NV-JM520DTはジャパネットたかたで扱っているオリジナルモデルです。某巨大掲示板にて2008年10月にその存在が知られ、かなりのインパクトがありました。その時点では開発元であるサンヨーから類似のモデルが販売されていなかったからです。続いて2008年11月にサンヨーからダウングレードした類似のモデル(NV-SB510DT)が発売されました。
NV-JM520DTの特徴としては筐体色がピアノブラック、液晶が5.2V型、FM多重VICS対応ということです。それに対しサンヨーモデルのNV-SB510DTの特徴としては筐体がシルバー、FM多重VICS非対応となります。微妙な違いとしてはNV-JM520DT付属のシガーアダプターは12V/24V両対応なのに対してNV-SB510DT付属のものは12V専用です。
筐体色については個人的にはシルバーよりピアノブラックの方が好みです。指紋が目立ちやすいという欠点もありますが。ただしメーターパネル内に埋め込みなので筐体色など見えません。
これまではNV-SB360DTという機種を使っていました。この機種に対してのNV-JM520DTの優位点としては液晶サイズが4.5Vから5.2Vサイズと一回り大きいこと、FM多重VICSに対応ということです。問題は価格です。当初、NV-JM520DTは\69,800で販売されており、けっこう高いと感じていました。ジャパネットたかたオリジナルモデルなので基本的に値引きが期待できません。サンヨーモデルであれば複数の販売店から購入可能なので販売競争にて時間がたてばじりじりと実売価格が下がっていくことが期待できます。
さてどうしようかと悩んでいたところ、やはり某巨大掲示板に1万円安く入手する方法が書き込まれました。とあるラジオ局で1万安い特価がCM放送されたのでその視聴メディアから購入、とするとネット経由でその価格で購入が可能というものです。
まぁいいきっかけだと思って購入しました。
時期によって価格の変動があってもNV-JM520DTはNV-SB510DTより基本的にいつも高値がついています。FM多重VICSに対応でコスト高という理由もありますし、VICS用フィルムアンテナが付属しているというのもあるでしょう。付属のVICS用フィルムアンテナはオプションパーツのNVP-VANF2(定価\4,000)と同等のようです。
ちなみに私は今まで3台ミニゴリラシリーズを使っていましたが、そのうち1台目がカー用品店向けオリジナルモデルNV-M15DT(NV-SD10DTの同等品)でした。これも某巨大掲示板で安く販売されているという情報を得て購入したものです(通称、498祭)。3台目がNV-JM520DTなのですが同様にオリジナルモデルを安く購入、と因果なものです。
5.2V液晶搭載、内蔵メモリ4GB、バッテリー内蔵、音楽再生やワンセグに対応しています。PCから地点登録やルートをSDカード経由で連携することが可能です。ジャイロセンサーには対応していません。2画面表示、3D表示(ゴリラビュー)、リアル3D交差点など見栄えのよい新機能が搭載されています。
写真において、下が従来機種NV-SB360DT、上が新型NV-JM520DTです。特徴の一つとして液晶サイズが4.5Vから5.2Vと大きくなっているにもかかわらず本体寸法が大差ない(むしろ薄くなっている)ことです。メーターパネルに埋め込むという変わった使い方をしているせいもあり、本体があまり大きいと搭載できません。実際のところ、このNV-JM520DTが限界サイズです。あと縦にも横にもあと1cm大きかったら搭載できなかったでしょう。
電源スイッチと引き出し式のワンセグ用ロッドアンテナが本体上面、リモコン受光部と周囲の明るさを検知するセンサー、充電ランプは本体正面右上に配置されています。充電中はオレンジ、満充電時に電源ONだと緑色に点灯します。スピーカーは背面にあります。
背面には収納式スタンド、バッテリーカバー、外部ワンセグアンテナ用MCXコネクタ、外部GPSアンテナ接続用のコネクタがあります。収納式スタンドを引き出し(任意の角度で固定可能)、本体だけで机の上などに置くことができ便利です。
本体左側面には、イヤホンジャック、SDカードスロット、FM多重VICS用アンテナ端子、パーキングブレーキ接続ケーブル端子、電源コネクタがあります。SDカードについてはSDHC規格に対応していますので最大16GBのカードが使用可能です。
NV-SB360DTは右側面にはPC接続用のUSBコネクタ(Mini-B)があったのですが、それがなくなりました。
パーキングブレーキスイッチにM2.6x10のネジを差し込んでパーキングブレーキが引かれていると誤認させる技は今回も有効です。
地図の拡縮や現在地表示などはタッチパネルで操作しますので専用ボタンはありません。
GPSアンテナは本体上部に内蔵されています。
なお本体の正面や背面のどこにもNV-JM520DTという型番が記載されていません。本体背面の収納式スタンドを引き上げるとそこにシールがあります。外から一見しても型番が分からないようにしているのは防犯上の配慮なのでしょうか。
大きさの比較として、4.1V型液晶搭載のPDA、EM・ONEαと意味もなく並べてみます。
気軽に持ち歩けるポータブルナビであることを謳うためか、ストラップホールがついています。確かにそこそこ重く、落とすとダメージが大きいので持ち歩いて使用するなら実用性はあります。NV-SB360DTにはストラップが付属していたのですが、この機種には付属していません。
付属している車載用取付キットは、ダッシュボードの上に粘着テープで台座を貼り付け、スタンドベースでNV-JM520DTを固定できるというクルマ用のものです。台座では角度の調整が可能です。この台座にあったNV-JM520DTを固定するパーツは、バラしてバイク側に取り付けてあります。
ステーをあらかじめ取り付けておけばカーナビ本体は容易に取付け/取外しができるのが特徴です。車載用キットを追加購入すれば複数台のクルマでカーナビを乗せ換えて使用できます。
普段は盗難防止の為にも外して屋内保管ができます。ツーリングの前日までに屋内や通勤電車の中などでルート設定をしておき、ツーリング当日に取り付けて使用。帰宅したら取り外してその日の走行軌跡を屋内で眺めるような使い方が可能です。
なお、シガーアダプター(2.5A)とACアダプター(2.2A)が付属しています。NV-SB360DT付属のアダプターは12Vのみ対応だったのですが、NV-JM520DTは12Vと24Vに対応しています。
この機種のちょっと変わったところとして、シガーアダプターの先端にスライドスイッチがあります。工場出荷時は「N」側になっておりほとんどの車種ではそれで問題ないが、欧州車などソケットの口径が大きい場合には「W」側に切り替えて使用するとのこと。
NV-JM520DTはポータブルナビとして容易に取付/取外ができることを利点としています。そうは言っても、最大では電源、パーキングブレーキ、音声(イヤホンジャック)、外付けワンセグアンテナ、FM多重VICSアンテナ、外付けGPSアンテナという6本のケーブルをいちいちつないだり外したりすることになります。ここまで本数が増えると、まとめて接続できるワンタッチカプラーやドッキングステーション、クレードルのような仕組みがあってもいいかもしれません。
その反面、今まで3台このシリーズを使ってきましたが、いずれも同じ車載ホルダーが使用できます。買い替えという観点からはそれまでと同じステーが継続使用できたほうが便利なのも確かです。
今まで使っていたNV-SB360DTと並べてみるとわずかに液晶の色あいが異なり、NV-SB360DTがちょっと赤っぽい暖色系でNV-JM520DTが緑っぽい寒色系に感じます。ロットか液晶の調達先が異なるのか、メーカー自らそういったチューニングをしたのでしょうか。
一番異なるのはサイズです。NV-SB360DTが4.5VでありNV-JM520DTが5.2Vとなります。一回り大きくなった訳ですが実際に使ってみるとこのわずかなサイズ拡大により2画面表示が見やすくなったり、タッチパネルでの文字入力がしやすくなったり結構な恩恵があります。地図画面上のアイコンサイズはそのままで液晶サイズが大きくなれば、地図画面におけるアイコンの面積比は小さくなります、地図が見やすくなります。特に2画面表示の右側などは画面が狭いなかアイコンの面積が結構ありましたし。
またNV-SB360DTだと走行中にチラ見しただけでは方向看板表示の地名が小さくて読み取れなかったのですが、NV-JM520DTでは読み取れるようになりました。
一度このサイズを使ってしまうと、小さいサイズには戻れない感があります。
NV-JM520DTの液晶は480x240ピクセルであり、この1ピクセルをRGBの3画素とカウントするためカタログでは345,600画素と表記されています(480x240x3)。

昼用地図、夜用地図の切り替えについては手動、もしくは周囲の明るさをセンサーで検知し自動で変更できます。日中でもトンネルに入れば自動的に夜地図に切り替わるなど手間いらずです。
液晶の輝度についても手動もしくは明るさによる自動調整が可能です。このオートディマーは周囲の明るさによって液晶の輝度を調整する機能です。たとえば夜間に液晶が明るすぎると目障りだったりするのでその際に輝度を落としたり、明るい日中に液晶の輝度を最大にするといった調整が可能です。
明るい時の輝度を調整するHIGHT、暗い時のためのLOWをそれぞれ調整できます。
本体には交換できるリチウムイオン電池(NVP-D7 3.6V 1670mAh)を内蔵しています。充電時間は3時間、音量および液晶輝度を中とした通常使用時には約3時20分の使用が可能とのことです。NV-SB360DTが約4時間とのことだったので液晶サイズ拡大のせいか短くなっています。
シガーソケットやACアダプターなど外部電源からの給電で動作中にキーをOFFにするなど給電が断たれた場合、自動ではバッテリー駆動に切り替わりません。バッテリー駆動する場合には電源スイッチを押す必要があります。
バッテリーは本体から充電できますが(もちろん充電しながら動作可能)、別売オプションとして充電器単体も販売されています(NVP-DP11)。何らかの理由によりバイクや車から給電できなくかつ長時間稼動させたい場合や徒歩で持ち歩くのなら複数のバッテリーを交換しながら使用し続ける方法があります。交換バッテリーが結構高価(7,560円)なので、なるべく外部から給電で済ませるか、廉価な互換バッテリーを探したほうが安く済みます。
ただしバッテリー駆動時は車載ではなく歩行者モードとして認識されるのか、機能に制限があります。音声ガイダンスやリルート、マップマッチングが無効となるなどカーナビとしてはほぼ致命的とも言える制約です。
本体裏カバーに、スピーカー、内蔵ロッドアンテナが見えます。

本体の厚みについてはバッテリーが最大の問題で、それがクリアされればもう少し薄くできそうです。それにしてもスマートになりました。以前の機種(NV-M15DT)の時などは内部基板が鋳造と思われる分厚いシールドに覆われており、そのせいで大きく重くなっていましたから。
本体上部にはGPSチップがあります。

