フジ系列で放送される『平成教育委員会』の感想です。

平成教育委員会2009モ〜勉強スペシャル 2009.01.09

平成教育委員会2008秋 インテリ大激突スペシャル 2008.11.02

平成教育委員会2007・真夏の林間学校SP 2007.08.25

平成教育委員会2007・難関中学校スペシャル 2007.05.06

平成教育委員会2006 学問の秋スペシャル 2006.11.05

平成教育委員会2001 SPECIAL 2001.01.03

  司会 : 北野武
  進行 : 高島彩 (フジテレビ・アナウンサー)
  出題ナレーター : 平野文 (声優)

2001/01/05 (金)
平成教育委員会2001 SPECIAL ( 1月3日(水)19:03〜20:54)
その昔「たけし逸見の」と付いて始まった番組で、好きで見ていたのだが長くなるとどうしてもマンネリに陥ってしまい終わってしまった。
だが、こうしてたまにやると面白いな。
特に理科は、正解は知っていても理屈が曖昧なのが、「やさしい解説」をしてもらう事によりこのバカな頭にも理屈が理解できるようになる。
まあ、それが何の役にもたたなかったとしても、ね。(笑)。
番組内で実施された実力テストは放送スタッフも受けたようだが、70点の最高点を出したのがナレーションの平野文(ラムちゃん)だったというのは、○×テストだったからと考えれば良いのかな?
・・・私は45点だった(汗)。

2006/11/07 (火)
平成教育委員会2006 学問の秋スペシャル ( 11月05日(日)19:00〜20:54)
最初の出演者紹介で、ジャガー横田の旦那(木下博勝=外科医)の時。
北野武 : 獣医さんなんですか?
高島彩 : ええ…そうなんですよ。
北野武 : 獣医さん……?
高島彩 : いえ、獣医さん違います(汗)。
多分、次の紹介を考えて上の空で返事をしたのだとは思うが、あんまりだよな(笑)。

今回一番面白かったのは「無重力状態で、物体はどうなるか」という実験。
飛行機を放物線を描いて飛行させる事により、数秒から数十秒の無重力状態を作り出すもので、番組中で北野武が言ってたようにNASAではジャンボで訓練をやっているのだが、ここでは小型ジェット機(MU-300)を使って浜松市沖で実験をやっていた。
担当するのは「元警視庁刑事、空手六段、英語堪能、コミック原作者」の北芝健
無重力状態だから、3.5キロのボーリングのボールやカラーボールが浮き上がるのは当然だし、卵を割れば球形になり、コップのお茶もまともに飲めない、というのは、興味のある人間なら知識として知っているのだが、さてそこで問題。
2Gと無重力状態では、振り子はどのように動くか
(2Gというのは、無重力状態にするため、直前に行う加速時の状態)
だが、問題はその検証をする時に発生した。
振り子の動きを見せるシーンなのだから振り子だけを見せればよいのに、実験者まで無重力状態でふわふわと浮き上がり振り子の前に出てカメラから隠してしまっただけでなく、振り子に触れて止めて(実験に失敗して)しまうのだ(笑)。

この番組のナレーションは平野文で、語尾に特徴は出ているのだが、全般に抑えた声なので『うる星やつら』しか見た事のない人は気付きにくい。
ところがここで、振り子を止めてしまった事に気付かず、 「 こんな具合です 」 と実験者がコメントした時、言ってくれたんだ。

こんな具合ですってぇ……、 何言ってるっちゃ!

出演者からも 「 あら、ラムちゃん 」 という声が出たが、これまでその声を出した事が無かっただけに、嬉しかったぞ(笑)。

ちなみに答えは、これも興味のある人間なら考えれば分かる事だが、
2G:早く動く(下方向に動く時、重力による加速が大きくなるため)。
無重力時:一方向にゆっくり回り続ける(重力による下向きの力が無くなるため)。

2007/05/09 (水)
平成教育委員会2007・難関中学校スペシャル ( 5月6日(日)19:00〜20:54)
問題が出尽くした感がある上に、「難関中学校」と限定した為か、設定や実験にもひろがり(アッと驚くような内容)に欠けたのが残念だったな。
実験に出てきたポンポン船なんて、ほんの何ヶ月か前『タモリ倶楽部』で、理屈から説明して作り競争させていたもんなあ(優勝は、もちろんタモリ:笑)。
ただし、メートル原器のレプリカが見られたのは、嬉しかった。
写真でしか見た事がなかったから、どんな大きさなのか、感覚的につかめてなかったからね。
(もちろん、長さが1メートルあまり(その両端近くに、1メートルの間隔の目盛りが刻まれている)である事や、断面の形状(放熱効果を考えた場合の基本形だ)は知っているのだが、あんなに細いとは思ってなかったのだ)
ただし、「1メートル」に関する説明は、不足していたように思えたな。

フランスが、国際間の単位統一を提唱し、長さの単位を 「 赤道と北極間の子午線の長さの千万分の1 」 としたのだが、イギリスやアメリカの協力を得られなかったため独力で、ダンケルクからパリを通りバルセロナまでの子午線の測量を行い、板状の白金でメートル原器が作られた(アルシーブの原器と呼ばれる)。
その後、フランスの宣伝活動があってメートル法が国際的に認められ、オリジナルに等しく作られた、白金90%、イリジウム10%の「メートル原器」がメートル法に加盟した国に配布された(同時に、「キログラム原器」も)。
だが、人工物では不変性という面からも限界があり、1960年に、 「 メートルはクリプトン86の原子単位2p_10 と5d_5 との間の遷移に対応する光の真空下における波長の1650763.73倍に等しい長さにする 」 と変更された。
さらにその後、研究室レベルで光の速度を測定する事が可能になった事から、1983年には、 「 光が1秒間に真空中を進む距離の 1/299792458 」 と変わったのだ。
(以前は測定精度の向上などで、光速度は、「299,792.9m/s」→「299,792.4562m/s」→「299,792.458m/s」と変更されてきたが、光を基準とした事により、今後光速度が変わる事は無くなった)

2007/08/29 (水)
『平成教育委員会2007・真夏の林間学校SP』 ( 8月25日(土)12:00〜13:55 東海TV )
これまでのスペシャルでは、 「 北野武・高島彩コンビが田舎に行って自然をテーマに問題を出す 」 、というコーナーがあったが、今回の前半は“林間学校スペシャル”と銘打って、高島彩・石本沙織(後輩アナ)がロケ(録画)により出題した。
これもマンネリ対策だとは思うが、別段面白いとは感じられなかったのが辛いところだな。

納得できなかったのが、駅伝クイズだったかな? チームに分けて正解すれば次の人に交代するというクイズでの、眞鍋かをりに対する問題。
北上して勢力が弱くなった台風は何と呼ばれる?
これに眞鍋かをりが「熱帯低気圧」と答えてブーー
温帯低気圧」が正解だと言うのだが、おかしいよね。
発生した場所によって、熱帯・亜熱帯なら「熱帯低気圧」、温帯なら「温帯低気圧」と呼び名が変わるのに対し、問題では 「 北上して 」 としか言ってないのだから。
これが 「 日本に上陸した後勢力が弱くなった台風は何と呼ばれる? 」 なら、クイズとしては「温帯低気圧」という答えもあり得るだろう。
ただし、一応調べた事を書いておくと、台風と熱帯低気圧は中心付近の最大風速による区別なのに対し、熱帯低気圧と温帯低気圧では発生するメカニズムが違うという話で、台風が熱帯低気圧に変わる事はあっても、台風の勢力が弱くなったから温帯低気圧に変わるとは言い切れないらしい。
でもまあ、その前の 「 2006年サッカーW杯決勝が行われたドイツの首都は? 」 というサービスとしか思えないような問題に「メルボルン」と答えているようでは、文句は付けられないか(笑)。
三問目で正解していたが、これとて、 「 日本の三大古典芸能(世界無形文化財)は、歌舞伎、文楽ともう一つは何? 」 に対し、タケシがその振りをして見せたのでようやく「」と正解できたくらいだからなあ。

最初の問題も、納得できなかったなあ。
(アキアカネが岩の上で逆立ちしている写真を見せて)
アキアカネが逆立ちしている理由は?
正解は、 「 日光に当たる面積を少なくするため 」。
それなら、岩の上で逆立ちせずに日陰に行けよ〜〜〜(笑)。

ちなみに、この番組はキー局だけでなくフジテレビ系列ネット局のほとんどが「 8月19日(日)19:00〜20:55 」に放送したと思うのだが、名古屋放送圏では以前もあったように、相手が横浜であっても中日ドラゴンズの試合を中継した方が視聴率を稼げる可能性が高いので、こんな時間に追いやられてしまったわけだ(笑)。

2008/11/03 (月) (文化の日)
「平成教育委員会2008秋 インテリ大激突スペシャル」 ( 11月02日(日) 19:00〜20:54)
1時間目 国語
四字熟語の漢字間違い探しや、熟語の共通する文字など、お馴染みの問題。

2時間目 特別授業
宇宙飛行士・星出彰彦氏をゲストに招いてのクイズ。
ただし、1問目の「宇宙服に書かれた文字が逆なのは何故?」は、易しすぎた。
(逆に書かれた文字を「鏡文字」と呼ぶ事を知っていなくとも、ちょっと考えればわかる事だ)
2問目の「大気圏突入(帰還)前に必ずやる事は?」の「船内を片づける」は比較的易しいが、「水をたくさん飲む」は、気づかなかったな。
その後登場した宇宙服は、おそらく、訓練等で使った(宇宙では使用できない状態となった)モノだろう。

3時間目 給食
この番組の出演者も、これが最も楽しみなんじゃないかな(笑)。
1問目。
16人が四班に分かれた班別早抜けクイズで、最後の班は食べられない。
眞鍋班(眞鍋かをり、清水圭、ガダルカナル・タカ、渡嘉敷勝男)が、二番手リーチで即抜け。
菊川班(菊川怜、中田敦彦、玉ちゃん、原江里菜)は、リーチは最初だが抜けたのは二番手。
宇治原班(宇治原史規、小島よしお、椿姫彩菜、上野なつひ)は、三番手に抜ける。
磯野班(三浦奈保子、藤森慎吾、磯野貴理、細田よしひこ)は、真鍋班が抜けた後ようやく三人目となったが、その後宇治原班の上野が躓いて「答えた方が勝ち抜け」という状況まで迫ったものの、結局負けて食べられず。
2問目。
16人が二組に分かれて答えが複数ある問題に交互に答え、間違い3回で負け。
三品の料理を、勝った方が一品ずつ選んでいく。
宇治原班=宇治原、渡嘉敷、眞鍋、椿姫、タカ、小島、藤森、清水
菊川班=菊川、中田、三浦、上野、細田、原、磯野、玉ちゃん
「一」から始まる四字熟語
渡嘉敷、細田、宇治原、椿姫と間違え、菊川班の勝ちで、「テグタン+特製サラダ」をゲット。
ア行で始まる国の名前
ここからは二人間違った時点で終わりとなり、上野が「アフリカ」、磯野は答えが出ず、宇治原班の勝ちとなり、牛刺しをゲット。
画数が3画の漢字
小島、玉ちゃん、渡嘉敷と間違え、菊川班の勝ちで、特選上ロースをゲット。
ところがタケシが 「 ここで嬉しいニュース 」 と言いだし、代表者一人を選んで「答えが複数ある問題の残りひとつを答える」問題で早押し対決を行い、三問先取した方が相手から一品横取りできる事になり、宇治原と中田が対決する。
漢字3文字で表される県庁所在地、「和歌山」「鹿児島」「名古屋」、あとひとつは?
中田「北海道」間違い、宇治原は答えが出ず(宇都宮)。
江戸幕府の三奉行、「町奉行」「勘定奉行」、あとひとつは?
宇治原「寺社奉行」
ノーベル賞5部門、「物理学」「科学」「医学生理学」「文学」、あとひとつは?
宇治原「平和賞」
四国四県の旧国名、「阿波」「讃岐」「土佐」、あとひとつは?
中田「肥後」間違い、宇治原「伊予」
この結果、特選上ロースが宇治原班へ。

こんなことをやったのは、これまで全く何も食べられない出場者が居たから、その救済策だろうな。
バラエティーなのだから、指をくわえているだけというのもアリだとは思うのだが。

4時間目 音楽
西アフリカの民族音楽に使われる楽器がクイズとなり、最後にタケシも加わって演奏が行われたのだが、まあ、これは無くてもよかったかな?

ホームルーム
成績発表。
3=細田、4=渡嘉敷、原、5=上野、7=清水、8=磯野、藤森、9=菊川、椿姫
10=玉ちゃん、タカ、三浦、眞鍋、11=小島、13=宇治原、中田
宇治原と中田が同点で、タケシの出した 「 「W」が付くお笑いの人三組 」 という問題に中田が答え(Wコミック、Wヤング、Wけんじ)「正解」の声に大喜びしたのだが、これがタケシの冗談で、結局最優秀生徒(トップ)はジャンケンで決める事になり、宇治原が勝って「スペイン世界遺産巡り8日間の旅」をゲット、中田はガックリだ(笑)。

今回は、タイトルに合わせて問題のレベルが上がっていたが、これはタケシが、昨今のクイズブームでのバカを笑う風潮を苦々しく思ったのだろうか。
でもそれなら、渡嘉敷勝男は外すべきだったんじゃないか?
あと、いつもの実験が無かったのは、残念だったな。
(もう、主立ったものはやり尽くしたという事なのだろうか)

2009/01/09 (金)
『平成教育委員会2009モ〜勉強スペシャル』 ( 1月 4日(日)19:00〜20:54 フジ系)
今回は、ほとんどが国語問題で、おまけに 3時間番組の内半分以上が給食の時間と、極端だったな。
実験は理科(物理)になるのだが、これがまた、やれ 「 ストローにさわっちゃいけない 」 だの 「 トレーは手で押さえちゃいけない 」 だの 「 水に触れちゃダメ 」 だのとルールの後出しが多くて、幼稚園児にすら 「 そんなのズルだ 」、 「 そんなの言ってないだろ! 」 と非難される情けなさだ。

生徒で特筆すべきなのは、やっぱり山田優かな?
メイちゃんの執事』の番宣で出てきたから冒頭でドラマの内容を話したのだが、「こりゃ〜いくら何でも無理がありすぎ」と分かってるんだろうね、途中で笑ってしまうんだ。
(「 ね、面白そうなドラマで… 」 と言う高島彩のフォローがまた、いかにも口先だけ)
1時間目「国語6」では「マンホール→????→まんま」という問題に、 「 渡嘉敷くん、回答には十分気をつけて 」、 「 書きませんって(笑) 」 というたけしと渡嘉敷のやり取りがあったのに、正解したものの 「 まんぽまんぽまんぽ 」 と繰り返し、たけしから 「 すいません、ちょっとどきっとしました、連発は止めてください 」 と言われる始末。
2時間目「社会 問1」の「 4月 1日から始まる更新制度」は、「エイプリルフール」だったし……(笑)。

今回の問題は、以下の通り。

1時間目 国語
国語1〜3 : 今年の干支、牛にまつわる言葉の問題
  1=牛耳る、2=互角、3=牛の尻(も〜の尻=物知り)
国語4〜6 : 広辞苑に載っている順番に当てはまる言葉(中央の言葉を答える)
  4=スペイン→スペース→スペード
  5=いくど(幾度)→いくどうおん(異口同音)→いくとせ(幾年)
  6=マンホール→まんぽけい(万歩計)→まんま

2時間目 社会
2009年に起こる事件
問1 : 4月 1日から更新制度が始まるのは? (教員免許)
問2 : 2009年 5月のカレンダーに、日曜日以外の休日に○を付けよ ( 4、5、6日)
問3 : 今年決まる五輪開催候補国のうち、東京が最も不足しているのは? (都民の支持)

3時間目 特別授業
幼稚園で園児を相手にした各種実験
問1 : ストローを使ってビーカーの中のピンポン球を出せ (横から吹く)
問2 : スーパーボールに手を触れずトレーに入れるにはどうすれば良いか
     (ワイングラスの中でスーパーボールを回転させ、持ち上げて移動)
問3 : ペットボトルから出ている水を少し離れたコップに入れるにはどうする
     (定規をティッシュで擦り、静電気により水の流れを曲げる)

給食
給食1 : 生徒が 4×4 のマスに入り、正解した列が食べられる
日本の国鳥(キジ)、季語を解説した書物(歳時記)、参議院選挙( 3年ごと)、高齢者( 65歳以上)、総理大臣が生活する場所(首相公邸)、小浜市(福井県)、海水に吸収されやすい色(赤)、メドベージェフが大統領となった国(ロシア)、意志とは無関係にしてしまう大きな呼吸(あくび)、オーストラリアに生息する卵生・母乳のほ乳類(カモノハシ)、富士山の標高( 3776m )、「自尊心」をカタカナで言い換える(プライド)
給食2 : 読みの異なる漢字を、送り仮名も含めて答える(二問正解の早抜け)
服を着る/席に着く、失敗を重ねる/気が重い、痛みに苦しむ/苦い経験、我が身を省みる/説明を省く、味を調える/原因を調べる、著しい進歩/小説を著す
給食3 : 二チームに別れての対抗戦で、二勝した方の勝ち
  「牛」のように四画の漢字を答える(全部で96 )
  「アメリカ」のようにカタカナ四文字で表される国名(全部で52 )
  小中学校の音楽教室に飾られている作曲家の名前(全部で42人)

4時間目 国語
日本語のおかしいところを指摘し、どう間違っているかを答える。
口先三寸(舌先三寸)、雨模様(雨)、熱にうなされて(熱に浮かされて)、心血を傾けて(心血を注いで)、目が回りません(目が届きません)、念頭に入れておく(念頭に置く)、青色吐息(青息吐息)、耳ざわりの悪い(耳ざわりな)

ところで、今回の回答者「金田一秀穂」の祖父「金田一京助」(金田一春彦の父)は、私の時代にはアイヌ語を習得する話が国語の教科書に登場したのだが、今時は言語学者だと言うことすら教わらないのだろうか。
まあ、水道橋博士ですら「京助」という名前を思い出せなかったくらいだから、いとうあいこが「漬物屋さん?」と言ったのも無理ないか。
(そこでたけしの「金田一先生とあれほど言っているのに」というツッコミが入る)
なお、「金田一京助は、名前を貸しただけで、辞書は一冊も作った事が無い」と言う話は、40年位前に読んだ事があり、「人が良くて、頼まれるといくらでも許可したので、どこの出版社の辞書にも名前が使われている」と書かれていたと記憶している。
今回孫(秀穂)が言っていたように、ブランド力がある(言語学者として有名だった)からね。


   目次ページにもどる
   トップにもどる