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Bodhi Manda Zen Center 24th Annual Summer Seminar on Buddhism Exploring Buddhism Study & Practice *
ヘメスの街は、ニューメキシコ州アルバカーキーの空港から車で約1時間15分のところにある"温泉町"です。そこにあるボディーマンダ禅センター(臨済宗)がセミナーの会場でした。なんと、サンフランシスコからでも、直通の飛行機はなし。途中、フェニックスでを乗り換えないといけないのです。着いてみたら、思いっ切り「西部劇の街」でした。 なお、禅センターの詳細はサブページにてご紹介します。禅センターの紹介へ このセミナーは、Bodhi Manda禅センターが開催し一般にも公開されていますが、ニューメキシコ州立大学(UNM)が共催となって、哲学科と宗教学科の学部生と院生の学外授業として認定されているものです。第2週目には、日本の花園大学の宗教科の学生たちもやって来ます。 期間は2週間、私は第2週目の講師を努めましたが、このセミナーは、実践と講義とを並行して学ぶのが特徴らしく、坐禅と作務も同時に行なわれます。わたしも、朝課と暁天坐禅には毎朝出席しました。とにかく私にとって臨済宗の坐禅は初めての経験。現地の雲衲さんとの交流もでき、とても貴重な経験となりました。 * Period
Schedule
講義風景。黒板左が通訳までしてくださったマーク・ウンノ先生。講師は我が校の吉津教授です。右端は、UNMのFred Starn教授。 Fuculty and Lecture
Title Professor Robert E. Allinson, Prof. at The Chinese Univ. of Hong Kong
"Bodhisattva's Ten Great Vows from the Kegon Sutra" 題名は『華厳経』の十大願となっていますが、上の写真を見ても分かる通り、2週目の講義は、吉津先生おハコの、垂直・水平の宗教の類型論から、吉津教判へ展開する形で始まりました。そのあと『華厳経』へ。善財童子の旅と普賢菩薩の十大願を解説して締めくくり。前半は難しすぎて、学生たちは、ちょっと戸惑っていた感じでした。でも、後半はずいぶんとウケていました。それにしても、2週間の講義は大変だったと思います。両先生には、本当にお疲れさまでした。 *
"Shinran, the Founder of the Pure Land School"(1st week) マーク先生の講義は、私の到着したときには終ってしまっていました。でも、その後は、通訳として八面六臂の大活躍。なにしろ、日本語から英語、英語から日本語の両方の通訳をなさるのですから、本当に驚きです。ご専門は「明恵」とのことですが、日本の中世仏教がご専門だけに、是非とも講義をうかがいたかったところです。それにしても、講義と通訳とを同時にこなすのは、並大抵の苦労ではなかったとお察しいたします。お疲れさまでした。 結局、2週目にだけ顔を出した私が一番楽をしていたということですね。 *
"The Nicknames of Zen Priests and What They Suggest"(2nd week) さて、最後に私ですが、わずか4回の講義でした(当初5回の予定)。第1回は「碧い目の達摩」を紹介して、青い目の外人さんの興味を誘う作戦。2回目は六祖慧能の「盧行者」から、禅の「頓悟」の思想的確立について。そして、3回目からは、臨済宗の禅センターである、ということで、「真金鋪」「雑貨鋪」から、馬祖門下の有名どころを解説しました。そして最後に、円悟から大慧の流れを紹介するという大サービス、のつもりだったのですが、聴講者のレベルを読み誤っていました。「看話禅」・「黙照禅」といっても、「何それ」という反応なのです。初めの基本思想のうちはよかったのですが、基礎学力のないUnder Graduateの学生たちにとって、後半の思想的な分化の解説はかなりきつかったようです。といっても、英語の原稿を手直しすることなどできるはずもありません。3回までは、なんとか英語で通したものの、4回目の最終回は、日本の学生からも「アメリカの学生が発音が悪く、よく聞き取れないと言っていた。それに俺たちにも聞かせろ」と言われ、あえなく降参。Mark・Unno先生に、我が儘を言って通訳をしてもうことになってしまいました。でもまあ、分からない人は分からないなりに、「禅僧のあだ名」を楽しんでもらおうという意図もあったので、それで良しとしてください。しかし、いつまでたっても講義が下手です。 そうそう、第5回目に、じっくりと曹洞宗の「非思量」の坐禅を解説しようと用意していたので、最終回がカットになったのは、ちょっと残念でした。 後から行ったのに、最初に講義が終ってしまいました。↑ 最終日は生徒になりきってくつろいでいます。他の先生方ごめんなさい。 |