ハートレクチャー2002

看護スタッフを対象に定期的に心電図の講議をしているのですけど、その内容を紹介していきますので、お楽しみに。

1. 心電図の心得

心電図を読み解きたいっ、というヨクボウは皆さん少なくないはずですが、多くの場合、ばったり挫折します。それも教科書の2ページ目くらいで(笑)。いろんな本を見てみましたが、確かに難しいんですね、いきなりアイントーベンの三角形あーたらっていわれても、ねえ。ここでは、最低限知ってほしいポイントを紹介したいと思います。

2. 臨床現場における心電図

皆さんは心電図に何を期待しますか?心臓は、ゴムボールのようなポンプであり、血液を全身に送りだすことがその役割です。実は心電図は、その「電気系統のトラブル」しか教えてくれません。車で言えば、バッテリーの調子はわかるけど、エンジンとかタイヤの状態まではわからないのと同じように。

心電図に限らず、エコーもレントゲンも、その臓器自体を見ているのではありません。いわば影絵と同じ。その形を見ながら、元の形を想像する。心電図もやっぱりそうで、その時心臓はどうなっているのかということを想像しながら、どうぞ。