いま社会では急速な高齢化が進んでいます。高度成長を支えて来
た高齢者達は仕事に追われ、運動不足で生活習慣病に悩まされて
いる方が多く居ます。その対策としてジョギングや歩く事が奨励
されていますがジョギングや歩きは技術の進歩が分かりませんし、
自己規制ですから雨だ風だ、暑い寒いと理由をつけて自由に辞め
られるので持続するには相当強固な意志が必要です。
しかも歩きは早足で毎日1万歩以上を歩かなければ効果は薄いと
言われ、ジョギングも人によっては負担増になる危険があります。
毎日1万歩の歩きは足の酷使になって
軟骨などが磨り減り、かえって高齢者
にとっては膝や腰を傷める事にもなり
そうですし、その他の関節にも負担が
良い結果を与えるとは思われません。
これに比べてテニスは短時間で効果が有り、徐々に上達して面白
くなりますし、相手が打つて来たボールは打ち返えさなければな
らないので他動的に動かざるを得ません。それに人間が一番最初
に衰える反射神経を鍛えるには最高のトレーニングになります。

これからは車社会だ IT 社会だと、ますますスピードに乗った高
度で複雑な日常生活が予想されます。とっさの判断を要求される
反射神経は重要な要素です。ゴルフも良い運動だと愛好者が多く
いますが反射神経の鍛錬にはなりませんし、静止の
状態から急速に渾身の力を用いてボールを打つ動へ
の変化と、過度な身体の捻りや、グリーン上の極度
に緊張する神経が体に良いとは思えませんし、風雨
に関わらず朝早から貴重な1日を費やして、高額な
プレーフィの支出を考えると、効率は断然テニスの
方が良いと思います。但し、テニスには初級者や高
齢者が気楽に参加出来ない雰囲気があります。
それはまずテニスは非常にハードなスポーツだと思われている事
と、技術レベルの問題でなかなか仲間に入れてもらえないと言う
点が大きな垣根になっています。テニス大会やテレビで見るプロ
のテニスと私達のテニスとは別世界で、3回もラリーが続かない
私達が激しいラリーの応酬など出来ませんからハードなスポーツ
にはなりません。技術レベルの問題は初心者や高齢者の参加意欲
に大きく立ち塞がっています。そこで増え続けて社会問題になり
つつある高齢者と、仲間から相手にされず門の手前で躊躇してい
る初心者だけが気楽に参加出来るサークルを作り、遠慮の要らな
い者同士だけのテニスで健康維持を目指し、介護保険や医療保険
のお世話には少しでもならないよう努める事を意図としました。