| 礼文島の自然を楽しむ人のために
rebuncle@lilac.ocn.ne.jp レブンクル自然情報 NO.57 1999/11/3 レブンクル自然館 tel01638-6-1089 宮本 |
■ツルリンドウの実が赤く色づいています。 10月30日緑が丘森林公園の展望広場に登りました。途中ではツルシキミ、ミヤマガ マズミ、マイズルソウ、オオツリバナ、ツルリンドウなどの赤い実が歓迎してくれました 。特にツルリンドウはたくさんの実をつけて、今年は豊作です。 2,3年前に比べて数も増えて大きな株になり、花もたくさんつけたようです。9月に 森林公園の管理人のTさんが草刈りに来たのですが、あまりに綺麗だったので草刈りをた めらったそうです。そのおかげで赤く色付いた、たくさんのツルリンドウの実に私たちは 出会えました。でも花の時期も素敵だったろうなと思うと、来年は9月の森林公園へ絶対 来なくてはと思いました。皆さんも登って見て下さい。 今月、海岸ではウミアイサの大群やミツユビカモメ、ウミネコ、セグロカモメ等の群れ が見られます。今年はいつまで見られるでしょうか?積雪はどうなるのでしょうか?昨年 は、11月中旬に礼文林道は通れなくなり、久種湖も埋まり、除雪車が走っていました。 |
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鳥20 ハヤブサ・隼 ハヤブサ科ハヤブサ類 W=84〜120cm 夏、西海岸の断崖で繁殖している様子 、冬もまれに見かける。ハヤブサの仲 間ではシロハヤブサ、チゴハヤブサ、 チョウゲンボウ、コチョウゲンボウな ども確認されている。
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■捜してみよう、森の中には色々な木の実があります。 |
■「レブンクル自然クラブ」活動を始めました。 花や鳥の名前を覚えたい方。魚釣りやきのこ狩りなど色々なスタイルで礼文島の自然を 楽しんでいる皆様。一緒に観察会やスライド上映会などを開き、楽しんで見ませんか? 今年8、9月に緑が丘で行っていたスライド上映会や10月3日のきのこの観察会はた いへん好評でした。そんな催しに自分たちが中心になって参加しませんか? レブンクル自然館では、これからも自然情報の発行は継続致します。観察会やボランテ ィア活動などは「レブンクル自然クラブ」の会員の方々が主体となって活動します。10 月31日現在で会員数は12名になりました。興味あるかたは自然館に電話で問い合わせ するか、観察会に参加した際に尋ねてください。 11月の観察会の予定 17日夜:獅子座流星群 27日土:オオワシの観察(スコトン岬) 天候が不安定で日程の変更もありえます。 |
■これがボランティア活動 10月25日、礼文林道で高山植物保護のための侵入防止柵の杭打ちボランティアを行 いました。場所はウスユキソウ群生地から香深井寄りに五百メートル程行った付近です。 6月下旬からレブンウスユキソウがたくさん咲く地域です。小散策路にしましたので、 花の時期に行ってみて下さい。ウスユキソウ以外の素敵な花々も歓迎してくれます。平日 なのに14名もの方が参加してくださいました。ご苦労さまでした。学校が休みで参加し た4人の小学生(マユ、ミク、ヒロミ、ユキ)が、鉄杭を丘の上まで何度も運んでくれま した。歌を歌いながら楽しそうに運び、あきたらススキを摘んで遊ぶ姿は、ボランティア の本来の姿ではないかと思いました。厭々参加するボランティア活動ほどむなしいものは ありません。それぞれが自分のペースで楽しみながら続けていけたらいいなと思います。 当日は風も穏やかで、暖かく、楽しく和気あいあいと作業が進められました。 |
■レブンクル今年の絵葉書二種「花の島7」「サロベツの風」お土産屋さんで 好評発売中。 |
| ■里山をつくろう 杣田美野里 春は山菜が豊富で、秋にはきのこがニョキニョキ、ヤマブドウやコクワが実る森。リー スや押し花の材料を集められる森。お花摘みが自由にできる森。そんな里山が礼文島には 少ないと思います。気候が厳しく、国立公園や絶滅危惧種を抱えているからでしょう。 宗谷森林管理署から「国有林を地元の団体がボランティアで整備してみませんか」とお 誘いを受けました。里山を持つことに一歩近づけるかもしれないと考えて、申請すること にしました。団体名は「レブンクル自然クラブ」と付けました。申請はこれからですが、 今年度中に何か活動をしてみようと、森林管理署の許可を得て、10月に香深井の笹原を 笹狩りし、そこに植樹をしました。12名の方が参加してくださり、植樹したのはミズナ ラを百本ほど、昨年秋に庭にドングリを撒いて発芽させたものです。芽が出てから一年も たっていないので、いかにも弱々しくて参加した人たちは無事育つかどうか心配顔でした 。ミズナラは寒さや強風にも強い木です。何本かでも生き延びて欲しいものです。 |
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今年も森林管理署が何万本も植樹しましたが、全部アカエゾ マツだそうで、私はちょっと不満です。本来アカエゾマツは礼 文島には無い木です。そして松だけの森は一年中暗く、多くの 生き物を養う豊かな森とは言えません。育ちやすく、材の利用 もできることからこの木が選ばれているのだと思いますが、ミ ズナラ、ミヤマハンノキ、ダケカンバ、なども、かなり強い風 に耐えて育ちますし、小鳥が好む実もなります。みんなが楽し める森にするにはどうしたらいいのか工夫して、提案していけ たらと思います。 木を植えるなんて仕事はなにより大切なのは継続と根気、そ して「楽しみながら」でないと続きません。大変なことを始め てしまったとちょっと不安です。どうぞ応援、参加してくださ い。 |
■10月、礼文島初雪 ミツユビカモメの群れ 雷雨 雷雨、豪雨と天候の変動が激しい月で、利礼航路の欠航も多かった。また、例年より早 い初雪の割りに気温が下がらず、海水温度も高く魚がとれないと漁師さんは話していた。 カモメ類は例年通りミツユビカモメ、ウミネコ、セグロカモメの群れが海岸に集結し始 めた。 |
日付 |
自 然 日 誌 |
| 1日 | ツグミが増えた−礼文林道 |
| 2日 | クマゲラの声−宇遠内、晩雷雨大雨香深井土砂崩れ |
| 3日 | 利礼航路全便欠航、きのこ観察会−香深井、久種湖ハクチョウ2−道場、 鮭多数遡上大備川−道場 |
| 4日 | 利尻山初冠雪−稚内気象台発表、レブンイワレンゲ満開−桃岩、ナギナタコウジュ満開 −礼文林道 |
| 5日 | 曇りのち晴れ 久種湖ホシハジロ、カンムリカイツブリ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、マガモ 沼の沢牧草地ヒシクイ3羽 船泊湾セグロカモメ多数、ウミネコ多数、ワシカモメ 上泊ヒメウ多数、シロカモメ、ウミネコ多数 元地で漁り火が24個 |
| 6日 | キシセキレイ−礼文林道 |
| 10日 | 須古頓で漁り火20個以上見た |
| 11日 | 久種湖ホシハジロ |
| 14日 | 利礼航路午後欠航、マガン1羽−久種湖 |
| 16日 | 礼文初雪、利礼航路全便欠航、ミツユビカモメ多数−香深港 |
| 17日 | 利礼航路午後欠航 |
| 19日 | 大沢川ホシガラス、ミヤマカケス、キセキレイ |
| 20日 | 上泊ヒメウ多数、ミツユビカモメ多数 |
| 23日 | 雪、利礼航路午後欠航 |
| 24日 | 利礼航路全便欠航 |
| 25日 | 高山植物保護柵をボランティアで設置。ホシガラス−礼文林道 |
| 26日 | ウミアイサの群れ−津軽町。久種湖オオホシハジロ♂♀,ミコアイサ,スズカモ 上泊沖にウミスズメの群れ |
| 28日 | 利礼航路全便欠航 |
| 30日 | レブンクル自然クラブ創立記念植樹 |
| 31日 | クマゲラ宇遠内−湯田。クマゲラ一の沢−小坂 ミツユビカモメ香深港二百、カワラヒワ、アオジ、カシラダカが群れ始めた。 |
■先月記録した鳥 コハクチョウ、ヒシクイ、マガン、カンムリカイツブリ、オオホシハジロ、ミヤマカケス |
■レブンクル自然情報は「ブック愛ランド礼文」に置いてあります。 ・・・レブンクル自然館 рO1638−6−1089 宮本誠一郎 |
■自然情報コーナー(BOOK愛ランド礼文)にあります。 花ガイド・旅ガイド・自然関連の本がたくさんあります。 レブンクル自然情報を始め道内外の自然情報を閲覧できます。 ・レブンクル自然情報・利尻島自然情報・リシリイ利尻町立博物館だより・サロベツファンクラブ・礼文風土記 ・クッチャロ湖通信・温根内通信・北海道ウォチングガイド・・・・・・・など |
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