シェーバーの選び方 図解
電気シェーバー 髭剃り(ヒゲそり)購入の基礎知識ガイド、市場動向。各タイプの長所・短所をまとめ


■シェーバーを選ぶポイント

・シェーバーには何種類あるのか、どんな長所・短所があるのか

・自分のヒゲを知る。濃いか薄いか、肌が弱いか強いかによって、自分に適したシェーバーを判断

・どんなふうに剃れるのかは、その刃をじっくり観察するとわかる

・シェーバーに何を求めるかを考える。相反する要求もあり。

深く剃れる  = 肌は傷つきやすい
早く剃れる  = 本体が高い・音がうるさい・手入れが複雑 
本体が安い = 剃りが遅い・維持費が高い  
全自動洗浄 = 価格・維持費は高い

・高価・最新製品がベストとは限らず、中価格帯にも良いものが

・高価な製品は、替刃も高価

・最終的には、好みの問題


■現在の主流製品と市場動向

構造上、早く深剃りができる「往復式」シェーバー3枚刃「風呂剃り」型が主流。Panasonicなど。4枚刃、5枚刃もあり

構造上、肌にやさしく静かな「回転式」シェーバーは、Philipsなどが製造

各メーカーは、より深く剃れて、しかも肌にやさしいという機能を両立させるべく研究中

充電式+電源コード兼用型が使いやすく主流。乾電池式は旅行など用

2010  パナソニックの市場調査で、20代層は安い安全カミソリで風呂剃りをすることが多いことが分かり、各社は電気カミソリの「防水」という表記を「風呂対応」と書きかえた(防水性能そのものは2000年ごろから変わっていない)  若者も手を出しやすい5千円〜1万円の商品もそろえた   パナソニックがCMで「風呂剃り」をアピール、出荷が3割増

2012秋 フィリップスも「風呂ぞり」CM展開 出荷が2.5倍増に  

2013  CMを見た若者がツイッターなどで発言することが増え、「風呂ぞり」は定番に


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■安全カミソリ 対 電気シェーバー

 

安全カミソリ 

カミソリが直接肌に当たるので、一番深剃りできる  肌を傷つけやすい

1回でスパッとそり落とす

濡らして剃れる   シェービングフォームを塗る手間がかかる

使い捨てならば、メンテ不要

替刃やシェービングフォーム代がかかる(維持費がかかる)

主要メーカーは、貝印、シック・ジャパン、フェザー  市場規模はおよそ300億円

価格が安いため、20代の6割が使用

 

 

電気シェーバー 

手軽に剃れる。すぐ剃れる。

カミソリを目標として進化してきた。カミソリほどには顔は切れない。値段はいろいろ

外刃の厚みがあるぶん、深剃りしにくいが、薄い刃の開発で、使用感の差は少なくなった

何回も往復して、やっと剃れる

濡らして剃れるWETものもあり

主要メーカーは、パナソニック、フィリップス、ブラウン(プロクター・アンド・ギャンブル社のブランド名)

市場規模はおよそ400億円

 


■電気シェーバーには3種類ある  

(1)往復式シェーバー

(2)回転式シェーバー

(3)折衷のロータリー式 という選択肢もある  主流にはなっていない
             


■各シェーバーの長所・短所

 
■往復式シェーバー Foil shavers


パナソニックなど。 標準的で最も普及 

どれがいいのかわからない人はこれが無難(標準的な人)

内刃が激しく往復する →高騒音

(いかにも剃れてるような電気シェーバーらしい甲高い音 

= 性能がよいとの錯覚も。乳幼児がいる家庭は注意)

面積が広いので早剃りできる

3枚刃以上は早く深剃りできる 

値段の高いもの(刃が多いもの)が、性能もよい傾向がある

外刃が極薄である構造上、肌は傷つきやすい(カミソリほどではない) 外刃をものにぶつけてでこぼこになると、ヒゲ剃り中に外刃が割れてケガ

「往復式シェーバー」は英語でfoil shaverで、foilは「アルミホイル」のfoilです(金属の薄片、箔<はく>)。外刃が薄いことからきています。

上下に動かして剃る

メンテ必要刃がなまるのが早め(内刃が外刃に直角に当たるため)

剃ったひげが飛び散るので、居間などでは使えない

もみ上げを直線にそろえたい場合はこちら

 

 

 

 

●刃をじっくり観察  

自分のヒゲに合うかどうか想像。 小穴がたくさんあるのが特徴で、この穴に入り込みやすい(短い)ヒゲの人はよく剃れます。つまり、毎日剃る、普通の人に合います。無精ひげは、数日ぐらいなら平気、それ以上は横のトリマー刃を使用。

外刃はきわめて薄く、深剃りができます。でも、いくら4枚刃でも、やはり何往復もしないと剃れません。

3枚刃以上になると、内側にくし状のトリマーがあり、くせ毛・無精ひげをくしですくい上げるように剃り、剃り残しが減ります。


4枚刃のシェーバー

Panasonic シェーバー

 

シェーバー

 


■回転式シェーバー   Rotary-head shavers

内刃がそれぞれ回転する

フィリップスなどが製造

好き嫌いが分かれる製品

「同じところを回り続ける」という構造上、低騒音・低振動。 あまりに静かなので、「剃れてない」「力が弱い」「おもちゃみたい」という印象も。洗面所が居間に近い場合や、乳幼児がいる家庭では、静かであることは大きな長所  騒音レベルは、往復式と回転式で大きく違うので、よく考慮したい点

外刃が構造上、厚めになってしまい、その結果、肌には優しい カミソリ負けが多い人はこれ 

深剃りは苦手。ヒゲが濃い人は、往復式シェーバーより時間がかかるかも

くせ毛・無精ひげなど、長めのヒゲは、構造上、往復式シェーバーよりもつかまえる 肌が弱い人や、癖ひげを手早く処理したい人に  産毛も剃れる

注油不要、メンテが楽。内刃が外刃に斜めに当たるため、自己研磨の効果も

外刃が厚いので、割れにくく長持ち、比較的安全

構造上、剃ったヒゲがあまり飛び散らない →居間でテレビを見ながら剃る、といったことが可能。家族に散ったヒゲ・騒音で迷惑をかけにくい (少し飛び散るが、往復式シェーバーと比べれば、わずか)

低価格帯にもよいものがあった
フィリップスは、旧型の刃のHQ8がベストと感じる人たちも。HQ8は、横から見るとかまぼこ型で、角型のHQ9刃よりよくヒゲをつかまえる?とネット上で評判に。上位機種の一部にHQ8を換装することもできたが、新品のシェーバーごと買う方が安かった

 

丸く動かして剃るのが特徴。

回転式が初めての人は、慣れるまでに2〜3週間かかる

このため、フィリップスはときどき、気に入らなければ「全額返金」キャンペーンをやっている(購入後14日間など。申請用紙は店頭にしかない。製品の箱には入っていない)

 

 

 

●刃をじっくり観察 

自分のヒゲに合うかどうか想像。

外刃の穴が細長い「線」(スリット)であることが特徴。このため、長い毛もキャッチしやすい。つまり無精ひげ、longer hair。毎日剃るのではなく、数日おきに剃るライフスタイルの人は回転式がいいかも。

スリット = 長いヒゲ用

ホール = 短いヒゲ用

往復式シェーバーの穴は丸い「小穴」だが、回転式シェーバーの穴は細長い「線」。必要な強度を保つために外刃が厚め。そのぶん、深剃りには時間がかかります。でも近年のモデルは進化していて、往復式とそれほどの差はないようです。したがって、最終的には「好みの問題」ということになります。

Philips HQ8155


回転式シェーバー 

フィリップス シェーバー

 


■ロータリー刃

日立など 往復式と回転式の長所を合わせようと開発された

内刃がらせん状

中騒音

まあ深剃りできる

↓ 刃をじっくり観察  自分のヒゲに合うかどうか想像


日立 ロータリー シェーバー

 


■シェーバーに何を求めるか

●ヒゲの濃さ 

濃い    4枚刃〜

やや濃い 3枚刃

普通    2枚刃

薄い    1枚刃

●3枚刃・4枚刃〜

肌に当たる面積が広いほど、短時間で剃れる
圧力分散で肌にやさしくなる。均等に当たる曲面が工夫されている

●くせヒゲ、無精ひげ

→3枚刃以上(真ん中にトリマーが付いているから) または

→回転式シェーバー(外刃の穴が線なので、長いヒゲもつかまえる)

●早く深剃りしたい

→往復式(ただし高振動、高騒音)

●肌がデリケート・静かなものがほしい 

→回転ヘッド(低振動、低騒音) ただし剃りはおだやか

●肌がデリケートだがヒゲは濃い

→ロータリー刃(中振動、中騒音)

●どれがいいかわからない人

→往復式(標準的製品だから)


■シェーバー 略年表

1970年代  旧松下電工(現・パナソニック電工)は、フィリップス社の刃を使った「ナショナル フィリシェーブ」を販売

1995     パナソニックが初めてリニアモーターを採用 「リニアスムーサー」  ストローク数がぐんと上がる

2007   パナソニックが「4枚刃」シェーバーを発売  「ラムダッシュ」

2010  パナソニックの市場調査で、20代層は安い安全カミソリで風呂剃りをすることが多いことが分かり、各社は電気カミソリの「防水」という表記を「風呂対応」と書きかえた(防水性能そのものは2000年ごろから変わっていない)  若者も手を出しやすい5千円〜1万円の商品もそろえた   パナソニックがCMで「風呂剃り」をアピール、出荷が3割増

2011/4 パナソニックが「5枚刃」シェーバーを発売。電気シェーバーは「くせ毛が剃れない」というイメージを覆すためとのこと

2012秋 フィリップスも「風呂ぞり」CM展開 出荷が2.5倍増に  

2013  CMを見た若者がツイッターなどで発言することが増加

2013/4 「ブラウン クールテック」  冷蔵庫と同じ原理で、それながら瞬時に肌を冷やし、ヒリヒリを抑える

 


■充電池式と乾電池式

◎充電と電源コード兼用  無難な組み合わせ。価格高い
○充電池のみ式 充電池式は楽に動かせて快適。しかしだんだん弱くなり、数年で寿命なので割高(買い替えが必要になる)
○電源コードのみ式 コードがわずらわしいことも。常にフルパワー。安め
△乾電池のみ式 電池代が割高(市販の乾電池型充電池を使う手も) 携帯用・アウトドア旅行で便利 シェーバー本体は最も安い

■充電池
・ほとんどの機種が高速充電できる
・リチウムイオン充電池  
電圧が一定 パワフルで小型軽量 長寿命 高価 ノートPCに使われている

■電圧 
高級機はAC100〜240V 広く海外で使える 海外メーカーは全機種対応


■メーカーが工夫している各種の点

肌を傷つけずに、カミソリのように深剃りができることの両立を目指して、ヘッド・刃の構造、肌に触れる角度・面積などを工夫
・深剃り
往復式が得意 
3枚刃・4枚刃・5枚刃と、刃を増やしてきたメーカーも
肌への密着、アゴ下にも密着 ←ヘッドの可動域が前後左右
ヒゲをすばやくとらえ、絞り出し、スパッと切る刃
・振動・騒音を抑える
内刃を互い違いに往復
・肌を傷つけずに
回転式ヘッド、ロータリー刃
・リニアモーター 充電切れまで速度が落ちない
・握りやすい形
・抗菌加工

昔、電気シェーバーはブラウン(往復式)かフィリップス(回転式)が定番だった


■メンテなど諸問題


■水洗いOK機種 

2種類あり

・ヘッド部分に水道水を流してヒゲを洗い落とせるタイプ = WET剃りはできない

・風呂場でのWET剃りもできる完全防水 = あわ立てた石鹸や、シェービングフォームが使える 


■注油で長持ち 手入れ

・往復刃のシェーバー

長持ちさせるためにオイル手入れ推奨

水洗いした後は、内刃を乾燥させる

水では皮脂の汚れは落ちないので、洗剤を使う →内刃を滑らかにし、さびを防ぐために専用オイル

構造的に、刃が消耗しやすい 内刃が外刃に直角に当たる

・回転式シェーバー

フィリップス回転ヘッドは「自動研磨システム」のものも。また、剃ったヒゲが飛び散らない


■全自動洗浄

●全自動洗浄もする充電台  

セット価格はぐっと高い。シェーバー自体の性能は変わらない
バッチリ清潔にしたいが、手入れはラクにしたい人に最適 注油もしてくれる
専用洗浄液(オイルを含む)コストがかかる 月600円ぐらい 洗う頻度を減らせば、コストも減る
洗剤を使わず、電解水で洗う(維持費が安い)ものも(サンヨー)

自動洗浄器を置くスペースが必要 狭い洗面所は注意
 

●刃の交換が高価

・パナソニック:外刃(網刃)は1年 内刃は2年
4枚刃は、外刃、内刃セットなら7000円前後
・ブラウン:18か月で同時交換
・フィリップス:2年 旧機種は5年

部品類の保有期間は、製造打ち切り後6年


シェーバー 洗浄液 価格例

 


■廃棄時

分解して、充電池(リサイクルできる)を取り出す  マニュアル、またはメーカーサイトに図解がある

最寄のリサイクル店を探すには、JBRC 


■おすすめ機種

 

標準的ですべての方へおすすめ Panasonic ラムダッシュ 3枚刃 
    渋谷に巨大ポスターなど派手に宣伝展開 清潔なWET(ウェット)剃りができ、十分な機能で手の届く価格

●最高クラス Panasonic ラムダッシュ 4枚刃   Panasonic ラムダッシュ 5枚刃

●清潔重視 Panasonic シェーバー 全自動洗浄台付き

 

肌にやさしく、音が静かな回転式  フィリップス シェーバー

   肌がヒリヒリするものは苦手 人と競争するのも苦手 ユニークでいいものにこだわる芸術派 パソコンでいえばWinよりMac派 

    各ユニットが独立して動く上位機種は、早く深ぞりができると家電誌で評価(全機種で第2位前後)

 

●高価だが高性能

    ブラウン シェーバー  早く深ぞり。値段が高ければ性能がいいのは当たり前だが、最高価機種は家電誌で最高評価


■選び方サイト・出典

シェーバーの選び方 ECナビ 

電気シェーバーの選び方

3大メーカーの電気シェーバーを買い揃えて比較してみたよ。フィリップス(回転ヘッド = 静か)と、パナソニックとブラウン(往復式 =振動する)の違いが動画でわかる  

シェーバーの選び方 価格.com 

シェーバーの選び方 家電

賢いシェーバーの選び方 パナソニックを比較

正しいヒゲ剃り講座 

別冊Shaver War Watcher  バトルのように解説

朝日新聞2013/5/18p9「水も滴る電気シェーバー 風呂ぞりOK アピール続々 懐寂しいカミソリ派の若者狙う」

家電Watch  パナソニックのシェーバー「ラムダッシュ」は、なぜ“5枚刃”に増えたか 

シェーバーの選び方をすべて検索する


■海外英語サイト shaver 選び方


Electric Shaver Buying Guide 基本用語解説つき

 

Men's Electric Shavers Buying Guide 基本解説

 

Which electrical shaving system is best for you?  Remington

 

Axis Shaver Selector Guide 髪質から判定

 

Men’s electric shaver buyers guide 

 

Men's Electric Shaver Reviews and Buying Guide:  

 

Choosing an Electric Shaver or Razor 

Choosing the best electric razor   

How to Choose the Perfect Electric Shavers and Razors | eHow.com  

How to buy - Electric shaver reviews - Which? Reviews

Choosing The Best Electric Shaver  

 

 

すべてを検索する shaver  guide foil  rotaryで  

 


■各メーカーのサイト

パナソニック 1955〜(シェーバー1号機)。開発ストーリー、レビュー

ブラウン  1950〜。首振りヘッド。ドライヤーのように「ソフト」「ターボ」切り替え

フィリップス 1939〜。伝統の回転式ヘッド。世界シェアNo.1

日立  選び方 スリムなロータリー刃 引いてカット 

イズミ 昭和28年よりシェーバー製造

サンヨー  外刃面積を1.7倍にして、3枚刃でも広い  「くびれ」があり、ペンのように持つ「PULL剃り」が可能


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ホーム&キッチン 理美容器具

 

フェイスシェーバー

 


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