■市民参加による公共施設計画づくり
■なぜ今、市民参加か
民参加の手法に脚光が当たっています。公共建築、公園、道路などあらゆる公共施設は、様々な市民によって利用されます。しかし、これまでに我が国では利用する市民の声を十分に反映させた計画づくりが行われてきたと言えるでしょうか?事業主体である行政と設計者の間の閉じた関係の中で、計画、設計がなされてきた施設の方がむしろ普通といっていいかもしれません。
不特定多数の市民の声をどのように計画に反映させるか、ということは非常に厄介な問題です。しかし、公共事業のあり方そのものに、国民の大きな視線が浴びせられる中、より望ましい公共施設をつくるためには、市民の声をより多く拾い、より多く反映させていくことが確実に求められており、そのためにはより望ましい市民参加の手法の導入が求められているのです。
■KGKが提案する市民参加のプロセス
KGK(計画技術研究所)は、これまでに様々な市民参加のプロセスを計画づくり
に取り入れてきました。市民参加の手法(プログラム)として、従来の手法では、アンケート、ヒアリングなどをあげることができますが、さらに「ワークショップ」の積極的な導入に取り組んでいます。アンケートやヒアリングが「一方的な意見のやりとり」となりがちであるのに対し、ワークショップは、参加者がお互いが議論する中で、創造的に解決する、あるいは参加者同士が譲り合い、計画の課題を学習する中で、方針を導くことができるという効果を持っています。
計画の背景、状況を見極めた上で、ワークショップを含め、様々な手法を組み合わせた市民参加プログラムを立案し、計画プロセスの柱としていくことが大切です。
■市民参加プログラムの具体的な内容と様子



デザインゲームの様子 バルーンをあげて建物の大きさを表現

宍道湖湖畔環境整備100人ワークショップの様子
■ワークショップを通じた計画づくりの実績
[島根県・鳥取県内の実績・・・松江事務所担当]
●島根県宍道湖畔環境整備県民参加ワークショップ企画運営(2回)《島根県 平成10年度》
(末次公園、白潟公園、国道431号のデザインを検討)
●松江駅通り市民参加ワークショップ企画運営(3回)《平成10年度〜11年度》
●善導寺横丁計画ワークショップの企画運営(1回)《松江市 平成9年度》
●鉄道北沿い線道路整備計画ワークショップの企画運営(1回)《松江市 平成10年度》
●旧豪農屋敷再生利用計画に関する町民参加プログラム(4回)《斐川町 平成11年度》
●寺町の心地いい道づくりワークショップ企画運営(1回)《松江市 平成11年度》
●松江合同庁舎計画ワークショップ企画運営(4回)《国土交通省中国地方整備局 平成12年度》
●田和山遺跡と市立病院共存計画ワークショップ企画運営(2回)《松江市 平成13年度》
●智頭町総合福祉センター計画に関わる町民参加プログラム(3回)《鳥取県智頭町 平成13年度》
[全国での実績]
●大通公園設計業務《北海道帯広市 平成7年度》
●ウォーキングトレイル整備事業設計《大分県湯布院町 平成9年度》
●くまもと101景づくりプラン策定−はまどん公園設計《熊本県宮原町 平成7年度》
●鮎の瀬地区交流施設新築工事設計業務《熊本県矢部町 平成10年度》
■ワークショップに向けた声
●市民参加ワークショップによって、果たして設計が進められるのかと思ったが、ふたを開けて仰天。その不安を吹き飛ばしてくれたのも市民だった。(高松伸-合同庁舎設計者)
●現場体験型のワークショップは準備が大変だが、参加者にとって理解しやすい(松江市まちづくりデザイン室-ワークショップ担当)
●決定するまでに時間がやや多くかかったが、計画に生かされてよかった。(松江市土木課-善導寺横丁事業担当)
●参加者がそれぞれ見解を持っており、物事は一方的に考えてはいけないということを知った(宍道湖畔ワークショップ参加者)
●短い時間でたくさんの意見を引き出すことができるのはすごいことだと思う(駅通りワークショップ参加者)
■市民参加プログラムのご相談承ります
市民参加をどうやって進めたらいいのか?どのように参加者に声をかけ、どのようなテーマで議論したらよいのか?ワークショップを開催するにあたっての経費はどれくらい?など、市民参加プログラムに関わるご相談を承ります。計画技術研究所松江事務所まで、ご連絡ください。