町火消し

について


江戸の町火消しについてまとめました。
江戸時代の消化は、小規模なポンプ(龍吐水とよばれるもの)があったものの、大半は燃え移るものを破壊する方法を採っていました。    
ここでは、町火消しの組分けと、シンボルマークである纏(まとい)を取上げています。 
(注) 纏(まとい)は江戸町火消し縄張纏明細から取り出したものです。




江戸の消防組織は以下の三種類に分かれています。

・定火消 若年寄配下。担当旗本下に与力6騎、同心30名、人足が常駐。
・大名火消 各大名配下。所々火消(幕府主要施設担当)、方向火消(江戸城からの方向で担当分け)、三町火消(近隣の大火に出動)に分類される。
・町火消

町奉行監督下。

明暦の大火後に発足した自衛組織。隅田川以西の「いろは47組(後に本組を加えて48組)」と本所・深川の16組がある。

享保15年に地域別に、更に10組に編成される。

(ミニ情報 その1)
・「へ・ら・ひ」は語感が良くないため「百・千・万」に変更された。
・「ん」の代わりに「本」とした。
・纏は、竿の頭に飾りを付け、馬簾(ばれん)をたらしたもの。
 これを火事場の家の上に立て、目印とする纏持ちは火消の花形!

(ミニ情報 その2)
鳶は頭取の下で以下の階級になっていました。
・組頭
・纏持ち
・平人(ひらびと)
・人足(火消しの数に組み入れられない。土手組とも呼ばれた)

(ミニ情報 その3)
江戸の鳶は遠国生まれどころか近郷近在生まれもいなく、地元の人間がつとめていました。
贔屓(ひいき)の旦那がいる者もあって気前がよく、火事を相手にする職業がらキビキビとしていて、若い娘だけではなく人妻にも人気がありました。




1番組(都合5組)

い組
人足496人

は組
人足192人(?)

に組
人足390人

よ組
人足720人(?)

万(ひ)組
人足48人

芥子(けし)に桝

違い重ね源氏四方
雷雨帽子に持合い太二つ輪四方

田の字
籠目逆さ瓢箪に芥子に花

2番組(都合7組)

ろ組
人足249人

百(へ)組
人足141人

千(ら)組
人足193人

め組
人足239人

も組
人足108人

せ組
人足281人

す組
人足159人

鈷に駒

石目枠桝四方

?に駒

籠鼓胴

分銅もの字

笠着せ駒

籠目駒にすの字

3番組(都合7組)

て組
人足117人

あ組
人足117人

さ組
人足204人

き組
人足65人

ゆ組
人足115人(?)

み組
人足134人

本(ん)組
人足25人

芥子に蛇の目

矢羽根

芥子に持合い細三つ輪に六方

芥子に糸巻形

本の字

5番組(都合9組)

く組
人足187人

や組
人足117人

ま組
人足285人

け組
人足111人

ふ組
人足100人

こ組
人足35人

え組
人足144人

し組
人足132人

ゑ組
人足226人

四の字と駒

尖矢の字に駒

重ね太枠鱗に駒

団子に六方七輪

駒に鍬形

芥子に三つ巴と駒

平隅切角つなぎに駒

八つ柄杓水車

6番組(都合6組)

う組
人足130人

な組
人足272人

む組
人足92人

ゐ組
人足240人

の組
人足136人

お組
人足118人

芥子に井桁

芥子に重ね縫いつなぎ蛇の目

芥子に閻魔の釘抜きと駒

琴柱に駒

雷太鼓に駒

芥子に三つ鱗付き駒

8番組(都合4組)

ほ組
人足103人

わ組
人足320人

か組
人足333人

た組
人足242人

釘抜き

蛇の目に打ち出し小槌四方

籠唐人笠に駒

隅立角に本の字

9番組(都合4組)

れ組
人足225人

つ組
人足109人

ね組
人足126人

そ組
人足126人

厚輪に大の字

毘沙門剣

持合い寸の字に駒

鉢巻き臼に駒

10番組(6組)

と組
人足213人

ち組
人足121人

り組
人足78人

ぬ組
人足75人

る組
人足155人

を組
人足289人

重ね違い蛇の目

蛇の目に一の字

蛇の目

天狗の羽団扇

十字分銅にるの字

芥子に隅切角にをの字

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