┏━━ 2001/04/26 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□ メ ル マ ガ マ ー ケ テ ィ ン グ 最 前 線
■◇■ 『 成 功 の 裏 側 を 探 る ! 』
□■□ 【効果的メルマガ活用のノウハウ、秘訣はここから学ぶ】
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┃ ◆━◇ 今回のご出演メルマガ ◇━◆
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┃ 〜 「私はこう見る」コンサルタント生の本音情報 〜
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●○● メルマガデータ ●○●
▼ タイトル :「私はこう見る」コンサルタント生の本音情報
▼ 発行者 :森 行生 氏
▼ 創刊号発行年月 :1998年10月
▼ 配信頻度 :隔週
▼ 配信数合計 :17,301部 (2001年4月現在)
▼ ランキング
まぐまぐ :185位(2001年04月15日から1週間)
▼ 関連ウェブ :株式会社シストラットコーポレーション
http://www.systrat.co.jp/第一線のコンサルタントが、普段ではなかなか知ることの機会のな
いさまざまなビジネスの裏側について解説。ユニークな視点であり
ながらもスンナリと頭の中に入って理解しやすい文章は、読者の知
的興味を駆り立てる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「私はこう見る」コンサルタント生の本音情報の発行者、
森 行生 さんへのインタビュー■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□森さんは、コンサルティング会社、株式会社シストラットコーポ
□レーションの代表取締役をされながら、メルマガを発行されてい
□ます。広告は掲載されていらっしゃいませんが、メルマガ発行の
□目的の第1はご自身のビジネスへのプロモーションツールと理解
□してよろしいでしょうか。メルマガ発行は完全な趣味です (笑)
目的の第2は私の文章の練習。
これはインターネットに新たに参入された方々にはご理解頂けにく
いのですが(ネッ トで企業が活動しているのはすべてビジネスだ
と思っている方が多いので)。趣味でなければ、企業の実名を上げてあれだけ批判できないですも
の (^^;ビジネスとして考えると、怖くて怖くて (笑)趣味という発想は私のネット歴をご理解いただくとお分かりになる
かもしれません。ネットを始めたのは10年前。パソコン通信でした。
しかも、niftyではなく草の根ネットが最初というヲタクです。ま
だまだネット人口が100万人と言われていた頃です。広告を掲載していないのは、コンサルタントである以上、あらゆる
企業とは対等な距離を保ちたいという配慮からです。広告を受けて
しまうと、特定企業との繋がりがマイナスイメージとなってしまう
との判断をしています。この点については、2000年7月15日の記事
でも触れています(記事の最後のパート)。余談ですが、時々、「森さんのメルマガに広告を掲載しませんか」
というお誘いの メールを頂きます。そのこと自体は嬉しいのです
が、私のメルマガでは純粋にお友達ベースでの掲載を除いて、広告
を掲載しない方針でいます。コンサルタントとして様々な企業と同
じ距離でおつきあいしているので、特定企業とのつながったイメー
ジはマイナスに働くからです。□メルマガ発行は趣味とのことですが、私はインターネットの特性
□である「情報共有」と企業運営のために「利益を追求」する活動
□のあいだに、ときに整合性がないように感じられることもありま
□す。企業(個人も)が長年培ったノウハウや情報という知的資産
□は、重要な経営資源であるとともに、戦略上での武器でもあり、
□それらは通常「公開」したくないものです。□こう言ってしまうとメルマガマーケティング最前線自体も矛盾を
□かかえることになりますが、森さんが無料で不特定多数に情報提
□供することについてのお考えをお聞かせください。ノウハウの公開ということですが、本業に支障が出るほどのノウハ
ウは公開していません。同業者を含めた他の方の目にはどう映って
いるのかは分かりませんが、「これくらいは全然OK」というレベル
だと私は理解しています。10年前も現在のインターネットと同じく、情報を提供する者が10%、
受けるだけの人が90%という構図でした。そして、その10%はお金の
ためでもなくボランティアが活動動機でした。というとカッコイイですが、お金なんか誰も払おうとしなかったの
で、お金を目的に「できなかった」し、情報提供者の多くは「オレ
は偉いんだぞ」的な自己満足 が背景にあったんですが (笑)一部、その構図に嫌気がさして、小グループで対等な情報交換をす
るという動きもありました。私もそんなグループに2つ入っていた
こともあります。従って、私のネットに対する価値観には「ビジネ
ス」という視点はなく、純粋に「個人の趣味の場」でした。一方、冷静に見てインターネットがビジネスにならないという視点
もありました。私がメルマガを始めた1988年10月の段階では既にネッ
ト通販第1次ブームが失敗に終わったことからもそれを確信してい
ました。従って、平たく言えば「メルマガで商売なんてできるハズ
ないじゃん」というのが私の当時の感覚でした。それでは、なぜ始めたのか。
本業の報告書はクライアントとの契約に基づくデータとマーケティ
ング理論、そしてそれを分かりやすく伝えるためのケーススタディ
で構成されています。ただ、最後のケーススタディはせいぜい数行
の簡単な記述が随所にあるだけです。そのケーススタディは常にアンテナを張って情報収集して集めたも
のですが、その程度にしか使われないまま、時代が古くなると捨て
ていたものでした。そんなストックがたくさんあって、もったいな
いから何か有効活用できないか、と考えてできたのがメルマガ(最
初はweb上のコラム)だったんです。だから、日経新聞でこぼれた業界の話題をもったいないからまとめ
て廃棄利用してできた日経流通新聞や日経産業新聞のように、私も
本業での利用を目的としていた情報の廃棄利用でできたのがメルマ
ガという訳です。文章の練習という点ですが、本業では文章を書くことは滅多にあり
ません。概念図とグラフそして簡潔にまとめたコメント程度です。
従って、私にとって新たな表現形態として文章力を磨きたかったと
いうのがもうひとつの理由です。事実、バックナンバーをさかのぼって最初の5つくらいの記事の文
書は読めたものではありません (笑)メルマガを続けることによっ
て、現在の自分のスタイルができあがったのはそれを見ても明確で
す。□読者層はいかがでしょうか。
読者層については、メルマガのブーム前から始めたこともあって、
インターネットのユーザー構造とかなり近いです。30代ビジネスマ
ンが中心で職種は技術者。主婦や学生OLさんもいますが、比率は低
いです。女性比率は25%くらい。他のメルマガと違うとすれば、同業者が比較的多いということです
が、絶対数が圧倒的に少ないので、「読者層の特徴」というほどで
はありません。それよりも、1つ1つの記事が長いので、それに耐えられる人が多
いのが最大の特徴 です (笑)実際、初めてから1年くらいは「長す
ぎる。短くするか記事を分割して欲しい」という声が時々あったの
ですが、最近は短く細切れにすると逆に苦情が入ります。「短すぎて消化不良になる。いつものように深堀りして欲しい」
という要望です (^^;長すぎてイヤだという方は他のメルマガに流れているようです。
実際、購読を止めた人の理由の多くは「長いから」ということです
し、始めた頃はマーケティング関連メルマガが7誌しかなかったも
のが、現在は95誌もあります(まぐまぐの「マーケティング」分類
での数)から、選択肢に困らなくなったということが背景にありま
す。□記事執筆において森さんの視点というものがあれば、お教えくだ
□さい。あくまでも『初心者向け』という姿勢は崩していません。そして、
“初心者だから簡潔に分かりやすく”ではなく、“初心者だからか
ゆいところに手が届くまで徹底的に解説する”というスタンスです。
記事が長くなるのはそのせいです。また、記事では『オチ』も意識しています。これはエンターテイメ
ント要素が必要だからです。最後に、1つの記事で100人の読者を一辺に満足させられないので、
『1/3の読者が面白い』と思うものを書いています。それを3回繰
り返せば100人に面白いと思ってもらえる。□メルマガ関連の質問とは離れますが、森さんがご自身の会社の社
□員教育において、注力していること、望んでいることはどんなこ
□とでしょう。仮説能力の向上です。
つまり、人の心をどれだけ読めるか。別な言い方をすれば、人の気
持ちにどれだけなれるかを最重要項目として教育しています。テク
ニック的なことはいつでも教えられますし、難しいことではありま
せん。元々、仮説能力(ニュートラルなものの見方)ができそうな
人材を集めています。また、そのために、1カ月に1日、出勤拒否の日を設けています。
この日は出勤厳禁。「遊んでこい」と。その代わり会社から補助を
出すので、何に使ってもOK。ただ、税務署の関係があるので簡単で
よいのでレポートを出しなさい、というシステムです。業務に没頭するとオフィスに閉じこもりがちになり、生活者とかけ
離れてしまうのを防ぐためです。―――――◇――――――――――――――――――◇―――――
〜 森 行生 さん プロフィール 〜
◆職業 : 快刀乱麻の切れ味で、「もやもや」を「すっきり」させ
るプロフェッショナル(パーミション・マーケティングの阪本啓一
さんの言葉が気に入っています)。◆趣味 : 仕事とメルマガ発行
◆座右の銘 : 万物皆是我師也
〜 森 行生 さんの愛読メルマガ 〜
●電脳市場本舗 〜Marketing Surfin' 2001 〜(まぐまぐID:0000000813)
●新米女将のひとり言(まぐまぐID:0000018751)
●女性が社会や消費を変える(まぐまぐID:0000040007)【おまけ】
●経営戦略考(まぐまぐID:0000018894)
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《メルマガ最前線発行人のコメント》
【「仮説能力を向上」させるために重要なこと】
社員教育に関する質問は私の個人的な興味で質問させていただいた
のだが、メルマガでも何でも人に何かを提示するには「仮説能力」
というものが、非常に重要な要素となる。私は昨年からJNEWS(http://www.jnews.com/)というメールニュース
の記事を執筆している。そこの代表取締役の井指さんは、私の師匠
とでもいうべきお方で、最初の頃は懇切ていねいに記事執筆におけ
るノウハウについてお教えいただいた。それらを「井指さん語録」
として大切にまとめてあるのだが、その秘訣の中からひとつだけ下
記に取り出してみた。> 極端なことを言ってしまえば、「ビジネスセンスを磨くこと」だ
> と思います。アナリストというのは、他人のビジネスに対して生
> 意気な批評をするのが商売ですが、批評された側が「それじゃぁ、
> お前ならどうやるんだ」って反論されたときに、理路整然とその
> ビジネスプランを再構築できるような潜在的なビジネスセンスが
> 必要なのでしょうね。> そういう、ビジネス的なバックボーンがレポートの中に、無意識
> のうちに表現されて、読者にも伝わるのではないかと思いますよ。上記の井指さんのコメントと森さんが社員教育の最重要項目として
あげられている「仮説能力の向上」には共通するものがある。顧客
や読者に“どのようにしたら成功するのか”という方向性を明確に
提示するためには、日常生活においても人の心が読め且つビジネス
センスを研ぎ澄ます努力をおろそかにしては、質の高い要求に応え
てゆけない。最近私事に追われ、人との交流が途絶えがちな筆者は「これではい
けない」と反省を促されるのであった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「私はこう見る」コンサルタント生の本音情報
http://www.systrat.co.jp/
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