CYCLE TRAVELLER

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北海道|東北関東中部


道北(宗谷・網走・留萌支庁)

■道北01/宗谷岬
 北海道稚内市/難易度☆☆
 日本最北端の宗谷岬へは、オホーツク海側からの到達をオススメしたい。なぜなら、宗谷丘陵という素晴らしい自然の草原が広がっているから。猿払村を最後に、集落もまばらな宗谷国道を走り続けると、岬の直前になって、なだらかな丘が出現する。旅の最後に走るのならば、これほどドラマチックな場所はない。
■道北02/サロベツ原野
 北海道豊富町ほか/難易度☆
 日本海岸最北端に位置する、サロベツ原野。洋上には利尻富士が浮かび、周囲には見渡す限りの湿地が広がる国立公園。行けども行けども同じ光景。それまでの距離や時間の概念は、あっさりと喪失するに違いない。風の強い海岸線よりも、内陸部がオススメ。
■道北03/オホーツクライン
 北海道興部町ほか/難易度☆
 知床半島から宗谷岬まで、全長400km余りにわたる長大なコース。道路はひたすら海岸に張り付き、原野と湖沼、森林が繰り返し現れるのみ。世の中に忘れられたかのように寂れた街が点在し、最果ての旅情をたっぷりと堪能できる。ただ走るだけで快適な道。

道東(根室・釧路支庁)

■道東01/知床峠
 北海道羅臼町ほか/難易度☆☆☆
 知床国立公園内、全道随一のワインディングロード。知床半島を横断する唯一の道路で、峠は標高740m。羅臼側は緩斜面、ヘアピンカーブ、ウトロ側は急斜面、ストレートとなっている。いずれの斜面からも海が見渡せ、目前に羅臼岳がそびえたつ眺望は見事だ。
■道東02/小清水峠
 北海道小清水町ほか/難易度☆☆
 屈斜路湖東側にある標高725mの峠。西側の美幌峠ほど有名ではないが、オホーツク海と斜里岳を眼下に望むスカイライン。峠からはもちろん、屈斜路湖の全景を見渡すことができる。道道のため交通量も少なく、快適なツーリングを満喫できる道。
■道東03/摩周湖
 北海道弟子屈町/難易度☆☆
 阿寒国立公園内、道東を代表する観光地。常に霧に覆われていることで有名だが、晴天時の眺望は素晴らしい。湖の神秘さもさることながら、標高700mの高さから地平線を一望できる。上りは第三展望台側、下りは第一展望台側からがオススメ。長いダウンヒルが楽しめる。
■道東04/開陽台
 北海道中標津町/難易度☆☆
 中標津町の外れ、山の斜面にできた展望台。ライダーの聖地としても有名で、周囲300度の地平線を望むことができる。市街からは遠く離れ、野宿するにせよ、立ち寄るにせよ難しい場所にあるが、期待を裏切ることはないだろう。直線道路は感動モノ。
■道東05/北太平洋シーサイドライン
 北海道浜中町ほか/難易度☆☆
 厚岸町でR44から分岐して、霧多布岬、落石岬、根室半島、そして日本最東端の納沙布岬に至る海岸線の道道。夏場でも肌寒く、寂しげな湿地が広がっている。断崖絶壁の海岸や海に突き出した岬、風に晒される根室半島など、変化に富んだ風景が楽しい。

道央(上川・空知・十勝・日高支庁)

■道央01/三国峠
 北海道上士幌町ほか/難易度☆☆☆☆
 北海道最高地点の峠で、標高1100m。南側から上ると、糠平湖から峠まで、手付かずの大樹海を進むことになる。クライマックスは、三国峠パーキング付近の横断鉄橋。表現が陳腐だが、日本離れした光景としか言いようがない。大自然に憧れる人にオススメ。
■道央02/十勝平野
 北海道帯広市ほか/難易度☆
 帯広市近郊に広がる、日本最大の酪農地帯。間違っても、国道を走るなどという退屈な真似をしてはならない。大農場、大牧場沿いに縦横無尽に張り巡らされた道道、農道に一歩足を踏み込めば、まるで時間が止まったかのような錯覚に陥ることができる。
■道央03/富良野
 北海道富良野市ほか/難易度☆
 「北の国から」で一躍有名になった、富良野市の田園地帯。しかし、ただ国道を走っているだけでは、ドラマの風景に出会うことはできない。南富良野町樹海峠から、ロケ地となった麓郷の森近辺に至る、道道253号線を走ることをオススメしたい。ただし、観光バスに気をつけて。
■道央04/美瑛
 北海道美瑛町/難易度☆
 富良野に勝るとも劣らない景観の地が、美瑛の丘。R237の西斜面、東斜面に広がるなだらかな丘陵地帯に、様々なCM撮影に使用された美しい風景が広がる。入り組んだ生活道路のため、移動には自転車が最適。勘を頼りにさまようのがいい。
■道央05/日勝峠
 北海道清水町ほか/難易度☆☆
 道南の日高町と道央の清水町とを結ぶ標高1000mの峠道。北海道の峠道はおおむね勾配が緩いため、さほど苦労せずに絶景ポイントに到達できるだろう。高原の日高町は星空が素晴らしい。
■道央06/襟裳岬〜黄金道路
 北海道えりも町ほか/難易度☆☆
 日高山脈の先端に位置する様似町から、襟裳岬を経て、十勝平野へ至る太平洋岸の道。襟裳岬付近は、強風のため木々の少ない草原地帯、黄金道路は断崖絶壁下の大難所。道北とはまた違った種類の最果て感を味わうことができる。
■道央07/サラブレット街道
 北海道静内町ほか/難易度☆☆
 苫小牧から浦河町まで、全長120km余りにわたる太平洋岸のコース。この一帯は、サラブレット育成牧場が軒を連ねており、道路沿いに馬の姿を数多く見ることができる。海岸線はアップダウンが激しく、交通量も激しいが、競馬好きにはたまらない街道だと思われる。

道南(石狩・胆振・後志・檜山・渡島支庁)

■道南01/支笏湖
 北海道千歳市ほか/難易度☆☆
 道南のカルデラ湖、支笏湖畔を走るコース。苫小牧側は自転車専用道が整備され、ゆるやかな上り坂。札幌側は定山渓に至る険しい峠道となっている。湖畔道路は間近に透明度の高い湖が望め、フラットで走りやすい。都市に近く、アクセスしやすい国立公園としてオススメ。
■道南02/洞爺湖
 北海道壮瞥町ほか/難易度☆
 支笏洞爺国立公園内、道南有数の観光地。湖畔は巨大な温泉ホテルが林立する一角から、緑に囲まれたキャンプ場まで様々な顔があり、車の少ない周遊道路をのんびりサイクリングすることができる。夏の夜は毎晩花火が打ち上げられることで有名。
■道南03/大沼国道(R5)
 北海道長万部町ほか/難易度☆
 北海道の玄関口函館から、大沼、内浦湾岸を経て、長万部に至る道南の幹線国道(R5)。交通量は非常に多いが、路側帯が広めに設計されているため、あまりストレスを感じさせない。特に、内浦湾岸はフラットな直線道路が延々と続き、ハイスピード走行が楽しめる。

走ってはいけない

×北海道01/中央国道(R12)
 北海道奈井江町ほか/不快度☆☆☆☆☆
 札幌市と旭川市を結ぶ、北海道最大の輸送量を誇る幹線国道(R12)。トラックが猛スピードで往来し、信号の数も桁外れに多い。そのくせ路側帯は申し訳程度にしか設けておらず、風圧をもろに被る。途中に日本最長の直線道路があるが、全く北海道らしくないので、わざわざツーリングに組み込むようなコースではない。
×北海道02/十勝国道(R38)
 北海道浦幌町ほか/不快度☆☆☆☆
 帯広市と釧路市を結ぶ、道東最大の輸送量を誇る幹線国道(R38)。交通事故件数日本一である北海道の負の側面を、嫌が応にも実感することになる。全線にわたって、細い片側1車線道路を大型トラックがひっきりなしに往来し、乗用車のスピードも高速道路なみ。できる限り並行する道道を見つけ出して、安全に走るべきである。
×北海道03/根釧国道(R44)
 北海道浜中町ほか/不快度☆☆☆
 釧路市と根室市を結ぶ、日本最東端の幹線国道(R44)。釧路湿原や根釧平野を横断するため、景色だけなら上々だが、前二者の国道同様、高速道路なみの輸送道路となっているため、大型トラックの風圧に要注意。ここも、できる限り並行する道道を走るべきである。

【難易度の基準】
☆:ほぼ平坦なコース、☆☆:若干上りあり、☆☆☆:上り15km未満の峠道、
☆☆☆☆:上り25km未満の峠道、☆☆☆☆☆:上り25km以上の山岳コース

注1)上りの距離は、勾配変化時点からの長さによります。
注2)緩やかな坂道が長距離続く場合は、算定に含めません。
注3)複数のルートが考えられる場合は、最短のものを基準にしています。


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