| 礼文島の自然を楽しむ人のために レブンクル自然情報 NO.47 1999/1/1 レブンクル自然館 tel01638-6-1089 宮本 |
| ■迎春 平成11年元旦 豊雪の幕開け 昨年とはうって変わって、雪のたっぷりと積もった元旦。山も草原も海岸も一面の雪景 色でした。須古頓部落からスコトン岬の突端への車道にも雪が積もり、岬から眺める海馬 島も雪に覆われていました。断崖には2羽のオオワシが羽を休め、海岸には160頭程の アザラシが見えました。白浜漁港の漁船は大漁旗を掲げ、綺麗に正月飾りをして、船の陰 にはシノリガモやウミアイサ、ヒメウが餌を捕っていました。鳥にはもちろん正月は関係 無いでしょう。でも人間を頼りにしているハシブトガラスは船が漁に出ず、あさる餌も無 い、この日はとても辛い一日のように見えました。 さて雪たっぷりの今年の礼文島、富士見ケ丘スキー場のリフトは12月22日運行を始めま した。ゲレンデもたいへん良い状態です。ゲレンデの楽しみはスキーやスノーボードだけ ではありません。土日の日中ゲレンデに来ませんか?スキーを楽しみながら周りの自然に 目を向けてみましょう。雪の上に残るイタチやネズミの足跡、上空を飛ぶオオワシやオジ ロワシなどの猛禽の姿、トドマツ林の中にヒガラなどの小鳥を探してみましょう。 1月9日土曜日・午前10時〜 自然観察・富士見ケ丘ゲレンデ スキーまたはスノーシュウを持参してください。なお1月から3月下旬までのスキー検定 などの行事がない土曜日に観察会を予定しています。ゲレンデ周辺の自然を見つめ直して みませんか? 問い合わせ:рO1638−6−1089 レブンクル自然館・宮本 積雪の多い状態は植物や動物にどのような影響を与えるのでしょう。森に住む動物の様子 、鳥の様子、木の様子、草や木の芽吹きの時期や開花の時期は変わるのでしょうか。自分 の周りの自然の様子を記録して見ましょう。それが環境学習の第一歩です。 |
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鳥13 ミミカイツブリ カイツブリ類カイツブリ科 冬の間、1羽〜6羽位で沖で餌をとる姿を 見る。冬羽では目線から上が黒く、下が白 くくっきりしている。春先には夏羽で久種 湖に入ることもある。久種湖ではカイツブ リの仲間では他に、カイツブリ、ハジロカ イツブリ、カンムリカイツブリなども見た ことがある。 |
| ■お知らせ 1月30日(土)午後1時半〜5時、1月31日(日)午前9時〜12時 「やってみよう環境学習」 場所:稚内総合文化センター 講師:高木晴光・NEOS代表 申し込み:1月25日までに左記 рO11−707−9025環境サポートセンター久保田 |
| ■今月見られる鳥・1〜3月 |
| 海岸・港の中・沖 | |||
| オオワシ | 少数、海岸で | オオジロワシ | 少数、海岸で |
| ヒメウ | 多数、防波堤や海岸に | ウミウ | 少数 |
| リシリガモ | 多数、海岸や港に | リシリガモ | 多数、海岸や港に |
| ウミアイサ | 多数、海岸や港に | ミミカイツブリ | 少数、沖に |
| クロガモ | 少数、海岸や港に | コオリガモ | 稀に沖に見る |
| ケイマフリ | 稀に沖に見る | ウミスズメ | 少数、沖に見る |
| マダラオキスズメ | 少数、沖に見る | エトロフウミスズメ | 稀、昨年保護 |
| シリカモメ | 多数、防波堤に | ワシカモメ | 防波堤に |
| オオセグロカモメ | 無数 | ハシボソガラス | 多数、海岸に |
| ハシブトガラス | 多数、海岸に | ||
| 家の側 | |||
| スズメ多数 | |||
| 森の側・木のこずえ・草原 | |||
| ヒガラ | シマエナガ | ||
| キクイタダキ | シジュウカラ | ||
| ハシブトガラ | ゴジュウカラ | ||
| アカゲラ | ウソ | ||
| ベニヒワ | |||
| ■「かわりゆく島で」 杣田美野里 我が家は島で七回目の正月を迎えました。この七年、礼文の山は変わりました。特に今 年、雪がとけたら山に行ってみると驚く方も多いと思います。桃岩歩道や林道の遊歩道の 整備が昨年秋に行われたからです。かなりの距離に、踏み込みと危険防止のための柵が付 きました。慣れないこともあってかなり窮屈な印象を受けます。 私たちの移り住んだ頃の礼文の歩道は今に思えば「けもの道」のようなものでした。歩 きやすい所、風景の良い所をつないで自然に道ができたものでした。観光客は当時もたく さん来ていましたが、多くは観光ポイントをバスで回るだけで、一番美しい花の斜面を見 ずに帰る人が大部分だったと思います。 |
| 「車に頼らないで、自分の足で歩いて、本当の礼文島を見て欲しい」、 そんな気持ちを込めて初めての礼文の本を出版したのは、島に移って三 年目のことでした。その頃から観光客の様子にも変化が見られるように なりました。登山靴を履き、帽子にリックサックといったトレッキング スタイルでフェリーを降りる人たちが目立ち始めました。おりしも中高 年の登山ブームやエコツーリズム幕あけの時期となったのです。 歩く人が増えたのはとても良いことです。また季節を変えて歩いてみた いと言う言葉も聞くようになりました。 しかし歩く人が増えた分だけ、歩道周辺は荒れていきました。道幅は 広がり、新たな枝道が生まれ、踏みつけによって裸地化する。そんな様 子が目に付き出しました。そんな経過をたどって昨秋の整備工事は行わ れることになったのです。 柵による保護は必要です。でも柵は人と花をを隔てます。礼文のお花 畑の特徴は高山植物が身近な所に親しみやすい表情で咲くこと。人と花 との距離が開けば、その魅力は半減します。さてどうしたら良いのでし ょう。花と語り合える島であり続けるためにアイデア、工夫、私たちに できる事、みんなで話していきましょう。今年もとうぞよろしくお願い 致します。 |
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| ■12月の自然日誌 冷え込んで雪が積もったと思ったら、雨が降って融けてしまう。ちょっと不安定な天候 でした。 初旬に−10℃を記録。3回のアワビ漁。8回の利礼航路欠航。時化を避けるロシア船 や巡視艇の姿が見られた。 |
| 日付 | 天候・午前の気温 | 自 然 日 誌 |
| 1日 | 雪−10℃ | |
| 2日 | 雪−10℃ | |
| 3日 | 雪−9℃ | |
| 4日 | −9℃ | 金田岬シロカモメ20羽、上泊ヒメウ25、ウミウ10 ゴマフアサラシ1頭、ウミアイサ、ミミカイツブリ |
| 5日 | 晴れ−7℃ | |
| 6日 | 晴れ−3℃ | 香深アワビ漁、上泊アザラシ、オオワシ−小林 |
| 7日 | 雨+3℃ | |
| 8日 | 雨+6℃ | 利礼航路午後欠航 |
| 9日 | 雪−3℃ | 利礼航路全便欠航、香溝港カモメ類四百羽 |
| 10日 | 雪−6℃ | 利礼航路午前欠航 |
| 11日 | 晴れ−5℃ | 入舟オオワシ、香深港シノリガモ40羽以上、香深の沖にウミアイ サ、ウミスズメ類の群れが見える |
| 12日 | 曇−3℃ | 浜中港クロガモ11羽、スコトン岬オジロワシ1羽、海馬島アザラシ 180頭程、海馬島沖トドが50頭程度−俵、香深井エナガ多数−鎌田 |
| 13日 | 曇1℃ | 香深シノリガモ80羽 |
| 14日 | 曇1℃ | 知床オオワシ1、高山ハヤブサー鎌田 |
| 15日 | 曇1℃ | 五番地オオワシ1、金田岬シロカモメ46、高山ゴマフアサラシ10頭 上泊ミミカイツブリ4 |
| 16日 | 曇り+2℃ | |
| 17日 | 雪−3℃ | 利礼航路全便欠航、香深井川マガモ−鎌田 |
| 18日 | 晩雨−7℃ | |
| 19日 | 晴れ+2℃ | |
| 20日 | 雪−7℃ | 利礼航路最終便欠航 |
| 21日 | 晴れ−5℃ | 利礼航路1便欠航 |
| 22日 | 晴れ−4℃ | |
| 23日 | 快晴−3℃ | 香深アワビ漁、利尻が美しく見えた |
| 24日 | 吹雪−4℃ | |
| 25日 | 雪−6℃ | 香深アワビ漁、手然沖ウミスズメ、香深井森ミヤマカケス |
| 26日 | 晴れ+1℃ | |
| 27日 | 雪−9℃ | |
| 28日 | 晴れ−3℃ | |
| 29日 | 雨+1℃ | |
| 30日 | 雪−6℃ | 利礼航路一便で欠航、幌泊港ケイマフリ1、上泊港シノリガモ30、 上泊港マダラウミスズメ1、上泊防波堤ヒメウ百羽 起登臼オジロワシ1香深港シノリガモ百羽、香深港カモメ類千羽以上 |
| 31日 | 雪−6℃ | 利礼航路一便で欠航、猫岩にオオワシ2羽、元池ヒメウ八百羽余り、 ミツユビカモメ1 |
| ■レブンクル自然情報は「ブック愛ランド礼文」に置いてあります。 ・・・レブンクル自然館 рO1638−6−1089 宮本誠一郎 |
| ■自然情報コーナー(BOOK愛ランド礼文)にあります。 花ガイド・旅ガイド・自然関連の本がたくさんあります。 レブンクル自然情報を始め道内外の自然情報を閲覧できます。 ・レブンクル自然情報・利尻島自然情報・リシリイ利尻町立博物館だより・サロベツファンクラブ・礼文風土記 ・クッチャロ湖通信・温根内通信・北海道ウォチングガイド・・・・・・・など |
礼文島の花案内ガイド「礼文・花の島花の道」
利尻島の花案内ガイド「利尻・山の島花の道」
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