ようこそ。ここは、石原剛志(静岡大学)の研究・教育・社会的活動・日常に関するサイトです。日記などはブログへ。
from2000/12/10
2月6日は、緊急シンポ「どうなる幼稚園・保育園・学童保育」へ
上の写真もこの写真も次男。笑顔と変顔が得意。この顔で大人は怒れなくなることをよく知っています。
日本学童保育学会第2回研究大会は2011年6月18-19日に。
2010年12月19日、第2回の理事会が開かれました。日本学童保育学会は、学童保育という対象を研究しようという人たちの集まりなので、会員の身に付けてきた学問領域・方法は様々です。したがって理事会の構成も、教育学者、社会福祉学者、経済学者、社会学者など、じつに学際的です。この理事会の議論は、事務局長として同席させていただいているだけでも勉強になります。
さて、この理事会でも、いろいろなことが議論され、決められました。ここに書くべきことは、第2回研究大会が、2011年6月18・19日に、大阪教育大学柏原キャンパスで開かれることに決定したということです。
滞っていたこのサイトも更新をして、学童保育学会からの情報を発信していきたいと思います。(日本学童保育学会のサイトも更新する手配をしたいと思います。)(2010/12/28)
ありがとうございました。日本学童保育学会設立。
2010年6月19日、静岡大学で開かれた設立総会において規約案や役員案が参加者の満場一致で承認され、日本学童保育学会が設立しました(共同代表理事 竹内常一・国学院大学名誉教授、新妻二男・岩手大学教授、二宮厚美・神戸大学教授)。
2009年3月24日に、日本学童保育学会設立準備会を立ち上げ、一年あまりの準備期間を経てのことでした。
設立総会を含めたこの大会の参加者はのべ139名。北海道から九州まで、全国各地からご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
はじめての大会でありながら、自由研究発表の場を設けるという試みも大成功でした。特に、岡山の学童保育指導員のみなさん方から多数の自由研究発表をしていただいたことは、現場とともに研究をしていく学童保育学会のスタイルを確立していくうえで大きな意味をもったと思います。ありがとうございました。
若手研究者の発表もあり、来年度、どんな自由研究発表を聞くことができるか、楽しみです。
当日は、静岡県学童保育連絡協議会のみなさんや学生に「裏方」の仕事を手伝っていただきました。ありがとうございました。
要旨集では、各地の連絡協議会や出版社のみなさまから広告費をいただきました。ありがとうございました。
設立はしましたが、ほっとはしていられません。学会誌の創刊にむけて、理事と事務局は動き出しています。今後ともよろしくお願いいたします。
(追伸)入会について、現在、準備中です。しばらくお待ち下さい。また、ブログに上記と同様の記事を書いています。コメントはそちらへお願いします。(2010/06/24)
保育園からの帰り道
【上写真/2008年3月、3歳になった頃の息子】
保育園からの帰り道。乗り物に乗ることが大好きな息子のリクエストで、この日は、バスで帰ることになっていた。彼は、バス停まで、後ろをふりかえることもなく走っていく。
ところで、この頃、彼は一人っ子だったので、私は車ではなく自転車やバスで保育園の送り迎えをしていた。保育園から自宅までは自転車で15分ぐらいの距離だったが、帰り道は彼の寄り道にできるだけつきあうようにしていた。30分ぐらいかかるのはしょっちゅうで、1時間を超えることもしばしばだった。
息子と2人で自転車にのり、息子の関心のおもむくまま寄り道をし、息子が新しい世界や事物に出会う瞬間を共有し、四季を感じながら過ごした時間は、ほんとうに豊かな時間だった。締め切りや仕事に追われる毎日のなかで、このときだけは時間の流れ方がちがっていた。
今は、次男も生まれて子どもは2人になり安全を考え、また夕食づくりや買い物もあり、送り迎えは自動車を使うようになった。ゆったりと流れる豊かな時間が、僕の一日から無くなってしまった。(2010/04/17)
学童保育関係文献紹介 『教育と医学』(2010年4月号)など
日本学童保育学会設立準備会として、『教育と医学』誌(2010年4月号)の寄贈を受けました。ありがとうございました。同号では「学童保育の課題」が第2特集とされ、以下の論考が収められています。
学童保育関係では、昨年あたりから注目すべき関連のものが刊行されていますね。
「新しい保育の仕組み」に反対します。
あまり世間では知られていないことですが、日本の保育制度を根本的に変えようとする動きが進んでいます。しかも、子どもにとっても親にとっても保育者にとっても悪い方向に。
もう少し詳しく書きます。現在、社会保障審議会少子化対策特別部会が、現在の保育制度にかえて「新しい保育の仕組み」にすることを検討しています。今年の2月に、すでに第1次報告をしています。市町村の保育実施責任を無くし、応能負担から応益負担の仕組みにかえようというもの。この部会を主導?誘導?してきた官僚らは、介護保険によって介護ビジネスを育てたように、今度は「新しい保育の仕組み」によって保育ビジネスを育てたいようです。あるいは、保育をビジネスにできるように規制緩和をすすめる勢力の圧力に屈しているようです。
その中身は、後に紹介するサイトなどをご覧頂きたいと思いますが、私の推測では、この「新しい保育の仕組み」が実現されてしまうと、次のようになると見ています。
こうして、保育所は、保護者が働いている間に、ただ子どもを預かるだけの場所に変質しかねません。
保育所は、世間の誤解とは違って、ただ子どもを預かるだけの場所ではありません。生活のなかで子どもたちを豊かに育てていこうと努力している場所です。だから、私は、社会保障審議会少子化対策部会が示す「新しい保育の仕組み」に反対しているのです。
「新しい保育の仕組み」によって「保育所が選べるようになる」などと喧伝されていますが、なぜ、そんな甘い見通しができるのでしょうか。少し考えればわかることですが、「選べる」ほど保育所の数が複数ある状態というのは、定員を割っている保育所が、その地域に複数あるという状態です。そういう状態を常につくっておくというのでしょうか?そんな状態になれば、保育所を経営している法人は、定員を減らすことを考えるでしょう。撤退も考えるでしょう。あるいは定員を割っていても赤字にならないよう職員を正規から派遣にするなどを考えるでしょう。
最悪のケースとして予想されるのは、市町村から公立保育所が無くなり、営利を目的にしないでよい保育をしようとする保育所では経営が苦しくなり、営利企業立の保育所の比率が高くなることです。結局、今まで以上に選択の幅が減っていき営利企業立保育所しか選べないなんて事態にもなりかねません。
もっと残念なことに、この問題について、ほとんど報道がされていないか、報道されても「保育所が選べるようになる」などの厚生労働省のいうがままに報道されることが多いことです。自分で、この問題を読み解き、取材し、問題を指摘するジャーナリストがあまりに少ない。
この問題については、あらためてこのサイトや別のサイトでも、アップしていきたいと考えています。(2009年10月5日。10月8日大幅に加筆修正)
about me
【氏名/ふりがな】 石原剛志/いしはらつよし
【生年/性別】 1969年/男性
【生業(なりわい)】 国立大学法人静岡大学、准教授(2007年4月〜現在)。教育学部の保育士養成課程において児童福祉を中心とする福祉関連科目を担当。
【主な研究テーマ】
【家族】 別姓婚をしたつれあいと4歳と1歳の二人の息子との4人暮らし
【市民活動】 保育園に子どもを預け、共に子どもを育てている親として保育運動をしています。
【2007年7月、中部国際空港で、わが子とを一緒に飛行機をみているところ】
contents/rink
連絡先
All Right Reserved.COPYRIGHT(C)2000-2010,ISHIHARA Tsuyoshi