐だろうが雷だろうが、必ず送って行って迎えに行かなきゃならないって気持ちの緊張感。それに、さっさと支度をさせて、自分だって化粧をして着替えをして、ご近所に挨拶でもして、玄関の掃除もして玄関を出る敏捷性や計画性。ちょっとの距離だけど、自転車や歩きで保育園まで往復する運動量。それに、必ず誰かに会うという、少々の緊張感。

 バカにしてはいけなかったのですね。

 保育園の送迎がなくなり、自宅で仕事をする日には化粧もせず、着替えもせず、だらりんだらだらと過ごすことが多かったのと、最近仕事にスーツを着ることが少なくなり、いつもノーウエストのワンピースをすぽっとかぶり、エプロンやカーディガンで腹回りを覆ってしまっていたことも、体系が怠惰な形になるのに多いに関わっていると思います。

 部屋中に鏡があって、パジャマのままの姿や化粧もせずに寝ぼけてむくんだ顔や、寝癖がついたままの髪の毛などがいつも映っていたら。そりゃイヤな気がするので、少しは気をつけるようにもなるでしょう。

 ま、結局は、他人の目ってのがあれば一番よろしいのでしょうけどなあ。

 恋でもすれば、たちまち、あらよっと10年前の体型を取り戻すのでしょうけどなあ。

 鏡か、はたまた、人の目か。どちらにしても、がまの油よろしく、体中にたまったくすみや水分や脂肪をしぼりとるんだ。

 

2002年4月7日日曜日(晴れ )

 我が家には、今パソコンが4台あります。

 うち、日常的に使っているのは、私が使っているこの1台「タクヤ 」だけです。

 長男の中学進学にあたって、父親がノートパソコンを送ってきました。何を考えて新中学1年生にノートパソコンを送ってきたのかは知りませんが、ちゃんと自分で使いこなせるようにとの希望からでしょうか、たくさんのマニュアル本も一緒に贈られてきていたようです。でもなあ。その割には、彼が一番好みそうな、囲碁のソフトも入ってない。それに、新品ピンでもない。確かに使った後があり、ボードには父親からの子ども向けのメッセージが真ん中にデンと居座っている。

 不思議だ。

ノートパソコンを与えることで、父親として子どもに何をして欲しいと望んだのでしょう。どうしても分からない。パソコンさえ与えていたら、自分で何かを見つけるとでも思ったのでしょうか。この先を生きて行くには、パソコンって絶対必要だし。だから身近にあったほうがいいと思ったのでしょうか。インターネットにつないだって、彼がつなぐとすると、電話線の工事だって必要だし、プロバイダーの料金だって必要になってくる。そんなんを期待したのかなあ。彼がインターネットにつなげば、メールの交換だって出来るでしょうし。

 うーーん。分からん。

 息子はもちろん自分でなんとかなんていたしません。ずっとノートパソコンはそこらに打ち捨てられておりました。ま、パソコンが生活と切っても切り離せなくなるってのは、大人の私であっても、仕事で必要になってからと、インターネットで情報収集をしたり、知り合った人といろんな話をしたいから、ってのが第一条件でした。さしあたっては、ゲームボーイアドヴァンスで事足りる彼には、今どうしてもこのノートパソコンをどうにかしなくてはならない、動機がないのだと思われます。

 小学校低学年で、HPを立ち上げてしまうお子さんだってたくさんいます。ネットで友達を作ってしまうお子さんだっています。

 でも、うちの息子の場合。今、彼にパソコンを与えて、インターネットの環境も与えてしまうことが、一体どんな成果を生むのか。

 そりゃね、良くないと思うのですわ。絶対に。特に、与えっぱなしの状態ってのは、良くないですね。絶対に良くない。与えるのならば、ちゃんとフォローをって、インターネット環境に対しては思います。

 ゲームの時にもずいぶん思いましたもの。先に与えてはいけませんね。本当に必要があれば、彼は彼なりになんとか考えるはずなんですよね。与えてししまって、いろんなことを知ってからでは、もう、どうしようもなくなってしまう。

 大体。必要があれば、親に許可を求めて、一時的に借りるってのが、普通の段階だと思うのです。

 「かあちゃん、明日のこの授業のこの単元で、こんなことを調べなきゃならないので、資料をみつけたいんだ。だからちょっとパソコンを貸して 」ってな風に。

 そうしたら、検索の方法から、印刷のやり方まで、ちょいと教えてやることだって出来ると思うのだけど。

 必要がないのに与えてしまうのがどんなことなのか。それは分からないけど。打ち捨ててあるのは、どう考えてももったいない。あ、そう言えば、うちにはテレビ電話ってものも、どこかに打ち捨ててある。今じゃ、パソコンでも携帯でも、画像を送ることが可能なので、このテレビ電話ってのは、普及することなく終わってしまいそうな気配ですよね。

 このテレビ電話ってもの。いずれ、レア物になるかもしれない。

 囲碁盤ってのも、懇願された彼の祖父が送ってきたものがあるのですが、今じゃたんすの上の飾り物になってしまっている。

 昔、パソコン雑誌の隣で仕事をしていたとき、その編集長が、小学校の頃からパソコンに興味をもち、たくさんの機材を壊したり組み立てたりしていたってのを聞いて、あ、やっぱり興味を持ったものは身近にあった方がいいのかなっては思うけど。でも、その興味ってもんにも、かなり違いはありそうで。

 インターネットもなあ。アダルトサイトがなければ、子どもに与えるのにそうそう悩まなくても済むのかもしれないのだけど。

 雅子様は、子どもが生まれてきてくれたことへの感謝で涙を流されました。

 生まれてきてくれたことは、そりゃうれしいです。でもね、彼らは育って行くのですよね。それをひとりでどうにかしなきゃならないことって。

 なーんかなあ。最近、母子家庭ってのが、とてつもなく重たいものに感じられてきております。

 

2002年4月5日金曜日(晴れ )

 はへれ? はいひちこうひんするなんてひってなはら、もう5ひちひなってひまったのへすね。

 へっ? はにほいってるのか、はかんんはい? ほれはほれは、だっへ、いまかふんふょうでまったふはふぁながつかひものひならなはいんで、こんなひゃべりになっひゃうんれふ・・・ 。

 いやあ。昨日今日の花粉ってば、もんのすごいですねえ。ここ2〜 3日続く得体の知れない強風にあおられて、地球上の花粉が東京に集まってきているのではないでしょうか。おかげで、私の言葉は今のところ、上に書いたように聞こえます。自分の声なんて全く聞こえません。一言しゃべると、聞いている人は「あら? 鼻詰まり? 」って分かるらしいです。

 ほりゃひろいものらひい。

 もう、薬さえ効かない。一体どうすればよいのか。鼻の下だけでなく、口の周りまでも真っ赤か。ずっと口で息をするので、のどは腫れ腫れ。ああ、痛い。唇はからから。しわもかさかさ。ティッシュは昨日から3箱目。くしゃみは連発。

 しかし、それにしても、今年の花粉は目にはきません。鼻への集中攻撃です。

 普通にしているのに、あっと気がつくと鼻水がたら〜 り、たら〜 り、ぽとんと落ちてくるなんて、普段では絶対にありえないことでしょう。この時期にお見合いなんてする人って、一体どうしているんでしょう? まさかこれを書いている現在の私のように、両方の鼻の穴にティッシュを突っ込んでいるってわけにもいかず、常に鼻をかんでいるわけにもいかないでしょうし。

 おまけに、鼻が詰まっていると、食事の味なんて全くわからない。あ、おまけに、飲み物を飲む時、その時間配分を間違えると、死にそうになってしまいます。鼻が詰まっている時に、飲み物をいっき飲みして死んでしまったら、それは自殺になるのでしょうか?

 死ぬで思い出しました。今日、実は死にかけたんです。しかも、息子に殺されそうになった。

 思い出すのも恐ろしい。自転車の後ろに乗せた息子が、後ろの車輪に両足を突っ込み、走っていた自転車の後輪が突然動かなくなり、そのままばったんと倒れてしまったのです。道路で。あの時もしも車が来ていたら・・ 。今頃花粉症ぐらいでは悩んでいなかったと思います。

 そう言えば、息子の大きい方は、同じように後輪に傘を突っ込んで、同じように倒れ、足を少し折ったことがありました。全く歩けないと人を呼び出して回りの人を巻き添えにして騒いで病院に運ばれたくせに、翌日予定していた温泉付きプールでは、包帯をかなぐり捨てて泳いだりもぐったり、滑り台をすべったりしておりましたっけ。

 それにしても、腰もどうやら少々ぎっくりの気があるらしく、今朝からしくしくと痛んでいる。体だってそうそう疲れがとれずに、なんだか万年疲労になってきている。むくみもひどいしなあ。急に増えた体重だって、全く減らない。しわやしみだってなんだか気になる。

 もう年なんだろうなあ。はーーーっ。

 もうすぐ不惑へ足を突っ込むということと、周りになんだか再婚話が多いってことで、時々むなしいものを感じております。

 でもさ、もしも再婚なんてしちゃったら、この花粉の時期、両方の鼻の穴にティッシュを詰め込むなんてこと、出来ないですよね。一体そんな時、皆様どうやっていらっしゃるのやら。やっぱ、ひとりが気楽だ。ひとりがいいぞ。   はーーーっ。

 

2002年4月1日月曜日(晴れ )

 どうも最近真面目に御飯を作っていない。朝から作ったものと言えば、にら入り卵焼きやらおにぎりやら石垣島名物紅白かまぼこ。昨夜はインスタント沖縄そば。

 少々反省し、いっきなり、ふきとたけのこの煮物やらを作りました。このえぐみこそが春の味ですねえ。しかし、あく抜きに時間がかかりすぎ、おまけに途中仕事の長電話がかかってきたりして、結局この煮物は夕食には間に合わず、おかずは買って来たコロッケ。

 ずっと留守にしていたもので、今日は朝から宅配便ラッシュ。いつもこんなに荷物なんて来ないのに。人がいないとなると、そこを狙ったかのように集まってくる。なんだか留守にしていたことを非難されているような気分。

 ふきとたけのこの煮物に使ったたけのこは、その宅配便の中のひとつで、実家から大量に送ってきたものです。ダンボール箱一杯のたけのこの皮を、一枚一枚・・ なんて面倒なことはせずに、がばっとむしりとれるだけむしりとるなんてことをしていたら、皮だけではなく、私の爪までが剥がれ落ちてしまいました。なんだか骨まで削り取られたような気がする。  結構痛いです。

 たけのこの中に、ピカリと光るものがあり、切ってみると、中から世にも美しい輝くひとりの女の子が出てきた・・・ と思ったら、あらあら隣に鏡が落ちていて、皮をむいている私が映っていたものでした。いやあ、ここのところ、お肌の調子もよくて、つるつるぴかぴか。20歳は若返ったような気分です。春に向けて万全体制。なんの万全かって? ほほほ。ヒ・ミ・ツ。

 仕事も順調。子どももおりこう。体調もよく、人間関係もスムーズで、最近なんのストレスも困難なこともありません。

 幸せってこんなものなのかしら。そのような思いをかみ締める日々です。

 そんな思いをこれからは毎日書き留めて行くことにいたしましょう。これからは毎日更新するようにしよーーっと。

 と、4月1日に記す。なんだかとってもむなしいわ。