鬼平犯科帳


火付盗賊改方長官「鬼平」こと長谷川平蔵宣以(のぶため)を中心として繰り広げられる人間味あふれる時代小説。

「うさ忠」こと木村忠吾や彦十などの密偵など、人それぞれに好きな登場人物があることでしょう。私の場合は「おまさ」ですね。もちろん平成元年から放送されたTV版の影響も多大です。先にTVを見た私にとって、とってもいい女に見えたんですよねー。で、原作を読んだらまたこれがいいんだなー。

・鬼平犯科帳の魅力

鬼平犯科帳を読んでいると、自分が密談の輪に入っているような気分になったり、天井裏から覗いているような気分にもなってしまいます。それは登場人物の会話を読んでいると、読んでいるというより聞いているといった感覚になってくるからだと思います。もちろん魅力はそれだけではありません。

時代小説は苦手という人も一度読んだら嵌まること間違いなし!

・火付盗賊改方とは?

江戸市中を巡廻し、火災を予防し、盗賊を逮捕し、博徒の考察をつかさどる。この役目は、いわば、戦時体制における警察のふくみがこめられていて、悪党どもへは、いささかの容赦もなく、その場その場で、適切な処置を独断で行ってよい、ことになっていたものらしい。(鬼平犯科帳3 あとがき代えてより)