┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2001/02/15 ━━
□■□ メルマガマーケティング最前線
■◇■ 『成功の裏側を探る!』
□■□ 【第3号】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ◆━◇ 今回のご出演メルマガ ◇━◆
┃
┃ 〜 JAPAN ECONOMIC REPORT 〜
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞
●○● メルマガデータ ●○●
▼ タイトル: 「JAPAN ECONOMIC REPORT」(JEREP)
▼ 発行者:朱雀 龍玄 (すざく りゅうげん) 氏
▼ 創刊号発行年月:98年2月
▼ 配信頻度:週3回程度
▼ 配信数合計:約34000部 (2001年2月現在)
▼ ランキング
まぐまぐ:43位(2001年2月4日から1週間)
▼ 関連Web:http://www.jerep.com経済初心者をターゲットに、理論ではなかなか学べない日本経済の
現状や見通しを分かりやすく説明。経済の最前線で仕事に従事する
朱雀さんが読者の意見、質問を取り入れながらメルマガを制作して
ゆく。98年の2月創刊から3年後の現在、通巻430号を超えた。詳し
い用語解説付き。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「JAPAN ECONOMIC REPORT」の発行者、
朱雀 龍玄 さんへのインタビュー■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□では最初に朱雀(すざく)さんがJEREPを発行しようと思われた
□きっかけや目的等についてお教えください。以前より自ら情報を発信するツールを持ちたい考えていたのですが、
紙媒体ではコスト的な問題により実現が困難というのが実状でした。
そんな中、即時性、コストパフォーマンス等に優れたメールマガジ
ンという媒体を知り、JEREPを発行するに至りました。経済のジャンルとしたのは、当時、同ジャンルのメールマガジンが
殆ど無かった事、私自身も同ジャンルのメールマガジンがあれば良
いのにと思っていた事、そして、経済の最前線に触れる職に就いて
おり、読者に生きた情報を伝えられると思った事などによります。□これまで順調に発行部数を伸ばしてこられてますが、JEREPの読
□者層はいかがでしょう。30代読者層が中心で、次いて20代、40代となります。
JEREPでは、経済に関する事を初心者にも分かりやすく伝えている
ことと継続して発行してきたことが、多くの読者を獲得できた理由
です。□読者からの感想や意見も積極的に収集されていらっしゃいますが、
□困った質問や意見はこれまでありませんでしたか。難しい質問もよく寄せられてきますが、読者の質問・意見をいただ
ける事が何よりなので、できる限り回答をしています。但し、私の時間的な都合で、読者からの質問・意見全てに答えられ
ない事があり、非常に申し訳なく思っています。□他の時事問題を扱うメルマガでは、内容における反抗の意思とし
□て読者がスパムメールやウィルスを送ってきたりすることがあっ
□たと聞いたことがありますが、JEREPではそのようなことはありま
□せんでしたか。幣誌の記事は、過激な発言は殆ど無く、どちらかと言うと世論やエ
コノミストのコンセンサスに近い、或いは、普遍的な見解を述べる
ので、反論も少なく、スパムメール等が来る事はありません(逆に
書き手としてはもの足りない部分もありますが)。□ひとつのメルマガ作成にはどのくらいの時間をかけられますか。
□また記事執筆においてJEREPの視点は?内容にもよりますが、平均的には記事執筆に20分程度、配信作業に
10分程度です。できるだけ経済・金融の現場に近い視点から記事を執筆する事を心
掛けています。また、注目されているエリア等があれば、積極的に
足を運び、生きた情報を読者に伝えています。□JEREPでは、ヘッダーとフッターの位置に家庭教師や株関連等の
□テキスト広告が掲載されていますね。広告の数としてはそれほど
□多くない(1配信あたり1〜2個)ようにお見受けしますが、最
□近1ヶ月のメルマガからの広告収入はどのくらいになるのでしょ
□う。1ヶ月間のメルマガからの収入は約20万円ですが、ほとんどが配信
部数課金型からの広告収入のものです。クリック保証型広告からの
収入はありません。□朱雀さんにとって、メルマガを発行するメリットは・・・。
メルマガを発行する事で、様々な方とお知り合いになったり、お会
いしたりできた事が一番のメリットです。先程、情報発信ツールという言葉を使いましたが、私にとっては同
時に情報受信ツールでもあります。メルマガを発行する事で、様々な方から情報をいただいたり、お知
り合いになったり、お会いする事ができたのですが、これらの事が
一番のメリットと考えています。こうして藤田さんとお知り合いになれたのも、メルマガを発行して
いたからですしね(笑)。□朱雀さんが日本のメルマガ文化について感じていることは。
日本のメルマガ文化の発展は、ブロードバンドの実現が遅れた事に
よる良い意味での弊害(?)。逆に言うと、ブロードバンド(インターネットの高速化)が実現され
たら、この文化も収縮し、多数氾濫しているメルマガも淘汰されて
くリスクもあるでしょう。けれども新聞が大衆に根付いているように、やはり文字媒体は不滅。
ですから、上記リスクを意識しつつも、メルマガ発行者が記事の質
の向上に切磋琢磨していけば、ますます発展していくのではないで
しょうか。現在のところJEREPでは、特に派手な目標や計画といったものはあ
りませんが、引き続き、コツコツと、そして出来る限り高い質の記
事を書いてゆきながら、できるだけ多くの読者の方と交流ができれ
ばと思います。―――――◇――――――――――――――――――◇―――――
〜 朱雀 龍玄(筆名) さん プロフィール 〜
93年株式会社ドリームジャーニー設立。代表取締役就任。
95年東京大学卒業後、大手企業に勤務し、資金調達・運用業務を担
当。◆趣味:JEREPを書く事、起業家を支援する事、ヨットに乗る事等。
◆家族:妻1人、子2人(4月予定)。28歳。〜 朱雀 龍玄 さんの愛読メルマガ 〜
●湘南BLUE
●ごまめの歯ぎしり
●あさお慶一郎国政レポート政治系が2誌あるのは、私が政治の話に疎いのと、自ら発行の仕方
を教えに行き発刊していただいたメールマガジンであるため。━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞
《メルマガ最前線発行人のコメント》
ブロードバンド時代が到来し、常時接続があたりまえの環境になっ
た時に、メルマガ文化にどのような変化があるのかを考えてみるの
はおもしろい。朱雀さんの言うように、記事の質の向上に切磋琢磨してゆかなけれ
ば、自由発行のメルマガであっても誰にも読まれず淘汰される時代
に移ってゆくのかもしれない。【読者のメルマガ購読行動原理からの視点】
現在、ユーザーが欲しい情報のメルマガを登録、あるいは購読を継
続する行動原理として、1…オフ状態で情報を読むことで、接続料金を節約したい
2…自動的に情報を受信することで情報のチェック忘れを防止したい
3…発行者(または内容)の根強いファンであり購読しないではい
られないなどがあるだろう。
1の購読メリットは、通信環境の変化により薄れる可能性がある。
2は、競合の出現によって読者の中での価値が変動することも。発行者としてねらいたいのは3である。読者の心をとらえているた
め代替がきかず、読者の流動性が低い。それをねらうには、高いロ
イヤリティーを勝ち取ってゆく必要がある。常に興味を失わせない
ための策を模索してゆかなければならない。競合メルマガを意識す
る必要もあるだろう。メルマガ戦術も時や状況によって変化しつづけてゆく。発行者はそ
れに対応してゆけるだけの頭脳や情報収集力、判断力がなければ、
生み出されるものは情報の渦の中で藻屑と化す宿命にある。(自戒
をこめて)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━