在外研究途中経過 (7月18日) 

Free Slide Presentation

The Golden Age of

CHINESE ARCHAEOLOGY

<中国考古的黄金時代>

Wednesday, July 12, 2000: Tressider Memorial Union

去る、7月12日に、中国考古資料のスライド説明会が開催されました。これは、現在、サンフランシスコのASIAN ART MUSEUM (ゴールデンゲート・パーク内)にて開催中の、同名の特別展とリンクしたものです。内容は、まあ、NHKの中国歴史番組を見ているような感じ。たっぷり1時間かけて、殷・周の時代から後漢・唐まで、幅広く見せてくれました。初めは、人形や人面のレリーフの呪術性について語っているようでした。それが、亀甲に示される模樣を経て、壺や土器に見える動物(神獣)の存在へとつながり、その後は、漆器の出土や、青銅器時代という、歴史を辿って、漢代の仏教の伝来へと展開しておりました。

面白かったのは、仏教の伝来によって、仏塔が建てられるようになった件り。同時代に出土した棺桶と抱き合わせで解説していたのです。それがどのような意味をもつのかは、残念ながらはっきり聞き取れませんでした。初めは舎利容器のことかと思っていたのですが、解説者は「Body Casket」と言っていたし、スライドで見ても、確かに舎利容器にしては大きすぎます。ちょっと面白そうなので、これは私の夏休みの宿題。博物館での展示は9月までなので、本物を見てこようと思います。

ところでこれ、教員や研究所ではなく、なんと職員(Staff)主催の行事なのです。大学に勤めている以上、事務だけに携わるのではなく、職場環境を利用して教養的にもお互いを高めようというもの。学部のセクレタリーたちの意識の高さに、本当に驚かされました。

*

現在、大学はサマークオーター。つまり夏休みのはずなのですが、サマースクールに参加する学生たちが大勢いて、賑わっています。学食などは、むしろ、普段より混み合っているくらい。夏休みになると閑散としてしまう日本の大学とはずいぶん違います。これが、大学の一つの収入源になっていることも確かなのでしょうが、語学学習に止まらず、いろいろな分野のセミナーがあるのが、就学意欲をそそるのかもしれません。とにかく、皆熱心です。