| (第十三段) | ![]() |
2004.05.03 |
−GW− 唐津に来ている。ちょっと曇り。 以前散々話題にした、糖尿病と脂肪肝と高血圧のS氏が一緒である。彼は未だ薬を服用しており、しかも糖尿病の影響が目に出始めていると言うことで治療をしているため塩分と脂肪を控えた思いっきりヘルシーなと言うか病人のための食事が必要なのだ。目が見えなくなることほど恐ろしいことはない。この家の主の刑事さんも高血圧は同じで、私もヘルシーな食事に越したことはないので健康な食生活を送っている。佐賀県は嬉野というところに美味しくて有名な豆腐がある。鍋に付属の温泉水を沸かしてその中に豆腐を入れ、溶けかかった頃を食べると言うものだ。その豆腐を取り寄せ、水菜やネギなどの野菜をたっぷり入れ1年ものの手作りポン酢で味わった。美味しい♪箸休めはS氏と刑事さんの髪のために(^_^;)生のひじきと人参を薄味の鰹だしで煮たもの。全粒小麦でパンを焼く。タケノコを茹でて、人参、戻した干し椎茸、こんにゃく、鶏肉少々と共にこれまた薄味の煮物を作る。大量のタマネギをじっくり炒め、ブロッコリーやキドニービーンズを入れてカレー粉で炒めヘルシー豆カレーを煮ている。これだけ全部食べればいくらヘルシーでもカロリーオーバーかも。 刑事さんの家の前の自動販売機にジュースとタバコを補充する。20羽以上も居る烏骨鶏にエサをあげて替わりに卵を頂戴する。この烏骨鶏、主の許しを得てって言うか、増えすぎたので食べても良いよと言われているのだが絞められないどころか未だ誰も捕まえることさえ出来ないので、鶏肉が必要なときはスーパーに走っている。烏骨鶏の卵は味がとても濃くて美味しい。大きさもちょっと小さめで私にはちょうど良い。東京で買うと1個500円もするのだ。これを溶いて醤油をたらし温かいご飯にかけて食べるのが最高!ちなみに烏骨鶏にはニラをあげると卵をよく産むらしい。ただしオスは午前3時頃からけたたましく鳴く。都会向きじゃない。 マッサージをしている知り合いを呼んで友達価格のマッサージを受ける。DVDの映画を英語で見る。ウクレレの練習をする。この刑事さん、合気道の有段者のくせにウクレレを弾こうと弦を押さえて指が痛いなんて言ってるしー。ハワイ行きのパンフレットを大量に集めて、ハワイ行きの計画を立ててみる。 私の両親の為に東京発の大量のハワイ行きパンフレットを検討してみた結果、その中では近畿日本ツーリストが良かった。ちなみに時期は9月のアロハフェスティバルの頃で、航空券とホテル以外観光などのなるべくないもの、飛行機は直行便(出来ればマイレージを貯めているJAL)、ホテルは私が定宿にしている格安ホテルのそば(アラモアナ近く)で延泊可能なもの、もちろんそれでいて値段は安めにと言う条件で探したのだ。私は普段ツアーでは旅行に行かない主義なので久しぶりにパンフレットと格闘したがヘトヘトになった。こんなに見にくくちゃ、お年寄りは諦めるか嫌になるに違いない。 9/19〜21発、8泊10日、ルネッサンス・イリカイ・ホテル泊、JAL使用、空港まで送迎付で眺望指定なしだと131,800円。パーシャルオーシャンビューと言う怪しげな、ほんの少し(一部)海が見えると言う部屋は3,000円増し、23階以上のオーシャンビューの部屋で149,800円。この際外に出ればいくらでも見られるのだから、部屋から海など眺められなくても良いだろう。仕事ばかりしている刑事さんは値段の安さに驚いている。一週間程度で時期がいつでも良いなら、ツアー代は同じプランで7〜8万だ。 仕事ばかりで身体を壊すのではなく、楽しめるときに楽しまなきゃ、行かれる時に行かなくちゃ、何のために働いているんだかわからない。行かれるうちに行かないと機会を失うってものなのだ。It's now or never!(今しかない)って、なかなか良いコトバだと思いません? 私は、「仕事が忙しくて休めない」のは行かれない理由には入れない。 |
2004.05.09 |
−映画− 鹿児島は昨夜から大雨が続いている。何だか3月ごろから日曜日に雨の確率が高い。 ケチな私は一石二鳥が好きだ。ちなみに英語では、Kill two birds with one stone.と言う。おんなじ。 今、映画が面白い。英語の勉強になる上に楽しめる。もともと映画館に映画を見に行くことなんて年に一度もなかったが、英会話勉強のためのツールとして去年、思い切って韓国製の安いDVD機を買った。再生専用だがすでにもとはとった気分♪それを使って映画を見ている。音声英語、字幕も英語だから、せいぜい毎日1本の映画の半分くらい。しかも全部わかるわけじゃないので何度も楽しめる。DVDソフトは現在11本。自分で買ったのはわずかに2本だ。(^_^;) 何と言ってもダントツは「ハリー・ポッター」の1巻と2巻。英語教材としては別にペーパーバックだろうが、解説書だろうが、カセットテープやCDだろうがいろいろ出ているので勉強したい人にはお勧め。何より楽しい、面白い。たぶん私はもう10回以上見ている。杖、女性の魔法使い、男性の魔法使い、ほうき、呪文、のろい、石化するなどの魔法会の用語が出てくるが、これらもボキャブラリーとしては結構有効。ただ、「どうやって来たの?」「飛んで」とか「水をラム酒に変えようとしている」と言う会話は日常生活には使えない。 同じくらい楽しめるのが「パイレーツ・オブ・カリビアン」。ストーリーが裏切られず痛快である。何しろディズニーなのでひどい言葉は出てこない。キャプテン・スパロウがすこぶるカッコイイ。ディズニーランドの「カリブの海賊」と言うアトラクションを見た人は3倍楽しめる。わずかに、海賊っぽく見せるために古い言い回しが使われているようだ。同じくディズニーの「リロ・アンド・スティッチ」もこのGWに入手した。初めの所を除いては(私はペーパーバックで出だしで躓いている)姉と妹の日常生活のなので会話としては一番ためになるかもしれない。 唯一自分で買ったのは私の大好きな「天使にラブソングを」の1巻と2巻。\1,980で、しかも2本買ったのでもう1本送料だけで頼めると言った類。これは何度見ても愉快である。歌も楽しい。みんなの気持ちを汲みつつ、たてつつ、みんなをまとめられるシスターマリークラレンスを見習いたい。だけど英会話はすこぶる速い。早回しのテープを聴いているようで誰も彼も速い。ひょっとしたら早口度はエディ・マーフィーの映画を抜くかもしれない。 「ロード・オブ・ザ・リング」の1巻と2巻はまだ家では見ていない。映画としては素晴らしいけどちょっと重い。毎日見る感じではないのでまだキープしてある。 今回これらに加えて現代もの、ニコラス・ケイジが車泥棒をする「60セカンズ」と、メグ・ライアンの「ニューヨークの恋人」を入手した。私は映画はハッピーエンドでなくちゃ許せない。映画くらいハッピーエンドでなくてどうするのよ、と言う感じ。他人の不幸を喜ぶなんてあまり良い趣味じゃないと信じている。だから同じくメグ・ライアンとニコラス・ケイジが出ている「シティ・オブ・エンジェル」は見ていられなかった。 これらに加えて、「英語のお手本」とも言われるオードリー・ヘップ・バーンの「マイ・フェア・レディ」をゲットした。 さて、今日はどうせ雨だし、電子辞書片手に何をカウチポテトしようか。 あなたのお勧め映画があったら教えてください。 |
2004.05.13 |
−未だ、英語− NHKの夜7時のニュースを見る。夕飯の支度が10分くらいで済んだので少し前にテレビをつけた。ローカルニュースをやっていた。な、なんと「今日の相撲」のコーナーでは鹿児島出身力士の勝ち負けだけを報じていて驚いた。東京出身力士だけの結果と言うものは聞いたことがない。東京は故郷とは言わないのだろうか。 私一人が叫んでもどうにもならないとつい考えてしまうのだけれど、自分で支払いもせず受け取る必要もない人たちに年金制度なんて決められるわけがない。議員年金と言うものがあるから、決める人たちにとっては支払っても支払わなくても気づかないくらいのたいしたことのない問題や額なのだろうと思うと腹が立つ。支払っていない議員に今までの分をまとめて支払わせれば、分母(もともとの給料)の少ない私たちと違って年金もずいぶん豊かになるに違いない。日本人を殺したら500グラムの金を与えると言うオサマビン・ラディン氏の言葉には腹が立つを通り越して恐ろしい。虐待も処刑も早くやめて欲しい。腹の立つニュースばかりなのでDVDにしよう。 「マイ・フェア・レディ」のDVDを見た。Hの発音をたたき込むために、息を吹き込むと回転する装置を使っているのが受けた。だけど思っていた何倍も難しかった。だいたい思いっきり古い映画だし、学者の会話が多いので言葉が固くて難しい。これならまだ、ハリー・ポッターの魔法用語の方がわかりやすい。やっぱり英語を聞き取るためにはディズニーか子供向けかなぁ。だけどやっぱり見ていて楽しめるのが一番だ。 英会話は、私が苦手な"続ける"ことが大切みたいで、それなら楽しくしなくちゃ、といろいろなツールを使えるようにしている。その日の気分次第。家では毎日録っている英会話番組の録画ビデオか、DVDか、NHKニュースを副音声で見、通勤時間はMDでいろいろな英語を聞く。空いた時間や寝る前は読書。「家出のドリッピー」は結構面白くて簡単な単語が多いので思ったより早く読むことが出来る。毎週金曜日の夜は社会福祉センターの英会話教室。土曜日はたいてい日本語を教えて英語を教えてもらうエクスチェンジ。今日は英会話を聞く気になれなかったのでジョンデンバーとサイモンとガーファンクルのMDを聞いた。覚えたい表現をノートに書き留め、単語はエクセルに入力する。とにかく何でも良いから英語に触れる。物の怪にとりつかれているみたいだ。だけど少しも上達しないので、って言うか上達の程度が測れないのも継続が難しい一因なので、2年ぶりに7月のTOEICを受けようかと思っている。鹿児島は都会と違ってひと月おきにしか開催されない。 エクスチェンジの、日本語を勉強している相手に色の説明をした。赤、青、白、黄色・・・これらは名詞で、形容詞なら赤い、青い、白い、となると説明したら、「じゃ、緑は”緑い”か」と聞かれて閉口した。こちらもまだ道のりは長い。 私としてはただ話したいだけなんだけど、国際社会と言う意味ではますます英語が必要になってくる。今や英語がわからないとインターネットもよくわからない。 地道に続ければ、いつか日の目を見るのだろうか。 |
2004.05.17 |
−文化の違い− ホタル狩りに行こうというのに雨である。だいたい「狩る」と言うのにただ見るだけなのは変だ、と子供の頃「紅葉狩り」と聞いて驚いたものだ。そうそう、ホタルは英語では「firefly」。ハエと言うのが気に入らない。何かこう、もっと情緒ある名前に出来ないものか。 そろそろ梅雨の時期で、鹿児島県内でも奄美大島はすでに梅雨入りしている。青空が見えないとどうも気分が晴れない。うっとうしい。じめじめするのはどうも苦手だ。I miss Hawaiian sun. 昨日の英会話教室の話題は「眠りについて」だった。 「あなたは普段何時間寝ていますか?」、「バスや乗り物の中でも眠れますか?」「いびきをかきますか?」と言う普通の質問から、「真っ暗にして寝るのが好きですか?」(Do you like sleeping in complete darkness?)なんて言うのまであった。完全な暗闇でと聞くのは面白い。日本語だったら「電気は消して寝ますか?」程度で、「完全な暗闇」かどうかはあまり問わない。中でも「あなたはいくつ枕を使いますか?」には驚いた。よくホテルのベットには枕がたくさんあって贅沢な気分だけど、枕の数を聞かれるなんて日本では考えられない。「夢を見ますか?」とは聞いても、「悪夢を見ますか?」とも聞かないだろう。 そのような会話をクラスメートとする。私は70才の男性と話した。彼は昔、学生の頃友達と旅行して安いホテルに泊まり、そのホテルがダブルベッドだったため友達が動くたびに目覚めてしまい寝られなかったそうだ。その時、「金輪際ベッドには寝ない」と決めたという。更に布団を畳んだり敷いたりするのはエクササイズなんだって。彼は普段眠れないことは無いと言い、寝られないときには英語のテープを聴きながら寝るとすぐに寝られるよ、といたずらっ子の目で笑った。次は77才の男性。父より高齢である彼は、「枕はそば殻だ」と主張した。頭は暖めてはならず、涼しく保つにはそば殻が一番で羽毛なんて比じゃないとのこと。「寝ていてうるさくないか」とか「虫が付かないか」などと反論してみたけど歯が立たなかった。なんとそば殻は布団屋さんで手に入れるのではなく、そば屋だそうだ。たまに中から出して干すと言うのが面倒そうだけど、しょっちゅうしなくちゃいけないものでもないらしく、一度そば殻をファスナーをつけた布でくるんで枕を作り、その上にもう一枚枕カバーをかければ快適とのことだった。そば殻はとっても安いものなのだそうで何年か使ったら捨てて作り替えても良いとのこと。年輩の人の言うことは為になる。私の回りでもそば殻の枕にこだわる人は多く、安価で健康に良いなら私も作ってみようかなぁと思っている。 今日はミスタードーナッツで日本語と英語を教え合うエクスチェンジ。シィチュエーション(situation)はレストランだ。これがビックリ。「コース料理」と言えば何を想像するだろうか。オードブルに始まってサラダやスープ、メインディッシュと続きデザートで終わる。この一連の流れをコースと言うのではなかったのか。どうも彼の言っていることが理解出来ない。「ちゃんとしたレストランは3つか4つのコースがある」と言う。「まっ、あるんじゃない?!」と軽く聞いていたところ”コース”の意味が違ったのだ。このコースはAコースがステーキのコースでBコースはロブスターのコースというような、一般の日本人が考えているコースではなく、オードブル、メインディッシュ、デザートで3コースなのだそうだ。実はちゃんと辞書にも載っていた。そもそもの質問は「一緒にレストランに行ったあなたの友人に最初のコース(つまりオードブル)を頼みたいかどうか聞く」と言うものだったのだ。外国にもオードブルを頼んでしまうとメインディッシュが入らなくなるような小食の人が居るらしい。私だったらオードブルよりデザートを取るかな。 コトバを学ぶには文化も知らなきゃいけないのが楽しい。 |
2004.05.21 |
−Hawaiiで買い物♪− ハワイ行きを検討している。出来れば9月のアロハフェスティバルのフラワーパレードを両親に見せたい。カラフルな生花で埋め尽くされた盛大なパレードを見、無料ウクレレ教室に参加し、生のハワイアンを聴きながらオープンテラスでのんびり食事をする。もちろんきれいな海を眺めて買い物。ただ、私の買い物はヴィトンのバッグやグッチの財布などではない。 ハワイに行ったのは3ヶ月の留学やヨットレースを含めて5回か6回か忘れちゃったけど、とにかく毎回次に行くときのために欲しい物を思いつく度に書き留めている。だから長いこと行かないとメモがどんどん増えていく。現在のメモは・・・ 1.ウクレレのハードケース 留学したときに無料ウクレレ教室の先生に教わって安くて良いウクレレをゲット。29ドル99セントだった。ケースは無く、段ボールに入っていたのだがハードケースを見に行ったらウクレレ本体と同じくらいの値段だったのでやめてしまったのだ。ギターをやっていたとき思ったのだが、やっぱり楽器はハードケースに限る。だけど未だにウクレレは段ボールのまま。先日会社の同僚とウクレレを弾く会に参加した後、同僚は手芸店で布やファスナーを買い求め、すばらしく出来の良いケースを作った。だけど材料費はなんと合計で9,000円!その後楽器店に見に行ったのだけれどソフトケースでさえ3,000円を超えた。最初から買っておけば良かったのだ。 2.サンドウィッチバッグ 名前は大げさに聞こえるけど、小さな、四角い、薄〜い、ただのビニール袋。紙箱に200枚とか300枚入っており、ティッシュペーパーみたいにつまみ出して使う。値段も安く1箱3ドルくらい。これが大層便利なのだ。そのビニール袋は口の部分が外に折り返してあり、中身を入れたらひっくり返して蓋にする。本来はサンドウィッチを作って(あちらの食パンは小型なので)切らずにそのまま入れるためのものである。これが半分残ったトマトだろうと、皮をむいて一つ残ったゆで卵だろうと何にでも使える。もちろんロールパンやサンドウィッチ用パン、食パンだったら半分に切って入れることが出来る。クッキーやマフィンなど入れてリボンで縛っても可愛い。大事に使っていたのだが無くなってしまった。今まで便利に使っていた物が切れると結構不便なのだ。半分に切って残したトマトにラップをかけるのが面倒なのを思い知った。 3.食材(粒胡椒、サフラン、ココア、ピクルス用スパイス、マフィンの素、スプレー生クリーム、オレンジ&スパイスティー) スパイスはどこよりも日本が高いと思う。パエリアやブイヤベースを良い香りと共に黄色く色づけるサフランはたぶん日本の半値以下。需要が少ないせいか、日本はスパイス類の種類も少ないので海外ではスーパーやキッチン用品店を覗くのが楽しみなのだ。あちらで黒、白、赤、緑などの粒胡椒を買ってきて、自分でブレンドして透明な胡椒挽きに入れて楽しんでいる。香りも最高!一袋で一杯分の、リッチな味わいのココアも種類が豊富で安い。お湯を注ぐと星やハートが浮いてくる楽しげなものまである。シューッとヘアムースのように出てくる生クリームも欠かせない。コーヒーでもケーキでもフルーツでもクリームを添えればなぜかレストランの気分。缶なので機内持ち込みできるかどうか、JALのカウンターで戦ったことがある。答えはもちろんOK。中にガスが充填されていなければ大丈夫なのだ。超簡単なケーキミックスの種類と言ったら笑っちゃうほど。電子レンジで作る各味のポップコーンもおみやげに向いている。生のチーズをざくざくすり下ろした粉チーズ?は、日本の物と比べ物にならないくらい大きく、美味しく、ちゃんとチーズの味がする。最後のスパイスティー、私が探しているものはBIGELOWと言うメーカーの、ティーバッグがひとつひとつアルミパックに入っているやつ。ハワイ大学の中のカフェテラスだったらどこでもレジの脇に置いてある。どこでも売ってるわよ、とレジのおばちゃんは言うのだけれど未だ見つけられていない。 う〜ん、買い物としてはヴィトンのバックの方が簡単かも!? |
2004.05.29 |
−シュウマイ弁当− 東京へ行って来た。曇っていたせいか、空気がよどんでいて空が低く感じた。半袖とジャケットでは寒いのに驚いた。 何より、身体が人混みに着いていけない。あんなに得意だったラッシュの人混みに身体が反応出来なかった。通勤しているときは感じなかったのだけれども、やっぱりあれだけの人混みは身体に悪そうだ。JR渋谷のハチ公前改札口を出て、109の横断歩道を渡る頃にはフラフラになった。何年ぶりかで友人に会った。 鹿児島ではあまり見かけない、ゆったりした中華料理店では両親と食事し、「東京から鹿児島に来て何が困るか」の答えに、私がいつも筆頭に挙げる東急ハンズへ行く。ピアスにするために小さな真珠や天然石とそれに見合うシルバーの部品を買う。ドクターソールと言う、足に良さそうで尚かつおしゃれなコーナーでサンダルもゲット。 2度目のディズニーシーへ行く。土曜日は天気も悪かったので月曜日にする。平日だけあってさすがに空いている。修学旅行のシーズンじゃなかったのも良かった。どのアトラクションにも好きなだけ乗れた。ディズニーランドは入場するなりしがらみを忘れてすぐに浸れるのも良い。やっぱり「笑顔」か。私がディズニーランドでお気に入りのナンバーワンは「カリブの海賊」で二番目は「ホーンテッド・マンション」なのだけれど、ディズニーシーでのお気に入りは「インディージョーンズアドベンチャー、クリスタルスカルの魔宮」。思いの外と言うか、二番目に気に入ったのは「マーメードラグーンシアター」だった。シアターと言ってもミュージカル形式のもので、丸い舞台を観客が囲んで見る。それが飛んでいるわ、上から降りてくるわ、音楽も良く楽しかった。ディズニーシーは私があまり得意ではない舞台を鑑賞するものが多いのだけれど、ミスティックリズムやセイル・アウェイ、ジャズまで秀逸のものが多い。夕食はパスタとサラダにワインのセット♪ソフトドリンクのセットだと1,000円を切ると言うお値段で味も良かった。そう言えば途中でリンゴ味のポップコーンやココナッツソフトクリームも食べたっけ。おみやげのクッキーやチョコレートの缶がどれもこれも可愛くて楽しい。 帰る日は別の友人と回転寿司屋へ。それが回転寿司とは言え生の桜エビや白魚まである本格的な店で、何より醤油が鹿児島のように甘くないのが良い。空港の売店で、これも鹿児島には絶対にない生の醤油ラーメンを買い込み、紀伊国屋でリンツのオレンジチョコレートをゲットする。仕上げは何と言っても崎陽軒のシュウマイ弁当。ずいぶん昔から変わらない味で、駅弁フェアにもたびたび登場していたのだが今流行の「空弁(そらべん:空港の弁当)」に押されて地下の売店に細々と売っているだけになってしまった。だけど1,000円を超える弁当が多い中で消費税込みの710円だし、何と言っても美味しいのだ。たいていの幕の内弁当はひとつやふたつ美味しくないと言うか、油っぽい揚げ物など身体に悪そうなものが入っていて残してしまうのだが、このシュウマイ弁当には残す物は何もない。駅弁のように俵型になったご飯には黒ごまが振ってあり、弁当箱についたご飯を箸でこそげ落としながら食べる感覚も嬉しい。シュウマイの他に入っている魚の焼き物も味が良く、シナチクとタケノコの煮物のちょうど中間くらいの煮物も絶品。 鹿児島空港へ着いたとたん、上着を脱ぐ。暑い。家に帰ってシュウマイ弁当を食べた。シ・ア・ワ・セ。 |
2004.06.03 |
−for health− 以前、糖尿病と高血圧と脂肪肝と診断された友人、S氏の話をした。その後である。 入院しなさいとまで言われたほどの血糖値は、薬のおかげで下がっている。当たり前である。薬を飲めば誰だって下がるのだ。そこを何とか、薬の力なしに下げなくては治ったとか改善されたとは言えない。そうでなければ一生薬を飲み続けなくちゃならない。薬を止めれば元に戻るか、もっと悪化するのだ。薬を飲み続けたところで良くはならない。一応、大好きなビールを控えて、肉も塩分も控えている、体重も減ったし、血圧も安定している、と本人は言っている。だが、しかし・・・ GWで会ったS氏は確かにお酒は飲んでいなかった。だけど食べ物はほとんど私が作った野菜多めのヘルシーフードで、私と同じようにポン酢をかけて鍋をつついていた。つまり、別に糖尿病でも高血圧でも脂肪肝でもない私と変わらない一般的な食事ってことだ。もともともと揚げ物が見えなくなるくらいソースをかけていたのが、普通の量に減ったくらい。今までそんなヒドイ食生活をしていたのだから本人としちゃずいぶん改革した気で居ると思うけど、入院を勧められるくらいだったらフツーの食生活で良いわけがない。そりゃあ、醤油よりはポン酢の方が良いって言ったのは私だけど、それだってたくさんかければもとは醤油なのだ。相変わらずわかっちゃいない。 具合が悪くなって、病気と診断されたときから私は「だから言ったでしょ」と言う気分なのに、誰がどう見ても火を見るより明らかなのに、どうやら本人だけにはわかりにくいものらしい。だから、と言うわけではないのだけれど、彼の糖尿病は目にも影響し始めていた。 「今考えてみると、トシだとか、疲れ目だと思っていたのはそうじゃなくて糖尿病のせいだった」と本人は言っている。糖尿病の患者は、定期的に糖尿病の眼科検診を受けねばならないらしく、受診したところ治療が必要だった。医者の診断では「5段階評価で3」だそうだ。レーザー治療は両眼4回で10万円もするとのこと。結構辛いらしい。友人の看護婦によると、糖尿病での目の悪化は眼鏡などの矯正が効かず失明するしかないとのこと。おーこわ。 そして東京に行ったとき再びS氏と会う。別の友人がS氏宅に泊まった。その友人が驚いた。何とS氏は朝食の時、トーストにベッタリ粒マスタードを塗っていたとのこと。何も粒マスタードが飛び抜けて身体に悪い訳じゃない。だけどS氏は「すべてに濃い味付け」の呪縛から逃れていない。今まではバターを塗っていたからバターがダメなら何か別の物を塗らなくちゃと言う考えから抜け出られないのだ。しかもよくよく聞いてみると私が以前から勧めていた宅配の糖尿病食を取らなかったわけは味がなくて美味しくないからだとわかった。その「味のない食事」こそがあなたには必要なのだとディズニーシーで夕飯を食べながら思いきりお説教した。このままではS氏の望む「みんなで旅行」なんて無理だ。「味がないから美味しくない」なんて今更言えた立場じゃない。目が見えなくなったらどうするのよ。挙げ句、糖尿病と診断された直後はしていた散歩やプール通いもサボっている。リタイアした私の父の方が毎日歩いているくらいだ。 家に帰ったらすぐに塩と醤油を捨てると彼は言った。つまりパンや麺にもともと含まれている塩分とか、仕方なく外食になった時(私は手弁当を勧めているのだが)の塩分だけでもかなりオーバーなので、自らは塩分を加えないと言い、運動も再開すると約束した。体重もまだ数キロ減らす必要があるらしい。 お〜い、S氏!これで出来ないのは天気のせいでも何でもなく、ただ自分の意志が弱いせいに他ならないことをお忘れなく。 早く薬の不要な身体になって旅行に行きましょ。 |
2004.06.07 |
−for health 2− 私の場合は意志が強いとかそんなのではなくて、”やりたい”、”しなくちゃ”と言う気持ちがきついので何もかも保っているようなものだ。 ビンボーも手伝って、毎日ヘルシーな食生活を送っている。平日の昼食は「野菜弁当」と称して、とにかく野菜を多く入れた弁当を持っていく。レタスにキュウリ、トマト、タマネギ、キャベツと、とにかく家にあるものを何でも入れる。人参があれば酢や砂糖などでサッと煮るとか、ブロッコリーは茹でておくとかして弁当箱をいっぱいにする。生野菜なんて大した量はないので、そこにゆで卵や茹でたジャガイモ、ひよこ豆、チーズ、時には春雨などを入れて増量する。果物を入れることもある。会社の冷蔵庫に黒酢ドレッシングを1本入れてあるので味は付けない。足りなそうだと思ったら、それに小さなおにぎり1個とかパンを一切れ加える。手間は普通のお弁当より楽なくらい。お米を減らしてその分野菜にしただけだ。だいたいどんなものにしても市販の弁当の方がカロリーが高く、塩分も多い。昼食の後はこれも会社の冷蔵庫に入れてある黒酢を水で薄めて飲む。 とにかく、厚生労働省推奨の、「国民一人あたり野菜1日300グラム」を私は取れていない。弁当箱いっぱいの野菜を計ってみたがレタスやキャベツだけではまったく及ばず、ジャガイモやトマトを加えてもやっと200グラム。これだけ食べても朝はトーストにコーヒーとか、夜はラーメンなんてメニューにしたら300グラムに達しないのである。野菜は健康にもダイエットにも良いので、買い物は必ず何らかの野菜を買うことにしている。うどんだろうが、そばだろうが、鍋だろうが山ほど野菜を入れる。外食はほとんどしない。 とかく成人病になりがちな体脂肪を減らす必要があるので、毎朝晩体重を量っている。私は大変なことが嫌いなので「量るだけダイエット」。ただ毎日量っていさえいれば急激に増えることはないと言うもの。体脂肪と体重の他、タニタの体重計は内臓脂肪も表示される。私は「5」だったけれど、今では「4」。脂肪肝のS氏は当初「12」で今は「10」くらいだとのこと。「9」以下が標準である。 運動は苦手なので、敢えてやらない。駅まで歩く。なるべく効率が良いように前を見、あごを引いて、お腹を引っ込めて頭上から糸で引っ張られているように正しい姿勢で歩く。英語のMDを聞きながら一石二鳥をねらって歩く。駅も極力階段を使う。私の勤務するフロアは5階なので毎朝エレベーターを使わずに階段を昇る。テンポの良い音楽を聴きながらだと楽に昇れる。仕事中トイレに行く時などは誰も見ていなければ(^_^;)「デューク更家歩き」をする。両手を上に上げて1本の線上を歩くようにするのだ。書類を代理店ごとの引き出しに仕分けするときはなるべくしゃがまず「空椅子」状態でやる。結構効く。(おー、どうか会社の人が読んでいませんよーに。) 何が効いたかはわからないけど知らないうちにウエストが縮んだ。何となくズボンが緩くなった。それが驚くべき事に減ったのはウエストだけ。体重は1年ががりくらいでひいき目に見ても2キロ減と言ったところ。ひと月に何キロも痩せられる人が居る中で1年で2キロは変わらないに等しい。体脂肪は朝と夜で差があるので、あまり変わったとは言えない。せいぜい1%とか2%とかそんなもの。標準的なバランスから見てお尻が気になる(つまり太っている)とか太股が太いとか個人差があるけど、私はもともとウエストが人並み以上だった。だからウエストに合わせてジーンズなどを買うと太股がぶかぶかになっていたのだ。それがウエストがワンサイズか、ものによっては2サイズダウンしたことによってピッタリしたジーンズを履くことが出来るようになった。ユニクロで端から試着をして新しいジーンズを購入した。スバラシイ!少しでも痩せた人はすぐに履きたかったパンツを買うとか、きつくてしまい込んでいたスカートを引っ張り出してはきましょう。気分も良く、相乗効果が期待できます。 ものには上がある。リタイアして毎日必ず1時間の散歩を欠かさない父に「面倒ではないか」と尋ねたところ、「毎朝顔を洗うように習慣になればやらないと気持ちが悪い」とのお答え。「じゃ、習慣にするまでは面倒だったの?」と聞くと「身体の為には面倒などとは言っていられない」と教科書みたいな答えが返ってきた。意志の強さは血だろうか。(^_^;)その父が聞いたところによると、歩行中赤信号で止まったら片足を上げておくとか、椅子に座っても足を着かずに上げておくなどと言う技もあるのだそうだ。会社の同僚の話を聞いてさらにビックリした。何と彼女はトーストにスキムミルクとグレープフルーツの朝食に青汁と黒酢まで飲んで出勤しているのだそうだ。ちなみに彼女は17年間もスキムミルクを飲み続けているそうで、体脂肪は21%か22%と極めて理想的な体型である。彼女の掟は夕食後にお菓子を食べないことだと言う。 心が痛いと思ったそこのあなた、今日からほんのひとつだけ気をつければ病気にならなくて済むかもしれません。 |
2004.06.11 |
−ハワイ情報− 9月、2年ぶりにハワイへ行くことになった。会社で夏休みの話が出たので早々に休暇を申し出たのだ。今回は両親も一緒である。母は私と行った18年ぶりで、現役時代海外出張の多かった父はなぜか初めて。たぶん旅行は(ヨットレースもだけど)、予定を立てているときから始まっていると思うので、忙しいけどちょっと楽しい。そして今日は本当に何年かぶりでまともな健康診断を受けて、後日郵送される血液診断結果を除いては胸部X線も、視力聴力も、心電図も、血圧も、骨粗鬆症の骨密度検査も何もアヤシイ所は見つからなかったのでますますヤル気になっている。 そこで一気に2通、ホテル宛の問い合わせメールを書いた。英文である。どうしてこんな思い切り大変なことをするかと言うとひとえに安いからだ。同じホテルでも日本の代理店や旅行業者を通したり、そのホテルの日本語のホームページでさえ高い。日本人は高くても泊まると言うことなのだろうがそうはいかない。誰だって同じホテルの同じ部屋に高く泊まりたくはないもの。そんなわけで毎回直談判する。現にこのホテルは日本語のホームページには記載がなかったシニア割引や、朝食やレンタカーがセットになったプランもあるようだ。ここのところハワイはアパートやマンション、コンドミニアムまで滞在費が跳ね上がっていると言うから返事が恐ろしい。 加えて大手各社の航空券値上げが決まってしまったために、今から航空券を買っても7月以降搭乗するときに差額を取られるのだそうだ。そんなのってヒドイと思いません???パックのツアーはどうするんだろ。まっ、入国の際の指紋採取や顔写真撮影は9月30日からだと言うのでちょっと助かった。だけど1週間の観光旅行でいちいちそんなことするのはとっても大変だと思う。テロのせいだ。毒入りカレー事件以後保険加入が面倒になったように、誰かひとりや少数の為に多大な迷惑になるってこと、わかってるのだろうか。 ハワイも移り変わりが激しく、特にワイキキエリアは少し行かないとまったくわからなくなる。現在ワイキキでは、メインのカラカウア大通りの1本内側、クヒオ通りで大がかりな改修工事が行われている。きれいなカラカウアに比べて景観が良くないので、安全面からも中央分離帯を作って花を植えるのだそうだ。私はこの、フツーのバス通りも結構好きで、留学中よくお世話になったものだ。ダイエーの近くには韓国のスーパーも建設中だそうでこちらも楽しみ。 アラモアナ・ショッピング・センターには今年の3月末、水着専門の「マウイ・ウォーターウェア」がオープンしたとのこと。日本の水着は高いのでなるべく海外で買うようにしている。私の感覚だとたぶん半値くらい。特に女性ものは上下別々のサイズも買えたりするから便利なのだ。これでこのショッピングセンター内の水着専門店は何店になるんだろう。JCペニーの跡地にも30店舗がオープンするとのこと。ちょっと気になるローカルな「シナモン・ガール」と言う女性服メーカーでは新作が発売されている。 アンティークな瓶入りの、本物のパイナップル果汁とサトウキビから作られた「パイナップル・ソーダ」とか、売り上げの20%がウミガメ保護団体に寄付されるウミガメ印の「ホヌ・ビール」が新発売だって。 ハワイ行きの日程表は、いつも書ききれないほどのやりたいことや行きたいところ、欲しい物であふれてしまう。 |
2004.06.16 |
−ハワイ、ホテルからのメール− 近所の八百屋で1キロ190円の取れたてラッキョウを買い、今年も「酢醤油漬けらっきょう」を2瓶作った。 洗ってひげを取り乾かしたラッキョウを瓶に詰める。醤油と酢とみりん、それに砂糖を少しと鷹の爪を煮立てて瓶に注ぐだけだ。いつまでもカリカリとしていて美味しい。 さて、ミスタードーナッツで英語を教わり日本語を教え合うレッスンは10回を超えた。前回は「数の数え方」を教えたのだけれど、髪の毛も、ジュースも、ビールも、鉛筆も、同じ「1本、2本・・・」はおかしいと言う。だからちょっと強引だけど、紙とか皿とか平たい物は「枚」で、円筒形のものは「本」、紙を綴じて本や雑誌のようになっているものは”冊”なのだと教えた。「じゃ、あそこの電信柱も円筒形だから"本"と数えるのか」と聞かれてそうだと答えたら満足したようだ。だけど1本は「ぽん」と読み、2本は「ほん」、3本は「ぼん」と言う発音が気に入らないようだった。 反対にハワイのホテルに出すメールについてアドバイスしてもらう。両親にシニア割引が適用されるかと言う文で、「eligible」(適格で)と言う単語を教わった。それから知ってはいたのに「行きたい」を「伺いたい」と敬語にしたい場合の「I want to go」を「I want to come」に直すことを忘れていて指摘された。言いたいことを考えて文にするのが精一杯でなかなかそこまで気が回らない。 そのホテル宛のメールは土曜日に送ったのになかなか返事が来なかった。いくら時差があると言っても、ハワイタイムだと言っても、もうそろそろ返事が来る頃で、ひょっとしたら私が知らないうちにホテルが潰れちゃったんじゃないだろうかと心配になり、これで来なかったらメールをFAXしようかしらと思い始めた木曜日、2つのホテルから同時に返事が来た。どうやらハワイでは水曜の午後に仕事をする気になるらしい。 2つのホテルと言うのは両親のためのルネッサンス・イリカイホテルと私たちの定宿というか安アパートからだ。イリカイホテルはワイキキのはずれ、もうほとんどアラモアナ・ショッピングセンター近くの古いホテルで、ハワイプリンスホテルの隣にある。プリンスが出来る前はヨットレース参加者達の多くがここに泊まった。マリーナが目の前なのだ。最近、長年やっていた改装工事が終わったようだ。安アパートのすぐ近くにあり、プールやレストランも完備され、値段も手頃な普通のホテルである。英語のサイトだけには「シニア割引」が記載されていたのでベッド2つの「ダブルルーム」(ツインルーム)の値段を照会したのだ。 イリカイホテルはシニア割引を使って一泊135ドル(+Tax)、海の見えるオーシャンビューで一泊165ドル(+Tax)だと返事が来た。日本のホテルと違って一人あたりではなく、一部屋あたりなのでまぁ、一般的な民宿の料金だろう。 安アパートの方は名前だけスィートルームと言って、海側はプリンスホテル越しに何とか海が覗き、山側はアラワイ運河で窓を開け放つと何もかも吹っ飛ぶほどの風が吹き抜けて寒いほどの部屋。まぁ、ここで必要だと思ったこともないけどクーラーはなく、部屋に電話もなく、ロビーもなければ、もちろんプールやレストランもない。利用者は部屋の鍵とエレベーターホールの鍵、合わせて2個をチェックアウトまで常時携帯する。私はここの値段の安さと、大きな冷蔵庫と、風が通り抜ける気持ちよさが気に入っているのだけれど治安が良いとは言えないのであまり人には勧められない。こちらのホテルが潰れていなくて本当に良かった。こちらは一泊、その一番大きなスィートルームで65ドル、税込み75ドルだそうだ。一昨年より5ドル値上げしていたけど、4人で泊まれば1泊2,000円は安い。 さて、次は航空券だ。 |
2004.06.20 |
−ハワイ、撮影ポイント− そもそもなぜ9月にハワイかの理由のひとつに「アロハフェスティバル」がある。 これはたぶんハワイ最大のお祭りで、1日、2日で終わってしまう物ではなく、ひと月近く続く。王様達の儀式に始まり、あちこちでホオラウレアと呼ばれる、何というか夜店や仮設舞台でのショーが今日はこちら明日はあちらと開催され、目抜き通りのカラカウアアベニューでフラワーパレードが行われる。ワイキキでのホオラウレアには有名なフレンチレストランなどもも出店されるようだ。キングスアライバルと言って、ワイキキビーチに王様が到着した時の様子をカヌーで再現するイベントまである。 私は一度だけフラワーパレードを見た。ホテルやグループで作った山車(だし)が何台も前を通り過ぎる。それがまた惜しげもなく、ふんだんに生花で覆われている。巨大な花時計がそのまま通り過ぎたり、花で飾られた舞台の上でフラダンスや楽団の演奏が行われていたり、大きな生花のレイをつけた馬の上にドレスを着てこれまた生花の冠をかぶり馬とお揃いの花のレイをつけた女性が通り過ぎたりする。それらの花が日本で一般的に見られる花ではなく、ハイビスカスや極楽鳥花(バードオブパラダイス)、ブーゲンビリアやプルメリアと言ったいわゆる色鮮やかな南国の花々で、感動の美しさなのだ。市の写真教室に通っている父や、趣味が写真で仕事ばかりしている知り合いの刑事さんに、このフラワーパレードを是非見せたいと思ったのだ。 ハワイは、このほかにも写真を、特に植物の写真を撮りたい人には垂涎の場所だと思う。あちこち、花も海も空も色鮮やかである。私の通っていたハワイ大学のキャンバスひとつとってみても不思議な木や花が至る所に咲いている。写真や植物に興味がなくてもビックリするような代物なのだ。 だからまず今回は到着したらすぐにバスパス(バスの定期券)を購入し、そのままハワイ大学へ行ってカフェテリアで昼食でも取りながらのんびり散策し、翌日にはフラワーパレードを見学すると言う計画を立てている。そのまた翌日は日曜日なのでその日1日だけレンタカーを借りる。展望台と、私が一番きれいだと思っているカイルアビーチを回ってノースショアに行く。時間があれば夜、タンタラスの丘の夜景もきれいだろう。夕方、ワイキキビーチで行われている無料フラショーも写真を撮るにはうってつけだ。ダイアモンドヘッドからの眺めもまた素晴らしい。 もう一カ所、ハワイ大学の北側マノアに「ライオン樹木園」と言う場所を見つけた。これまたアヤシイ植物が多いらしい。カラフルな鳥たちも一緒に写真を撮られることを待っているかもしれない。被写体には事欠かないのだ。 今回は私の安物のデジカメは置いて行こう。 |
2004.06.25 |
−ハッピーエンド− 腕時計を持っていた。そんなに高価な物じゃないんだけど、お気に入りだった。フランス製で、文字盤は天然の貝殻を使ってイルカの絵が描かれている。一つ一つ手作りなので全く同じ物は二つとなく、1シリーズ999個しか作られないので裏蓋には通し番号が刻印されている。 それを落としてしまい、しかも目の前で車に轢かれてしまった。もちろんガラスは粉々。針も曲がってしまった。仕方がないのでそのままそっとしておいた。 東京に行った時、パンフレットをもらってきた。時計の日本総代理店が記載されていた。そこへ、今までの文章作成能力を集結して手紙を書いた。長年愛用していた時計を壊してしまった。とても気に入っていたので修理して頂ける物なら直して頂いてぜひまた使いたいと書いた。敢えて電話はしなかった。修理専門の技師なら、それを見てきっと何とかしてくれると思ったから。貝殻を使ったフェイスは大丈夫なように見えた。封筒に手紙と、車に轢かれた時計と、それからもうひとつ持っていた同じメーカーの時計をプチプチにくるんで入れた。こちらはもっと古い物で、真っ白だった革のベルトがボロボロになり、替わりの物が見つからなかったのだ。パンフレットには白いベルトも載っていたので、この白いベルトの料金だけをセロテープで留めて同封した。普通郵便に現金を同封するのは本当は違法なんだけど、私としては相手に対する信用度と私に対しての信用度を高めたかった。 何日かして電話をかけた。普通便で送ったので届いたかどうか心配だったのだ。折り返しすぐに担当と言う人からかかって来た。ちゃんと届いているとのこと。山崎さんと言う男性で「せっかくだからお時間があれば少しお話したいのですが」とのことだった。まず白いベルトの交換は問題なく、止まっているのは電池がないせいだけなのか調べてくれるとのこと。やはり問題はイルカの時計だ。ガラスの交換はするとしてケース、つまりガラスの周りの部分はどうしますか、とのことだった。この時計はガラスの周りの金属部分に数字が刻まれていてそれで時間を確認する。文字盤は貝殻で出来たイルカだけなのだ。シルバーの枠に刻まれた黒い文字はもうすり切れて読めなかった。だからそんなに費用がかさまなければ替えて欲しいとお願いした。「裏蓋は通し番号が刻まれているので交換しない方が良いと思うんですよ。枠を交換して頂けるならリューズはサービスで新しいものに交換します。ですが、裏蓋に合う同じ枠があるかどうかわかりません。」とのこと。私は山崎さんにすべて任せると言い、いくらかかるかわかったら電話を下さいとお願いした。 何日かして山崎さんから電話が来た。白いベルトの時計はやはり電池切れだけだったそうだ。電池交換とベルト交換をしてくれたとのこと。イルカの時計の方は新しい枠も調達出来るそうで分解してみたところ思ったより針なども曲がっていたとのことだったが、修理代は思っていたより安かった。 数日後、郵便局の代引きで届いた腕時計はきちんと専用の箱に収められ、完全に新品の状態だった。時刻もきちんと合わせてあった。 翌日、その時計をして仕事に行った。あまりに嬉しかったので昼休みに引き出しにあった葉書にお礼を書いて投函した。 壊れてしまった物を直して再び使うのは、なぜか新しい物を買うより気持ちが良い。 |
2004.06.29 |
−日本語を教える− 参った。 オーストラリア人の英語教師に日本語を教えている。昔、国文学科で学んだので日本語だけは自信があった。それに会ってからの会話のほとんどを英語で話さなければならず、英語のわからないことを聞けるので私にとってもとても勉強になっている。ものの名前とか数え方とか色などの簡単なことはだいたい説明が済んでしまって、ついに逃げて回っていた動詞を説明しなくちゃならなくなった。だがしかし・・・。最初は歩く、食べる、書く、寝ると当たり障りのない4単語を並べた。驚いたことに「書く」と「寝る」は一般的には使わない単語なのではないか、と言われてしまった。そ、そんな。(^_^;)四段活用とか五段活用なんてとてもじゃないけど無理だと思ったので助動詞を含めた形にして、基本の「歩く」、丁寧または未来の「歩きます」、否定形の「歩かない」、進行形の「歩いている」と4パターンに分けたら過去形がないと指摘され、「歩いた」を加えて5つのパターンにした。「歩けば」とか「歩くとき」「歩け」なんてとてもじゃないけど言い出せない。 一般的じゃないと言われないように、次の回はこれならと思い「持つ」を加えたのが間違いだった。説明した意味ははもちろん「have」である。ご存じ有名な「I have a pen.」のhaveだ。「持つ」、「持ちます」、「持たない」、「持っている」、「持った」の5パターン。ここで反撃にあった。「have a dinner(夕食をとる)は?」ときたのだ。「No,No!夕食は食・べ・る(eat)!」「じゃ、have a headache(頭痛がする)は?」 こっちの頭が痛くなってきた。やっぱり「する=do」なんて動詞を持ち出さなくて良かった。彼が言うには基本の「持つ」からして変だという。確かに「持つ」と言う単語を使って日本語の例文は作りにくい。「持つ時」なんて説明するのは避けたかった。後ろに「時」とか、「こと」とか、「もの」なんて名詞をつけて使うなんて言ったらもっと混乱するだろうしー。「持つ」と「もの」で「持ちもの」と変化したときの顔が容易に想像できた。日記や小説に使うような状態を表す言葉だと言っても理解されず、「haveと言うのは本来、動作を表す動詞ではない」とまで言い出した。(うっ、そうくるか)「英語では"私は車を持っています"と言う時は現在持っている状態なんだけれども進行形の〜ingは使わずに現在形の"have"を使う。だから"持つ"と"持っている"が両方あるのは変だ。それに未来形の"持つ"もあり得ず、”将来持つ”と言う意味なら"get"だ。」と言うのである。日本語でも「私は赤いバックを持っています」の「持つ」は「所有している」と言う意味で、本来の進行形ではない。 どうも例文が作りにくい。「私はペンを持っています」は「持つ」ではなく、「持っている」だし、「ペンを持つ」なら今持っていなくてこれから持つわけで未来のことだと言われてしまった。「私は明日学校に教科書を持っていく」の「持っていく」も私の作った5パターンにはなく、仕方なく「"持つ"と"行く"で"bring"と言う意味だ」と言ったら余計に顔をしかめられてしまった。 聞くとか、読むとか、食べるはうまくいったので、"持つ"と"する"は次回リベンジしよう。どなたか良い知恵があったらお貸し下さい。 この日のレッスンはお互い大いに盛り上がり、通常1時間〜1時間半のところ2時間以上ミスタードーナッツで費やした。 出来れば冷房を、もう少し弱くして頂けるとありがたい。 |
2004.07.04 |
−トマトジュース− 我社の代理店で、桜島のイワモトさんと言う方が居る。桜島というのはご存じ、鹿児島市の対岸にある、あの噴火する桜島だ。おじいちゃんで、ひとりで保険代理店業を営んでいるが、本職は何かわからない。というのは始終、大根がとれたよと言っては台車で各部署を回って配ってくれ、次はビワだ、サツマイモだと大量にプレゼントしてくれるのだ。しかも、彼は漁師である。 何かの折りに、私が船舶免許を持っていると知り、船や釣りの話をするようなになった。最近はイカが釣れると聞いて私としては見たくてたまらない。しかも新鮮なイカは私の最も好きな食べ物のひとつなのだ。イカは夜行性なので夜に行くのかと思いきや、夕方が良いとのこと。平日の夕方に良く行くそうだが4時に桜島なんていくらなんでも無理。サスガ自営業である。それがある日、「そろそろタコだなぁ」と言う。「えっ?タコ?」「どうやって釣るんですか?」私としては関東にいた頃、ヨットで引っかかったタコツボしか知らない。空の壺を沈めて置いてタコが入ったら引き上げると言うものである。さもなければ潜って突く。だが「釣る」と言うのは初めてだ。 「穴子を巻き付けて、タコが乗ったら引くんだ」とイワモトさんは答えた。更に面白そうである。「いつ行くんですか?」「明日かなぁ、行くか?」明日は土曜日でお休みだった。「はい!」 だがしかし、九州には台風が近づいていた。予定では潮の満ちる午後とのことだったので、私は午前中にミスドで日本語&英語レッスンを終え、電話をしてみた。やはり波浪警報が出ているとのこと。鹿児島の波浪警報はしばしば外海のことで当てにはならず、錦江湾の中は穏やかなのだが中止することになった。午前中は病気療養中の奥様にトマトジュースを作って届けたんだ、とイワモトさんは言った。「えっ?トマトジュースって家で作るんですか?」「そうだよ。今は完熟のトマトがあるからね。午後予定がなかったらトマトを見に来るか?」「はい!」 かくして漁業見学は農業見学に変わり、私はフェリー乗り場に車を停めて桜島フェリーに乗り込んだ。たった10分間の船旅である。片道150円。さっそくイワモト家で自家製トマトジュースをご馳走になる。色が薄い。まっ赤と言うよりオレンジに近く、ルビーのグレープフルーツくらいの赤である。私は好き嫌いはまったくないのだけれど、特にトマトジュースが好きな訳じゃなかった。トマトなら大好物なんだけれど、最近は「おいしい!」と思えるようなトマトにはめぐり合っておらず、なぜか値段も高い。 自家製のトマトジュースは市販のトマトジュースとはまったく別物だった。こんなに美味しいトマトジュースを今まで飲んだことはない。そりゃあ、オレンジジュースやアップルジュースだって、市販の物よりフレッシュジュースと言うか、絞り立てが美味しいとは知ってはいたけど、トマトジュースを家で作って見ようなんて思いもつかなかった。それも湯むきしたトマトとほんの少しの蜂蜜をミキサーにかけるだけだと言う。私は常々あの、塩の入ったトマトジュースが気に入らなかったのだ。蜂蜜は甘く感じると言うまでは入っておらず、まろやかになると言うか、臭みを取る程度だ。 その後畑を案内してもらう。私は蚊に弱く、すぐに刺されて腫れ上がってしまうのだがイワモトさん特製の「ビワ焼酎」ですぐに直った。こちらは剪定の時刈り取ったビワの古葉の産毛を取り、刻んで焼酎に漬けた物だそうでさっそく分けてもらう。ビワは殺菌効果もあるそうでやけどにも効き、風邪の時には飲んでも良いらしい。何が入っているかわからない市販のかゆみ止めよりずっと安心できる。 トマトは巨大で、赤く、たわわに実っており、なすもピーマンも大きくてみずみずしかった。野菜は旬の時ならほとんど虫が付かないから薬も要らないのだと教えられ、思い切り納得した。畑は思ったよりずっと広大で、手間がかかっていた。イワモトさんは「私はパチンコをしないかわりに畑をやる」と笑った。人の喜んだ顔を見るのが好きなのだと言う。どうやらこれでも畑は趣味らしかった。世の中の人が皆イワモトさんみたいな考えを持ったらずいぶんと変わるに違いない。収穫まであとわずかだという巨大スイカや、これから出来ると言うニガウリ(まだ3センチくらいの赤ちゃんだ)、サツマイモ、里芋を見学してからいとこの畑に寄る。そこにはなんとサツマイモを食べて荒らしてしまうと言うイノシシが何頭もいた。罠をしかけてカゴで捕まえたのだそうだ。食べたことがあるかと聞かれ、においが気にならなかったかと聞かれてまたまた「はい」と答えた。奄美のヨット乗りで狩りの免許を持ち、毎年銃で仕留めている友人達が居るのだ。 山ほどの野菜を頂き、帰ろうとした時にいとこが現れた。冷凍になったイノシシの肉を持ってきてくれたのだ。この夜は、塩胡椒して焼いたスペアリブとサラダで豪華ディナーとなった。冷蔵庫の野菜室には入りきれないほどの野菜と、冷凍庫の中には獅子肉の固まりが、当分豊かな食生活を保証してくれている。日曜の今朝はもちろんフレッシュトマトジュースを飲んだ。 |
2004.07.08 |
−日本語を教える 2− 一週間考えて、「持つ」を「have」だと教えるから混乱するのだ、と言うごく当たり前のことに気づいた。 どんな単語も一見同じ意味の単語があるように見えて、必ずしもぴったり同じ言葉があるわけではない。つまり、小学生の時算数の時間でやったように、集合の輪には重なっている部分と重なっていない部分があるのだ。「持つ」は手で持つと言う動作であり、「持っている」はその進行形の意味合いと「所有する」と言う二つの意味があるのだ、と説明し直した。そしてその「持つ」もhaveだけではなく、時にはtakeやgetの意味も含まれるかもしれないと言ったらだいぶ納得してくれたようだった。ふーっ。 私はあらかじめ考えておいたことをなんとか英語で説明した。 英語の動詞は現在形、過去形、過去分詞形の3つしか変化しないけど、たくさんの別の言葉と一緒に意味を表すよね。eat-ate-eatenは「食べる」の変化だけれども、未来ならwill eatだし、食べてしまったときはhave eaten、can eatなら食べられるだよね。だけど日本語は言葉自体がいろいろ変化して別の意味になるのね。それはたくさん種類があって、とっても似ていて、同じようだから紛らわしい。だからあなたはまず、ひらがなを覚える必要があると思うの。 どこまで通じただろうか。 そして私は数日前、文房具店へ行って探してきたノートを一冊差し出した。3歳児だか4歳児だかが初めてひらがなを覚える練習帳だ。ディズニーのプーさんのイラストがちりばめられていて塗り絵にもなっている。1ページに2つずつ、「あ」と「い」から書き順を含めて6回ずつマスに書いて練習する。「これはね、宿題じゃないの。今ここで1度に2つずつ書いて。」彼は神妙に書き始めた。宿題じゃなくて、しかも2文字ずつと言うハードでないところが気に入ったようだった。甥にも買ってあげたいのでノートはどこに売っているかと聞かれた。 彼は日本人の奥さんを持ち、しかももう3年も日本に住んでいる。仕事は英語の教師だ。つまり相手は日本人。それでも「あ」も「い」も読めず、書けず、従って話せない。以前日本語を習っていたそうだが、「彼女はとても良い人だったんだけど、僕が悪い生徒で全然勉強しないので怒ってしまった」そうなのだ。私は授業料をもらっているわけじゃないし、英語の勉強にもなるので腹は立たない。次はどうやって説明してやろうかと思うと結構楽しい。彼はとても几帳面なのでそれに見合った、ハードではない方法なら大丈夫のようだ。ABCがわからないとダメなように、せめてひらがなくらいは覚えさせてあげたい。 その後、ハワイで借りたいと思っているレンタカーショップのウェブサイトのコピーを見せ、ディスカウント料金の説明をしてもらった。なんと「without breaking the bank」とは、「銀行強盗されないこと」ではなく、「大金を使わなくて済む」と言う意味だった。 お互い、「千里の道も一歩から」である。 |
2004.07.11 |
−ハワイ、日程表を作る− 「私の一番好きな場所」と言う作文を電車で隣の席に座った女子高生が一生懸命書いていた。私の一番好きな場所は今のところたぶん、ハワイだろう。それもワイキキビーチや免税店などではなく、風の通り抜けるマリーナのテラスか、何の変哲もないカハラモールのフードコート。 月に一度のウクレレを弾く会に出てきた。2度目である。会自体は3回目か4回目らしいのだが、そもそもどんな会なのかは不明。ウクレレ好きの集まりである。携帯メールで連絡が来るので、とにかくウクレレを持って集まって弾く。県民交流センターの一室でみんなで弾いて、部屋の使用料と楽譜のコピー代を割り勘して200円を払って帰って来る。楽しかった。フラの先生も居るし、ハワイ好きが多い。ラウハラで編んだカゴバックとかハイビスカス柄の手提げを持っている人、ラウハラのウクレレケースなんて言うのまであった。ゆくゆくはみんなで舞台に立ち、ウクレレを弾いて代わる代わる前に出てフラを踊れたら良いなぁと主催者達は話していた。それも楽しそうだ。会が終わってから、上手な人たちのウクレレを何台か弾かせてもらった。比べるとサスガ良い音!ハワイの老舗カマカのものとか、同じくハワイで手作りしているおじいちゃんにオーダーして2年待ったと言う14万円のウクレレも見せてもらった。日本だと安くても1万はするらしく、私の30ドルのものに比べたら格段の差だ。次回のハワイはウクレレ屋めぐりも楽しそうだなぁ。 両親や、知り合いで仕事三昧の刑事さんや、糖尿病のS氏と行くハワイの企画は着々と進んでいる。インターネットで東京発のANA便と、福岡発のJAL便を押さえた。ホノルル空港着は20分しか変わらない。両親の為のルネッサンス・イリカイホテルは英文メールの甲斐あってシニア割引の一室一泊135ドル。添付ファイルのオーダーフォームに記載してFAXした。私たちの定宿である安アパート?もメールのハードコピーにクレジットカードの番号を書いてFAXしたのだがなかなか返事が来ない。そのうちハワイ好きのサイトにこのアパートの17階が火事になったと書いてあった。「火はまもなく消し止められた」とお決まりの文だが、例えばキッチンだけのボヤなのか、17階全体に被害があったのかは不明である。私たちがよく泊まるスィートは、実は最上階である17階が多い。どんな企画にもアクシデントはつきものだが、こればかりはちょっと心配。今週いっぱい待って返事が来なかったらメールを出そう。 だがとりあえず「しおり」を作ってみんなに送った。旅行には何と言っても「しおり」である。しおり作りは私の趣味と言って良い。表紙の裏はオアフ島の地図と街の拡大図。もちろん手書きでコピーし、表紙と地図にちょっと色をつけた。もう一枚はスケジュール表。そのA4用紙2枚をホチキスで留めて二つ折りしただけの簡単なものだ。簡単なくらいが夢がふくらむと言うものなのだ。封筒にはハイビスカスのスタンプを押して送った。 どうやら警察署では短くても旅行の計画書を本部に提出しない限り休暇の許可が降りないらしいのだけれど、お願いだからその「しおり」をそのまま出さないでくださいまし。取れる休暇も取れなくなります。身体の調子が悪い人、高齢であちこちガタが来ている人、稼がないと交通費も危うい人、仕事が忙しく休みが危うい人など、危うい人だらけである。そこを何とか、みんなで行きたい。 |
2004.07.15 |
−ハワイ、スケジュール− 市電の中吊りで「ハワイに行かないままで終わる一生なんてあり得ない」と書かれたJAの広告を見た。鹿児島はパスポートの所有率からして全国43位。この際貯金をしてハワイ旅行を当てようと言うことらしい。 私の作ったハワイ行きスケジュール表はワープロA4横書き。縦に日付。横は午前、午後、夜と3列。 そんなにハードな予定ではない。★印は写真好きの父と刑事さんのために撮影ポイントだ。 □到着したら即ホテルに向かい、荷物を預け(ツアーじゃないからなせるワザなのだ)、すぐにみんなでバスパスを買い、そのまま★ハワイ大学へ行ってランチと散策。静かだし、自然の中で落ち着ける。帰りにあちこちのスーパーへ寄って滞在中の飲み物や果物を買い込み、チェックインして時差ボケ解消のために早めに近場で夕食。 □二日目の午前中は目玉とも言えるアロハフェスティバルの★フラワーパレード。午後はワード地区散策。 □三日目は日曜なので一日だけレンタカーを借りる。ご存じの★展望台からハワイピカイチの美しい★カイルアビーチに出て、そのままノースショアへ。お昼はクアアイナでアボガドバーガーか、回しながら丸ごと焼いているフリフリチキンか。帰りはドールプランテーションで休憩し、パイナップルアイスでもかじる。まだ時間があったらサンドアイランドのマリンショップへ行くもよし、夜景を見に★タンタラスもいいなぁ。 □四日目はバスでカハラへ。2チームに分かれ体力派はバスを途中下車して★ダイヤモンドヘッドに登る。お昼にカハラモールで合流。後、バスでワイアラエあたりに行って散策し、夜はそのままハワイアンの生演奏を聴きながら"ウィローズ"で10ドルのビュッフェ。 □五日目は火曜日なので無料ウクレレ教室に参加。そのままチャイナタウンへ早めの昼食に飲茶を食べに行き、チャイナタウンやスーパー、スリフトショップ(古着屋)を見て回る。 □六日目は自由行動。両親には★ビショップミュージアムを勧めよう。他にはビーチで寝るも、買い物するも、スワップミート(フリーマーケット)へ行くなんて言う手もある。スカイダイビングなんて恐ろしげなことを企んでいる輩も居る。この日の夜はビーチで無料フラショーでも見ようか。 □七日目は再び無料ウクレレ教室。お昼はヘルシーなダウン・トゥー・アースでも行ってから怪しげな植物が多いという★ライオン樹木園へ。体力派は遊歩道を少し歩いて★マノアの滝を見学しても良い。 □八日目。おみやげ調達や荷物作りなどなど。夕方アロハフェスティバルの一環としてワイキキビーチでキングスアライバル、つまり王様到着の儀式が行われる。夜はワイキキホオラウレア。目抜き通りにたくさんの仮設舞台や屋台が出て、お祭りのようなもの。屋台の中には結構有名なフランス料理店なども出店すると言う。私はこっそりフライデーナイトヨットレースに行っちゃうかも?! 朝ご飯は好き勝手。冷蔵庫のパパイヤやヨーグルトで済ますもよし、散歩やサーフィンをして安くて量の多いモーニングセットを食べに行くのも楽しい。たまにはホテルで優雅に、なんて言うのも良いかも。 誰もブランドショップには興味がないので、日本人としては珍しくほとんどワイキキには足を踏み入れない。しかも8泊10日は日本人旅行客の中では長い方だろう。だがしかし、見たいものにも、食べたいものにも、したいことにも、行きたい場所にも、いつも足りない。バカンスと言うよりトリップという感じ。ハワイは誰しもが行く観光地だと言うイメージが強いけど、行く人全員を満足させられる数少ない場所なのだ。 JAの広告コピーに一票入れたい。 |
2004.07.18 |
―ハワイ、バスパス― 火事だと聞いて心配していたハワイの安宿からようやく予約確認のメールが来た。修理して少しはきれいになったかなぁ。ようやく安いレンタカー探しに専念できる。 そうそう、ハワイには電車は走っていないので公共交通機関はバスになる。「ザ・バス」だ。観光客用にワイキキトロリーと言うバスも走っているけど、たった4日で45ドルもするし、ワイキキを中心にしているので遠くには行かれない。何と言っても市バスである。1回の乗車賃はどこまで行っても2ドル。一昨年は1ドルだったんだけどね。ひとつやっかいなのはバスの運転手はお金に触れないのでおつりがもらえない。鹿児島の市電のように車内に両替機もない。 そこで便利なのが定期である。日本の定期と違って名前や年齢が書いてあるわけではなく、テレフォンカードのような形状で見せるだけ。毎月図柄が変わる。6月がオレンジで7月が青と言う感じ。つまり6月1日に買おうが、20日に買おうが、料金は同じで有効期限は6月末日までなのだ。いたってわかりやすい。この定期を「バスパス」と言う。現在、1ヶ月のバスパスの値段は40ドル。観光客用の4日間パス(ワイキキトロリーに対抗しているのだろうか)があるが20ドルと率が悪い。これを2回買って8日間過ごせばひと月のバスパスと同額だ。他にある学生用は1回の料金もひと月の料金も大人の半額。 この他に「シニア割引」と言うのがあった。今回は両親も行くので調べてみた。バスの運賃が値上げされてからちょっと買うのがやっかいになったみたいだけど、知っていて損はない。とにかくアメリカでは「シニア」は優遇されており、あちこちに割引があるのだ。 まず年齢が証明出来るもの、例えばパスポートなどを持参して本人がバスパスオフィスへ行く。場所は2番バスの終点あたりで、「811 Middle St. Honolulu, HI 96819」と言うところだ。割引が適用になるのは65才以上。ここで年齢確認の後まず10ドル支払う。するとその場で写真を取られて免許証みたいな写真入りの身分証明「シニアカード」を渡される。これは何年間だったか結構長いこと有効で、これさえ持っていれば40ドルのバスパスが何度でもたった5ドルとなる。 通常のバスパスは何もオフィスまで行かなくてもスーパーマーケットなどあちこちで購入出来るが、時間があれば空港から直接バスパスオフィスへみんなで行ってみて買うと言うのもイベントのひとつとして楽しいかもしれない。 |
2004.07.22 |
―自動車事故― おばあちゃんが横断歩道でトラックにはねられると言う事故が起きた。 眺めの良い海沿いの国道で、おばあちゃんは青信号の横断歩道を渡り始めた。曲がってきたトラックの運転手は、おばあちゃんが渡り始めたのを確認してから車を発進させたのだ。ところが信号が点滅し始め、おばあちゃんはこのまま点滅している間には渡りきれないと考えたらしく、何と渡りかけた横断歩道を引き返してきたと言うのである。渡り始めた横断歩道をまさか引き返してくるなんて、運転手には想像も出来なかったに違いない。 他にも「信号で青になったので発進したら、前に停まっていた車にぶつかってしまった」と言う冗談みたいな事故が結構頻繁に起こっている。 前者は「おばあちゃんは横断歩道を渡るだろうと思っていたのに引き返して来た」わけで、後者は「前の車は青だから発進するに違いないと思ったのにしなかった」のだ。みんなが自分とは違う考えを持っていることを肝に銘じたい。他にも右左折時に先頭を走っていた車は走って来て歩道を渡ろうとして人を確認して停車したが、歩行者が見えなかった後続車は前の車がそのまま行くだろうと思ったのに停まったため追突した、なんて言う事故や、一時停止でちゃんと停止して確認してから発進したのに思いの外のスピードで走ってきた車とぶつかったなんて言う事故も起こっている。事故は思わぬ状態で起こるから事故と言うのであって、わざとだったら故意になる。 ドライバーのみなさん、良いですか。今、前を走っている車が、急にボールが転がってきたり、猫が飛び出して来たりして急停車するかもしれません。ひょっとしたら何も飛び出してこなくても気分が悪くなって車を急停車させるかもしれません。その時あなたは前の車が急停車しても充分止まれるだけの車間距離とスピードで走っていますか?ちなみに一般的な追突の過失割合は100:0です。止まれなかったあなたが悪いわけです。 ついでに、その時あなたが追突した車が私の車みたいに古くてボロい車だったからといって安心してはいけません。私の車の価値は実際に20万円くらいです。その車を私が廃車せず「修理して乗りたい」と言ったらどうしますか?あなたは「私は充分な額の対物賠償責任保険に入っているから大丈夫だ」と安心してはいませんか?この場合、あなたの加入している保険会社から私の車へ支払われる対物賠償保険金の上限は、あなたが対物無制限の補償をつけていたとしても20万円です。なぜなら壊れてしまった車の価値が20万円だからです。修理費が30万円かかった場合、対物超過費用特約などをつけている場合を除き、100%過失なら10万円はあなたの自己負担となります。あなたはほんのわずかのことで、自動車保険の無事故割引が3等級もダウンした上に自己負担まで必要になるのです。ご存じでしたか? とにかく、どちらにしろ事故はなくしたいですよね。充分注意して、慌てず、余裕を持って、広〜い心で運転しましょうね。 |
2004.07.26 |
−ヨット「March」の掟− 今年も、鹿児島カップ火山めぐりヨットレースが終了した。大阪から来た44ft艇「March」はたった1.85秒差で総合2位だった。良いレースだった。総合優勝は地元艇の「ヴィンテージ01」(38ft)。「March」は第1レース2位、第2レース5位、長い距離を走る第3レースはファーストフォーム(1着)で1位の完全優勝だった。今年は例年より少し風があったもののあちこちでカーム(無風域)に捕まった。例年のごとくフィニッシュライン(ゴール)が見えていながら3時間以上フィニッシュ出来なかった艇も多かった。コンビナートのある喜入沖は鬼門である。少ない風を探して帆走することを私たちは「風を拾う」と言う。 簡単に言うと大型のヨットは帆も大きいから風を受ける面積が広いので早い。従ってレーティング(ハンディキャップ)も大きい。だから1着でフィニッシュしたからと言って1位になれるとは限らないのだ。第3レース、「March」は超大型艇の「夢ひょうたん」(68ft)と一晩中大バトルを繰り広げ、ついに先にゴールを切った。3位以下にフィニッシュした小型艇にレーティングで抜かれることもなかった。 「March」は私がふだん乗っているヨットよりだいぶ大きいので、ハリヤード(帆を揚げるロープ)を引けども引けども帆が揚がりきらず、途中でどこかの血管がプチッと切れそうなほど力を使ってヘトヘトになった。ペットボトルのまま凍らせて用意した水を浴びるほど飲んだが誰しもトイレにも行かないうちに汗となって蒸発した。湾内の2レースだけで、なかなか減らなかった体脂肪が4%落ちた。普通に生活している人でも具合が悪くなるほどの炎天下だった。痩せるにはヨットレース、しかも忙しく作業の多い短いコースが良いかもしれない。そして案の定、街ゆく人が振り返るほどの日焼け。これでさらに日本人とは見えず、ハワイに行ってもスリに遭うこともなかろう。 終わった後はひどい日焼けと身体がバラバラになるほどの筋肉痛と疲れで、「本当にもうヨットなんて乗らない」と思うのだけれど、それにここのところあまりヨットに乗っていなかったのだけれども、やはりヨット大好きでレベルの高いメンバーと乗ると血が騒いだ。ヨットの場合「大好き」と言うのはあまり適切な表現ではなく、上手な人たちはヨットを中心に生活が回っていると言って良い。得るものも多かった。 「March」の掟はたったひとつ「ライフジャケットを装着すること」だった。何を今更と思うかもしれないが共感出来た。たいていのヨット乗りはよほど時化るか、レースのルールで失格になるなどの決まりがない限りライフジャケットを着用しない。私が思うに理由は「装着する習慣がない」か、「装着しにくい」かだろう。格好悪くて照れくさいと言うのもあるかもしれない。 「March」で差し出されたライフジャケットは水に落ちると自動的に膨らむタイプのもので、例の桜マークのオレンジ色で暑く、かさばり、あちこちに引っかかってしまうあれではなかった。現にTシャツの上に装着してレースに出、帰ってきて陸に上がっても外すのを忘れてしまうほど違和感はなかった。「March」のオーナーは「ヨットに乗る時にはヨットパーカーだとかデッキシューズを履くのが格好良い」と言うイメージの中に、「剣道で面をつけたり、オートバイでヘルメットをかぶるようにヨットに乗る時はライフジャケットをつけるものだ」と言う考えを広めたいとのことだった。良い考えだ、と思わず頷いた。格好悪いとか恥ずかしいとかでなく、反対に装着しなくちゃ格好悪いとみんなが思うようにしたいとのことだった。他のメンバーも「他のヨットでも自分一人でもいつもこれをつけるようにしている」と言った。確かにこれなら動きも楽だし、これで事故が防げる物なら決して高いものではない。 これから私も「March」の掟を広めるひとりになる。 |
2004.07.30 |
−ハワイ、持ち物− その、ヨット「March」の掟を広めるべく、「みんなでライフジャケットをつけよう!」メールを錦江湾ヨットクラブのみんなに送ったところ、あるオーナーからすぐに返事が来た。値段などを調べてその膨張式救命胴衣を共同購入しようと言うことになった。最近、英会話で「千里の道も一歩から」には慣れっこになっている。考えていることをみんなに理解してもらってそれがひとつずつ実行に移されるのはいつだって楽しい。 その「千里の道」だが、日本とアメリカの文化の違いに阻まれている。 買い物編だ。服を何か、例えばあるジャケットを購入する場面だとする。質問は「それが洗濯機で洗えるかどうか店員に聞く」と言う、いたってありふれたシチュエーションである。「Can I wash it a washing machine?」と答えたらNGが出た。「えっ?どうして?」「縮もうが、伸びようが、洗うことは出来るから」「えっ?」全く理解出来なかった。つまり、洗濯機で洗うのは私の勝手なので、どうなろうと洗うことは出来ると言うのだ。だって日本の店で「これ、洗濯機で洗えますか?」って聞いたら、洗うことによって縮んだり伸びたり元の状態でなくなってしまう危険があれば「いいえ、洗濯機では洗えません」って言われるよ、と反論してみたけど聞き入れてもらえなかった。正解は「Is it machine washable?」だそうだ。あまり変わらないと思うんだけどなぁ。ウォッシャブル(洗える)と言うのは、洗って縮む場合は使えないらしい。 さて英会話実践の場、ハワイの話。今回は持ち物編だ。 ご承知の通りハワイは気候が良いので荷物は少なくて済む。それが私がハワイをかつて留学先に選んだ理由でもあるのだけれど、たぶん私は極端に少ないらしい。10日くらいならお弁当箱や英単語のノート、電子辞書、財布やハンカチを入れて毎日通勤しているバック程度だと言ったら、昼休みに会社でびっくりされた。「じゃあさ、あなた達は一体何を持っていくのよ」と聞いてみる。「化粧品でしょ」(私は化粧しないしなぁ。それにあっちの方がいろいろ売ってるんじゃないの?)、「それにドライヤー」(えっ?そ、そんな。乾燥してるし風で乾いちゃうよ)だけどちょっとやんわり、「ホテルの部屋に備えてあるんじゃない?」(私の泊まるような所にはないケド)と聞いてみた。「普通のじゃなくてクルクルドライヤー」と言う答えが返って来た。う〜ん・・・。追い打ちをかけるように「それに靴でしょ」「えっ?靴?」思わず声が出る。「だって裸足で行く訳じゃないよねぇ」「服に合わせて2〜3足は要るよ」答えている女の子のハワイツアーは4泊6日である。(実は私はこの期間の2倍なのだが・・・)4泊というのはハワイに朝から晩までいられる日は3日間しかない。それで3足!どうやら下着のように毎日履き替えるものらしい。 私の持ち物は、まずパスポート・現金・クレジットカードなどの貴重品、次に下着や着替え数枚。もちろんコートやジャケットなどはなく、Tシャツや短パンくらいなのでかさばらない。そしてガイドブックから切り離した地図とメモ、ボールペン、アドレスブック、電子辞書。私の唯一の化粧品は何年も前から愛用しているアロエジェルでワイキキアロエ製なので現地調達。アロハシャツでも着て、よそ行きのショートパンツをはき、靴はヨットのデッキシューズで行くとすると機内でスリッパ代わりのビーチサンダルがあった方が便利かも、と言う程度。今回は高性能のカメラを持っていく人が二人もいるからカメラは要らないしー。そうねぇ、持っていくとするとあとはノートパソコンくらいか。あっ、あちらのスーパーの会員証と割引クーポン券があった。洗濯機用洗剤も1回分持って行こう。 私のヨットの仲間達はさらにひどく、何も持たずに入国しようとしたため税関で止められていた。「あなたは着替えないのか」と言うのだ。何も持たずに、と言ってもポケットにパスポートや財布は入れている。着替えは現地調達だと答えて切り抜ける。確かにTシャツも水着も、あちらのものの方がサイズも種類も豊富なのだ。しかもそれですべてが事足りてしまう。 みなさん、荷物が少ない海外旅行、極楽ですよ。ぜひ一度体験してみてください。ハワイの場合はひざに乗せられる程度の大きさのバックなら、空港からたった2ドルの市バスに乗れます。帰りはABCストアで段ボールをもらって増えたおみやげを詰めましょう。 |
2004.08.03 |
−デジタルカメラ− 会社の同僚が4泊6日のハワイから帰国した。「sea-laさんみたいな人がいっぱい居たんですよ」とみんなに報告している。皆、短パン&Tシャツで化粧もせず、裸足でビーチサンダルを履いて帽子もかぶらず、黒い髪はストレートで長く、日焼けしていたと言うのだ。だからそう言う格好の方がとけ込んでスリにも遭わないんだよと言いたかったがぐっとこらえた。昼休みにコンビニにお昼を買いに行くのにも日傘を差す彼女たちにそれは無理だ。だから私はあちらへ行くと妙に馴染む。馴染みすぎて地元の人にもロコと間違えられるのでひとりでレストランに入っても日本語のメニューが出てこない。日本人にたどたどしい英語で尋ねられる。挙げ句、日本語で答えると「日本語がお上手ですね」と来る。褒められているのか、けなされているのか、微妙である。 そして昨日、ハワイ行きを前に結構ラッキーなことが起こった。 雑誌の懸賞に当たったのである。しかも最新式のデジカメ。NikonのCOOLPIX5200と言う、520万画素、光学ズーム3倍付きの小型カメラ。宅配便のお兄ちゃんが「おめでとうございます」と持ってきてくれても、一体何がめでたいのか、何が当たったのか、開けてみるまでわからなかった。そう言えば確か会社で、課長席に持っていく前にその経済誌をパラパラと見たのだ。どーせこんな雑誌を読むのはどこかの社長さんとかお偉いおじさま方で、懸賞に応募する人なんて居ないに違いないと思って引き出しにあった葉書を1枚出して書いた。見事勘が当たったと言うわけだ。当選者は確か、ひとりか多くて2、3人だったはずである。最長50分もの動画が録れ、しかも重さは155グラムと軽い。 カメラはその経済誌の、新商品とか話題の商品が何点か紹介されているページに載っていて「プラチナブルー」と言う色がきれいに見えた。その、青いカメラは今手元にある。写真で見るよりずっと小さい。今まで持っていたデジカメは古くあまりに大きいのでハワイ行きには持っていかないことに決めていた。何度か物色もしたが4万円くらいするし買うまでには至らなかった。この青いデジカメは電気屋でチェックしたところ定価は52,000円で、売値も4万円を超えていた。友達に「売るって言う手もあるよ」とささやかれたが、せっかくなので使うことにした。Nikonからの丁寧な挨拶状が同封されていた。もちろん、「末永く愛用」させて頂きます。 今時のデジカメはある程度メモリも内蔵されており、直接USB接続でパソコンにつなぐこともできる。メモリが足りないと思ったらSDカードという小さなカードを差し込んで記憶させれば良い。SDカードくらい奮発しようと電気屋へ行った。この電気屋、少し行かないと大変なことになっており何が何だかわからない。SDカードはあるにはあったが別にミニSDカードというものがあって、このミニSDに付属のケースをかぶせるとSDカードに変身するらしい。どうやら今時の携帯はたいていこのミニSDが入れられるようになっているとのこと。ほほーっ。ってことは携帯電話のカメラで撮った写真をパソコンやデジカメでも見られるってこと?いや、それだけじゃなくてデジカメで撮った写真を携帯の待ち受け画面に使ったり、携帯で送れるってこと?う〜ん、混乱して来た。 結局、コストパフォーマンスの高い128MBのSDカードを購入した。4,570円。思ったより安かったので64MBの予定をランクアップした。 さて、取扱説明書とにらめっこする。人物専用のポートレート、風景、動きの早いスポーツモードから、パーティー、海や雪、夕焼け、トワイライト、夜景、クローズアップ、ミュージアム、打ち上げ花火、モノクロコピー、逆光、パノラマアシストなんて言う設定まで出来るとのこと。携帯電話でさえ使いこなしていないのでなかなか買い換えられず未だにカメラも付いていないのに、これを使いこなすまではまだ当分楽しめそうだ。 |
2004.08.09 |
−川遊び− 日本語を教えて英語を教えてもらっているオーストラリア人のクリストから”明日、川へ泳ぎに行かないか?”と誘われた。うんざりするほど暑い、土曜日のミスドレッスンの時だった。都会っ子の私としては川辺でバーベキューくらいしたことはあっても泳ぐと言う経験はほとんどない。だいたい川は泳ぐものだと言う観念がなかった。ちょうど台風のせいでヨットは係留地から出せず、特に予定もなかったし面白そうだったので行くことにした。時間も川辺の道の駅に昼、とのことだった。 川辺は私のアパートから市街とは反対側の山へ向かったところにある。「こんなに近いのか」と驚くほど、あっけなく道の駅に着いた。2、30分くらいだろうか。この、東京では見かけなかった「道の駅」が九州にはたくさんある。地元で採れた新鮮な野菜や果物、名産品などが売られていて結構面白い。早く到着したので覗いてみた。それが思ったよりずっとレベルが高く、品数も豊富でしかも安い。凄い人出である。ナスが3本50円、大根の葉(大根を食べるのではなく、葉を食べるために栽培されたもの)一袋60円、タマネギ大玉4つで100円、巨大な冬瓜は一個200円、それに地元で採れた卵や鹿児島産の米、手作り豆腐、味噌、ニガウリチップスや黒豆黄粉、地卵、生のブルーベリー、トマトとピーマンを掛け合わせたトマピー、おばさん達が懐かしがっていたまくわ瓜(メロンのような?!味なのだそうだ)・・・ありとあらゆるものが並んでいた。黒酢や黄粉、大豆製品など健康志向のものも多かった。「帰りに寄ろうかなぁ」と思っているうちに商品はどんどん減っていった。車の中から折り畳みのクーラーボックスを探し出し、暑くても簡単には傷まなそうな野菜を何点か購入して氷を詰めた。後から聞いたところに寄るとここは鹿児島一の売り上げだそうで、特に豆腐はピカイチらしい。 クリストや彼の日本人の友人(もちろん英語が堪能)、そして彼が英語を教えている教室の若い女の子(彼女たちの英語はずいぶんアヤシイ)が到着した。そして「秘密の場所」へ向かう。道の駅からわずか5分。車を降りて草や木の中を下る。そこは本当に秘密の場所で、澄み切っておだやかな川のほとりは木陰になっており、ついさっきまでの暑さが嘘のようだ。何とも言えない、海とは違った静けさだ。岩の上に荷物を置いて冷たい水の中にはいると、その一角は川のゆるやかなカーブの入り口だった。流れはゆったりとしており、一番深いところで2メートルくらいか。だいたいヨット乗りには貴重なきれいな真水である。塩辛くないだけでも有り難かった。丸く輪になって女の子の持ってきたビーチボールで遊んだ。恐ろしく早いスピードで小さな魚が群れをなして泳いでいた。途中、クリストの友人でもある私の英語教室の先生も乱入し、アヤシイ英語の会話が飛び交った。身体が冷えた頃、岩の上でランチ。ほんの2、3時間で自然を満喫した。 帰り、やっぱり道の駅の豆腐は売り切れていたけど、変わりに鹿児島の大豆で作られた自家製納豆と、これまた懐かしい味の手作りヨーグルト、健康によいと言われているモロヘイヤの葉をひと束70円で購入し、ついでに食べ方を習ってきた。夕飯には別のスーパーで買った豆腐で揚げ出し豆腐を作り、たっぷりの大根おろしと、納豆と、モロヘイヤを食べた。久しぶりに真剣に泳いだせいかヘトヘトでぐっすり眠れた。やっぱり自然は良いなぁ。 |
2004.08.14 |
−三島カップ− 鹿児島では火山めぐりヨットレースに次ぐ夏のイベント、「三島カップヨットレース」が終了した。今年も子牛、当たらなかったなぁ。とにかく例年のごとく徹底的に、この日日本で一番かと思われるほど暑く、風がなく、そしてパーティーはいつも以上に盛り上がった。 ここの硫黄島はあの戦争の、小笠原の先の硫黄島ではなく、鹿児島県三島村の硫黄島。竹島、黒島と合わせて三島村となる。鹿児島の薩摩半島の南端、山川港から30マイル弱。硫黄が吹き出て笠をかぶり、溶け出た海水がオレンジ色に染まり、野生のクジャク舞う、東西に6キロ、南北に4キロほどの小さな島に毎年40艇以上のヨットと3つの島の住民が集まる。 行きに、つまりレース中かリタイアしてか2Mほどのカジキマグロを釣ったヨットが居て、パーティーでお刺身が振る舞われた。最後はボートフックで引っ張り上げ、ウィンチハンドルで叩いたらしい。(^_^;)都会のヨット乗りからすれば垂涎のクルージングレースである。そう言えばまた「ボタンクラゲ」を見た。直径5ミリから2センチほどの円形で、牛乳キャップみたいな感じで浮いている。泳いでいるのではなく、浮いているのだ。色も牛乳キャップみたい、つまりシャツのボタンのようなのだ。潮目に居たりすると泡と見間違えるほど。よ〜く見るとそのボタンの下には繊毛のような足が生えている。しかもブルーできれい。私のお気に入りなのだ。 島には今でもコンビニ一軒なく、パーティーは島民の手作り。青年団の捕ってきてくれたビンゲと言う魚の塩焼きや唐揚げ、自家製薩摩揚げ、生ビールやジュースなどを参加費に含まれる金券で買って崖にそびえ立つ石舞台を囲んで楽しむ。レース性はほとんどなく、皆このパーティーが目当てなのだ。島民が自分の車で島内観光もしてくれたりする。自然のままの海岸に湧いた温泉や、展望台、恋人岬などが観光コースである。そうそう、パーティーでは子牛が当たる。しかも優勝艇にではなく、抽選。今年私たちは子牛の代わりにサイクロン掃除機と缶チューハイひとケースが当たった。 宿を取ることも出来るが、たいていは石舞台横の公民館(ヨットを係留する港の前がすぐ石舞台で横に建っている)で寝る。まぁ、体育館にゴザを敷いたいわゆる雑魚寝。もちろん温泉付き。あまりお金もかからないレースなのだ。参加費はひとり3,000円。参加Tシャツと島の名産品が参加賞として全員に配られる。今年の名産品は椿油で作った石けん、シャンプー、リンスのセットと黒砂糖、紫芋のチップスだった。港に着くと冷たいビール、翌朝日曜日に帰るため出航する時に島の婦人会の人たちが作ってくれた葉っぱにくるんだおにぎりが頂けるのだ。つまり、鹿児島に住んでいるヨット乗りには土日で完結するイベントとなる。未体験の方はぜひ参加されたし。思い切り充実した週末をお約束します。 今回、島にアジアで初めてジャンベ学校が開かれたこともあり、ジャンベ(アフリカの太鼓)の世界的奏者、ギニアのママディ・ケイタさんが自分のバンドを連れてやって来たのでパーティーはいつになく興奮の渦に巻き込まれた。その踊りたるや物の怪にとりつかれたかのよう。ヨット乗り達も飲んだくれ、一緒になって踊る。もちろん、「踊る阿呆に見る阿呆」である。ここで盛り上がらない手はない。 |
2004.08.18 |
−ハワイ、食べ物− ハワイ行きまで1ヶ月を切ったので、そろそろハワイモード!(^O^)v こんなに暑くて、お盆休みなしなのも何とか耐えねば! だけど両親やみんなが不必要に焦っても困るので食べ物バージョンのメールを書き送った。今回私たちが食べようとしているもの。やっぱり大切なのは胃袋でしょ。これから行かれる方も、行きたい方も参考にして頂ければ嬉しいです。 ★ポキ ぶつ切り刺身の和え物!?です。海草やネギ、タマネギなどと一緒に醤油やごま油、ラー油などで和えた物で日本人好みの味付けです。レストランでおかずやおつまみで出されることもありますがスーパーで量り売りもされています。刺身はいろいろな種類があり、「タコポキ」はタコの刺身、「アヒポキ」はマグロの刺身です。ちなみに冷凍ものではないんですよ。 ★果物 安いのでぜひお試し下さい。お勧めはパパイヤ。緑色で、ほんの少し黄色がかったものを買い、1日2日室温で熟させ、黄色くなったら冷蔵庫で冷やして縦半分に切り、種を除いてレモンやライムを搾って食べます。朝ご飯の代わりにもなります。値段の目安は1個1ドル〜2ドル。大きいですよ。他にもマンゴーなども美味しいですよ。 ★ヤミーヨーグルト アラモアナショッピングセンター1階の店の名前です。「ヤミー」は美味しいと言う意味。ここはフローズンヨーグルトの店です。外見はソフトクリームくらいに半分氷っているヨーグルトをそのまま、またはトッピングを乗せて食べます。アイスクリーム屋さんと同じようにカップまたはコーンが選べます。友人はスイスチョコが入っているヨーグルトをそのまま食べるのが好きなのだそうですが、私はフルーツフレーバーのヨーグルトをそのままか、プレーンに何かトッピングも美味しいと思います。トッピングは生や煮た果物、ナッツ、チョコレートと選ぶのに困るほどカラフルに並んでいます。 ★クアアイナ ハンバーガー屋さんの名前です。もちろんマクドナルドやバーガーキングもありますがここのはちょっと違う。お勧めは縦半分に切ったアボガトがハンバーグと一緒に挟んである「アボガドバーガー」です。めいっぱい口を開けても足りないほど厚みがあります。ハンバーガーひとつでお腹いっぱい、と言うか食べきれないほどです。オアフ島の北側ノースショアとワード地区と言うところにお店があります。ハンバーガーの他、サンドウィッチもお勧めです。「マヒマヒサンド」も揚げたてで美味しかった。「マヒマヒ」とは日 本で言うシイラ、つまり白身の魚です。ハワイでは高級魚でレストランで出される白身のソテーはたいていマヒマヒです。 ★フォー ベトナムの麺です。さっぱりした鶏ガラ風のスープに、米で作ったそうめん風の麺が入っています。いろいろな部位の肉や肉団子が入った種類がありますがベースは同じです。驚くべきことは一緒に出される野菜。店によってこれでもかと言うほどの生のモヤシや香草(ハーブ。スイートバジルやシャンッアイ)が別皿で出され、好みで丼の中に入れて食べます。私としてはフォーがテーブルに運ばれるやいなやモヤシを麺の下に押し込んで、余熱で加熱する(^_^;)のがお勧めです。 ★ジャンバジュース ジューススタンドの名前です。あちらで流行している物のひとつに「スムージー」と言うものがあります。果物とヨーグルトにシロップと水を足してミキサーで撹拌した飲み物です。まぁ、フルーツ入りのヨーグルトドリンクで、日本で言えば「シェイク」と言った感じです。これが結構バリエーション豊富で、注文するのが難しいくらい。挙げ句、その日の体調によってビタミンCやカルシウムなどのサプリを添加してくれるのです。量も多く、これ一杯で元気になれます。 私としては「シナボン」も楽しみだし、「プリッツェル」も良いなぁ。まだまだいっぱいありますよ〜♪ |
2004.08.22 |
−近況報告− 仲間達が鹿児島からハウステンボスまでヨットを回航しようとした前日から台風15号が来たため、凄い風と波で出航出来なかった。仲間達はせめてヨットレースのパーティーだけでも出て楽しもうと陸路長崎に向かったが私はハワイに向けておとなしくしていることにした。 友人から借りたディズニー映画「ファインディングニモ」を見た。子供向けと侮っては行けない、素晴らしく美しい映画だった。私が何より大切にしている「仲間との協力」が、そして人間の痛い部分が描かれていた。それより何よりコトバが早い。英語と英語字幕で見たのだけれど、あの「エディーマーフィー」より早かった。恐るべし、子供達の会話のスピード、である。 そして鹿児島は相変わらず暑い。もう30度以上の日が40日を超えて記録を更新しながら途切れることなく続いており、ちょっと曇って30度ギリギリまで下がった日などには「今日は涼しいわね」なんて言う人が現れるほどである。一時は20度と鹿児島の最低気温を下回り肌寒いと言っていた東京も36度とかで、「明日は30度まで下がり、過ごしやすい真夏日となるでしょう」と変な天気予報が流れたそうだ。そんなに気温が変化したんじゃ身体がついていかない。だけど鹿児島に居る私としては1日でも良いから「肌寒い」なんて言ってみたい。本当に「あ〜寒い。今夜は鍋でも食べようか」なんて言う冬が来るとは思えない。 そんな中をお盆休みもなく通勤している身としては何とか自衛手段を取らなければやっていけない。だいたい朝の最寄り駅のホームは炎天下で、遮る物が何一つないのだ。しかも最寄り駅までが遠いと来ている。もちろん日傘などと面倒な物は持っていないがあったところでたいして役に立つとも思えない。だけど汗が背中を伝うほど不快なものはない。その後クーラーの効いた列車(電車ではありません。悪しからず。)に乗り、25分後には再び降りて炎天下を歩く。会社の階段を5階まで上がった頃にはもう汗だくで、またもやクーラー。不思議な物で汗は止まった後に吹き出る。ここでシャワーでも浴びて着替えられれば最高なんだけどそうも行かない。ここで「背中タオル」が出番となる。 これは私の母が考案したもので、私の実家では山登りの時に使われる手段だ。別にどうってことはない。フツーの、銀行や工務店でもらうようなタオルを背中に入れるだけである。出来ればブランド物の高級なタオルではなく、「こんなタオル、薄くて雑巾にしかならないわ」なんてものが良い。それを服を着る前になるべくしわくちゃにならないよう、背中に広げてから服を着る。これが結構難しい。私は立った状態で上半身をかがめ、つまり頭を下げてタオルを広げ、そのまま服を着る。ちょっとしたコツが必要なのだ。シャツでもブラウスでもワンピースでも、服を着た後は下のウエスト側と、首の背中側から少しタオルを引っ張って更にタオルを伸ばす。ウエスト側はベルトやズボンなどで動かないようにしっかり押さえる。私は髪が長いので首から出たタオルはあまり見えないので気にしない。見えても大丈夫なように工務店の名前が入っている方は下にするとか、ちょっと服とタオルの色を合わせてみたりしている。そのまま会社に行く。席について汗がこれ以上出なくなったら上からでも下からでもタオルを引っ張り出せばおしまい。着いたとたんにタオルを外しちゃいけない。汗をかかなくなってからが大切である。引っ張り出したタオルが結構湿っていることに気づく。思いの外快適でオススメ。あとは化粧もしていないので暑かったら顔を水でジャブジャブ洗う。 「暑くても良いから湿気のない」ハワイを夢見ている今日このごろ。 |
2004.08.29 |
−ハワイ、準備− 来る来ると言われながら未だ今年の夏鹿児島上陸していない台風は、必ず週末に襲って来る。しかも気温は毎日35度。いい加減どうにかしてくれないと元気な人まで倒れてしまう。東京は10度も気温が低いと聞いて羨ましがったものの翌日は10度以上高くなったと聞き、それも身体が保たずきつそうである。 アパートの外のプランターや鉢植えを寄せ、物干し竿を片づけて雨戸を閉めてからハワイ準備をする。インターネット予約したJALのeチケット確認証をプリンターで印刷、安ホテル(アパート?!)予約のメールもとりあえずプリントアウト。1泊75ドル/一部屋にエキストラベッドまで頼んでしまった。♪それからJALは今年、ハワイ就航50周年とかで空港のサクララウンジが使えるのだそうだ。店もなく、超ヒマな福岡空港が今年は快適に過ごせるかもしれない。とにかく2時間も前に行かなくてはならない必要性が感じられない。ツアーなら3時間前だ。成田のように巨大なターミナルならともかく、福岡空港では迷いようが無く、便数が少ないため時間にならないと受付に入ることさえ出来ず、あっという間にチェックインが済んだ後はまるで隔離されたかのように何もすることがない。わざわざ無料バスに乗って国内線ターミナルに戻るのも面倒である。 さて準備と言っても他にすることもなく、小型リュックに短パンとTシャツ、下着を詰め、履いていくビーチサンダルを選んでおしまい。ポーチに円高の時に替えておいたドルとパスポートを入れる。サイフは前回ハワイに持っていったもので、スーパーマーケットの割引券が入ったままだ。無料誌やインターネットで探したハワイの店のクーポン(割引券)と、ガイドブックから切り離した地図、ボールペンを加える。あとは先日雑誌の懸賞で当たった最新式の小型デジカメ。おっと、帰りにお土産が増えることは必至なので、リュックには小さく折り畳んだレ・スポート・サックのバッグも入れる。パラシュートと同じ生地で軽く、かさばらず、広げれば余裕でスーツケースくらいの大きさになる。 あちこち探したレンタカーは結局、両親が泊まる予定のイリカイホテル内に小さな営業所のあるダラーレンタカーに決めた。朝7時ごろから借りられ、その日の夜返すのであれば19:30ごろまでにアラモアナ店に返さなければならない。その他はすべてバスで移動するが1日だけレンタカーを借りてビーチやノースショアを回る予定。7人乗りのミニバンで、1日保険料込み70ドルちょっと。 ホストマザーとハワイ大学の先生にもメールを出した。ホストマザーは私たちが滞在中にメインランド(アメリカ本土)の実家に帰省するそうで、それまでの間にご飯でも食べましょうと言うことになっている。先生には「ランチをしに大学に行く」と書いたのだけれど、「クラスでアロハフェスティバルのフラワーパレードの山車を作るためボランティアに行く。一緒に行かないか」と言う返事が返ってきた。ヒルトンホテルの山車を作る手伝いで無料のランチが食べられるとのこと。そう言えばすべて生花で作られるこのパレードの中でもヒルトンホテルのものは大きくて見事だった。だけど入国審査にどのくらいの時間がかかるかなぁ。それらの返事とフラの先生にもメールを書かなくちゃならない。 結局準備で大変なのはまたもや英語である。 夏休みでオーストラリアへ帰っていたエクスチェンジのお相手と久しぶりにミスタードーナッツで話そう。 |
2004.09.04 |
−さらに、英会話− もう暑くて、「今日は冷える(おー、なんて響きの良いコトバ)からお鍋でもつつこうか」なんて日は永久に訪れないと思っていた頃やっと、夜中に汗びっしょりで目覚めて慌ててクーラーのスイッチを入れるなんてことだけはなくなった。ただしやっぱり昼間は30度だけど、心なしか過ごしやすい。 来ない来ないと言われていた台風もついに鹿児島上陸を果たし、保険会社に勤務する私は鳴りっぱなしの電話の餌食となっている。なぜか台風被害は自宅の駐車場の屋根が飛んだと言う話が多い。もちろん、窓ガラスが割れたと言うのもある。火災保険では契約内容によっては免責金額や被害額の下限があるのでご確認を。門やへい、駐車場などを含めず、建物だけという契約もある。たいていは20万円以上の損害でないと支払われない。だが、ガラス1枚割れて補償していたのでは保険料が何倍にも跳ね上がってしまうだろうと考えるのは保険会社の社員だけで、割れてしまった当人としてみればそんなこと聞いていないぞと言うことになる。 会社で隣の席の女性は自宅の屋根の瓦が飛び、その瓦が自分の車のフロントガラスを直撃し、砕けたガラスが助手席に散乱したそうだ。車の中に大事な物を入れていたとかで、洗面器をかぶって取りに行ったらしい。ちなみに自動車保険では車両保険をつけておけば、それが車と車がぶつかったときしか出ないと言われるエコノミーの車両保険(車対車+A特約)であっても補償される。しかも無事故割引の等級は下がらず据え置かれるので請求した方がお得。 さて、半年に渡る社会保険センターの英会話教室も終盤に近づいており、残すところあと3回。最後の2回はハワイ旅行のため欠席なので最後の授業となる。次回の10月から半年間22回の授業料15,400円も払い込んでおいた。仕事が終わると「疲れたし、あそこまで歩いていくのも暑いからサボっちゃおうかな」などとも思うのだが、行ってみると結構楽しい。 今期最後の授業は先生に撃墜された。「日本語では例えば紙は1枚、うさぎは1羽ですよね。(どうしてそこまで知ってるの?!)では・・・」に続く数え方はほとんどの人が甲を脱いだ。肉は「a joint of meat」(ひとかたまりの肉)で、ガラスは「a pane of glass」(ガラス1枚)、ベーコンに至っては「a rasher of bacon」(ベーコンの薄切り1枚)ときた。土地の数え方も雷の数え方もわからなかった。続く授業は賭けである。配られた用紙に書かれている文章が正しければ「True」に、間違っていると思えば「False」に、10〜100点を賭けるのだ。間違えればその分マイナスになる。 ■イギリスの学校では「Capital punishment」が一般的に行われている。× これはハリーポッターで頻繁に登場する「 punishment」に救われた。罰である。「Capital」は首都ではなく「命にかかわる、重大な」とまでわかれば大丈夫。答えは「死刑」。こんなことが学校で一般的に行われていたのではかなわない。 ■外科医は多くの時間を「theater」で過ごす。○ シアターを劇場としか知らない私は「なんて不真面目な医者なんだ」と思い切り×をつけて賭けに負けた。なんと「手術室」と言う意味があったのだ。 ■彼はずっと走っていた-「He is panting」.○ 父さんより年上の男性はこの「panting」を、苦し紛れに「パンツをはいている」と解釈した。本当は「あえぐ、息切れする、息を切らして走る」と言う意味で教室中大笑い。 全部で15文あった。マイナスにはならなかったものの100点ずつ賭けて500点。これらは当然全文英語なんだけど、結局みんなのわからない単語は同じ。ボキャブラリー不足を再び実感する今日この頃である。 |
2004.09.08 |
−ハワイ、お土産− やっと開けたと思った雨戸を閉め、再び鉢植えを飛ばないように寄せた。ここのところ鹿児島は台風が続き、当然保険会社での仕事も忙しく、もう台風は「ハワイ出発日にさえ来なければ良い」と言う不謹慎な気分。心持ち、ほんの少し下がったかと思われた気温は再び上昇。またまた夜中に汗びっしょりで起きる。前回の台風16号は鹿児島に上陸したのだけれども、今回の長崎に上陸した台風19号の方が風雨が強く、雨戸に当たる風と雨だけで何度も起きた。もちろんすべての交通機関が止まっているため出勤出来ない。この際修理のため屋根やはしごに登るようなことをしてケガをしたり、買い物に出かけて飛んできた看板でケガをしたくないのでおとなしく家の中に居る。 さて海外旅行にはお土産が付き物だが、たいてい私は職場宛のマカデミアンナッツチョコレートくらいしか買わず、あとは自分用の食料とか衣料品、カゴバックなどをスーパーで探すのが楽しみと言うくらい。頼まれ物に関しては大昔、海外のブランドものが日本より安いと言うことで頼まれなければ絶対に行かないヴィトンのサイフなんて言うのもあったし、ブランドものが日本と同じような値段で買えるようになってからは海外でしか売っていないと言うポテトチップやスナック菓子なんて言う時もあった。先日このホームページから頂いたお便りではドールプランテーションで買ったジャムを忘れられず、ハワイへ行く友人に頼みたいのだがワイキキで売っていそうなところを知らないかと言うものだった。今回の私の頼まれ物をご紹介しよう。 ■エッグスン・シングスと言う店のオリジナルパンケーキの粉 朝食時に行列が出来るほどのパンケーキの店である。味もさることながら量も凄い。店頭で、店で使っているのと同じパンケーキミックスを販売している。せめて日本で楽しもうと言うことらしい。パッケージがただの透明ビニール袋だったら、通関で「怪しい白い粉」と間違われないよう祈るばかりだ。 ■コーヒー 私に頼むにしてはもっともフツーの品である。彼女の要望はコナ・コーヒーのように高い物ではないこと。安いブランドのものを2〜3種類、豆でも粉でも可、とのこと。確かにハワイはいろいろなフレーバーやメーカーのコーヒーが売られていてパッケージも楽しい。日本でこのフレーバーコーヒーを買おうとするとわずか数百円だった物が1,500円なんて値段になっているのだ。 ■アロハシャツ柄のポストイット あちこちに貼り付けられるメモ帳である。これもハワイではその辺のスーパーでどこででも買える。試しに一つ買った物を何かの折りに使ったところ「次回行くときはぜひ」と頼まれた。頼んだ相手はパン作りが趣味で、作ったパンの袋に貼りたいそうだ。そう言えばすべてシャツの形をしていていろいろな柄もあり、結構楽しいかも。 ■帽子のつば成型器 怪しい。いたって怪しい。現在アメリカでは「爆発的なヒット商品」とのことだが、なんて事はない、野球帽のような帽子のつばのカーブを修正するものであちこちのスーパーマーケットで売っており安価とのこと。そもそも帽子のつばを成形する必要があるのか、成形してどうするのか、効果も甚だ疑問。だけど彼女には鉢植えを預かってもらうしなぁ・・・。 人の好みはそれぞれで、また楽し。 |
2004.09.10 |
−ハワイ、当日− ギリギリになってお土産リクエストが追加された。マグネットクリップと、スーパーのエコバッグ。マグネットクリップはなぜかありとあらゆるところに売っているが、飾りが豪華過ぎて「しっかりと紙がはさめる」かどうかは甚だ疑問。例の「帽子のつば成型器」をリクエストした友人である。スーパーのエコバックは文字通りスーパーのレジのところに売っているものらしく、結構楽しげ。この友人は何と余ったドルと手作りの短パンまで送ってきてくれた。 さて、前々日の会社の帰りに鹿児島から福岡までの高速バスの予約をし、携帯電話の料金プランを出発日にあわせて一番安い物にする。前日は台風2連発で懸念された仕事も何とか無事に片づき、「お休みの間何かやっておくことはないですか?」と課の女の子が聞いてくれるわ、帰社の挨拶をする時には「いってらっしゃ〜い!気をつけてね」と、ハワイの挨拶「シャカ」(手の親指と小指以外を折り曲げて振る挨拶)でみんなで送り出してくれた。ただし「休暇」と書くべき行き先掲示板に、「ハワイと書け」と脅される。だけどほっと一息。いきなり身体が軽くなってハワイモード。 生ものは買えないので食べきれるだけの夕飯の材料を買って帰り夕飯。100円コーナーでスプレー式の小瓶を買う。飛行機内は乾燥するので水を入れて携帯するのだ。夜、ブーゲンビリアの鉢を「帽子のつば成型器とマグネット」をリクエストした友達に預けに行く。秋雨前線が近づいているとは言え、これだけは乾燥に弱い。お財布から日本円を抜き取り、持ち運び易いように小型のサイフへ移す。普段使っている財布はメンバーズカードや割引券、レシートなどで凄いことになっている。どうせ空港までの往復以外はドル用の財布を使うのだから軽い物に越したことはない。いつも携帯している電子辞書も通勤バッグから出す。ぬか漬けに塩とぬかをを足し、念入りにかき混ぜ、冷蔵庫へ入れる。不在中の英会話番組の録画予約をする。おっとキーホルダーから小型ナイフをはずす。このまま機内持ち込みしたら没収である。往復に使う携帯電話を充電する。 当日朝、メールをチェックしながら、汚れ物そのままより部屋にでも干して置いた方がマシかと洗濯。これからゴミを捨て、預けていないプランターや鉢の花に多めに水をやって、時間があったら、たぶんこれから高速バスに乗り、飛行機に乗り、ハワイに朝着いて夜寝るまで出来ないであろうシャワーを浴びる。すべてのガスや電気の元栓を締めて戸締まりをしたらOK。結構忙しい。じゃ、行ってきま〜す! |
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