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第2回 ボタンを作る
この記事が対象とする製品・バージョン (バージョンの確認方法)
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今回はWindows(ウィンドウズ)でのプログラムによく出てくるボタンを作ってみます。
これが今回解説するボタンです。よく見かけますよね。ボタン作りを通してVBでのプログラミングの基本的な方法を説明します。
| 概要 ・ボタンを作って使う方法。 ・Visual Basicの表示設定。 |
1.準備
では、前回の手順を復習しながら新規プロジェクト(第1回の説明を参照)を作成してみましょう。プロジェクトとは1つにまとまったプログラムのことでしたね。
新規プロジェクトを作成するには、VBの起動直後の画面で「新しいプロジェクト」をクリックするのでした。VB2005の画像を参考に載せておきますが、VB.NET2002とVB.NET2002で も少し画面が違いますがだいたい同じです。

■画像1:新しいプロジェクトを作成する
次に表示されるダイアログ(ウィンドウのこと) ではWindowsアプリケーションを選択して、適当なプロジェクト名をつけて[OK]ボタンをクリックするのでした。今回はプロジェクト名は特に関係ないので自由につけてください。これからも特に説明のない限りプロジェクト名は自由な名前で結構です。ただし、半角英数で名前をつけることをお勧めします。
ここもVB2005の画像を載せておきますが、VB.NET2002、VB.NET2003でも大体同じです。

■画像3:VB2005のプロジェクトの種類選択画面
設定によっては以下のような画面が表示される場合もあります。

■画像4:VB2005のプロジェクトの種類選択画面
これで新しいプロジェクトは作成されます。
| 参考 画面設定を最初の状態に戻す方法 VBでは設定によって画面をいろいろと変えられるのでここで掲載している画面とあなたの画面は異なるかもしれません。またよく知らないで画面の設定をいじると元に戻す方法がわからな くなったりします。マイクロソフトもこの問題を認識しているらしく、簡単に画面を最初の設定に戻す方法が提供されています。 VB2005 Express Editionでは、[ウィンドウ]メニューの[ウィンドウ レイアウトのリセット]をクリックすだけで画面を最初の状態に戻すことができます。 その他のVBを使用している場合はオプション画面を使用します。ここではVB.NET2002、VB.NET2003の画面で説明しますがVS2005も少し画面 が違うだけで同様の方法で画面を最初の設定に戻すことができます。 [ツール]メニューの[オプション]をクリックしてください。そうすると下のような画面になります。
■画像5:VB.NET2003のオプションダイアログ この画面で[ウィンドウ レイアウトのリセット]というボタンをクリックして[OK]を押すと画面は最初の設定に戻ります。 |
2.ツールボックス
それでは、ボタンを使ったプログラムを作成してみましょう。ボタンを貼り付けるには、次の2つの手順が必要です。
1.「ツールボックス」でボタンを選択する。
2.フォームの貼り付けたい位置をマウスでなぞるという
はじめですから丁寧に解説していきます。
それではツールボックスからボタンを選択する方法を説明しましょう。
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| ■画像6 | ■画像7 |
上の画像で印のついているところをクリックしてください。そうすると下の画面になります。

■画像8

■画像9
これがツールボックスなのですがこの状態ではいろいろ使いにくいので、さらに下の画像で示してあるクリップのアイコンをクリックしてください。
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| ■画像10 | ■画像11 |
ここをクリックすると下の画像の画面になります。

■画像12

■画像13
これで準備完了です。元の状態に戻すには再びクリップボタンをクリックして10秒くらいまっていれば自動で戻ります。なお、VB.NET2002、VB3NET2003では上の画像で印のついている矢印をクリックするとツールボックスがスクロールして下のほうも見えるようになります。
ツールボックスにはコントロールが並んでいます。コントロールとは今回作ろうとしているボタンや文字を入力するテキストボックス、画像を表示するピクチャーボックス、スクロールバーなど画面を作る元になる部品のことです。
コントロールにはいろいろは種類があるのでカテゴリーごとに分類されています。この分類はVBのバージョンによって少し違いますが名前が違う程度で大きな違いはありません。VB2005では通常は「コモン コントロール」というカテゴリーを使用する機会が多いでしょう。

■画像14
ツールボックス上ではカテゴリをクリックすることで開いたり閉じたりできます。
ここではコモン コントロール(VB.NET2002, VB.NET2003ではWindows フォーム)に分類されている代表的なコントロールの名称を示しておきましょう。
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| ■画像15 | ■画像16 |
今回はボタンを作るのですからボタンをクリックしてください。「Button」と書いてあります。
3.ボタンの配置
ツールボックスでボタンをクリックしたらそのままマウスでフォームのボタンを貼り付けたい位置をなぞって(ドラッグして)ください。あなたがなぞった位置になぞった大きさのボタンができます。
この作業も画像つきで説明したいのですがどうも画像を撮るのが難しくて・・・・。わかりますよね?マウスでフォームをドラッグすればいいのですよ。
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| ■画像17 | ■画像18 |
上の画像のようになりましたか?これでボタン配置作業は完了です。
この状態でプログラムを実行してみましょう。前回出てきた実行ボタンをクリックしてください。
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| ■画像19 | ■画像20 |
実行すると確かにボタンがひとつあるフォームが表示されるでしょう。でもボタンをクリックしても何もおきませんね・・・・・。1行もプログラムしていないからしかたありません。
4.ボタンのプログラム
ではせっかくですからボタンに何かプログラムしてみましょう。ボタンにプログラムするにはデザイン画面に戻って配置したボタンをダブルクリックしてください。(ツールボックスのボタンじゃないですよ)
ボタンをダブルクリックするとコード編集画面に切り替わりますね。すでに何行かプログラムされているはずですがそれらはVBが自動的に生成したものではじめのうちは特に気にする必要はありません。
この画面で次のようにプログラムしてください。
Private
Sub Button1_Click(ByVal sender
As System.Object, ByVal
e As System.EventArgs)
Handles Button1.Click
End Sub |
■リスト1:ボタンをクリックしたときに作動するプログラム
この例では3行あるように見えますが、1行目と3行目はVBが自動で生成しているはずなので自分で書く必要はありません。自分で各必要があるのは2行目だけです。
1行目の意味は簡単に言うと「ボタンがクリックされたら」という意味です。クリックされたらどうするかはあなたが書くのです。
2行目の意味は「ボタンの文字を現在日時を文字で表現したものにしなさい」という意味です。実際にどうなるかはプログラムを実行してみてボタンをクリックするとわかります。
もし、実行ボタンをクリックしたときに「ビルドエラーが発生しました。続行しますか?」というようなメッセージが表示された場合は、プログラムがどこか間違っている場合です。[いいえ]を選択して、もう一度よく見直してください。
3行目の意味は「ボタンがクリックされたときのプログラムはここまで」という目印見たいなものです。
ところで、ボタンを配置したときにはボタンに「Button1」と表示されていてかっこ悪いですよね。もちろんこの表示されている文字もプログラムしないで簡単に変えることができるのですがその方法はまたの次回に説明します。
5.まとめ
今回はボタンをフォームに配置してプログラムする手順を説明しました。ボタンに限らずツールボックスにならんでいるコントロールはすべて同じ手順で配置してプログラムすることができます。他のコントロール を配置して遊んでみてください。それでは!
| 発展学習 発展学習では意欲的な方のために現段階では特に理解する必要はない項目を解説します。 実はツールボックスに並んでいるすべてのコントロールはVB専用のものではなくVisual C#やVisual J#など他の.NET言語でも利用します。しかも利用する手順は今回解説した手順とまったく同じです。 これはVBもC#も .NET言語と呼ばれるものはすべて .NET Framework(ドットネットフレームワーク)に対応するように設計されているからです。そしてツールボックスのコントロールはVBではなくこの.NET Frameworkに所属しているのです。 ですからVBの勉強をしていても自然とVisual
C#なども扱えるようになっていくのです。とはいっても今回最後に出てきたプログラムの部分はC#ではやはり違います。C#でリスト1を書き換えると次のようになります。 確かに違うけれども似ているでしょう? |