数字旗1です 大好きなヨットの事

(超簡単!ヨットのしくみ・船酔い克服法−女性クルーを増やすには−ヨットのススメ

超簡単! ヨットのしくみ



ヨットは風で走ります。帆がエンジンです。普通のエンジンもついていますが、港への入出港や電子機器などの充電で使われることが多く、補助的なものです。どちらにしても平均的には自転車位のスピードです。
ヨットのしくみ


船酔い克服法              −女性クルーを増やすには−


「ヨットに乗りませんか?」と声をかけると、必ずと言っていいほど「船酔いするからだめです」という返事が返ってくる。これをクリアーしないと少しもヨット人口、特に男性諸氏が熱望する女性クルーは増えない。確かに私も船酔いする。人のことをとやかく言える立場ではない。まともな人は皆船酔いするのだ。「船酔いしなければヨットは100倍楽しいのに。」と私もずっーと思い続けていたが、10年もヨットに乗って初めの頃より気にならなくなってきた。ではどうすれば良いのか。

まず、ヨットに乗ったことのない女性を日帰りクルージングに誘うことにしよう。

女性は男性のように「どうにかなるさ」とはあまり思わない。準備万端にしておかないと何かと不安になる。この不安感がまず一番いけない。誘う時、ヨットはどういう状況であるかをきちんと説明しよう。この際、「ヨットはなぜ風上に向かって走るか」などということはどうでもいい。「トイレはあるよ」などという基本的なことを事前に教えてあげよう。何より大切なのは本人の「船酔いしない」という気持ちなのだ。普段使っていないトイレは慌てて使えるようにしておくことはモチロン、言うまでもない。
それでも躊躇している人を誘いたい場合、女性を複数人誘う。何人か一緒なら心強いのだ。

1.服装

何より、「締め付け」が良くない。経験上、ガードル・ブラジャーなどを付けていると必ず船酔いする。(ダレダ、ソコデヨロコンデイルノハ)ゆったりしたスウエットスーツなどが好ましい。
夏は暑く、冬は寒く、濡れても乾きの悪いジーンズも避けるべきだと思う。運動をし慣れていない人はとかくアウトドアにはGパンだ、と思うらしい。どうしてもジーンズが好きなら、現地でジャージかスウエットにでも着替えてもらった方がよい。ハーバーやマリーナに更衣室が無ければ、着替えやトイレなどはゲストが出航前に済ませられるよう、配慮しよう。当然、ハイヒールはもちろん革靴もだめだと事前に伝えよう。ストッキングも避けた方がよい。これらを当たり前だ、などと思ってはいけない。相手は初めてなのだ。

2.持ち物

暑くても寒くてもウィンドブレーカーのような上着と下着やTシャツなどの着替え一式。慣れないと夏場でも風は冷たく感じるし、スプレーを浴びないとも、雨が降らないとも、桟橋から落ちないとも限らない。「シャワーを浴びられるような一式」とでも伝えよう。その他帽子、サングラス。忘れてはならないのは日焼け止め。本人が安心するなら酔い止め薬。ちなみに私は最後のふたつは使ったことがない。(^_^;)

生まれて初めてのヨットなら、本人から言い出さない限り、昼食の弁当などを持って来るように強要しない。不得意な人は精神的プレッシャーとなり、早起きのため寝不足になる。手ぶらでは行かれない、とゲストが考えているのなら、負担にならない飲み物やお菓子くらいにしてもらう。出来れば昼食はどこか景色の良いところに停泊して食べられるようにするとなお、良い。(参照:はじめての日帰りクルージングメニュー
一度雰囲気を味わえれば次回から期待できる、かもしれない。

3.出航

なるべくロープを引く、舵を取る、など本人が興味を持てる範囲で仕事をしてもらう。楽しく歓談したり仕事をしていれば余計なことは考えない。それでも具合が悪そうだなと思ったら、声をかけずそっとしてあげる。キャビンの中に入れてはいけない。本人が「〜が欲しい」と言うのなら代わりに誰かが取ってきてあげる。間違っても何かを取りに行かせたりしてはいけない。トイレはなるべく出航前に済ませ、マリントイレの使い方も出航前に説明する。女性が男性のように表で用を足せないのは結構ハンディなのだ。
船酔い時にタバコの煙がだめだという人も多い。ゲストが具合が悪く寝ている際などのキャビン内での喫煙はもってのほか。同様に、このにおいのこもりやすいキャビンでカップラーメンを食べたり、炒め物を始めたりするのも避けるべきだ。

4.心構え

何より大切で、伝えるのが難しいのが「船酔いしたら吐けばよい」ということ。しかも時化ていない限り、デッキ上が良い。気分が悪いという理由でトイレに行くのは致命的。二度とデッキには戻ってこられず、帰港するまでトイレを独占する結果を招く。デッキで新鮮な風にあたっている方がまだマシで、気分が悪くなってから、閉鎖され揺れているトイレに行くのは最も危険である。「気持ちが悪かったら吐く」そして「吐いたらまた食べる」これが頭でなく身体で理解できるまでに私は、3年以上かかった。初めて乗る人は必ず、「そ、そんなぁ、みんなに迷惑はかけられない、醜態も見せられない」と思うのだ。しかしデッキで気分が悪くなる人を見て、かわいそうだとは思っても「迷惑なヤツだ」とは誰も思わない。しかもそれを醜態だと思っているのは本人だけなのだ。

私が知っているヨットのオーナーで船酔いする方も多い。ある方は、海が荒れた状態でいきなり「舵を替わってくれ」と言い、吐き、またおにぎりを食べていた。吐くものが無くなるのは余計苦しい事態を招く。おにぎりは無理としてもリンゴくらいなら食べやすい。勿論日帰りのクルージングなら、無理に食べなくても構わない。

不安感を除く、準備するなどの方法の他に「前の日によく眠る」「直前に油物を食べない」「お腹がすきすぎているのは良くない」などとも言われている。気にする人は消化の良い物だけを食べたりする。とにもかくにも「大丈夫だ」と思えることが大切。あとは誘ったあなたが安心させてあげよう。

初めてが楽しければ、また、乗りたくなる。


ヨットのススメ               Sea-laがヨットにはまったわけ




手の届くところで跳ねるトビウオ、イルカ、クジラ
ヨットが浮かび上がっているように見え、泳ぐイルカはその形に沿って、光る夜光虫
海から見る、半熟卵の黄身がとろけそうな朝日や、流れてしまいそうな夕日
海から出て空をのぼり、また海へ帰る180度の天の川
穏やかな夜、月の明かりに照らされた海面のスポットライト

 そんなことも素晴らしいけど、それだけじゃないと思う。

 どんなことが起こっても、そこに居合わせた人だけで、あるものだけで、力を合わせてひとつの目的地を目指す。うまくいえないけどそんなところ。舵を取る人、エンジンを修理する人、帆を縫う人、料理する人、専門的なことができなくてもみんなを明るい気分にさせることができる人。それだけで役に立つ、たとえ小学生だってなくてはならない一員です。何もできない私でもひとつくらいは何かの役に立つのです。私にそれを教えてくれた、本当のヨット乗り達に、とてもとても感謝。

 どうにかして魚を釣ってさばき、刺身にした後はみそ汁で食べようとか、ラジオの気象通報を書き取って天気を予想するとか、風はどこから吹いてくるか、強くなるのか、弱まるのか、潮の満ち引き、何もかも自分たちで考え、やらなくてはなりません。一度海に出たらどこかに着くまで何日もかかることがあるからです。やることは山ほどあり、従って役に立つこともたくさんあります。空いたペットボトルには米を入れて保存し、半分に切って水をくむ。どんなものでも利用します。日常生活を見つめ直す良い機会です。

 雨が降ったり、時化にも遭います。もちろん船酔いで苦しみます。でもそんな時こそ、人の優しさを思い知るのです。だからやめられない。仲間とのこの連帯感に、一度はまったら抜け出せなくなること請け合いです。


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