| 礼文島の自然を楽しむ人のために
rebuncle@lilac.ocn.ne.jp レブンクル自然情報 NO.61 2000/3/2 レブンクル自然館 tel01638-6-1089 宮本 |
■日差しが眩しく、暖かくなってきました 窓の外を眺めると、明るい雪が降っています。このところ雪はよく降りますが、融ける 速度の方がずっと早くなったように見えます。暗く重苦しかった雲も白く光り輝く雲にな りました。昨日、浜中で船泊湾を眺めてみると、風はまだ冷たく厳しく感じましたが、青 く透き通った海に真っ白な海馬島が浮かんで見えました。風に流れる雲、雲間から差す陽 の光が眩しく、目を細めて沖を眺めます。 さて防波堤に群れるオオセグロカモメの羽根の色が白く輝きを増してきたように見えま せんか?カモメたちの羽根はこれから徐々にはえ変わり繁殖に向けた夏羽に変ります。シ ロカモメやワシカモメも羽根が真新しくなります。明るい日差しの中で、白く輝きを増し た羽根が、空や海の青さにクッキリと映えます。南下していたウミネコの第一陣はいつ房 るでしょう。例年3月初旬香深港で見かけます。「今日はカモメが多いな」と思ったら、 ちょっと注意して見つめてみましょう。黄色い脚のウミネコやカモメが混じっているかも 知れません。 |
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鳥24 シジュウカラ 四十雀 シジュウカラ科カラ類L=14.5cm 小さくて、動きが早いため、ハシブト ガラ、コガラ、ヒガラ、などとの見分 けが難しい。胸から腹を通る黒いネク タイが、見分けのポイント。 1年中見られる。
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■自然観察会 3月6日:自然観察会 場所:スコトン岬 集合場所:須古頓・星観荘 時間:午後1時半〜3時 持ち物:かんじき、スキー等 3月20日:自然観察会 場所:三角山 集合場所:富士見ヶ丘ゲレンデ 時間:10時〜14時 持ち物:おにぎり、飲み物、かんじき、スキー等 |
■礼文島自然クラブは会員を募集しています。 ・礼文島の自然に興味のある方 ・将来の礼文島に関心のある方 ◎花の名前に詳しくなりたい方 ◎鳥の名前に詳しくなりたい方 ☆礼文島に森を育てたい方、植樹に参加しませんか? ☆花を守りたい方、踏み込み防止柵の設置に協力しませんか? クラブ会員には、自然観察会の案内や情報、自然関係の本の購入などに特典があります。 |
■お知らせ 「北海道 島の野鳥」 寺沢孝毅編集、北海道新聞社発行 礼文の部分は宮本の写真、文章です。 定価:2500円+税 購入希望者レブンクルでも受け付けます。B愛礼文にもあります。 礼文島の野鳥 VOL6 1999年末までに礼文島及びその周辺で確認した鳥を月別にまとめたリストです。 1部200円希望者はレブンクルに注文してくてください。 礼文島のホームページ:石田英樹作 http://www.d1.dion.ne.jp/~ishida_h/index.htm PDF版のレブンクル自然情報がダウンロードできます。内容を見るためには Acrobat Readerが必要です。お試しください。 |
■レブンクル今年の絵葉書二種「花の島7」「サロベツの風」お土産屋さんで 好評発売中。 |
| ■氷河期からのメッセージ お花畑よ永遠に! 宮本誠一郎 2月27日北海道大学学術交流会館において「第3回高山植物盗掘防止全道シンポジュ ム」が開かれました。そのシンボジュウムでのアピール文の一部をここに載せます。 北海道の高山植物は、数万年前の氷河期から生きのび、この地球上で、この北海道の特 定の山にしか生育しない種類を多く含んでいます。それらが盗掘で消滅すれば、この地球 上からその高山植物は永遠に失われます。私たち北海道に住む者は、これらの高山植物を 未来に引き継ぐ責任を自覚し、行政や関連機関との緊密な協力のもとに、北海道の高山植 物を盗掘から守っていくことを宣言します。日本を含め世界中の人々が、一致してつくっ た「生物多様性条約」の精神にのっとり、私たちは、一つ一つの高山植物の保護はもちろ ん、「高山植物が生えている生育地そのものの保護」を強く訴えます。 と、次に具体的な内容が続きますが、載せきれないので興味のある方はアピール文を差 しあげますので連絡をください。 私の出席した第一分科会は昨年道内5か所(アポイ岳、礼文岳、大千軒岳、西別摩周岳 、夕張岳)で行った盗掘キャンペーンの報告と今後の課題などが話し合われました。その 中で私は「環境教育の大切さ」が一つのかぎだと感じました。 国立公園内では植物採取が禁止されています。地元で山菜採りを楽しまれる方がどれほ ど国立公園の境界を知っているのでしょうか。また国立公園内で暮らしている子供達に道 端の草でも「採ってはだめ」と教えることが正しいのでしょうか。私はそうは思いません 。たとえば子供がアツモリソウを「面白い花が咲いていた」と摘んで来た時、皆さんはど のような行動をとりますか。「慌ててゴミ箱に捨てる」「花びんに差してしばらく楽しむ 」私ならば後者だと思います。 ここは礼文の住民にとって里山ですから、地元独自の利用ルールが必要だと思います。 地元の自然の利用の仕方、保護の仕方を、住民それぞれの意見を出し合い全員で話し合う 場が必要だと思っています。 |
■2月 前半雪が少なく、後半雪が多かった |
日付 |
自 然 日 誌 |
| 2日 | 晴れ−8〜−2℃ 元地:オオワシ2、オジロ1。 |
| 3日 | 晴れ ベンサシ ホテイウオ−松岡。 |
| 4日 | 晴れ−6〜−3〜−5℃ ベンサシ:オジロワシ3、オオワシ3−松岡。 |
| 5日 | 晴れ−4〜+1〜−4℃ プラス気温・利尻が見えた。 鉄府〜鮑古丹〜須古頓:オジロワシ3、オオワシ3。高山:アザラシ6、トド−松岡 |
| 6日 | 雪晴れ−3℃ 利尻が見えた。 |
| 7日 | 雪晴れ−5℃ 港で網はづし。 |
| 8日 | 晴れ−5〜6℃ 晩吹雪。利尻がピークまで見えた。 |
| 9日 | 晴れのち雪−4〜−6℃ |
| 10日 | 晴れのち曇り−5℃ 海馬島:オオワシ2、不明鷲4羽、アザラシ百頭。上泊:アザラシ4頭 ベンサシ:オオワシ3羽。差閉:シノリガモ多数。 |
| 11日 | 晴れ−5℃ |
| 14日 | 晴れのち雪−6〜−9℃ |
| 17日 | 雪−3〜−1〜−2℃ |
| 18日 | 晴れ一時雪−3℃ 上泊:アザラシ4頭。小牛生まれた−道場。 |
| 19日 | −2〜−4〜−6℃ |
| 20日 | 雪のち晴れ−3〜−1〜−3℃ 全道一斉ワシタカ調査。ベンサシ:オオワシ成鳥1、 亜成鳥1、オジロワシ成鳥。スコトン岬:オオワシ成1、オジロワシ成1、不明鷲2羽。 |
| 21日 | 吹雪−5〜−6℃ 利礼全便欠航。 |
| 22日 | 晴れのち雪−8〜−4〜−8℃ 入舟上空オジロワシ。 |
| 23日 | 雪のち晴れ−7〜−4〜−8℃ 午前入舟上空オジロワシ。 |
| 24日 | 雪晴れ−6℃ |
| 25日 | −8℃吹雪 利礼航路揺れた。宗谷岬にチャリダー。 |
| 27日 | 第3回高山植物盗掘防止全道シンポジュウム。 |
| 28日 | 晴れ−6℃ 利尻がクッキリ見えた。稚内着。礼文島へ渡る。ベンサシ鷲1羽。 元地:風が強い寒い。子牛2頭目生まれた−道場。 |
| 29日 | 晴れ−2〜−5℃ 利尻がクッキリ。ベンサシ:オオワシ1羽。 知床:ツグミ5羽、シジュウカラ1羽。 |
■先月記録した鳥 オオワシ,オジロワシ,シノリガモ,ウミアイサ,ツグミ,シジュウカラ,ワシカモメ |
■レブンクル自然情報は「ブック愛ランド礼文」に置いてあります。 ・・・レブンクル自然館 рO1638−6−1089 宮本誠一郎 |
■自然情報コーナー(BOOK愛ランド礼文)にあります。 花ガイド・旅ガイド・自然関連の本がたくさんあります。 レブンクル自然情報を始め道内外の自然情報を閲覧できます。 ・レブンクル自然情報・利尻島自然情報・リシリイ利尻町立博物館だより・サロベツファンクラブ・クッチャロ湖通信 ・温根内通信・北海道ウォチングガイド・・・・・・・など |
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