在外研究途中経過 (5月1日) 

4月29日(土) AM8:00〜

The Buddhist Experience:Facets of a Religion (WSP 21)

in Green Gulch Farm Zen Center

アップが遅れて申し訳ありませんでした。週末の大きな行事で、日曜日は、疲れてダウンしておりました。

ということで、今回は4月29日(土)に、Green Gulch Farm (禅センター併設のOrganic Farm)にて開催された、Stanfor Continuing Studies Program とCenter for Buddhist Studies 共催の学外のシンポジウムの報告です。いやはや5時起きは辛かった。

Schedule (Aplil 29th <Sat>)
AM 8:00 Meditation (optional)
AM 9:00 Morning Session (part 1) AM 12:00 Discussion
PM 12:30 Lunch
PM 1:45 Afternoon Session
PM 4:30 Discussion / Concluding Remarks
Speaker & Title

(1) Carl Bielefeldt (Stanford Univ.) : Buddhist Thought(左から4人目)

(2) Gil Fransdal (Sati Zen Center) : Buddhist Practice (一番左)

(3) Max Moerman (Barnard Collage) : Buddhist Art (左から3人目)

(4) Hank Glassman : Buddhism and Family (右から3人目)

(5) Anne Klein (Rice Univ.) : Buddhism and Culture (同 4人目)

(6) Mark Gonnerman : Buddhism and Nature (同 5人目)

このシンポジウム、定員100人が、なんと申込開始からたったの3時間で一杯となってしまったとか。おどろくべき人気です。かといって、参加者は、仏教というわけではなく、むしろ、知的好奇心に基づいて参加した方が多かったようです。これは、Continuing Study Program の一環であったことによるのでしょう。その意味では、シンポジウムというよりも、公開講座的な雰囲気で会はすすんでゆきました。

発表者が多数だったので、内容については、後ほどアップいたします。

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「ZEN Buddhism」の講義

今週は、中国思想哲学とその禅思想への影響についての解説でした。

24日(月) 「中国のコスモロジーと哲学」と題して、初期の中国思想についての講義でした。中国的神とインド的神という分類を行った後、中国的特徴として、「天」と「道」という概念を呈示して自然観も説明しているようでした。

26日(水)「孟子と荘子」。禅に大きな思想的影響を与えた思想家として、この二人を取り上げたのが、この節2回目の講義です。カクテルパーティーのよう?に入り交じった状態を設定し、そこからの派生論的な現象把握を説明していたようです。そして、自己へセンスを向けて「Nature」を見いだすという発想が、仏教の瞑想法に影響を与えたとも定義づけていたようです。荘子については、「無為」をキーワードに解説されていました。

28日(金)以上に述べてきた中国的思想基盤に、中国仏教に新たに「Monastery Institution」と「Experience」という考え方が発生したとされていました。これは、極めて禅宗寄りの解釈と言えますが、これが「Zen Buddhism」の講義である以上、それはいたしかたのないところかと思います。最後に、中国的特徴として、多く論じられる「仏性論」の中で、生活の中に仏性を見いだすところに焦点を当て、次週の禅宗の発生と展開へと繋げていました。いよいよこの講義も佳境に入ってきました。来週が楽しみです。