分数のおとしあな
「5つのうちの8つ」 って どういうこと?
仮分数の説明をしていた時のことです。
5/5 までを図で示し、
さらに 増えると ・・・ というつもりで、もう1つ円を書き足し、
それを使いながら、 6/5 、7/5 、8/5 と示していきました。
その時です。
「よくわからない」
「5つのうちの3つ」は考えられるけれど 「5つのうちの8つ」は考えられない。
この図の場合だと、2つの円を合わせて10に分割しているのだから、
「10のうちの8つ」、つまり 8/10 に思えてしまう ・・・、と言うのです。
あらためて 単位分数 1/5 の話にもどり、
1/5 を 5つ集めると 1 になり、
さらに、6つ、7つ、8つ と集めていくと、
1 から 「あふれ出て」 、 6/5 、7/5 、8/5 となっていく。
だから、
8/5 は、「1と 3/5 」 と呼ぶこともできる ・・・ と 説明をし、
何とか納得を得ました。
「 2/3 + 3/5 = 5/8 」 って 本当?
「5つのうちの3つ」 式の考え方をすると、
2/3 + 3/5 = 5/8
という 「誤答」が どこか正解のように思えてきます。
たとえばキャンディーを、
□では、「3つのうちの2つ」 を、
□では、「5つのうちの3つ」 を 食べました。
そうすると、両方あわせると、
「8つのうちの5つ」 を食べたことになります。
したがって、
2/3 + 3/5 = 5/8
ということになります ・・・ という説明ですが、
「割合」というのには、うっかりはまってしまう「おとしあな」がありますね。