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高杉銀平 (ぎんぺい) |
一刀流の剣客。平蔵、左馬之助の師匠。 (剣客 補足) |
本所・桜屋敷 |
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日本橋・鉄砲町 文治郎 |
盗賊改方の御用も務める御用聞き。 (五月雨坊主 補足) |
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| 松平定信 |
奥州・白河十一万石の大名で筆頭老中。 田沼意次失脚後の後任。平蔵の理解者。 |
血頭の丹兵衛 |
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井上立泉 (いのうえりゅうせん) |
芝・新銭座(しんぜんざ)に住む表御番医師。 (毒 補足) |
暗剣白梅香 |
| 金子半四郎 |
平蔵を暗殺しようとする。 敵討つ身ながら、金で人斬りを請負う。 (鳥飼伊織(いおり)の変名をもつ) |
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| 三の松平十 |
本郷・根津権現門前の盛り場を束ねる顔役。 半四郎に平蔵暗殺を依頼する。 (座頭と猿 補足) 羽沢の嘉兵衛と兄弟盃を交わした過去あり。 平蔵暗殺を駒造に依頼する。 料理茶屋・釘ぬきや 主人。 |
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鶴や利右衛門 (森為之介) |
鶴やの亭主。 実は金子半四郎の父を殺した敵。 |
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丸太橋の与平次 (よへいじ) |
深川一帯ににらみをきかす。 金子半四郎に暗殺の依頼をする。 |
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白子の菊右衛門 (しらこのきくえもん) |
界筋通り北久宝寺町に住む顔役。 | |
| 渡辺寅之助 | 町奉行同心。 | 座頭と猿 |
| 仙台堀のおろく |
平蔵が「本所の銕」といわれていたころいれ込んだ娼婦。 本所・深川一帯で伝法なすあい女として幅をきかせていた。二十余年ぶりに平蔵に会い、小遣いをせびる。脅しのネタに雷神党に殺される。 |
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| 大丸屋仁兵衛 |
手代時代の名は万吉。 おろくにかわいがられていた過去あり。大丸屋の一人娘を嫁にし大身代をつぐが、過去のことで、おろくに脅される。 |
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井原惣市 (いはらそういち) |
無外流(むがいりゅう)の剣客。 雷神党なる無頼集団の首領。おろくと大丸屋の話を聞き込み、大丸屋を脅す。 |
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| 文次郎 |
鉄砲町の御用聞き。 大丸屋の一件を平蔵に相談する。 |
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| 羽沢の嘉兵衛 | 両国一帯の威勢は張る香具師の元締め。 | |
| 駒造 |
羽沢の嘉兵衛の配下。 雷神党とは顔なじみ。三の松平十からの平蔵暗殺を井原惣市に依頼する。 |
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| 千賀道栄 |
将軍の侍医・千賀道有の孫で医師。 道有が蓄財した金6800余両を御公儀へ奉納する。 押し込んだ蛇の平十郎に刺殺される。 |
蛇の眼 |
| 千賀道有 | 元は囚人の治療を行っていた下級医だったが、田沼意次家へ出入りするようになり、田沼の出世と共に地位を高めていった。 | |
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村田銕太郎昌敷 (てつたろうまさのぶ) |
徒士目付から平蔵の推薦で人足寄場奉行となる。 | |
| お松 |
谷中・いろは茶屋の女。 忠吾がいれあげた女。 |
谷中・いろは茶屋 |
| 吉野屋治兵衛 |
日本橋・万町の袋物問屋吉野屋主人。 京屋善太郎の兄。 |
妖盗葵小僧 |
| 京屋善太郎 |
和漢筆墨所・竜淵堂主人。 葵小僧に押込まれ、妻を犯されたため後に妻と心中する。 |
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| お千代 |
京屋善太郎の妻。 葵小僧に押込まれたうえ犯される。 |
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| 小田原屋新助 |
小石川の小日向・水道橋の乾物問屋主人。 末娘を犯そうとする葵小僧に踊りかかったが、逆斬り殺される。 |
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| おみな |
小田原屋の14歳になる末娘。 葵小僧に犯される。 |
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| 丸屋彦之助 | 下屋・新黒門町の薬種屋「体療丸(たいりょうがん)」本舗の主人。 | |
| お吉 |
丸屋彦之助の妻。 葵小僧に犯される。 |
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| 島田十左衛門 |
巣鴨本村の資産家。 息子の妻が葵小僧に犯される。 |
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| 千切屋忠造 |
硝子細工所・千切屋主人。 女房、娘、下女5名を手下とともに犯す。 |
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| 村田屋勘兵衛 |
旅篭町・白粉紅問屋・村田屋主人 むすめ・お才が葵小僧に犯される。 |
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| 高砂屋利兵衛 |
神田・筋違(すじかい)御門外の料亭主人。 妻のおきさを葵小僧に犯される。 |
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| 日野屋文吉 |
池の端仲町の小間物屋主人。 日野屋は雛人形、高級玩具を扱い江戸城の出入りを許される名店。 妻のおきぬを2度葵小僧に犯される。 |
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| 花沢屋五郎兵衛 |
傘問屋・花沢屋主人。 お小夜、おみつ評判の美人の娘をもつ。 |
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| 伝吉 | 岡っ引。 | 密偵 |
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恵比寿屋長兵衛 (えびすやちょうべえ) |
小網町(こあみちょう)3丁目の線香問屋主人。 | |
| お雪 |
鈴鹿の又兵衛の娘。 同心・木村忠吾と恋仲となるが、又兵衛の捕縛によりそいとげることは無かった。 |
お雪の乳房 |
| 大黒屋金次郎 | 芝・松本町の明樽(あきだる)問屋・大黒屋主人。 | |
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辻桃庵 (つじとうあん) |
大番町の町医者で井上立泉とは知り合い。 | 埋蔵金千両 |
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中村宗仙 (なかむらそうせん) |
麻布・板倉片町の町医者で辻桃庵とは知り合い。 (麻布ねずみ坂 補足) |
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| おけい |
万右衛門のもとに下女として入るが手がついた。 隠し金の話を聞き、一人占めしようとするが佐嶋に捕らえられる。 |
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石島精之進 (いしじませいのしん) |
白子の菊右衛門の命をうけ、羽沢の嘉兵衛の元に身をよせている剣術つかい。 中村宗仙からの金を菊右衛門に送る役目を負っていたが、金を横取りしていた。が、事実を知った菊右衛門に殺害される。 |
麻布ねずみ坂 |
| お八重 |
白子の菊右衛門の元妾。 中村宗仙の指圧の魅力から逃れられず、深い仲となる。 石島が金を横取りしたため、菊右衛門に殺害される。 |
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| 升屋市五郎 |
酒問屋・升屋主人。 金貸しも営む評判の悪い男。 |
盗法秘伝 |
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長谷川辰蔵 (はせがわたつぞう) |
平蔵の長男。 21歳の記述あり。 |
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長谷川銕五郎 (はせがわてつごろう) |
平蔵の次男。 親類の長谷川正満の養子となっている。 |
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| 三浦伊勢守 | 西町奉行。 | 艶婦の毒 |
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浦部源六郎 (うらべげんろくろう) |
長谷川宣雄の配下の与力。 宣雄が信頼を置く人物。平蔵とお豊の関係を漏らすことなく病死する。 |
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浦部彦太郎 (うらべひこたろう) |
浦部源六郎の息子で西町奉行所の与力。 平蔵とは文を交わす親密な間がら。 |
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和田貢 (わだみつぎ) |
同心。 浦部源六郎の配下。平蔵とお豊の関係を漏らすことなく病死する。 |
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| 平山亀蔵 |
大阪町奉行所・盗賊方。 10年まえに一度逃げられた男鬼の駒右衛門を捕らえた。 |
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| およね |
高津の玄丹の店に奉公し、身のまわりの世話をしていた。 白狐の谷松に犯された際、捕らわれの身の同心・稲垣を目撃する。その後、逃げ出した先で命を狙われた所を平蔵に救われる。 |
兇剣 |
| 稲垣鶴太郎 |
大阪町奉行所盗賊方同心。 高津の玄丹を探っていたが、捕らえられ殺される。 |
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木樵の直助 (きこりのなおすけ) |
京町奉行所の密偵 | |
| 松岡作惣治 | 辻村の代官。 | |
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大橋与惣兵衛親英 (おおはしよそべえちかひで) |
久栄の父。 200俵取りの旗本。長谷川家とは本所で屋敷を隣合わせ、親交が深かった。 |
昔の男 |
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松浦与助 まつうらよすけ |
長谷川家の用人。 50歳。 |
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| 鶴蔵 |
長谷川家の中元。 お順救出に活躍する。 |
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| 亥作 | 長谷川家の門番。 | |
| 笹川忠兵衛 | 念流の名人。 | 霧の七郎 |
| 上杉馬四郎 |
上杉周太郎の父。 信州・屋代近くの村の生まれ。 念流の名人・笹川忠兵衛に学ぶ。 坪井主水の師。 |
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| 上杉周太郎 | 念流の使い手。 | |
| 阿部亀太郎 |
高田四谷の旗本。 阿部弥太郎の父。 |
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| 阿部弥太郎 | 阿部亀太郎の次男で辰蔵の悪友。 | |
| 山内一之助 | 辰蔵の悪友。 | |
| 丹波屋源兵衛 |
東神田・白壁町の旅篭主人。 高利貸しも営み、金をうならせている。 |
五年目の客 |
| お吉 |
丹波屋源兵衛の妻。 昔は遊女で、江口の音吉が客であった過去を持つ。 その時、音吉の胴巻きから50両を盗み、店を逃げた。その後、再会した江口の音吉を殺害してしまうが、平蔵は不問にする。 |
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天野彦八郎義盈 (あまのひこはちろうよしみつ) |
久栄の母の兄で57歳。 現在の天野家当主で700石御小納戸衆。 高圧な態度で父にも接するため、久栄は嫌っている。 久栄の母は天野家の三女。 |
密通 |
| 中野又左衛門 |
天野家用人で49歳。 主人天野に脅され、妻を差し出した。 |
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| お米 |
中野又左衛門の2人目の妻で26歳。 妻を主人に差し出す夫に自暴自棄となり、事情を打ち明けた小助とともに逃げ出した。 |
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| 遠藤小助 |
天野家の家来。 50余両を盗んで逃げたとされるが、実は金には手を付けず、用人中野又左衛門の妻と逃げた。 始めはお米が天野と密通を働いていると思い、問質したのだが、お米の口から事情を聞き、それがつもりつもって逃げたのであった。 後にお米と夫婦になった。 |
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| お米 | 佐々木新助の妻。 | あばたの新助 |
| お芳 | 佐々木新助の3歳の娘。 | |
| 半田屋彦三郎 |
瀬戸物町の線香屋主人。 127両を網切の甚五郎に強奪される。 |
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| 久保田吉兵衛 |
日本橋釘店の薬種舗主人。 180余両を網切の甚五郎に強奪される。 |
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| 丸屋新兵衛 |
南茅場町の酒問屋主人。 網切の甚五郎に盗みに入られる。金額は不明。 |
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| 富田梅右衛門 |
越後・塩沢の町年寄りで縮(ちじみ)の仲買人。 左馬之助の亡父とは古くからの親友。 |
敵 |
| 三次郎 |
五鉄の主人。 (むかしなじみ 補足) |
夜鷹殺し |
| 伝兵衛 |
五鉄の先代主人。 三次郎の父。 |
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| 川田長兵衛貞俊 |
200石の御書物奉行で51歳。 下谷・練塀小路に屋敷を構える。 夜鷹殺しの犯人。 長男の死を切っ掛けに売女に対する異常な憎悪をいだく。 |
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| のぶ |
川田長兵衛の妻。 夜鷹殺しの4年前に病没している。 |
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| 川田宗太郎 |
川田長兵衛の長男。 23歳の若さで急死した。 表向きは心臓病だが、実は岡場所の女と心中した。 |
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| 福井昌貞 |
中御徒町の医師。 川田長兵衛に頼まれ、宗太郎の死因を心臓の悪化と、にせの診断をした。 井上立泉に師事していた関係で、川田宗太郎の本当の死因を平蔵に打明ける。 |
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| お元 | 間取りの万三に死に水をとってくれと言われた茶汲女。万三と同じ労咳を病んでいる。 | 深川・千鳥橋 |
| 菅野伊助 |
高杉銀平門下。 羽沢の嘉兵衛に頼まれ、井関録之助と知らずに殺害しようとするがしくじる。 その後、古川一味が捕らえられた翌朝、平蔵らを待たずに謹慎先の巣鴨・三沢家で自害する。 |
乞食坊主 |
| 三沢仙右衛門 |
平蔵の母方の里で巣鴨の大百姓。 現在は隠居している55歳。 |
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| おすみ | 甚造の女房。 | 女賊 |
| お米 |
甚造とおすみの娘。 後に幸太郎の妻となる。 |
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| おしま |
瀬音の小兵衛が手をつけた金波亭の女中。 幸太郎を産んですぐ病死した。 |
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| 幸太郎 |
瀬音の小兵衛の一人息子。 鶴の忠助の紹介で、子の無い数珠屋の名倉屋太吉に養子となった。だが名倉屋に子ができると、乾物問屋・大阪屋伊之助に奉公に出されて手代として働く。 猿塚のお千代にたぶらかされていた。 |
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| あさ |
木村忠吾の亡母。 菩提所は目黒村の威得寺。 |
おしゃべり源八 |
| 中山茂兵衛 | 旗本・金森与左衛門の用人で、木村忠吾の叔父。 | |
| およし | 久保田源八の妻。 | |
| おきの |
久保田源八の後妻。 先手組・美濃部井織組の同心・小島十右衛門の娘で29歳。 |
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| 仁助 | 藤沢宿へ下る遊行坂の茶店・とみやの主人。 | |
| 忠吉 |
つるやの主人。 仁助の女房の実兄。 |
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| おもん | 柳原土手の夜鷹。40歳に近い。 | 兇賊 |
| 大崎の弥平 | 両国の香具師の元締。 | |
| 土壇場の勘兵衛 |
大崎の弥平の配下。 平蔵21歳の頃、阿漕(あこぎ)なまねばかりする勘兵衛にたまりかね、左馬之助、録之助と共に柳島・本法寺裏で無頼20余名と大喧嘩をした。 |
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| 三沢初蔵 |
三沢仙右衛門の長男で31歳。 三沢家当主。 |
山吹屋お勝 |
| すみ | 三沢初蔵の妻。 | |
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池田筑後守長恵 (いけだちくごのかみながしげ) |
去年の2月まで京都町奉行を務め、現在は南町奉行。 平蔵とは手紙をやりとりする間柄で就任後は町方と盗賊改メとの連携もとれるようになった。 |
鈍牛 |
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初鹿河内守 (はじかかわちのかみ) |
北町奉行。 池田就任後の南町とは異なり、盗賊改メとの間はうまくいっていない。 |
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石出帯刀 (いしでたてわき) |
伝馬町牢屋敷奉行。 | |
| 亀吉 |
翁屋への放火の疑いで田中同心に捕まった。 鈍牛の亀ちゃんなどと呼ばれ、少し知恵遅れがあるが、菓子舗・柏屋で働き、土地の人々にも好かれている。 昔かわいがってもらった安兵衛との約束を守るため、火付けの罪を認めて晒しものとなる。 |
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| 安兵衛 |
下総無宿で漁師あがりの無頼者。 翁庵に火をつけ、金を奪った真犯人。 亀吉が晒しものになっているところに来たところ、平蔵に目をつけられて、自白する。 亀吉の母が潮来(いたこ)で女郎をしていた頃のなじみで、懐が暖かい時には亀吉にも情けをかけていた。 一件を白状した後、晒しものの上、火焙りとなる。 |
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横田大学義郷 (よこただいがくよしさと) |
2000石の大身旗本。 大身の身でありながら、身分を問わぬ謙虚さを持つ横田家当主。 |
礼金二百両 |
| 芳乃 |
横田大学義郷の母で61歳。 広尾の別邸に暮らす。気性が強く、40歳を越えた義郷も子供のようにしかりつける。だが、自分になついている千代太郎には甘い。 |
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| 千代太郎 |
横田大学義郷の長男で12歳。 芳乃の別邸に向かう途中で誘拐される。 |
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| 谷善左衛門 |
横田大学の家来。 佐嶋忠介の叔父にあたるが疎遠であった。 千代太郎誘拐と家宝の盗難の一件を持ち込む。 |
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| 山本伊助 |
横田家家臣。千代太郎誘拐時にそばにいて、一人生き残った。 だがその実は、妹もよの恨みを忘れ形見、又太郎と晴らすために仕組んだ事であった。 |
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| もよ |
山本伊助の妹。 20余年前、横田大学の父が手をつけ、身ごもるが妻によってわずかの金で屋敷から追われた。 その10年後に病死する。 |
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| お市 |
伊三次を皆で育てた関の宿場女郎の一人。 10歳になり奉公へ出される伊三次を仲間と見送った。 |
猫じゃらしの女 |
| およね |
関の宿場女郎・お市の娘。 (五月雨坊主 補足) |
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小高只七 (こだかただしち) |
150石の無役だが、平蔵と親交があり下谷・浅草方面の連絡所としていた。 | |
| 松尾喜兵衛 |
深川・御材木蔵の近くに小さな道場を構えていた小野派一刀流の剣客で平蔵の師である高杉銀平も実力を認めていた。 20余年前に江戸に入る。 生国は近江だが詳しい場所は弟子にも語っていなかった。 剣術以外にも医術の心得があり、貧しい人々に無料で自分の調合した薬を与えたり、診察などもしていた。 3年前に躰をこわして隠居し、大阪屋新助の世話になっていたが、石坂太四郎に斬殺された。 遺体は深川・猿江裏町の重願寺に葬られる。 |
剣客 |
| 大阪屋新助 | 清澄町の藍玉問屋主人。 | |
| おさい | 五鉄の主人・三次郎の女房。 | |
| おかね |
下総・佐倉に住んでいたおまさの叔母 梅雨明けに病死する。 |
狐火 |
| お久 |
狐火の勇五郎とお静の娘。 親が盗人であることは知らない。 新宿の海苔屋に嫁入りする。 |
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| 後藤兵右衛門 |
京・新竹屋町寺町西の煙管師。 名人とうたわれる。 平蔵の亡父・宣雄が15両で作らせた煙管は平蔵が愛用している。 |
大川の隠居 |
| 吉川勘吉 |
本所・尾上町の釣具師。 左馬之助の母方の縁者。 |
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| 大川の隠居 |
大川に住む大鯉で5尺、10貫を越える大鯉。 7、80年大川に住む。 なじみの船頭の声をききわけてたまに姿を見せるという。 隠居が川面に出てくるときは雨になるとも。 |
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| おうの |
石田竹仙の女房。 井筒屋亀次郎の三女で31歳。 生まれつき足が悪く、ひどいビッコをひく。 |
盗賊人相書 |
| 清太郎 |
深川の東玉庵主人。 同町に翁蕎麦という大きな店があるが、土地の評判もよく1年そこそこで相当繁盛した。 清太郎とおしのは本店で奉公していて、夫婦となって深川の支店を任されたのだが、遠州無宿の熊次郎らに押込まれ殺される。 |
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| おしの |
清太郎の女房。 押入った盗賊に殺される。 |
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| およし |
東玉庵の小女で唯一の生き残り。 島崎町の叩き大工の娘だが、両親は死亡している。 母親が死んだときに東玉庵に奉公に出た。 |
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| おやま |
東玉庵の奉公人。 押入った盗賊に殺される。 |
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| 留吉 |
東玉庵の奉公人。 押入った盗賊に殺される。 |
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| 万次郎 |
東玉庵の奉公人。 押入った盗賊に殺される。 |
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| 仙台堀の政七 |
深川・今川町の御用聞き。 東玉庵の一件にでばっており、石田竹仙を紹介した。 |
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墨川宗信 (すみかわむねのぶ) |
幕府お抱えの御絵師。 盗賊改メの人相書きをしている。 屋敷は役宅に近い中坂にある。 |
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竹垣正信 (たけがきまさのぶ) |
墨川宗信の内弟子。 | |
| 杉田万次郎 | 赤坂・相良下の御旗本。 | |
| 三井甚左衛門 | 長谷川家の用人。 | |
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萩原宋順 (早川民之助) |
小網町2丁目の町医者。 町医者になる前は下総・古河5万石本多の下級藩士で本名は早川民之助。 土田伊平の下役で一刀流は相当の腕前だった。 夕食の膳に疎漏があり土田伊平に叱責された事を恨み、帰宅途中の土田を斬殺して逃亡する。 60歳になるが妻子はなく、貧困の患者は無料で投薬する人物で土地の者からは”のっそり先生”と呼ばれている。 加藤半十郎の紹介で、東玉庵の生き残りであるおよしを下女として引き受けた。 伊平の息子である万蔵が身辺に迫った事を知り一旦は江戸を逃げようとしたが、万蔵ら網切の甚五郎の残党を一掃した平蔵が呼び戻した。 |
のっそり医者 |
| 安藤長門守 | 陸奥・磐木平(むつ・いわきのだいら)5万石の城主。 | |
| 西村弥五兵衛 |
安藤長門守の家臣。 52歳で30石5人扶持。 中屋敷近くで土田万蔵に殺害される。 |
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| 新七 |
伊勢崎町のぼてふりの魚屋。 萩原宋順の患者。 |
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| 山城屋重右衛門 | 材木問屋の主。 | |
| 土田伊平 | 下総・古河5万石本多忠敞(ほんだただひさ)の御膳番で俸禄は30石。 | |
| 松井文左衛門 |
土田万蔵の叔父。 万蔵と共に敵討ちの旅に出るが病死する。 |
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| 今井宋兵衛 |
土田伊平と親交があった。 早川民之助の目撃情報を土田万蔵に伝える。 |
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青木玄瑞 (あおきげんずい) |
大和・芝村の医師。 萩原宋順に医術を教えた。 |
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| 豊島屋九右衛門 | 南新堀1丁目の瀬戸物屋主人。 | 雨乞い庄右衛門 |
| みね |
雨乞いの庄右衛門の母。 庄右衛門の父親が病死したあと治郎八と再婚するが1年後にぽっくりと死ぬ。 |
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| 治郎八 |
吉原宿の桶屋。 みねが死んだあと後妻に子供が生まれ、庄右衛門はおりあいが悪くなり17歳で家を出る。 |
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| 宮元屋利助 |
芝・浜松町の蝋燭問屋。 870余両を雨乞いの庄右衛門に盗まれる。 |
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| 山崎屋金兵衛 |
深川・熊井町の油問屋。 雨乞いの庄右衛門が最後の盗と狙っていた大店。 |
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| 鳥飼喜十郎 |
小田原城下に一刀流の道場を構える剣客。 左馬之助と親交がある。 |
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| 由次郎 |
船頭。 盗賊改メの仕事を助けたりしている。 |
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| 清 | 辰蔵の妹。 | 隠居金七百両 |
| 初子 | 辰蔵の妹で、去年18歳で河野吉十郎に嫁入りする。 | |
| 河野吉十郎 |
旗本 初子を嫁にする。 |
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| おきん |
かめやの小女。 堀切の次郎助が手をつけた女でお順の母親。 次郎助が笹やを始めた頃には27歳の若さで病死していた。 |
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| お順 |
笹屋の小女。 辰蔵が夢中になっている女。40歳を超えて作った堀切の次郎助の娘。 |
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| おしか |
利兵衛の女房。 隠居金七百両の一件の後、お順をこころよくひきとった。 |
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| 京屋清左衛門 | 放生寺門前の薬種問屋主人。 | |
| おもん |
万屋小兵衛(猿皮の小兵衛)の女房。 京の女で3月で夫と死別したため出戻っていたが、猿皮の小兵衛の手がつき女房となった。 |
はさみ撃ち |
| 筑後屋仙右衛門 | 博多の回船問屋主人。 | |
| 萩原忠兵衛 | 上州・高崎の大庄屋。 | 掻掘のおけい |
| 玉屋茂兵衛 |
日本橋・富沢町の紅・白粉問屋。 茂兵衛は当年53歳。 妻を既に亡くしているが息子に嫁を迎え、次女を嫁がせている。 掻掘のおけいは白粉を買いに来て、以来すっかり茂兵衛の心をひきつけた。 その後まもなくおけいは茂兵衛に引きとられ、和尚の半平の標的となってしまう。 |
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| おせき |
磯太郎の母。 甲州・野田尻で泥鰌の和助と所帯をもった。 台所の切り傷がもとで死んでしまう。 |
泥鰌の和助始末 |
| 磯太郎 |
泥鰌の和助の一人息子。 大工仲間だった孫吉とおひろ夫婦に養子に出した。 小津屋源兵衛に奉公に上がり、先代の旦那に気に入られ19歳で手代となる。 先代が病死すると今の主人が目の敵としてお店の金57両を盗んだという濡れ衣を着せ、自殺へと追い込む。 墓は浅草・正行寺にあり、孫吉、おひろと共に眠る。 |
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| お妙 | 泥鰌の和助の店で働く小女。 | |
| 孫吉 |
泥鰌の和助の大工仲間。 磯太郎を引き取る。 磯太郎が自殺したことと病気が重なり死亡する。 |
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| おひろ |
孫吉の女房。 45歳で病死する。 |
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| 喜兵衛 |
浅草・元鳥越の大工棟梁。 泥鰌の和助が江戸で職人として働いていた。 |
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| 小津屋源兵衛 |
南新堀の紙問屋。 幕府の御用も務める江戸でも指折りの店。 和助が細工を仕掛けたが、磯太郎が奉公に出ることになり、進入を諦めた経緯があった。 今井半兵衛製の雁皮紙が看板。 泥縄の和助に金と共に盗まれた証文・書類を失ったことにより4年後に倒産する。 |
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| 木村織部 | 麻布・広尾に住む阿部弥太郎の伯父。 | |
| 山田五左衛門 | 下目黒村の年寄役。 | |
| 井坂正右衛門 | 碑文谷の肝煎名主。 | |
| 塚田要次郎 |
浪人どもを束ねる剣客。 40前だが人を斬ったその血で鶏でも煮て食おうという奴。 不破の惣七と共に泥鰌の和助の仕事を横取りしようと企む。 松岡重兵衛を斬った所で踏み込んだ平蔵に首筋を斬られて死ぬ。 |
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| お熊 |
笹やの女あるじ。 (お熊と茂平 補足) 平蔵はお熊に生き甲斐を見いだしてもらえるよう、彦十と同様にお上の手伝いをしてくれと頼む。 |
寒月六間堀 |
| 西尾内記 | 2000石の大身旗本。 | |
| 仙次郎 |
後頭部が異常に張り出していて髷が結いにくいため坊主頭にしている。 張り出しているのが逆のおでこであるため異名を”逆(ぎゃく)”という。 両国の見世物小屋の呼び込みをしている。 愛想もよく、気性がしっかりしていて、香具師の元締・小梅の三右衛門に可愛がられている。 両国でもちょっとした顔であるため平蔵が御役目に手伝いに何度か使ったことがある。 |
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| 小梅の三右衛門 | 香具師の元締。 | |
| 市口瀬兵衛清定 |
せがれの敵を探して20余年を過ごした71歳になる老武士。 初めてめぐり合った山下藤四郎を待ち伏せしたが手も足も出ず、さらに体調をくずしたところを平蔵に助けられた。 その後、平蔵の助太刀を受けて本懐をとげる。 |
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| 市口伊織 |
市口瀬兵衛の息子。 山下藤四郎に殺された。 |
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| 山下藤四郎 |
妻子がある身であったが、男色もさかんであったらしく市口伊織にいい寄っていた。 伊織が嫁を迎える事を知り、呼び出して殺害した際、手向かった伊織に右の耳を斬り落とされた。 その後、金貸しとして相当なものとなったが、市口瀬兵衛に討たれることになる。 |
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| 弥吉 | 鳥万の板前。 | |
| 松井四郎兵衛 | 深川・西平野町の金貸し。 | |
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土方勘解由 (ひじかたかげゆ) |
本郷・弓町に屋敷を構える1500石の旗本。 | |
| 久永善十郎 | 土方勘解由の用人。 | |
| 山城屋文蔵 | 小石川・指ヶ谷(さすがや)2丁目の薬種問屋主人。 | 盗賊婚礼 |
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林内蔵助直之 (はやしくらのすけなおゆき) |
御留守居・年寄役の5000石大身旗本。 高杉道場の門人であったことから、年の離れた平蔵、左馬之助とも親交がある。 |
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| 高木喜左衛門 |
肥前唐津6万石・小笠原候の下屋敷につとめていた。 国元への転任となり、軍兵衛とともに江戸を去る。 |
用心棒 |
| 高木軍兵衛 |
総髪の浪人ふうの男で頬からあごへかけて、もじゃもじゃと髯が密生していて強そうだが、腕はさっぱりの浪人。 死んだ父の跡目を継いで勘定方となったが、同輩にはめられて追放となり江戸に戻った。 月1両で味噌問屋・佐野倉勘兵衛の用心棒となったが、見掛け倒しで役に立たないことを馬越の仁兵衛に見抜かれ、引き込みをさせられそうになる。 それを悩んでいた時、偶然知り合った平蔵に助けを求めたことから仁兵衛の捕縛につながる。 事件後、親切にしてくれる佐野倉勘兵衛や長助のため、平蔵の紹介で坪井主水の道場に入門する。 |
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| 佐野倉勘兵衛 | 深川佐賀町の味噌問屋主人。 | |
| 長助 |
佐野倉の番頭の一人。 軍兵衛の父と知り合いで、軍兵衛も可愛がられた。 10余年ぶりに江戸へ現れた軍兵衛を用心棒として主人に紹介した。 |
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| みつ |
小柳安五郎の妻。 難産のため出産と同時に亡くなる(日影一味の捜査の最中)。 また産み落とした男の子もその日のうちに亡くなってしまった。 |
あきれた奴 |
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井上友之助 (いのうえとものすけ) |
50俵2人扶持の御家人。 本所・亀沢町に屋敷がある。 みつの実家で、みつは友之助の次女。 |
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| 茶飯売りのおやじ |
清水門外の役宅に屋台を開くおやじ。 55,6歳のでっぷりとした老爺でおだやかな人柄。 |
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| お杉 | 小柳安五郎の家で働く下女。 | |
| おたか |
鹿留の又八(しかどめのまたはち)の女房子供。 おたかの父親も伊勢屋出入りの数珠師で下谷・三ノ輪の裏に住んでいた。 鹿留の又八が遠島となった後は伊勢屋にて働きながら、おたまと供に又八を待っている。 |
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| おたま | 鹿留の又八の娘。 | |
| 伊勢屋佐太郎 |
浅草・六軒町の仏具屋主人。 おたかが下女として働いていた。鹿留の又八が数珠をおさめるようになると、又八を気に入り、おたかを嫁がせた。 |
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| みね | 伊勢屋佐太郎の女房。 | |
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宗円 (そうえん) |
前田原で心臓の発作を起こして死ぬ。 死ぬ間際、通り合わせた明神の次郎吉に短刀を託し、岸井左馬之助に届けてくれと頼む。 左馬之助が寄宿していた春慶寺に2年ほど修行しており、息が合った二人は五鉄に呑みに行ったりしていた。 遺体は明神の次郎吉が小田井の妙音寺まで運び葬る。 |
明神の次郎吉 |
| 春慶寺の老和尚 |
左馬之助が寄宿した春慶寺の和尚。 宗円と左馬之助を引き合わせた。 既に亡くなっている。 |
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| 橋本屋勘左衛門 | 四谷・伝馬町1丁目の薬種問屋主人。 | |
| 弁吉 |
粂八の鶴やの船頭。 粂八とともに平蔵の手伝いをしたりもする。 |
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| 大山清左衛門 | 南町奉行・池田筑後守の与力。 | |
| 中沢左京 | 旗本。 | 流星 |
| 大下某 |
中沢左京の家来。 又次郎の死体を発見した。 |
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| 山本伊予守 |
御先手弓組の一人。 京極備前守にの命により配下を四谷組屋敷の警備にあてた。 |
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佐野倉半兵衛 (さのくらはんべえ) |
浅草・北馬道の味噌問屋主人。 | |
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太田屋武兵衛 (おおたやぶへい) |
本郷2丁目の扇問屋主人。 | |
| 庄太郎 |
飯富の勘八の息子。 越前屋卯兵衛に13歳の頃から働き始め、8年で手代を勤めている。 |
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| 越前屋卯兵衛 |
本所・松坂町1丁目の紙問屋主人。 庄太郎が働く店。 |
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| 坂本屋 |
南伝馬町の化粧品問屋。 名物は仙女香(せんにょこう)という白粉。 |
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木下与平治 (きのしたよへいじ) |
山本伊予守の組下同心。 25歳で、念流を相当使うが四谷組屋敷を警護していて杉浦要次郎に殺害された。 |
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| 藤田伯安 |
川越城下の上松江町の町医者。 井上立泉のもとで修行していた。 |
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井坂文右衛門 (いさかぶんえもん) |
川越藩の町奉行。 平蔵の依頼を受け、捕り方30余名を出して協力する。 |
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| 長崎屋伊兵衛 | 深川・海辺大工町の薬種屋。 | 白と黒 |
| 船橋屋伊織 | 深川・佐賀町の菓子舗。 | |
| 富の市 |
王子稲荷近くに住む60歳近い座頭の按摩。 三沢仙右衛門が気に入って5年もの間出入りしている。 |
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| 初造 |
三沢仙右衛門の長男。 仙右衛門から家を継いだ。 |
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| 細川越中守 | 翻筋斗の亀太郎が追ってから逃れるために入った屋敷。 | |
| 阿部久太郎 |
巣鴨・追分の東に住む旗本。 小柳安五郎に馬を貸した。 |
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| 西尾隠岐守 |
本所・小梅に下屋敷がある。 (鯉肝のお里 補足) |
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| きよ |
原田一之助の妻。 加賀屋に夫の好物である”紹?まんじゅう”を買いに行った帰り、市ヶ谷の七軒町で、沖源蔵に白昼殺害される。 |
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| お千代 | 原田一之助の5歳になる娘。 | |
| 又次郎 |
三浦助右衛門の次男で16歳。 戸城道場からの帰り、内藤新宿の通りで沖源蔵に殺害される。 |
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小野田治平 (おのだじへい) |
高杉銀平道場の門人。 不伝流(ふでんりゅう)の居合術を平蔵と左馬之助につたえてくれた。 事件の後、平蔵が小野田親子を江戸の下谷(したや)・金杉下町裏に小さな家を借りて移した。 (あごひげ三十両 補足) |
あきらめきれずに |
| お静 |
小野田治平の娘。 浅井高之助が盗人とは知らずに駆け落ちしたが、後に事実を知って父のもとに帰った。 事件の後に左馬之助の妻となる。 |
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| 伊橋勘右衛門 | 府中で東軍新当流(とうぐんしんとうりゅう)の道場を構える剣客。 | |
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細井広沢 (ほそいこうたく) |
六所明神の大鳥居の額を書いた。 江戸中期の学者で書家であり、一刀流の剣客でもあった。 |
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藤左衛門 (とうざえもん) |
府中の問屋(宿駅の事務所のようなもの)の年寄りを勤めている。 | |
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吉野家忠兵衛 (よしのやちゅうべえ) |
府中本宿の造り酒屋。 | |
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吉兵衛 (きちべえ) |
府中の問屋場で人足指をつとめている。 今回の事件で平蔵の指示に従い働いた。 |
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宅之助 (たくのすけ) |
府中で馬指しをしている。 今回の事件で平蔵の指示に従い働いた。 |
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| 秋元但馬守 | 上州・館林6万石の大名。 | 雨引の文五郎 |
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石川主殿 (いしかわとものかみ) |
亀山6万石の大名。 | |
| 松浦豊後守 |
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| 米吉 |
鯉肝のお里の弟。 10余年前に病死している。 |
鯉肝のお里 |
| 岩吉 |
炬燵やぐら売りで19歳。 腹がへって倒れていたところを鯉肝のお里に助けられた。 病死したお里の弟の米吉に似ている。 |
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| 金太郎 |
上州・沼田の酒問屋 丸屋与助の番頭。 鯉肝のお里にたらしこまれて、白根の三右衛門一味が押入った。 |
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| 徳次郎 |
湯島切通し下の化粧品屋・丁子屋の手代。 鯉肝のお里にたらしこまれている。 |
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| 奈良屋 | 神田明神前の呉服屋。 | |
| 倉田屋 | 尾張町の煙管屋。 | |
| おしま |
牛尾の太兵衛の女房。 太兵衛が死ぬと、娘と夜逃げ同然に妹をたよって姿を消す。 50歳を越えて盲目の娘をかかえ、たよった妹に下女同然の扱いを受けていたところ、かけつけた泥亀の七蔵が50両で荒物屋の小さな店を買い与えた。 |
泥亀 |
| お光 |
牛尾の太兵衛の娘。 25,6歳だが生来虚弱で、幼い時に眼を患って盲目だった。 |
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| おしまの妹 |
三河・御油(ごゆ)にある旅籠の升屋にとついている。 地元でも評判が悪い女房。 |
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| お徳 |
深川・一色町のみなとやで女中をしていたのを泥亀の七蔵が気に入って女房にした。 44歳で地味な女だが、働き者で泥亀茶屋を切りまわしている。 |
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| おきね | お徳の60歳の母親。 | |
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中村景伯 (なかむらけいはく) |
伊皿子台町(いさらごだいまち)の町医者。 泥亀の七蔵が痔の治療にかよっている。 |
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| 由之助 | 現在の川崎屋(牛尾の太兵衛の店)を買った堅気の商売人。 | |
| 堺屋庄右衛門 |
田町2丁目の薬種問屋。 泥亀の七蔵が盗めをしようと物色したがあきらめた店。 |
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| 尾張屋 |
柴井町の小間物問屋。 泥亀の七蔵が盗めをしようと物色したがあきらめた店。 |
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| 細井光重 |
細井彦右衛門の父親。既に死亡している。 平蔵が荒れていた頃もよく面倒をみてくれていた。 |
本門寺暮雪 |
| 細井彦右衛門の兄 | 若くして死亡している。 | |
| 細井彦右衛門 |
600石の旗本。現在は小普請組。 二本榎に屋敷がある。 30歳前だが労咳を病んでいる。 |
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| 八重 | 細井彦右衛門の妻。 | |
| 幸太郎 | 細井彦右衛門の一人息子。 | |
| 伊豆屋六兵衛 |
大阪・高麗橋2丁目の袋物屋主人。 井関録之助の母方の遠縁にあたり、大阪に行った録之助がたよった。 |
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名幡の利兵衛 (なばたのりへい) |
大阪の香具師の元締。 一旦は受けた録之助が後で断ったため、刺客を送り背中に重傷を負わせた。 |
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| 紋蔵 |
大阪の葛篭師で名幡の利兵衛の配下。 大阪で食うに困っていた井関録之助に名幡の利兵衛の仕事を30両でもちかけた。 一旦は引き受けた録之助が断りを入れたあと、自宅の台所で首をくくって死んでいた。 |
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| 凄い奴 |
眉のうすい気味のわるいほど白い顔でくちびるの色までが白くみえる。 昔、名幡の利兵衛の命で井関録之助に重傷を負わせた。 しかし弥惣で平蔵になついていた柴犬に右足を噛まれて隙ができ、平蔵に斬り倒される。 |
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| お元 |
鶴やの女中。 30歳をこした女でしっかりとしている。 平蔵も信用しており、粂八は火盗改メの仕事をしていることを打ち明けている。 |
浅草・鳥越橋 |
| 越後屋新右衛門 |
浅草・瓦町の蝋燭問屋。 傘山一味に狙われ、風穴の仁助と押切の定七が下男として入っている。 |
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| 熊吉 | 三沢仙右衛門宅で暮らしていた平蔵のお守りをしてくれた老僕。 | |
| 鈴木四郎左衛門 |
旗本。 白駒の幸吉を見張るため竹内孫四郎が馬を預けておいた。 |
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| 伊太郎 |
勘助の父親。 大工だったが、勘助の母親が病死すると気落ちして酒におぼれ足場から落ちで頭を打ちあっけなく死んでしまう。 |
白い粉 |
| 勘助の母親 |
梅松家の座敷女中をしていた。 24歳の春に伊太郎と夫婦になって勘助を生んだ。 勘助が8歳の時に病死する、 |
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| 勘助 |
三次郎が平蔵においしいものを食べてもらいたいと、自分で給料を払う約束でさしむけてきた料理人。31歳で3年ほど長谷川家で働いている。 三次郎は長谷川家で働くことで博打の虫を退治し、将来は五鉄の暖簾をわけてやろうと考えていた。 半月ほど前の休みにやめていた博打に手を出してしまい、女房のおたみを拉致されてしまう。 |
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| 吉五郎 | 深川・蛤町の漁師でおたみの父親。 | |
| おたみ |
勘助の女房。 平蔵のなさけで役宅の下女として働き、勘助の帰りを待つことになる。 |
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| 梅松家才兵衛 |
梅松家の主人。 先代が孤児となった勘助をひきとり包丁人として育てた。 勘助が22歳の時、博打の借金17両を帳場から盗んだため現在の主人に追い出された。 |
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| 秋元但馬守 |
上州館林6万石。 浜町堀に下屋敷があり博打場になっている。 |
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| 青木宇兵衛 |
青木助五郎の実父。 青木家には養子で入った。助五郎が5歳の夏に病死する。 |
狐雨 |
| おまき |
青木助五郎の実母。 青木宇兵衛が病死した時は24歳だったため、山崎沖之助と再婚する。 |
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| 山崎沖之助 |
御家人・山崎豊次郎の三男。 癇癖(かんしゃく)が激しくおまきにも助五郎にも辛くあたったため、助五郎が家を飛び出すことになる。 |
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| しげ | 青木助五郎の妻。 | |
| 山崎豊次郎 | 御家人。 | |
| おうめ |
谷中の娼家・近江屋の女。 辰蔵の相手をした。 |
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| 静好堂・辻勘兵衛 |
本郷4丁目の筆墨硯問屋。 20名に近い盗賊に押入られ1300余両を盗まれた。 |
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| 天日狐 |
山崎沖之助によって首を落とされた伏見の稲荷山に住むという狐。 平蔵は役宅に小さな祠を建てて祀ることになる。 |
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| 内田屋太右衛門 |
湯島横町の煙草問屋。 おまさが煙草を仕入れている。 |
犬神の権三 |
| 松平出雲守 | 下屋敷が博打場になっている。 | |
| 岸田信平 |
松平出雲守下屋敷の表門前に屋敷がある御家人。 平蔵が捜査の協力を依頼した。 |
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| 桝屋藤助 | 千住・中村町の食売旅籠。 | |
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橋本玄益 (はしもとげんえき) |
千住上宿の町医者。 雨引の文五郎の手当てをした。 |
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| 今井斧五郎 | 三浦彦兵衛に30両3分2朱の借金があり、取立てにきた蛙の長助に乱暴する。 | 蛙の長助 |
| 三浦彦兵衛 |
本郷・春木町の金貸し。 遠州・浜松の浪人で60歳を超えた老人だが、長男夫婦と妾の4人暮らしをしている。 |
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| 三浦久太郎 | 三浦彦兵衛の息子。 | |
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卯助 (うすけ) |
瓦焼き職人。 三浦彦兵衛に借金をして困窮している。 医薬の代に困って2両ほど借りたのが元利合わせて20両になってしまった。 |
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| おきよ |
卯助のひとり娘。 卯助は養い親で、6歳のときにもらわれてきた。 |
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| 庄次 |
おきよの亭主。 伊勢町河岸におでん・燗酒の屋台店を出している。 |
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| おきち |
20何年前、品川宿の浜横丁で2年ほど蛙の長助と暮らした。 痩せて青い顔をして無口な女。 女郎でも飯盛り女でもなく、平旅籠・瓜屋仙之助の女中だったのを蛙の長助が手をつけ、おきよが生まれた。 |
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| 鈴木勘十郎 |
無外流の剣客。 三浦彦兵衛に借金をしていた。 |
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| 久世大和守 | 深川・伊勢崎町に下屋敷があり博打場になっている。 | |
| 阿部伊勢守 | 雑司ヶ谷・鬼子母神近くに下屋敷がある。 | 追跡 |
| 下氏権左衛門 | 彦根藩・御金奉行の下役をつとめる50石取りの藩士。 | |
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下氏九兵衛 (しもうじくへい) |
下氏権左衛門の三男。 林久米蔵の支援者である日野屋治郎の妻・とめと密通したため、師ともども城下を追われることになる。 堂々とした体格で、日にやけた頬骨の張り出した厳つい顔をして、ふとい鼻の下から顎にかけてきれいに切りそろえた髭をたくわえている。 |
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| 林久米蔵 |
水稲荷(高田稲荷明神)の近くで百姓屋を改造した道場を構え、近くの農家の若者に剣術を教えている白髪の老剣客。 15年ほど前は彦根城下で小さな道場をかまえていて、下氏九兵衛は昔の門人。 |
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井伊掃部頭 (いいかもんのかみ) |
水稲荷の近くに下屋敷がある。 | |
| 日野屋治郎 |
近江・彦根城下の油屋。 後妻のとめと密通をした下氏九兵衛とのことを丸くおさめたため、下氏権左衛門には傷がつかなかった。 |
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| とめ |
日野屋治郎の後妻。 40歳をこえた、ぶよぶよに太った女。 |
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| 土屋孫七 |
彦根藩・高宮の町道場主。 下氏九兵衛が少年の頃から入門した。 病没する。 |
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| 湊屋清六 |
掘留町1丁目の線香問屋主人。 石田竹仙に絵を依頼した。 |
五月雨坊主 |
| 善達 |
7歳違いの羽黒の九兵衛の兄。 両親と死に別れ14歳の時に九兵衛とも分かれて越後の寺へ小坊主となった。 事件後、命の恩人でもあった善如の死を嘆いて首をつって死んでしまう。 |
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| 善如 | 谷中・天徳寺の老和尚。九兵衛に殺害される。 | |
| 金蔵 |
妻恋町の御用聞き。 文治郎と親しくしている。 |
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| お今 |
およねと同じみよしやの娼婦。 善達の遺書に惚れていたお今に2両1分2朱を渡して欲しいと書いてあり、平蔵から褒美と一緒に渡された。 |
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| 万屋佐右衛門 | 本郷1丁目の菓子舗・椿生軒(ちんしょうけん)主人。 | |
| 村松孫治郎 |
万屋佐右衛門の実弟。 そのため羽黒の九兵衛らの押し込みが頓挫することになる。 |
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| 小出宗安 |
本所林四丁目の町医者。 下痢で体調をこわした彦十を回診してくれた。 |
むかしなじみ |
| おきん |
網虫の久六が上方に行ったときにもった女房。 八つしたの大年増。 木津屋の座敷女中をしていたのを出来心で手をつけた。 |
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| 豊治郎 |
大阪・四天王寺の裏で水油売りをしているすこし頭のたりない男。 おきんの子が久六の種だと分かっていたが可愛がっていた。 しかし、その息子ともども労咳になってしまう。 |
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| 豊吉 |
網虫の久六の息子。 おきんが豊治郎に売られた時に既に身ごもっていた。 今年で十九歳になるが、労咳で寝込んでいる。 |
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| 橘屋蝶丸一座 | 上方をまわっている見世物一座。 | |
| 大嶋屋休兵衛 | 神田明神下の高級小間物屋。 | |
| おりん |
内藤新宿の豆腐屋の出戻り娘。 彦十が女房にするといって連れ出した。 |
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| 甚五郎 |
千住二丁目の街道筋で煮売り屋をしている。 彦十が五両をつけておりんを頼んだ相手。 |
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| 瓢箪屋利助 |
南詰の林一丁目(五鉄とは堅川をはさんだ向かい)の釣具屋主人。 酒も軍鶏も嫌いなので五鉄にはめったに現れない。 |
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| 人見道春 |
日本橋・橘町の町医者。 網虫の久六が目をつけた押し込み先。 |
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| 茂平 |
京の近江屋太四郎の妾腹に生まれたが、二十歳の頃に近江屋を飛び出した。 三年前に行き倒れになっている所を弥勒寺の坊さんに助けられ、下男として働くようになった。 お熊の店が弥勒寺の前ということもあり親しくなったが、昨夜腸捻転を発病し、明け方に亡くなった。 庄八の伯父にあたるが盗賊では無い。 |
お熊と茂平 |
| 茂平の妹 |
京の近江屋太四郎の妾腹に生まれた。 荒尾の庄八の母親。 |
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| 牛松 |
神奈川宿の塩売り。 三年前に借金で首がまわらなくなり女房、おみつと夜逃げをした。 |
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| おみつ |
神奈川宿で牛松と一緒に暮らしていた茂平の孫。 お熊が茂平の金を持って訪ねた時には夜逃げをしていなかった。 |
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入升屋市五郎 (いりますやいちごろう) |
越ヶ谷の小さな旅籠屋。 庄八が茂八の遺体をひきとった後に一泊した。 |
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| 金兵衛 |
小千住の下駄屋。 老夫婦の二人暮らし。 |
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石川東雲 (いしかわとううん) |
町医者。 茂平が行き倒れになっていた時も死んだときも立ち会った。 |
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| 長念 |
弥勒寺の小坊主。 お熊とも顔見知り。 |
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| お静 |
豊島屋の年増の女中。 平蔵が身分を明かし、忠吾探索の協力をしてもらうことになる。 |
男色一本饂飩 |
| 竹松 | 亭主と死に別れたお静の子供。 | |
| 由五郎 |
お静の実兄。 松坂屋源七で料理人だったため腕がよく繁盛している。 |
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| 徳右衛門 | 豊島屋主人。 | |
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阿部幸庵 (あべこうあん) |
水谷町の町医者。 竹松の治療をした。 |
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| 大蔵弥二兵衛 |
狂言師。 寺内武兵衛宅の筋向かいに家があるため、平蔵が訳を話して探索の協力をお願いした。 |
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| 伊勢屋彦八 |
鈴木町の料理屋主人。 寺内武兵衛を算者指南として契約している。 |
|
| 小守半兵衛 |
南鞘町の質屋。 寺内武兵衛を算者指南として契約している。 |
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| 由井村利兵衛 |
具足町の薬種問屋。 寺内武兵衛を算者指南として契約している。 |
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| 尾張屋宇八 |
材木町三丁目の足袋股引問屋。 同業では江戸三指に入る。 寺内武兵衛を算者指南として契約し、家族同様の扱いをしていたのだが、実は武兵衛自らが引き込みとして入りこんでいた。 |
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| おゆみ | 尾張屋宇八の娘。 | |
| 木村五郎蔵 |
平蔵が土蜘蛛の金五郎に名乗った変名。 木村忠吾と大滝の五郎蔵の名を混ぜたもの。 |
土蜘蛛の金五郎 |
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駕籠政 (かごまさ) |
芝・芝井町の駕籠屋。 井上立泉が平蔵を誘う際に必ず用いる駕籠屋。 |
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名張屋与兵衛 (なばりやよへい) |
日本橋・堀留町の畳表問屋。 後日に事実を知った主人は、金百両を盗賊改メに寄付した。 |
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| 壺屋菊右衛門 |
西の久保にある化粧品屋主人。 三百両余が奪われたが、朝まで気がつかなかった。 その後、盗まれた金がそっくり金蔵に戻ってくる。 |
穴 |
| 佐兵衛 | 壺屋の番頭。 | |
| おみわ | 茂兵衛の娘で十八歳になる。 | |
| 伊作 |
助次郎の一番下の弟。他の二人の弟は既に死んでいる。 浅草諏訪町に住んでいるところを助次郎が訪ねてきた。 |
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| 松井栄長 |
京の一条室町東入ルところの扇子屋・玉風堂主人。 玉風堂は盗賊とは無関係。 |
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| さと |
川村弥助の妻。 幼なじみのおみちを訪ねた後、天王横町近くの東福院で絞殺された。 |
泣き味噌屋 |
| 栄風堂・和泉屋清左衛門 |
食違御門外・紀伊中納言屋敷の西側通りに面する菓子舗主人。 六十歳を越え、男女五人の子供がいる。 |
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| 清太郎 | 和泉屋清左衛門の長男。 | |
| 大和屋治兵衛 | 浅草田原町の菓子舗主人。 | |
| お妙 |
大和屋治兵衛の長女で二十五歳になる。 色の浅黒い、小柄な眉の濃い女だが再婚相手となった川村弥助は一目で気に入った。 |
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| 海老屋藤兵衛 |
川村弥助の亡母の縁類にあたる老舗菓子舗の主人。 さとの死後の翌年晩春に、お妙を再度世話する。 |
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| 伊勢屋利助 | 栄風堂近くの小間物屋。 | |
| おみち |
伊勢屋利助の次女。 さとより二つ年上だが幼なじみで仲がよい。 |
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| 鮫ヶ橋の富七 |
さとの死体を調べた土地の御用聞き。 初めて対面する平蔵の捌けた態度と気っ風に庄太ともども感激する。 |
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| 庄太 |
鮫ヶ橋の富七の下っ引。 四谷伝馬町二丁目の通りに酒・酢の小売店をしているが、女房に任せっきりの状態でお上の御用に働いている。 |
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| 房次郎 |
菜飯屋・玉の尾の亭主。 初霜煎餅が大好物。 |
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| 和田木曾太郎 |
筋骨たくましい三十がらみの総髪。 道場の後援者である秋元左近鑑種に命じられ、川村弥助の妻・さとへの暴行・殺害を門人らと行う。 |
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| 柴崎忠助 |
小太りの男。 平蔵に太ももをしたたかに切り払われ捕縛され、死罪となる。 |
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織田修理 (おだしゅり) |
牛込矢来下に屋敷がある御手先組組頭。 和田道場への打ち込みの際に足溜まりとして屋敷を提供した。 |
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玉井広之進 (たまいひろのしん) |
織田修理の与力。 和田道場に向かう平蔵らを長屋でもてなした。 |
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| 秋元左近鑑種 |
牛込五軒町に屋敷を構える三千石の大身旗本。 流れ者の和田木曾太郎の道場を後援し、博打などの遊び場にしている。 和田のような浪人者、旗本の師弟を集めて風流組なるものを名乗り喧嘩や殺傷を繰り返していたことが判明し、評定所によって切腹が命じられた。 |
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| 久兵衛 |
役宅近くに葦簀張りの居酒屋を出す。 押し込みの密告書を珊瑚玉のお百から預かり、役宅に届けた。 |
密告 |
| 鎌倉屋儀兵衛 |
仙台堀にある大きな足袋股引問屋。 押し込み先として役宅に密告があった。 |
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| 横山小左衛門 |
殿さま小平次の父。 小さな屋敷を本所・吉田町に構えていた。 |
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| 殿さま小平次 |
百俵取りの御家人・横山小平次。 平蔵とは内藤能登守の下屋敷の博打場で知り合った。 お百の一件で平蔵と対立し、平蔵に左腕を折られて叩きのめされる。 |
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| 内藤能登守 |
日向延岡七万石の大名。 本所石原町に下屋敷がある。 |
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| 三右衛門 |
車屋の主人。 お百の妊娠を知って、平蔵に相談する。 |
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| 富蔵 |
上総の飯野で笠や合羽、草鞋などを商っている。 お百を後妻に迎えた。 |
|
| 木島屋金治郎 | 上州高崎城下の呉服屋。 | |
| 山口天竜 |
陰陽師。 総髪を肩のあたりまでたらし、道服まがいの長羽織に袴をつけ、短刀を前にたばさんでいる。 神田三河町二丁目の豊島屋の家作に下男二人、下女一人と住む。 最近は五千石の大身旗本・土屋左京の屋敷に出入りし、羽振りが良い。 大滝の五郎蔵に相模屋で捕縛され、最終的に評定所に井坂宋仙とともに送られ、その後は不明となる。 |
毒 |
| 豊島屋市兵衛 | 神田三河町二丁目の打物屋。 | |
| 盛林堂 |
神田三河町三丁目の文房具屋主人。 酒井祐介の知り合い。 |
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| 土屋左京 |
五千石の大身旗本で定紋は笹竜胆。 御側衆の一人で、将軍家斉にも気に入られ、温厚で、しかも神経のゆきとどいた性格らしく、御側衆を好ましくおもわぬ老中や若年寄にも大変受けがよいとの評判。 奥方の病を祈祷で山口天竜が治したことから、天竜を気に入って使っている。 平蔵の判断で事件が評定所の手に渡ると、にわかの発病で急死とされたが実の所は自殺であり、家は取りつぶされた。 天竜を介して手に入れた毒薬をどのように使おうとしたのかは不明のまま事件は幕引きとなり、後味の悪いものとなる。 |
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| 大内万右衛門 |
土屋左京の側用人。 山口天竜から毒薬を受け取ったところを平蔵に取り押さえられ、へなへなと失神してしまう。 |
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| 柴田忠左衛門 |
土屋左京の家老。 大内側用人が平蔵に取り押さえられてから三日後に役宅を訪れ、小判入りの菓子箱を持ってきたが、平蔵に冷たくあしらわれ、這々の体で引き上げて行った。 |
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| 茂兵衛 |
東向庵の主人。 佐嶋、酒井の依頼に応え快く見張り所として小座敷を提供した。 |
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| 駕籠寅 | 鎌倉横町の駕籠屋。 | |
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井坂宋仙 (いさかそうせん) |
今戸・称福寺近くの町医者。 山口天竜の従兄弟に当たる。 |
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| 相模屋 | 南小田原町一丁目の船宿。 | |
| 能登屋又七 | 京都・七条の西洞院(にしのとういん)の蝋燭問屋主人。 | |
| ふさ |
能登屋又七の内儀。 山口天竜と密通し、二人して主人を毒殺しようと企むが失敗して、天竜に捨てられた。 |
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| 万屋源兵衛 |
日本橋・室町二丁目の大きな茶問屋。 万屋への鶴吉の火付は小火で済み、お才が対面を守るため大金をまいて犯人が鶴吉であることを伏せてしまった。 お元からの連絡を受け、七十才を過ぎてようやく鶴吉と再会し、女房も気に入った源兵衛はお花を二人の養女にして万屋を継いで欲しいと願うようになる。 |
雨隠れの鶴吉 |
| お才 |
万屋源兵衛の女房で万屋の家付き娘。 その後、妹の子を養子にして病気がちだった源兵衛に断りもなく、お元と鶴吉を寮から追い出してしまう。 雨隠れの鶴吉が江戸に戻る五年前に病死した。 |
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| 庄次郎 |
お才の妹の子供。 お才が病死する二年前に病死している。 |
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| お花 | 庄次郎の一人娘。 | |
| おみつ |
万屋源兵衛が手をつけた女中。 雨隠れの鶴吉を産んだ翌年に原因不明の吐血で倒れ、そのまま死んでしまった。 |
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| お元 |
雨隠れの鶴吉の万屋での乳母。 江戸に出てきた鶴吉が新大橋・東詰めの葭簀張り(よしずばり)の茶店で亭主と働くお元に偶然出会った。 小梅村の寮で鶴吉の面倒を見ていた頃は三十をでたばかりで、何かと面倒を見ていた井関録之助と深い仲になったこともある。 |
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| 木槌屋与八 |
内神田・須田町一丁目の旅籠。 小ぎれいな旅籠で常連客も多い。 |
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| お篠 |
寺田又太郎の妻。 面倒をみてもらっていた弟・寺田金三郎の子を身籠もる。 |
いろおとこ |
| 小吉 | 寺田又太郎の長男。 | |
| 笹原喜十郎 | 麻布板倉片町に念流の道場を構える剣客。 | |
| 石川堂之助 | 入江町に屋敷を構えている五百石の旗本。 | |
| 鶴斎 |
石川堂之助の父。 平蔵の父・宣雄の親友で、旧長谷川邸が近い。 平蔵は今もその事を忘れず、交誼を続けている。 |
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| 森為之助 |
鶴やの前の主人。 平蔵が粂八に亭主になるよう計らった。 |
高杉道場・三羽烏 |
| 山鳥銀太夫 |
大阪の見世物芸人一座の頭。 粂八が少年の頃、綱渡りの芸を見せていた事がある。 |
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| 長沼伊織 |
下谷二長町に屋敷を構える五百石の旗本。 公儀の評判もよく、実直無類に御役目を務めていることから、平蔵は長沼又兵衛の一件を公にせず、別人として扱った。 |
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松浦源十郎元宣 (まつうらげんじゅうろうもとのぶ) |
神田佐久間町四丁目に一刀流の道場を構える剣客。 江戸の剣術道場でも屈指の人物で七十を越えた今でも二百余名の門人に稽古をつけている。 平蔵の紹介で、所帯をもった左馬之助が代稽古をつとめるようになった。 |
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念誉和尚 (ねんよおしょう) |
巣鴨の海厳山・徳善寺の和尚。 まだ六十歳になっていない。赤ら顔の大きな体の持ちぬしで胡麻塩の髯が胸までおよんでいる。 長沼又兵衛の一件で平蔵にお灸を据えられ人が違ったようにおとなしくなった。 |
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| お吉 |
念誉和尚の妾。 護国寺門前町で料理茶屋・蔦屋を経営する。 |
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| 領造 |
巣鴨町・下組(しもぐみ)に一戸を構えて妻子とともに暮らしている。 念誉和尚の秘書のようなことをしていて高利貸しの手代のような役目。 |
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| 木屋孫左衛門 |
日本橋・住吉町の竈河岸(へっついがし)にある文房具屋主人。 鶴やをひいきにしてくれていることから、粂八が役目を明かしている。 |
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| 恵比寿屋利兵衛 | 高砂町の菓子舗。 | |
| 玉屋弁蔵 | 鴻巣の旅籠主人。 | |
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松平中将重富 (まつだいらちゅうじょうしげとみ) |
越前福井三十万石の太守。 | |
| 物売りの婆さん |
関谷村からやってきて本所界隈を売って歩く。 肥えていて元気な老婆。 五郎蔵の家でも舟形の宗平がよく品物を買っている。 |
見張りの見張り |
| お直 |
長久保の佐助の古女房で佐太郎の母親。 若い頃は女賊で、佐助より六つ年上。 |
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| おみの | 杉谷の虎吉の一人娘。 | |
| 伊勢屋卯兵衛 |
本郷四丁目の紙問屋主人。 押し込みに殺される。 |
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| おはつ | 伊勢屋卯兵衛方で女中奉公していたが、押し込みに殺された。 | |
| 喜八 |
おはつの父親。 南品川の外れで八百屋をしている。 |
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| 竹村玄洞 |
浅草・橋場に住む町医者。 金貸し医者で評判。 |
密偵たちの宴 |
| 吉右衛門 | 竹村玄洞の家に住み、番頭のようなことをしている。 | |
| おさわ |
吉右衛門の女房。 五郎蔵達が探りを入れた後、急死する。 |
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| お長 |
吉野屋の女中で、竹村玄洞のお気に入り。 おさわが病死したため、後釜に据えた。 |
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| 越後屋弥右衛門 |
日本橋瀬戸物町の蝋燭問屋。 竹村玄洞の家は、昔越後屋の寮だったもの。 |
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| 宗次郎 |
総泉寺門前で煮売り屋をしている。 彦十と仲がよい。 |
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| 吉野屋仁兵衛 | 浅草・並木町の小間物問屋。 | |
| 伊勢屋四郎兵衛 |
下谷長者町の足袋問屋。 竹村玄洞宅の隣に寮がある。 |
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| 大崎重五郎 |
竹村玄洞の金蔵を護衛している浪人。 暴れる無頼者を打ち据えて番屋に突き出すなど、猪坂七兵衛ともども相当に腕が立つ。 五郎蔵らが奪った八百五十両を二階屋に置き去ると、その全額を竹村玄洞に届けた正直な人間。 |
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| 猪坂七兵衛 |
竹村玄洞の金蔵を護衛している浪人。 草間の貫蔵が押し込んだ際に奮戦するが斬死にしてしまう。 |
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| 谷八介 |
猪坂七兵衛の後釜に金蔵を護衛となった浪人。 五郎蔵らが玄洞宅に押し込んだ際に首筋の急所を打ち据えられて昏倒し、金蔵の合い鍵を奪われてしまう。 |
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| 浜屋伊四郎 |
竹村玄洞の筋向かいにある釣道具屋。 平蔵の父・宣雄が浜屋の釣り竿を好んでひいきにしていた。 竹村玄洞の見張り所として二階を提供した。 |
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| 与平 |
白髪で細面の品の良い顔立ち。 暮らしのために客をとる素人女を十人ほど抱え、女達のために親身になって商売をしている。 平蔵とか係わったため、おろくに金槌で脳天を砕かれ、さらに細引き縄で首を絞められて殺されてしまう。 |
二つの顔 |
| おみよ |
17歳。 三ノ輪町に住み、十五歳の妹、八歳の弟と労咳の父親の面倒をみている。 |
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| 留七 |
おみよの父親。 田原町の大兼に出ている大工だが、労咳で寝込んでしまっている。 |
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| 宮地栄五郎 | 昔、平蔵の本所屋敷の近く、永倉町の外れに屋敷があった旗本。 | |
| 富蔵 |
上唇が先天的に裂けている”兎唇(みつくち)”。 昔、渡り中間として宮地栄五郎の屋敷に奉公していたが、三十両をかっぱらって逃げたことがある。 平蔵が神崎の倉治郎を捕らえて二年後に雑司ヶ谷の鬼子母神境内で見かける。 |
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| お照 |
いろは茶屋・近江屋の芸妓。 辰蔵が夢中になっている。 |
白蝮 |
| お吉 | いろは茶屋・近江屋の芸妓。 | |
| 森磯右衛門 |
沢田小平次の師・松尾喜兵衛の旧友。 大名家の家臣であったが試合の遺恨がもとで騙し討ちに殺された。 |
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| 丁字屋彦三郎 |
鍜冶町御門外の五郎兵衛町にある小間物屋。 平蔵もかねてから白扇を買うために贔屓にしていた。 急ぎ盗きの賊に押し込まれ、主人のみ殺害されてしまう。 |
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| 善太郎 |
丁字屋彦三郎の手代。 店に押し込んだ賊が白扇を十本ほど持ち去るのを見ていた。 |
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| 松栄堂・藤屋治助 | 丁字屋彦三郎が注文を出している京都の店。 | |
| 平岩保太郎 |
旗本。 香玉堂に踏み込む際に捕方を入れさせてもらった。 |
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| おとき |
彦島の仙右衛門の女で二十八歳。 肥り肉(ふとりじじ)の、ぬけるように色白。 草加屋安兵衛の座敷女中をしている頃に仙右衛門と知り合う。 仙右衛門と眠りこけている所を伊三次に捕縛されるが、仙右衛門の正体を知らなかったため平蔵が釈放する。 |
二人女房 |
| お久 |
京・近江屋の茶汲み女。 彦島の仙右衛門の女だったが、存在を知ったお増の指図で殺害された。 |
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| 山口 |
加賀屋佐吉に高木軍兵衛の口を封じるために雇われた無頼浪人。 平蔵に捕縛される。 |
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| 大井 | ||
| 苅部清兵衛 | 保土ヶ谷本陣の主人。 | 熱海みやげの宝物 |
| 源四郎 |
日本橋石町三丁目の宿屋・扇屋の主人。 四年前に病死した。 |
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| お峰 |
源四郎の女房。 江戸でこの宿をよく利用していた馬蕗の利平治はお峰と深い仲。 |
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| お幸 |
お峰のひとり娘。 二代目の高窓の久兵衛こと久太郎と夫婦同然の暮らしをしている。 |
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| 留吉 |
深川入舟町の船宿・菊川の船頭。 富田達五郎に橋本屋殺害の証拠を消すため首を斬られて死ぬ。 |
殺しの波紋 |
| 井口清右衛門 | 本郷・菊坂台町に無外流の道場を構える剣客。 | |
| 佐久間達右衛門 | 大御番与力。 | |
| 富田文之進 | 御手先組与力。 | |
| 幸 | 火付盗賊改の与力・富田達五郎の一七歳になる一人娘。 | |
| 安西伊織 | 浅草元鳥越に屋敷を構える二千石の旗本。 | |
| 安西金之助 |
安西伊織の次男。 放蕩息子と評判が悪い。 |
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| 能勢豊太郎 | 向柳原に屋敷がある旗本。 | |
| 升屋新右衛門 | 武州・鴻巣宿の酒問屋。 | |
| 駿河屋専兵衛 | 麻布・板倉四丁目の蝋燭問屋。 | |
| 伊勢屋利吉 |
本所緑町の乾物卸商。 同業者の宴会の帰りに富田達五郎に襲われ斬殺される。 |
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| 彦太郎 |
伊勢屋利吉の手代。 伊勢屋利吉、駕籠かきの三人ともども富田達五郎に襲われ斬殺される。 |
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| 紀伊国屋伊助 |
不忍池・池之端仲町の煙管屋。 江戸、京、大坂の細工名人の品を扱う。 |
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| 今村文孝堂 | 不忍池・池之端仲町の文房具店。 | |
| お節 | 松永弥四郎の妻。 | 夜針の音松 |
| おうめ | 松永弥四郎の下女。 | |
| 相川彦右衛門 |
市ヶ谷薬王寺前町に住む五十石二人扶持の御家人。 松永弥四郎の悪い性癖をお節から聞き、平蔵に相談する。 |
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| お梅 |
小石川音羽九丁目の岡場所・伊勢屋の娼婦。 辰蔵のなじみ。 |
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| 太次郎 |
墨斗の孫八の父親。 孫八が七歳の時に病死する。その凄まじい苦悶が孫八の心に焼き付いている。 |
墨つぼの孫八 |
| 留吉 |
墨斗の孫八の兄。 太次郎が死んだ翌年に十一歳で病死する。 |
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| おきん |
墨斗の孫八の母親。 留吉が死んだ翌々年に心ノ臓の病で病死する。 |
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| 佐喜松 |
墨斗の孫八の弟。 九つで死ぬ。 |
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| 作兵衛 |
東海道岡部宿で豆腐屋をしている。 墨斗の孫八の頼みで年十両でお茂、由太郎の面倒を見ている。 |
|
| お茂 |
墨斗の孫八の女。 東海道岡部宿に由太郎と住んでいる。 |
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| 由太郎 | 墨斗の孫八の息子。 | |
| 万屋治兵衛 |
住吉町裏河岸に近い薬種舗。 墨斗の孫八が押し込んだ時、おまさが引き込みとして入っていた。 |
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| 長五郎 |
神田三河町二丁目に住む大工の棟梁。 大長の通り名。 娘のお幸が長谷川家に行儀見習いに来ていたことがあり、盆暮れには役宅に訪ねてきている。 |
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| お幸 | 長五郎の娘。 | |
| 目黒の松蔵 |
江戸の鋸鍛冶。 鋸の名工・会津若松の中島鍛冶の流れをくむ。 変人だが名人で通っている。 |
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| 喜右衛門 |
浅草元鳥越の大工の棟梁。 大喜の通り名。 |
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| 関根円蔵 | 上州高崎城下の紙問屋。 | |
| 堀切勝右衛門 |
日本橋通旅籠町で神仏具一式を商っている。 昔、墨斗の孫八が大喜で働いていたときに建てた屋敷のままであったため、押し込み先に目をつけていた。 |
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| 宮口伊織 |
先手組組頭で五百石の旗本。 噂によると大変な女道楽家で、裕福だった家も傾いている。 八幡宮門前で老爺の掏摸にやられたところを平蔵が目撃して、掏摸の後をつけた。 押し込みと関係があると睨んだ平蔵に、図面の写しを突きつけられて動揺するも、知らぬ存ぜぬを通して屋敷に逃げ込んだ。 自分がたらし込まれたとは気づかず、おきねを取り戻すために妻の実家の図面を盗賊の山田に渡し、更に分け前として百両をもらう事になっていたのが、捕縛後に露見し、家名断絶の上、切腹となった。 |
春雪 |
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幸 (ゆき) |
宮口伊織の妻。 富商・伊勢屋加右衛門の娘。 |
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| 伊勢屋加右衛門 |
幸の実家。 伊織の借金を肩代りし、娘を武家の養女にしてから奥方とさせた。 |
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| 助太郎 | 伊三次の店・鶴やの中でも腕の利いた船頭。 | |
| 栄寿軒・亀屋久右衛門 | 元飯田町中坂上の銘茶問屋主人。 | 一本眉 |
| 豊島屋市兵衛 |
打ち物問屋主人。 嘗め役とは知らず、茂の市の按摩を気に入っている。 |
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堀田摂津守正敦 (ほったせっつのかみまさあつ) |
火付盗賊改を管轄する若年寄の一人。 同心・高田万津之助の不始末を怒り、平蔵を謹慎とし、盗賊改メ解任をしようとした。 能楽が好きで、新しく作った翁の面の髯に使いたいと、家臣が野崎勘兵衛の白髯に眼をつけ三十両で買い取ろうとする。 |
あごひげ三十両 |
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佐藤喜内 (さとうきない) |
松浦源十郎元宣の門人。 五十歳をこえても剣術を楽しむ佐藤は温厚な性格で、左馬之助を「岸井先生」と慕っている。 |
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| 野崎勘兵衛 |
高杉道場の門人。 当時は百俵二人扶持で、妻子もあり、以前は普請方の下奉行を務めたこともある。 痩せて小さな躰をしていて、頭はすっかり禿げ上がっている。 深川・山本町の船宿で客をとっていた座敷女・お兼に溺れ、借金で首が回らなくなる。 その後、野崎家は取り潰しとなり、勘兵衛とお兼の姿も消え二十数年が過ぎた。 お兼の薬代のためにと、堀田家の家臣に髯を売ることにしたが、一本ずつ抜かれると知って抵抗しようとしたが、取り押さえられてしまう。 |
|
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便牽牛のお兼 (べんけんぎゅうのおかね) |
野崎勘兵衛といっしょに暮らしている女。 深川・山本町の船宿で客をとっていた座敷女。 |
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| 四木の房五郎 |
深川の無頼者。 お兼を使って、野崎勘兵衛から金をしぼりとった。 |
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| 為七 |
本所の四ッ目橋の百姓。 若い頃、かなり悪事をはたらいていた事があって、布目の半太郎と気が合い、半太郎が江戸に出てきた時は為七の物置小屋に住まわせている。 |
尻毛の長右衛門 |
| 橋本屋伊兵衛 |
本所吉田町二丁目の薬種問屋。 久栄が風邪を引いたため、平蔵が取り寄せた。 |
|
| 与兵衛 | 橋本屋伊兵衛の番頭。 | |
| 岩附屋新三郎 | 神田鍋町の茶問屋主人。 | |
| 次郎兵衛 | 滝野川村の百姓。 |
浮世の顔 |
| およし |
次郎兵衛の姪。 小川で躰を洗っていた所を佐々木典十郎に襲われ手込めにされてしまう。 |
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| 小野田武助 |
志摩鳥羽三万石・稲垣信濃守家臣。 十年前に藩命を受け国許に帰っていた。 佐々木金右衛門とは碁敵として親しくしていた。 |
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| 坂口房之介 |
稲垣信濃守家臣。 喧嘩口論の末、同藩の佐々木金右衛門を殺害して脱藩する。 この一件の後、麻布ねずみ坂で若い女房をさらって手込めにしようとしていた所を平蔵に見咎められる。 |
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| 佐々木金右衛門 |
稲垣信濃守家臣。 去年の十一月に同藩の坂口房之介と喧嘩口論となり路上で殺害された。 |
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| 佐々木典十郎 |
稲垣信濃守家臣。 村の娘が小川で汗を流している所を襲い手込めにした。 懐中には小野田武助が平蔵に宛てた手紙を持っていた。 |
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| 伊三郎 |
巣鴨・枡形横丁の御用聞き。 変死した佐々木典十郎の取り調べにあたり平蔵に協力した。 |
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| 釜屋六兵衛 |
深川の上大島町の釘鉄銅物問屋。 神取の為右衛門に狙われ、引き込み役が入っていた。 |
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| 伊勢屋太七 |
浅草駒形町の小物問屋。 神取の為右衛門一味に襲われたが、迷宮入りしていた事件。 |
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| 西川弁四郎 |
築地・鉄砲洲の袋物問屋。 神取の為右衛門一味に襲われたが、迷宮入りしていた事件。 |
|
| 長崎屋新左衛門 |
下谷・長者町の薬種問屋。 神取の為右衛門が釜屋六兵衛宅の前に狙いを付けていたが、藪塚の権太郎と三沢の磯七が姿を消したため、危険を感じて諦めていた。 |
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| 三浦主膳 |
麻布・永坂に屋敷がある旗本。 平蔵とは旧知の間柄。 |
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八木勘左衛門 (やぎかんざえもん) |
麻布・狸穴に住む五十石取りの御家人。 色が黒く、痩せていて鴉のように口が突き出ている事から鴉の勘左と呼ばれている。 将軍に目通りできぬ微禄の者だが、二人きりであれば家柄の違う平蔵に対しても昔のままの剣友として接してくれるため、平蔵としてもたまらなく嬉しい存在。 体調を崩していたため、平蔵が見舞いに行こうとしていた。 |
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| 宇之松 | 麻布六本木の御用聞き。 |