┏━━ 2001/09/27 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□  メ ル マ ガ マ ー ケ テ ィ ン グ 最 前 線
■◇■     『 成 功 の 裏 側 を 探 る ! 』
□■□ 【効果的メルマガ活用のノウハウ、秘訣はここから学ぶ】
 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.21 ━
 ┃     ◆━◇ 今回のご出演メルマガ ◇━◆
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 ┃       〜 ビジネス誌斜め読み 〜
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        ●○● メルマガデータ ●○●

▼ タイトル     :「ビジネス誌斜め読み」
▼ 発行者      :平 誠 氏
▼ 創刊号発行年月  :1999年10月
▼ 配信頻度     :月・水・金の週3回
▼ 配信数合計    :7281人(2001年9月17日現在)
▼ 関連ウェブ    :「SOCIERAT」
      http://homepage1.nifty.com/socierat/

 

ビジネス誌の記事をピックアップし論評をお届け。独自取材による
記事もあり。多忙なビジネスマンが知っておきたい情報を伝えてく
れる。

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■「ビジネス誌斜め読み」の発行者、
              平 誠 さんへのインタビュー■
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□平さんは「ビジネス誌斜め読み」以外に姉妹版のメルマガ「気に
□なる数字」発行と@niftyでマーケティングフォーラムの運営もさ
□れていらっしゃいますね。ネット上で活発にご活躍されていらっ
□しゃいますが、ご多忙の中、平さんをこのような活動へと駆り立
□てるものは何なのでしょう。

メンバーや読者の支援です。< @nifty /マーケティングフォーラム>
http://www.nifty.ne.jp/forum/fmktg/ にしろメルマガにしろ、最
初は「ないなら自分でつくってしまえ!始めてしまえ!」というと
ころからスタートしているのですが、ある程度やっていくと、「お
もしろかったよ」とか「役に立ったよ」というメールをいただくよ
うになります。

するとさらに良いものにしようと思い、もっと頑張ってしまうので
すね。『ビジネス誌斜め読み』の創刊号で「おだてるとホイホイ木
に上ってしまうタイプですので、上手におだてておいてくださると、
ますますがんばってしまうと思います」と申し上げたのですが、お
だて上手が周りにいたことが、続けてこられた原動力になっている
と思いますね。

『ビジネス誌斜め読み』の場合ですと、ある読者から「『ビジなな』
おもしろいですね」というメールをいただいたのです。これで行け
るなと思いましたね。この辺の話は第8号(1999.10.25)で報告してい
ますから、そちらをご覧いただけると嬉しいです。

□メルマガ発行とフォーラム運営における共通点と異なる点につい
□て、平さんが感じられていることをお話しいただけますか。

まず異なる点から。

メルマガは広告モデルでやっていますので、メール版やバックナン
バーを公開しているweb版についている広告を如何に見てもらうか
を念頭に置いていますが、< @nifty /マーケティングフォーラム>
の方は現在広告を入れていませんから、それを考えなくて良いのは
大きな違いですね。

元々は広告なしでもいいと思っていたのです。しかし、始めてみる
と資料代の負担は大きいです。一部でもそれを補えるようにしてお
かないと、発行し続けられなくなります。そんなことになっては大
変なので広告の掲載を始めました。

お陰で資料代の半分程度は広告料で賄えるようになっています。目
論見としては、週1回ひとりが1クリックしてくれれば十分賄える
としていたのですが、現実は甘くないです。勤務先で購読して下さ
っている方が多いもので、業務に関係しない企業のサイトを覗いて
いると不味いってところもあるんでしょうね。おまけに最近はアク
ション報酬型広告が増えていますからね。

共通の点は、コミュニケーションです。この情報は○○さんの役に
立ちそうだなとか、この話はXXさんならどう思うだろうなといっ
たことを考えながら対応しないとうまく行かないという点です。

かつてパソコンに向かっている時間がちょっと長いだけで「オタク」
などと呼ばれましたよね。そこには対人関係能力に難がある変な連
中、というような白眼視する雰囲気がついてまわっていましたけれ
ども、実は正反対だと思うんです。

パソコン通信にしろインターネットにしろ対人関係能力がないと使
いこなせないんです。対人関係能力に難のある人々がネットを使う
から問題が起るのであって、ネットワーカーの人格に歪みがあるわ
けではないのです。

そこのところを見誤った論を展開する人が多いのが困りものですね。
で、ネットを上手に使うためには、リアルな世界よりも少しだけス
トライクゾーンを大き目にしておくことだと思います。

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「ビジネス誌斜め読み」
             〜 IT革命で喪うもの 〜 からの引用
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ネットバブルの崩壊とともにその検証作業が始められています。

中には、そんなことも考えずにビジネスしていたのかとびっくりさ
せられるような反省の弁を述べているベンチャー経営者や、「IT
は社会革命なんだ」と主張していた学者先生の言葉が紹介されたり
していますね。ちゃんと考えていればそんなことやる前からわかっ
ていたはずなのに・・・。

それはともかく、『現代』(2001年3月号) に掲載された「IT革
命で喪うもの」という河合隼雄(かわい・はやお)さんと柳田邦男さ
んの対談がおもしろいです。

「科学技術のすごさは、誰かが天才的な発明や発見
をすると、その利益があっという間に人類共通の財産
になることです。インターネットの原理なんかわから
なくても、ボタンを押せば誰もが使える。ところが、
こころとか精神とかについては、天才の発言がすべて
の人に理解されるということは絶対にない。各人の努
力なしには不可能ですよね。ところが、そうした努力
はついついサホリがちになる。ですから、これからは
科学技術と人間の精神との間のアンバランスにみんな
が悩み苦しむんじゃないでしょうか。」

これは河合さんの発言なのですが、その通りだなと思います。

たとえば、パソコン通信は近所の空き地に集まって草野球を楽し
んでいるというようなノリがありましたけれども、 webにはひとり
で壁に向かってキャッチボールをしているような趣がありますね。

web の方が新しいんだから進歩しているかのような印象を持たれて
いる人もいるようですが、そんなことはなくてかえって人間関係を
希薄にしているように思います。それを補うために掲示板やメーリ
ングリストが考え出されてきたのだと思いますが、それは人間の生
理的な欲求だったのではないでしょうか。その欲求がさらに高まっ
たとき、オフラインミーティングにつながるのでありましょう。

それでも心とか精神とかは完全に理解することは不可能です。不
可能を可能にというアプローチもありますが、私は心とか精神の問
題に関しては不可能をありのまま受け入れることも必要なのではな
いかと思っています。むしろ、不可能であることを承知した上で、
相手を理解しようと努める姿勢を持ち続けることが大切なのではな
いでしょうか。

このことは本当にネットを活用するためには相当高いレベルの対
人関係能力が必要なことを意味しています。コンピュータの操作を
いくら教えても「IT革命」なんて起るわけがないのです。心や精
神の問題を置き去りにしていて革命なんて起るわけがないのです。
というのは、人々の心や精神のありようの変化が革命の原動力だか
らです。心や精神の変化を伝える道具としてみた場合、IT(情報
通信技術) はとても優れています。大きな変化が短時間のうちに伝
播するのではないかという可能性は指摘できるでしょう。

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□「ビジネス誌斜め読み」のコンテンツ作成の前には、多くの読書
□時間が必要かと思いますが、週に何時間ほど読書にあてられてい
□らっしゃるのでしょうか。

勘定したことはありませんが、ビジネス誌・ニュース誌の発売が集
中する月曜日は1日潰れますね。タイトルは「斜め読み」ですが、
私の方はそうも行かなくて、ある程度読込みますから。月曜日の号
を配信した後はぐったりしています。

しかし、配信されるとただちに感想や意見や、時にはお叱りのメー
ルが届きますので、それらを励みに次の号の編集に取掛かるといっ
たところです。

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SOCIERAT
http://homepage1.nifty.com/socierat/
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《メルマガ最前線発行人のコメント》

【メルマガ発行におけるコミュニケーション能力】

長くメルマガを発行していれば、読者がどんな内容に反応するのか、
興味をもってくれるのかといったことがなんとなくわかるようにな
る。

自分が読み手である場合にも、関心のある分野についての論考がわ
かりやすく展開されていれば得をした気分になれる。

けれども読者の興味、関心というものは非常に早く変化してゆくた
め、同じことを伝えるにしても今言うのと3ヶ月先に言うのとでは、
効果は異なる。読者の感じる情報の価値は遅くなるほどトーンダウ
ンする。今どんな人が何に興味をもっているのかを推察、鋭いセン
サー機能をいつも稼動させておくことは重要だ。情報の「旬」は短
い。

その微妙な変化を感じ取り、常に有益な情報を提供し続けるために
は平さんの言うコミュニケーション能力が必要なのだ。それに気づ
かないと一方的に“自己満足でしゃべり続ける”ことになり、開封
されずに読者との距離はさらに遠くなる。読者もひまを持て余して
はいない。

このように一度関心を失わさせてしまうようなことがあると、修復
するのはとても困難だったりする。読者は発行者の思考レベルを敏
感に嗅ぎ分ける。これは現実世界の対人関係においても同じことが
いえるかもしれない。

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