日々のこと(2001年8月)
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2001年8月30日木曜日(曇り) |
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なんとか復活しました。いやあ、医者ってのは、病院ってのは素晴らしいものです。 心配してくださった皆様、メールなどをくださった皆様、どうもありがとうございました。 ここ1週間ばかり‘ド ’の付く体調不良で、夜も全く寝ることが出来ず、真夜中に起き出して台所に座り込み、もう駄目かも、と思ったことも数知れずありました。でも悲しいかな病院に行く時間がない。市販の薬を3本飲み干し、それでも全く症状が改善されないので「いよいよダメなのかなあ 」なんて思っておりました。 ところが、ちょっとの時間を見つけてとにかく病院に駆け込んで、そこで処方箋を出してもらい薬を飲み続けて今日で3日目。午後からなんとか普通の暮らしが出来るくらいに回復しております。 いやあ、日常ってのは、健康ってのは、何にもましてありがたいものですねえ。 普段「つまらない、つらい、きつい、イヤだこんな暮らし、こんなことの繰り返し 」なーんてぼやいているただの毎日ってのは、本当にかけがえのない一瞬一瞬だったんですねえ。つまらない暮らしでも、それができるだけでもありがたい。 ところで、私の体調が悪かろうと、子どもの態度が悪かろうと、これまた成績が悪かろうと、金運が悪かろうと、男運も悪かろうと、ただ時は過ぎていたんですね。もう明日で8月も終りです。街のショーウィンドーには、もう秋のお洋服のディスプレィ。隣の50%オフのコーナーに吊り下げられた夏物が、なんだか肩身が狭そうにしている。この前までため息をつきながら眺めていた同じ品が、もう、この世の中には全く価値のないもののように、いらないもののように、おまけか付録品のように思えてしまうのはどうにも不思議です。 あ、子ども服だけはそう思わないけど。 暑い暑い、いやだなあ、こんなのって。もうなんとかならないのかしらん? なんてつい最近まで思っていたのに、もう終り。こうなると、ああ、ちょっと待ってよ、そんなに早く行かなくってもいいじゃん。遣り残したこともたくさんあるんだから、少しはゆっくりしていったら? なんて思ってしまいますよね。 考えてみれば夏ってのは短いのです。短いのに夏休みなんてものがある。だからなんだかながーーいもののように誤魔化されてしまうけど、クーラーを入れる時期と、暖房が必要な時期を比べてみたら、そりゃ暖房が必要な時期の方が断然長いわけなのです。なのに冬休みは短い。こりゃどういうわけ? やっぱ世間的に、夏の方が遊びやすいと考えているからなのでしょうね。夏に旅行に行くほうが、冬に行くより荷物は少なくて済むし。 世間がそう言ってくれているのに、我が家の夏はただ過ぎてしまいました。あ、子ども達は結構遊んでいたようですし、各自あちこちにもいけたようでもあります。ただなあ、肝心かなめの私は、この夏仕事だけで終わってしまった。とーーーーっても、悔しい。 でもね、神様は見放されなかったのです。こんな私のことを。 明日はSMAPのコンサート。東京スタジアム。なんと今年はアリーーーーナ。 吾郎ちゃんはいないかもしれないけど、楽しんでこようと思っております。るん。雨なんて降りませんように。 |
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2001年8月25日土曜日(晴れ) |
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今日はおとめ子の誕生日。未熟児で2ヶ月も早く生まれてきたあの子も、もう10歳です。とっても可愛く、とっても賢く、とっても素直に育っております。ま、私の子ですからね、ちょっと頑固でちょっと変で、ちょっとがさつなところもありますが。 それにしても、めでたい、めでたい。とにかくなんでも、めでたい、めでたい。と、おもいきや。 なんですとぉぉ、稲垣吾郎ちゃんが逮捕ですって? あらあら。駐車違反ですって? 傷害ですって? 31日のコンサート、無事に行われるのでしょうか。ちゃんと5人そろうのかなあ。今年は真後ろからの「ごろーーーーーちゃーーーーーん 」おばさんの怒鳴り声は聞こえないのかなあ。 ちょっと心配です。 |
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2001年8月21日水曜日(台風による雨、そして風 ) |
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やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。 ただし、何かをする気になるには、それなりのきっかけは必要なようです。 なーんてことを言っているから、常に崖っぷちをふらふらと歩く羽目になり、たまには奈落の底まで転げ落ちたりもして、それでもたくましく這い上がり、もうこれで懲りたかと思いきや、全く反省のかけらもない様子にて最大瞬間風速が出るのを待ち続ける、、、、、そんな人生しか送れないんですよねえ。 ころばぬ先の杖を持ち、石橋は常に叩いて渡る。そんな人になってみたいものだ、、とずーっと思っているのになあ。 というのも、ここのところ、後回し、後回しと先送りしていた問題がドッと一時期にやってきてしまい、今日で3日目の準徹夜となりそうだからです。この夏休み、転校が決まっている子ども達に宿題はありません。3人ともいたってゆったりと過ごしております。ただ、その母親だけが毎日カリカリと八つ当たりを繰り返しながら、すれ違う子どもを誰彼ともなく怒鳴り倒して、そこいら中を走り回っている情況です。ああ、この歳になってもこの8月の後半にこんなに苦しい目に合うなんて。。。。。 自業自得というものなのでしょう。 しかし、母親がこんなにカリカリしていても、台所には洗い物が山と積まれ、洗濯物はかごから溢れ出し、ゴミはそこいら中に落ちて、積んであった本の山は崩れ落ちています。トイレに行けば誰かが床に粗相をしているし、風呂に行けばタイルの目地は黒ずんでいる。冷凍庫を開ければ、ジュ―スを凍らせようとしてこぼした跡がこんもりと盛り上がっているし、ゴミ箱は満杯で小さなゴミがそこら中にあふれ出している。アイロンをかけるシャツはたまり、床には髪の毛がたくさん落ちている。布団は湿っぽいし、枕カバーは子どものよだれくさい。 「確かあんたは去年の授業参観で、世界平和とか助け合いなーんて言いながら、ユニセフ募金について調べたことを発表していたよねえ。その前は確か、地球環境問題なーーんて言いながら、かんきょーかんきょーといろいろ調べて発表していたよねえ。つい最近まで、共に生きる、なーーんて言いながら、ジェンダーフリーに付いてやってたよねえ。ふーーん。それが一体なんだ!! よそでは偉そうなことや分かったようなことを言っておきながら、疲れた家族ひとり思いやれないようなヤツが、なにが世界平和だ、なーーにが助け合いだ、なーーにがジェンダーフリーだ、なーーーーにが共に生きるだああああああああ、ふざけるなああ!!!! 」 そう怒鳴ってしまいました。 怒鳴っている間にも時間は過ぎていき、ああ、今日は何時間寝れるのでしょうねえ。 しかし、相手が子どもだとそれでも許せるが、相手が夫だときっと許せないのでしょうね。これもまた不思議なものだ。 でもね、やれば出来るんです。今日仕事先の方に「ま、無理でしょうねえ。本当は無理じゃあ困るんですけどねえ。でも、とにかく、今日はやらない方がいいですよ。そーんな真っ赤な目をして無理してやっても、とてもじゃないけど良いものは出来ないでしょうからねえ 」なーーんてことを言われたのです。「いや、もうすでに出来てはいるんです。がね、ですが、プリンターがどうしても作動しなくって・・・ 」「いやいや、プリンターの問題なんかじゃあないと思いますがねえ。心がけの問題でしょう 」「・・・ 」。 ボッ! そこで私のお尻に完全に火がついてしまったのです。ふんっ! そうよ、サボっていた私が悪いのよっ。やってやろうじゃあないの。明日までになんとしてでもプインターを修理して、5枚書いて印刷して、100枚コピーしてそれを5枚ずつ束ねるだけじゃあないの。ふんっ! プリンターさえつながれば、そんなのって朝飯前よっ! と、プリンターを蹴飛ばしたら・・・ 。見事つながりました。引っ越し以来全く作動せずに接続にずっと苦労していたプリンターが。現在、快調に印刷をしております。明日には出来上がるでしょう。ちなみに締め切りは明後日です。 私に必要なのは、スケジュールでも前倒しでもなんでもない。ただ、お尻に火をつけてくれるきっかけだけなんだなあ。 あ、こんなに苦しんでいるのに、全く体重は減りません。原因は、最近発売された「秋味 」なんでしょうなあ。さあ、もう一息頑張って仕上げて、風呂入って、秋味をプシュッ、ごくっ、プハーーーー、と行きましょう。 |
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2001年8月18日曜日(晴れたり曇ったり ) |
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久しぶりに後味のわるーーい思いをしております。 昨夜、本当に久しぶりに爆発してしまったのです。相手は長男。 あまりにも何もしない彼に対して、だったのですが、その前は2人で雨の中傘をさして谷中の墓地や上野の森を散歩して、買い物もしてもおりました。途中、ちゃんぽんと書かれている看板に引き寄せられて、遅い昼食なのか早い夕食なのか分からないものも食べたりして。 古本屋に立ち寄り、私がまだ手にしてなかった赤川次郎を選んでいると、相変わらず本には全く興味を持たずに漫画をもってくる彼。それでも読まないよりかはましかと買ってやり(どうせ100円だったし )家に帰ると早々に読みふけっている。そのまま漫画三昧。とレッシングペーパーなんて取り出して、また、丁寧に丁寧に気に入った場面をうつしはじめる。何時になってもやっている。こっちは買って来た赤川次郎に読みふけっている。夜はだんだんとふけていく。 ああ、明日は塾なのに。明日の宿題なんてやってもないくせに。 「ねえ、飯はまだ? 」 その一言に突然ぷちーんと何かがぶち切れてしまった。どうしてだったかは、今となっては分かりません。 それからは止め様と思っても全く止まらない説教の嵐。最後は彼の部屋に彼の布団を運び、ドアをバタンと閉めてしまった。 以後、口もきいておりません。 今朝から神妙にしている彼は、昨夜は言い訳もせずにただ泣いておりましたっけ。何も言っても参りません。ただずっと部屋に閉じこもって、たまには勉強などもしていた様子。お昼まで食事もとっておりませんでした。 本当にいいやつなんだけどなあ。本当に本当にいいやつなんだよなあ。親に叱られて泣くなんて。私は2年生ぐらいまでだったなあ。後は反抗していたなあ。でも、いいやつってのの多くは、おりこうで真面目でなんでもきちんとするってことと相反しているんだよなあ。 昼過ぎに、作ってやった特性うどんとスペシャルサンドイッチをペロリと平らげ、重たい荷物をしょって塾に出かけていた彼が先ほど帰ってまいりました。彼の部屋にほおりこんでいた布団をもとの位置にもどしてあったのが痛く気に入ったらしく 「ねえ、どうして? どうして布団を元に戻したの? 」 と無邪気に聞いてきます。私が暗い部屋でパソコンに向かっているので、ライトを持ってきて明るくしてくれます。こっちの気分が変わったのが分かるのか、なんたらかんたら話し掛けてきます。またうるさくなってきた。でも、まだまだ様子を見ながら、ご機嫌を伺いながらなのが分かります。 この先、後何年あんたと一緒に寝られるか分からないからだよ。かあちゃんひとりじゃあ淋しかったからだよ。もしも今日帰ってこなかったら、とんでもない後悔でこの先どうやって生きていったらいいか多分わかんないだろうから、ちょっと思いなおして気持ちを新たにしたんだよ。そう言いたかったんだけど・・・ 。 「あんまり汚いから布団が汚れるし、さっきゴキブリがあんたの部屋を歩き回ってたからだよっ! 」 口がそう言ってしまっていた。 どうやら母というのは、素直になれないものらしい。 |
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2001年8月16木曜日(晴れ ) |
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引っ越しをして、夢のような家に住み、おとぎばなしのような庭で遊び、あちこち探検して回り、すべてが楽しい毎日・・・・ なのですが・・・ 。 門の前の石段を重たい荷物を持って登ることだって、その石段を足に青あざをたくさんつくりながらえっちらこっちらと自転車を運んでいくのだって、その間散々蚊に食われるのだって、石段に自転車を置きっぱなしにしているのが申し訳ないので、せっせと枯葉や犬のうんこのお掃除をしているのだって、全く気にならずに楽しんでやっているのですが。 ひとつだけ、ひとーーーつだけ、どうしてもたまらんことがあります。 燃えるもののごみ収集の日、ごみ収集車が午前8時にくる!!!! じゃあ前の夜、ひそかにゴミを出して寝たらいいじゃん? と思うでしょう? 思いますよねえ、普通。午前1時を回ったら、別にいいじゃん? とも思いますよねえ。ところが、ここは地元の方々がながーーーく住み続けている高級住宅街。超のつく豪邸がひろーーい敷地に立ち並ぶ一角。2世帯、3世帯で住んでおられる方がとっても多い地域だったのです。ごみ出し所を、夜中何度も見に行ったのですが、誰もごみなんて出してないんです。が、朝8時に駆け込みで出しに行くと、ごみ収集所にはうずたかくふくらんだゴミ袋が積まれている。 「皆で規則を守って、明るくきれいな町を作りましょう 」そーんな声が聞こえてきそうな地域だったんですわなあ。知らなかった。 もちろんゴミ収集車が行ってしまった後は、えっ、ここはどこ? ゴミなんていつあったの? って思うぐらいきれいにきれいになっております。ほこりひとかけらも落ちてない。 あたしゃ、今日5時半にはぱっちりと目が覚めました。5時半にゴミを出すのと、2時に出すのとではどういう違いがあるのでしょう。私にとっては、2時に出すのは朝飯前ですが、8時に出すのはてんてこ舞いなんです。 5時半にゴミ袋を抱えてごみ収集所に行った所、出されているゴミ袋は1個。しかし、その後7時半に再び行ってみたところ、出されていたゴミ袋はたくさん。どうやら、この地域の方々は、平均6時起床ってな生活をなさっているらしい。これまで住んでいた家の収集は、9時ごろでしたが、皆さん間際になってばたばたと出しておられましたっけ。あのあたりの平均起床時間は7時ってなところだったのでしょう。 それにしても、5時半の空気はすがすがしいです。なんだか散歩なんてしたくもなっちゃいます。8時半に息子を起して朝食にするまで、パソコン、読書、散歩、朝風呂、洗濯と、とっても充実した時間を持てたのも、また事実です。友達のひとりは朝の散歩で6キロやせたとか。私も朝からお散歩でもしようかなあ。 しかし、最近夜何度も起きちゃうし、目覚めもなんだか早くなってきております。これって、なんだか実家の母に似ている? あれ? ひょっとしたら、もういい歳ってことなんでしょうか。そう言えば、今日、銀行、区役所と長男を引きずりまわし、でも一番大事な転校の手続きのための書類は忘れて行ってしまい、ふらふらとシビックセンターの25階で1時半からの90分勝負、なんとかバイキングで2人とも動けなくなるまで食べ続け、帰りには神保町の本屋でたくさんの本を買い込みなんとか帰ってきた駅でふと地図を開いたところ、あれ? なんだか私って小さい文字が書かれている地図を、腕を伸ばして遠くに持っていってないかい? とも思っちゃいました。これって、もしかしたら、老眼? 元々目がとってもよろしいので、老眼になるのも早いかなあとは思っておりましたが、まさかこんなに早く来るなんて。 ま、いいや。人生70年としてもまだまだ折り返し地点。80年だったら、折り返しだってまだなんだし。この先もこれまでと同じようなスリリングな生活が待っているとしたら、ボケている暇なんてありませんもの。 というわけで、宝くじはみごとすべてはずれ、SMAPの東京ドームのコンサートもすべてはずれ、ちょっと消沈してもおります。でもなあ、これは、この先もっと重要で重大なくじ運のために神様が調整をされているのだと思うことにして。 そろそろ、あしーーたはない、あしーーーたでは間に合わない、とあいなってきた仕事にでも取り掛かるといたしましょう。 |
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2001年8月14火曜日(晴れ ) |
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あしーたがある、あしーたがある。 最近、私のテーマソングが流行っていますねえ。でも、世間的な捉え方と私の捉え方はちょっと違います。世間的には、今日がダメだったとしても明日がある。明日に希望を持って生きていこう、というものなのでしょう。が、私の場合、今日やらなくたって明日やればいい、締め切りはまだまだ先のことさ、ってな風になっております。 この精神は幼少の頃からのもので、私は夏休みの宿題を8月後半以前にやったことがありません。読書感想文を書かなければならないのに、8月31日の夜中12時ちょっと前から、そのための本を読み始めた記憶もあります。 でもねえ、やるだけ偉いですわなあ。 人生常に崖っぷち、最大瞬間風速の女、お尻に火がつかないと何もしない蛍人間とは、私のことです。 で、やらなければならないものは山ほどあるのですが、いまだにだらだらとすごしております。だらだらたって、寝ているのではありません。雨が降れば雨の行方をぼーっと眺め、枯葉が落ちれば枯葉の行方をぼーーっと眺め、からすが鳴けばそれを眺め、蚊が来ればそれを追いかけ、夕方になれば自転車で買い物に出かけ、夜になればビールを飲み、横目でやらなければならない書類の山をちらりと見ては、 「あしーたがある、あしーたがある 」 と念仏のように唱えながら暮しております。 そう言えば、昔夢中になって読みふけり、近所の古本屋でそのすべてを買い占めてしまった山のような赤川次郎を、そろそろ処分しようかなあと取り出したのをきっかけに、また読みふけっております。昔確かに読んだのに、犯人をすべて忘れてしまっているのにはびっくり。だからまた楽しめます。 赤川次郎の合間に、パールバックの「大地 」なんてものも読んでおります。これは私が小学校1年の頃からの愛読書です。当時は全く意味もわかっていなかったけど。主人公の奥さんって本当にかわいそうな人生だわ、まるで私みたい、けなげで一生懸命なのに、悲劇の塊のような人生だわ、けなげで一生懸命ってのはやっぱり報われないのよ。と、思いながら読み返しております。で、教訓としてやはり 「あしーたがある、あしーたがある 」。 そう言えば、モーパッサンの女の一生を読んだときにもそう感じました。ああまるで私のようだわ。けなげで一生懸命なのに、どうして人はそんな人を裏切るの? だからやっぱり 「あしーたがある、あしーたがある 」。 で、息子に風呂掃除をさせて布団を敷かせてさっさと寝てしまうのです。そうすると・・・ 、 「あしーに蚊が来る、あしーに蚊が来る 」 かゆーくてたまらないぃぃ。 |
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2001年8月12日日曜日(曇り時々雨 ) |
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分かってはいても信じたくないことってありますよね。木村タクヤがもう結婚していて、子どももいる、なーんてこと。 先日、私の高校時代の友達が遊びに来て、その歳を聞きだした子供たちが、まさに今その状態らしい。なにしろ、普段28歳だと声を大にして言い続けている母親の元育っていますからねえ。本当の歳ではないと知りながらも、もしかしたら本当のことかもしれない、本当でなくたって、本当の歳はまあ35歳は越してないだろうと、本気で思いこんでいた彼らですから。 目の前の現実をつきつけられても、なお、あまり信じようとしていない彼ら。 でもなあ、それが現実逃避への扉を開いてしまっているのならば、ちょっと困ります。 下の2人が里帰りしていて、私も夏休みの今週。なんだか長男とだらだら過ごしています。彼は現在の自分の立場がどんなものなのかは全く分かっていないらしい。12歳で、とっくに母親の体重を追い越した体格をしていても、やはり母は恋しいらしく、あれこれ言いながらも擦り寄ってくる。擦り寄ってくるのが可愛い小さな子どもならば抱き寄せる気にもなるけれど、夏休みに入って歯も磨かない日があり、顔も洗ってないパジャマ姿の、でかいしかもくさい息子が擦り寄ってくると、逃げたくなる。逃げても逃げてもなんたらかんたら擦り寄ってくる。 私は女だからでしょうか。12歳の頃ってとっても大人だったような記憶があるのですが、男の子ってのは女に比べたらとっても幼い。夜中もちゃんと布団を2つ敷いて、自分はぐうすかぐうすか隣の布団で寝ている。昔、母親と2人で隣同士寝るなんてこと、考えられなかったのになあ。下手をすると夜中に踏み潰されそうになっている。枕を抱えて逃げ回るスリリングな夜。 夜中、どこからともなく入ってきている蚊って、一体どこからやってくるのでしょう。痒い、でも眠い、でも痒い、でも眠い。これが繰り返されると「なんで私にばっかり。隣の息子にもたまには吸い付けばいいのに 」なーんて、およそ母親とは思えないようなことも考えてしまいますねえ。 翌朝延々11時まで惰眠をむさぼっていた息子がにょっこり起きて「夜中蚊に刺されて痒くて痒くて何度も起きた。痒かったけど、根性で寝た 」なーんてことを申しますと「なーんだ、ちゃんとあっちも刺していたんだ 」と妙に安心したりもいたします。 暑かったり、寒かったり。変な天気が続いておりますが、風邪もひかずに元気に暮しているのは、ちゃんと栄養をとっているからでしょう。2人になったとて、相変わらず食料は減り続けます。冷蔵庫がからっぽだなんて、引っ越しで運んできたとき以来のことです。 そうこうしているうちに、8月ももう半分を過ぎようとしています。ああ、わかっちゃいるけど認めたくない。そうしたら息子が 「ねえ、母ちゃんは来年の誕生日ってどんな気持ちで迎えるの? 」 と聞いてまいりました。ふん、12歳の子どもにとって、40歳を迎える気持ちってのは、喜寿や米寿を迎えるおばあちゃんと同じぐらいのもんだと思ってやがる。 ま、彼に女ざかりなーんてことを教えたってわかりゃしないし。ガキのことはほおっておきましょ。 |
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2001年8月9日木曜日(曇りのち晴れ) |
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仕事先の都合で、すべてが予定よりも早く終り、やれやれ助かったと近くの商店街で買い物をして重たい荷物を抱えてタクシーに乗った矢先。 先を右に曲がるので右側斜線を突っ走っていたところにバイクが飛び込んできて、ドーンとぶつかってしまいました。 早い話が交通事故に巻き込まれてしまったのです。幸い、荷物が座席の下に落ちただけで済みました。 「運転手さん、この先大変ですねえ 」 お代はいらないと言われて目的地までまだ2駅もある所で降りながら、自分ごとの様に心配してしまいました。 運転歴は20年になります。 ドーンとぶつかられたことが1度。ぶつかったことが1度あります。どちらも人身事故ではありませんでしたが、その後の車の修理などで手間取った経験がそう思わせたのでしょう。 が、重たい荷物を持って歩き始めてから、あれ? もしかして一番の被害者は私かもしれないなあ、もしものことがあっていたら・・・ 、と考え始めると、ちょっと怖くなりました。左から飛び込んできたバイクをよけようと右にハンドルを切っていらっしゃいましたが、もしも右車線を他の車が走っていたら・・・ 。あのバイクの人がすぐに立ち上がらずに血を流して倒れたままだったら・・・ 。飛び込んできたのがバイクでなくってトラックだったとしたら・・・ 。 でも頭の中では 「当たる→ 宝くじ→ 買おうかなあ 」 なんて不謹慎なことも考えてはおりましたが。結局もう宝くじ売り場は閉まっていて買えませんでした。こりゃ、先日40枚も購入したサマージャンボが当たるのに違いない。 帰ってみると、案の定、出かけるまで庭にプールを出して水遊びではしゃいでいた下2人はすやすやお寝んね中。ふた男はこれ幸いとテレビに夢中です。 母親が大変な目に合ってきたというのに・・・ 。命があって無事に帰れて本当に良かったと思っていた気持ちが途端に反転。むかむかっと腹が立ちます。 涼しいままでもう秋になってしまうのかと思えば名残惜しい。でも、今日の午後からのように再び暑くなるとうざったい。 明日から居なくなると思うと居る間に願いはかなえてやりたいと思う。でも、散らかったままの庭や、取り込んでもない洗濯物や、全くやってもいない塾の宿題や、洗ってもなくからっぽになっているお釜を見ると腹が立つ。ああ、明日からすっきりするだろうなって思う。巨大なやつが1匹残ってしまいますが。 明日は10時頃までに空港に下の2人を送っていき、そのままトンボ帰りで仕事。夜8時までの予定です。それが終われば夏休み。でも、うるさい下二人が居ない間に、なんとか長男のお勉強をみてやる大仕事が残っています。 帰郷する下2人が帰ってくるのは20日の予定です。その頃にはもう秋の気配を感じさせる風が吹いているかもしれません。 2001年の夏はとにかく忙しい。でも引っ越しは旅行の数倍楽しかった。新しい環境にわくわくする夏です。 来年、どんな夏を迎えることになりますやら。 |
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2001年8月8日水曜日(曇り) |
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細長いトトロの森のような庭で、花火をしました。 ベランダというよりは、縁側って所に座って、すいかこそはありませんでしたが、だんだんと去ってゆく夏を惜しむことは出来たと感じています。 「ささやかだけど、これが幸せってもんかもしれないね 」「大きな夢を追いかけるのもいいけど、こんな幸せが持てるように努力することは、もっと大事かもしれないね 」 細長い庭には、大きな石の灯篭があります。そこにろうそくを立てて、庭の先っぽまで探検することを試みていた子ども達は「やっぱり怖い 」と逃げ帰ってきます。 家の隣は、果てしなく広いまさに本物のトトロの森のような民家なのですが、そこは今月から工事が入り、公園になるということでした。 上京する前に住んでいた家の近所にも公園があり、やはり半年ほど工事があっていて、とっても寒い頃出来上がり喜んで見てみたら、自然なんて全く残っていない整備された公園になっておりました。お決まりの滑り台とジャングルジムがくっついたようなでっかい遊具が真ん中にでーんとあり、あとは鉄棒やらブランコがちょぼちょぼあるばかり。がっかりしていた私の横では「とってもきれいな公園になってうれしいわ 」ってなことを話合っている方々。きれいな公園ではしばらくは人がたくさん集まっていましたが、子ども達はよく分かっているようで、用意された遊具にはすぐに飽きてしまい、来てもすぐに帰りたがる。その後は淋しいばかりでした。 今度は出来ることならば現在の木々を生かして、自然のままで遊具もなにもない泥のある公園にしていただきたい。せっかくこんな都心にトトロの森があるのだから、その森を生かして欲しいなあ、なんて思うのは、きっと私ひとりなのかもしれません。 家の前の階段の横には、しいの木があって、秋にはたくさんの人々がしいの実拾いに訪れるそうです。せめてそのしいの木は残して欲しいなあ。 忙しくって、1日中仕事に出かけて帰ってきてみると、櫻子の髪は結んでもなくって山姥のような様子のままだし、ひろは着替えてもいなくってパジャマのままでぐうたらぐうたらしていた様子。それでもなんとか3人で留守番をしています。 ああ、子どもって育つものなんだなあ。 明後日から下の2人は九州に里帰りします。塾のあるふた男は、今年は私と一緒にお留守番。去年は確か一番下のちびが残ったんでしたっけ。 「ねえ、また花火を買ってきてむなしくあんたと2人でやろうか 」 「ま、それもいいんじゃない? 」 「じゅるーい、じゅるいよぉ、ちゃんと皆でやろうよ 」 「そうだね、じゃ買って用意しておくから、絶対に帰ってくるんだ |