飛脚
について



現在の郵便局の役割であった飛脚。
幕府が始めた制度を大名が自国と主要都市を結ぶ大名飛脚に発展させ、それを民間まで広めたのが町飛脚などの商用飛脚でした。
ここでは、江戸時代の飛脚について纏めてみました。



江戸定飛脚仲間定運賃 天保元年〜元治元年 (1830〜1864)

仕立ての7両2分(約40万)〜町飛脚の24文(約300円)までと様々な運賃がありました。
今は郵便、宅急便、メール、電話と便利に安くなりましたね。

下表は江戸・大阪間の運賃です。

種類

所要日数

荷物

運賃
仕立 正三日半限 封物100目限
(375g)
金7両2分
正四日限 金4両2分
正四日半限 金4両
正五日限 金3両2分
正六日限 金3両
正七日限 銀700匁
幸便
(さいわいびん)
正六日限 書状1通 金1朱
六日限
(実際は6〜9日)
銀2匁
荷物一貫目 銀50匁
金100両 銀55匁
七日限 書状1通 銀1匁5分
荷物一貫目 銀40匁
金100両 銀45匁
八日限 書状1通 銀1匁
荷物一貫目 銀30匁
金100両 銀35匁
十日限 書状1通 銀6分
荷物一貫目 銀15匁
金100両 銀20匁
並便 十日限
(実際は20日以上)
書状1通 銀3分
荷物一貫目 銀9匁5分
金100両 銀11匁
<注>
・幸便---月9回の出発日があり、そのタイミングで送られる。
・並便---空きがあれば、その便に載せるということ。

江戸町飛脚運賃 江戸葺屋町(ふきやちょう)近江屋 文政6年 (1823)

江戸のほぼ中央にあった近江屋(現在の神田駅付近)の町飛脚運賃は、下表のようになっています。
約1000円程度で江戸をカバーしていて、前日預かった荷物を翌日の4ツ(10時)から配達したそうです。

運賃

範囲
24文 東:両国、西:桜田、南:鉄砲洲、北:浅草御蔵前 あたりまで
32文 東:本所・深川、 西:番町・牛込
南:築地・芝、 北:浅草 あたりまで
50文 東:本所羅漢、 西:青山・内藤新宿
南:品川、 北:千住・板橋 あたりまで

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