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新連載 教育ママゴンへの道 |
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私は教育ママです。教育ママ暦は、やがて12年になります。 多くの本を読み漁り、良かれと思うことはすべて試し、子どもと友に通った塾やお稽古事は数知れず。 子どもが通う学校の為には引越しもいとわない。 でも、でも、何かが違う。他の教育ママとどこか違う。 私は一体、どこを、何を、間違ってしまったのか?本当に間違ったのか?本当はこれで良かったのか?今後どうすれば良いのか? これから私の母暦、満11年を振りかえって考察してみたいと思います。 ■長男誕生まで■は次回の予定。どうぞお楽しみに。 |
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第1回 役に立つ育児書Part.1 |
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いきなり予告と違うテーマから始めることになってしまいました。どうも大昔のことを思い出しながら時代に沿って順序良く書いて行くよりは、現在からさかのぼって考えてみたほうが、わかりやすいようです。特に、失敗談を語る場合には。 そこで、テーマ毎、思いつくままに書いていくことにしました。どうぞご勘弁を。 しばらくは「役に立つ育児書」というものについて考えて行きたいと思います。 だいたい育児に成功などがあるのでしょうか。こうすれば頭の良い子が育つ、優しい気持ちは親の言葉がけによって生まれる、うちにはその手の本が山とあります。お母さんが明るく前向きに毎日を楽しく過ごしていれば、子どもは安心して自分のことに取り組むようになるものです、とか、子どものことを信頼し信じていれば必ずその子なりの成長を遂げるものです、とか、うるさく言いつづけると萎縮して人の目ばかり気にする子どもになります、とか、子どもは親の鏡です、など、どれも同じような内容で、当たり前といえば当たり前のことが書かれています。 しかし、何冊読んでも実践不可能なことばかり。それが出来ないから悩んでいるのに、そんな母親は元から失格母らしく、母親ならばやり遂げなさい、と無言の脅迫にしか感じ取れないものがやたらと多いのです。 やろうとはするし、やってもみる。でも、出来ない。 早く早くと言ってはいけません、と書かれています。言わずに生活するのはまず不可能です。兄弟を比べてはいけません、と書かれています。比べるつもりなどなくても、比べるのが親というものです。自発的な行動を取らせましょう、と書かれています。子どもの自発行動なんて待っていたら、こっちの時間などまるでなくなってしまいます。誉めて育てろと書いてあります。誉めるのは子どもの行為や結果に対してであって、なにもせずに1日ボーっとしている子どものどこを誉めろというのでしょう。ボーっとしないように興味感心を持たせましょう、と書かれています。それが出来ないから苦労しているのに。 「五体不満足」の作者のお母さんは、初めて手足のない我が子に対面したとき「まあ、かわいい」と言ったそうです。わかっていても絶対に言えそうにない言葉。それが自然に口から出るその心の裏。私たちが子育てをしながら1番知りたいのはそこなのではないでしょうか。あの本を私たちはどこかで、どうやったらこういう子どもが育つのか、と答えを探しながら読んでいるのではないでしょうか。育児書よりもよほど役に立つ。 そこで、ここでは、私のような駄目な親の役に立つ育児について考えて行きたいと思っています。「駄目な親ほど子は育つ」又は「ひとり親でも子は育つ」そして「勝手に良い子に育ちやがれ」気分的にはこのコンセプトでいきましょう。 ……………………………………………………………………………………… 今日、久しぶりに東京駅構内を通りました。八重洲ブックセンターからの帰り道、重たい本を抱え山手線のホームを目指しているところで、修学旅行らしき生徒の団体とすれ違いました。恐らく中学生でしょう。詰襟にセーラー服、皆おそろいのかばんを背負っていました。 先生と旗を持ったガイドさんを先頭に、各クラスに分かれて5クラスほどが結構急ぎ足で横切って行きます。懐かしいな、先生をやっていた頃あんなことがあったな、としばらく立ち止まって見ていました。 各クラスの1番後に必ず、ちょっとかっこいい、ちょっとひねた、服装が人と違う少年がいます。列からは5人分ぐらい離れて、自分はこんな団体で引率されて行くような男じゃあないんだけど、ま、仕方なく、と思っているのかいないのか、体を揺らしながら手はポケットに突っ込んでおそろいのかばんなどは背負わず手に持って歩いて行きます。 5クラス中、4クラスにそんな男の子がいました。不思議と女の子にはいません。そのひねた男の後ろに金髪ガングロルーズソックスが見えたので「おっ、女のほうがすごいじゃん」と思ったのですが、それは東京の高校に通う女の子たちだったようです。 4人のひねくんたちもさすがに髪は黒いまま。ピアスの形跡もありません。ま、かわいいものです。あれでも精一杯自己主張をし何かに反抗しているのでしょう。 どうして彼らだけが自己主張し反抗するのか。他の子どもはなにも自己主張してなくて反抗もしていないのでしょうか。 親の育て方だとか、環境だとか、学力だとかいろいろ言われそうですが、私はここではまず女にもてたいがためだと断言したい。健康な男子中学生の1番の関心事といったらそれしかないでしょう。だいたい、4人が4人ともある程度かっこいいしスタイルもいい。自分を格好良くないと認めている男は服装や歩き方で自己主張はしないものです。そんな男は理論で責める。 では、ひねた女はどうでしょう。男にもてたいが為にカッコつけているのでしょうか。 ひねた女は、周りの女に差をつけたい為にカッコつけているのです。よく考えてください。女って周りに同性がいるから化粧をしたりダイエットしたり負けないように勉強したり、って所がありませんか?女には自分の持っているもので他の女と勝負しているようなところがあると思います。しかし反面、女同士協力し合い、強力な連合部隊を結成することも出来ます。 結局、鍵を握っているのはすべて女だということが言えるのではないでしょうか。 女が育てば男は勝手に育つ。いい女がたくさんいれば、いい男が増える。いい男が増えれば女は幸せになる。女が幸せならば世の中も幸せになる。 子どもは生まれてしばらくはお母さんを恋人に育ちます。お母さんに気に入られたいがために彼らが努力することといったら、恋人に気に入られたい大人のどんな行動よりも勝っていると思います。お母さんはもちろん女。 えっ、どうして世のお父さんはそのお母さんの為に頑張らないのかって?それは…。私の口からは申し上げられにくい。ただ、お父さんもよそのお母さんのためならばいくらでも頑張れるらしいですが。 ちょっと脱線しましたが、結局子育ては女育てであるといえるようです。 そして女育てでまずしなければならないことは、世の母親が魅力的になること、ではないでしょうか。母親も女です。その女が男の5人や8人振り向かせることができなくては、他の女など育てられないでしょう。これまでのように女を捨てて母親に没頭していることが、実は大きな育児上の間違いだ、ということになるのです。ただし、振り向かせることが出来る、のと、実際に振り向いた人に付いて行くのとでは大きな違いがありますので、お間違いなく。 我を捨てて夫と子どもに仕えるとか、結婚したら控えめにおとなしく主婦らしく、なんて、女房に逃げられたら困る男が作り出したたわごとでしかありません。けなげな男達はそうやって一生懸命自分の女を末永く手元に置く方法を考え、一方では外で新しい女にもてんが為に努力をし続けてきたのです。 さあ、今日からは自分の為に時間を使い、メイクの研究をし、おしゃれをして出かけましょう。子どもの教育費にばかりお金を使わずに、自分に投資しましょう。外へ出ていろんな生の情報に接しましょう。本を読んだり、映画を見たり、今まで「子どもがいるから…」と諦めていたことをすべてやりましょう。だってそうすることが愛する子どものためなんですもの。 そうすると、あら、「母親が明るく生き生きと前向きに生活していれば、子どもは安心して自分のことに取り組むようになるものです」という育児書は、こんなことを言っていたのね。さすが、専門家にはすでにお見通しだったようです。 母親がそうなると、それを見ていた娘が魅力的な女になって行く。それを取り巻く男達が良い男に成長する。なんて素晴らしいんでしょう。これを子育ち連鎖と名づけましょうか。 そして、副産物として、お父さんがちょっと早く帰ってくるなんてこともあるかもしれません。 えっ?それは困る?……そうですか。 では、次回もお楽しみに。 |