ブラストの種類
ブラストは砂や鉄などの金属を圧縮空気やモーターの力を使って高速でとばし、製品を加工する方法です。主にエアーコンプレッサーなどの圧縮空気を使ってノズルから研削材を飛ばす加工法を(エアーブラスト)、モーターの動力を使って羽根から飛ばす方法を(ショットブラスト)、水中ポンプや圧縮エアーを使って液体に混ぜた研削材を飛ばす加工法を(ウエットブラスト)と呼んでいます。

エアーブラスト
エアーブラストには大きく3種類のブラストがあります。霧吹きのようにエアーの流れに研削材を吸い上げさせて噴射する方法が(サクション式)、高圧タンクの中で空気と研削材を一端圧縮し一気に噴射するのが(直圧式)、ブロワーの作る風に載せて研削材を飛ばすのが(ブロワー式)と呼ばれるエアーブラストです。

ショットブラスト
モーターにより高速で回転させた羽根(ブレード)に研削材を供給しピッチングマシーンのようにたたきつけるような感じで噴射するのがショットブラストです。

エアーブラストとショットブラストどちらがどのように優れているか
エアーブラストとショットブラストではお互いに優劣があります。エアーブラストのメリットは粉のような小さい粒子を狙いを定めて噴射するのに優れていることです。デメリットは一般的にコンプレッサーで圧縮エアーを作って飛ばしますので、動力を使う割りには量を噴射することができないということです。例えば3馬力のモーターで圧縮エアーを作りノズルから噴射したとすると、せいぜい1kg程度の量にしかなりません。ショットブラストでは同じく3馬力のモーターでブレードと呼ばれる羽根を回転させて噴射した場合、約60kgの量を噴射できます。つまり、量を噴射する必要がある場合はショットブラストの方が適しているのです。、しかしショットブラストのデメリットは細かい粒子を飛ばすことが苦手なことです。また、広い範囲に対して一気に噴射するのでピンポイントでのブラストは苦手です。比較的大きな粒子(0.3mm以上)を大量に噴射するのに優れています。