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§はじめに


OpenBlockS とは

「ぷらっとほーむ」さんから出ている“お弁当箱サイズ”のコンパ クトサーバです。

この文書では、私の作業メモや、気がついた事などを紹介したいと思い ます。

§ハードウェアの設定


IDEの設定

OpenBlockS の IDE は、プライマリ(IDE-0)しか存在しません。また、 CF のマスタ/スレーブの設定はディップスイッチで行います。

出荷時には、なぜか両方ともマスタ(!!)になっているので、設定をず らす必要があるのですが、CFをマスタにする為には、

  1. CF設定用のジャンパピン
  2. HDD をスレーブにする為のジャンパピン
の2つが必要ですので、ジャンパピンの予備が無い人は、HDDをマスタ、 CFをスレーブにするしかありません。(この場合、ジャンパピンが1つ 余ります)

root ファイルシステムの構築

付属の mkcfrt スクリプトを使ってCFを初期化すると、fdisk パーティ ションが切られて、32Mまでしか使ってくれません。32M 以上の CF を 使う場合は、スクリプトをまねして手動で構築しましょう。

§ネットワークの設定


cgiを通して、ブラウザ上でもできるようですが、apache を停止させてい る場合もあると思うので、設定ファイルをいぢって設定する方法を示しま す。

余計なサービスの停止

OpenBlockSではデフォルトでいろいろなサービスが動いていますが、非力 なマシンであれもこれも動かしておくのは、ただでさえ悪いパフォーマン スを定価させるので、絶対になくてはならないサービス以外は全てとめて しまいましょう。

具体的には、/etc/rc.d/rc.sysinit ファイルを編集し、該当のサービ スを起動している部分をコメントアウトします。例えば、、、

dhcpd
特に、正規の dhcp のある環境で、dhcp が動きっぱなしの OpenBlockS を繋げると、LAN 上の他のマシンが IP アドレスをうまく 割り当ててもらえない、等の弊害がありますので、特に必要な場合以外 には止めないとまずいです。
runled
動作中に、7SEG LED をチカチカ動かしている daemon です。をうざ いだけなので止めます。自アプリの中で、 [ echo "2" >/dev/segled ] などとして、動作状態のモニタ等に使う場合には、このdaemonを止 めないといけません。
httpd
でかいし、邪魔だし、設定を全て手作業でできる場合は止めてしま います。
inetd
特に止めるまでもないでしょう。
telnetd
inetd 経由の起動になっています。リモートログインできなくなっ てしまうので、ssh に移行したのでない限、絶対に止めてはいけま せん。 *1
ftpd
inetd 起動になっています。ファイル転送に使いますが、別に ftp が動いている場合には、OpenBlockS からそちらに get しに行 く事もできますので、止めてしまっても構いません。
shell/login
inetd 起動になっています。危ないので、止めましょう。
sendmail/pop3
sendmail は daemon で、pop3 は inetd 起動になっています。 OpenBlockS をメールサーバとして使うのでないかぎり、邪魔だし 危ないので止めます。

静的IP割り当て

この辺は基本です。 [ /etc/network-scripts/ifcfg-??? ] の内容を設 定するだけです。リブートすれば、ルーティングも修正されます。

File: /etc/network-scripts/ifcft-eth0

DEVICE=eth0    ← インターフェースの名前(100BASE-T 側が 0)
IPADDR=192.168.253.254  ← IPアドレス
NETMASK=255.255.255.0   ← ネットマスク
NETWORK=192.168.253.0   ← ネット ID
BROADCAST=192.168.253.255  ← ブロードキャストアドレス
ONBOOT=yes  ← ブート時に自動的に ifup する場合は yes
        

CGI の設定ツールを使う場合に、自 IP 変更後に apache の VirtualHost ディレクティブで指定している IP アドレスも変更しない といけないそうです。私は使っていないのでナンですが。。。

-----------
*1 : あ〜、、シリアルコンソールって手もあったな〜。

§バグ?


私がブチ当たっただけでも、以下のバグが確認されています。この他のも のについては、 既知の不具合 (ぷらっとほーむ) のページを参照してください。

リブートすると時計が15分進む

ファームウェアを [ zvmlinux.initrd.ext1.1115-1 ] へアップデートすると直ります。

起動時1回目に /dev/ttyS1 が応答しなくなる

プログラムから open(2) した時に、「オープンはできて、書き込みも できるが、読み込めない。」という現象がでます。起動後、 [ cat /dev/ttyS1 ] すると復帰するのです が、ファームウェアをアップデートしても直りませんでした。

§ファームウェアのアップデート手順


アップデートファイルの所在

アップデートファイルは PlatHome の web ページがら手に入ります。

「ぷらっとほーむ」ファームウェアのアップデート

アップデートツールをコンパイルする

ファームウェアイメージをOpenBlockSへ転送する為のツールをコンパイ ルします。このツールは、付属 CD-ROM の、 [ /software/tcpdwl.c ] に入っているので、


$ cd ~/src/OpenBlockS/util
$ cp /mnt/cdrom/software/tcpdwl.c .
$ gcc -o tcpcdwl tcpcdwl.c
とやってコンパイルしておきます。

ファームウェアの転送

ぷらっとほーむのファームウェアアップデート手順のページにある手順 にしたがって、OpenBlockS の HW をファームウェア転送可能な状態に しておいてから。 (転送元の PC の IP アドレスの設定をわすれないように。どうせなら、 OpenBlockS の eth0 は常に 192.168.253.???/24 で運用して、 PCの方 の NIC にマスカレードをつけておいた方が楽です。)


$ ~/src/OpenBlcokS/util/tcpcdwl -v 192.168.253.254 <ダウンロードしたファイル>
で転送が開始します。

転送が完了すると、OpenBlockS は起動した状態になるので、必要に応 じて出荷時設定に戻すなどしてください。念のため、再起動した方が いいです。

ipマスカレードの設定を プラウザから行う場合

なんか、 [ /etc/rc.d/rc.sysinit ] をリセット する必要があるらしいですが、私は cgi の設定ツールを使っていないし、 IPマスカレードも使っていないので、なにもやっていません。

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