研削材

研削材(別名:研磨材・研掃材)はブラストをするとき目的にあわせて選択しますが、選択するときの項目は硬さ、サイズ、コストなど様々な要因がかかわってきます。製品への加工目的が何であるか、傷を付けても良いのか、はさまっても良いのか、などを見る上で硬さとサイズはとても重要ですのでここでこの2点をまず見ていきます。

研削材硬度

下の図は研削材の種類と硬さを表しています。新モース硬度と呼ばれる単位ごとに並べてみましたが、同じ名称の研削材の中にも硬いもの、柔らかいものがありますので、おおまかな目安です。 

研削材の特徴

上記の表に書かれた研削材の名称の色の違いは、形状を表しています。赤い色は丸い形状、青い色は鋭角な形状、緑の色は円筒形状です。製造工程の違いや、研削材の性質から形状が変わります。

丸い形状のものは製品にあたった場合、クレータ状のえくぼをつけていくのが一般的です。鋭角形状のものは製品の表面を削っていくのが一般的です。円筒形状ははじめ若干の切削力がありますが徐々に丸い形状になってきますので、丸くなった後は丸形状の研削材に同じになります。

ただし、製品の硬さと、ぶつかる研削材の硬さの関係が大きく左右します。相手が硬ければ研削材がいくら丸であろうと鋭角形状であろうと、相手に対してダメージは与えられませんので、ぶつかったときの衝撃でバリを取ったり、汚れ、塗装を落とします。相手を傷つけないで塗装などを除去するときにプラスチック(メラミンなど)を使うのもそのためです。

一方、表面を粗し塗装、メッキ、接着の手助けを行う場合は積極的に荒らすため、青い色の研削材でも硬いグリットやアルミナ、炭化ケイ素を使います。

鋳造、鉄鋼などにおいてはショットを使用することが多く、このショットの衝撃でスケールや砂を落とします。

ダイカストなどではバリ取りなどに使用されますが、相手方の材質がアルミやマグネシウム、亜鉛などのため比較的軟らかいSUSやアルミの研削材を使用します。これらは線材から製造されるため、ワイヤーを切った形状の円筒形になっています。

研削材のサイズ

研削材のサイズについてはこちらをご覧ください。