09.11.01 18:30 桃色バカンス TACCS1179

・神崎さん出演、桃色バカンス「百年後の蝶々」

・もらったDMに聞き慣れないスタッフ肩書きの「システム提供スペシャルアドバイザー」
  なるものが。なんだろなぁ、これ?と気になっていたら、キャスト表まえがきに
  その説明が。
・なんでも、主宰がが好きな、今は無き劇団「神様プロデュース」の作品のシステムを
  借りていると言うことで、こういう扱いらしい。

・箱入りしたときの受付スタッフが微妙だったんで心配だったんだけど、いやぁ、
  おもしろかった。分かる人にしか分からない説明をすると、X-QUESTがまだ
  おもしろくてメジャーに成る前(1999 QUESTって言った方が適切か)の作品を
  見ているかのよう。
・とは言っても似て非なる所もあるわけで、似ているのは、本と言うか時間の構成と、
  装置のシンプルさ。
・芝居にありがちな時間移動しまくりの作品だったんですが、それぞれが終盤まで
  全然繋がらない感じで演じられていたのが、ラストでギュっとストーリーが
  繋がってくる感覚、もろQUEST。
・あと、シンプルな装置、小道具。自分は、芝居序盤で、この作品、がちがちに
  ストーリーを追わなくても、きっと最後にきっとまとめてくれるはずと確信して、
  各シーンはストーリーを理解することよりも、シーンを楽しむことに徹していた
  んだけど、シンプルな装置と相まって、役者の芝居を実にじっくり見られる作品。
・これが、ストーリーを追わなきゃいけない作品だと、頭が、役者の演技を見るよりも
  ストーリーの理解に使われてしまうんで、結果、役者の印象が希薄になってしまう
  んで、役者を見ると言う点でも好きな芝居。
・てなわけで、それぞれの役者さん、細かい演技を色々研究してるなぁ、って
  感じるとことが多々。

・で、QUESTとは違っていた点と言うか、上回っていた点。
・シーンの区切りの細かさ。もはや、オムニバス演劇を見てるのかと思うぐらい
  細かくシーンが切られてて、もはや、演劇と言うより、音楽やお笑いのライブを
  見ている感覚。
・そういった進行ゆえに、見てる方はストーリーを追わずにシーンを見るようになって、
  ラストのストーリーが繋がる感覚がより印象的に。
・あと照明。たぶん意識して暗い照明。自分は暗い照明あまり好きではない(客席で
  メモが取れないからってせいもある)んだけど、全体的に暗いせいで、
  見せるべきところをより強調できてるなぁ、って感じ。

・てなわけで、ストーリーを本気で追ったら、むちゃくちゃ難解な作品だと
  思うんだけど(自分もあと2回ぐらい見ないと分からない感)、どうせ分からない
  んなら、ストーリーを伝えるのは演劇とは全く別の手段を使って、
  劇中は純粋にシーンを楽しんで下さい的なテイスト。
・で、ストーリーを伝えるには別の仕組みがあって、キャスト表と一緒に配れていた
  マンガ。自分、本日楽日って事で、近くにお手伝いスタッフが座って見ていて、
  その会話で、マンガを読んでいた方がいいよとの情報が。
・帰ってから読もうと思っていたんだけど、開演間際にあわててマンガをチェック。
  うむ、このマンガむっちゃ重要じゃん。
・そして、劇中で語られる、そのマンガのひみつ。うをぉ!!!みたいな。

・実にかっこいい芝居でした。
・そうそう、劇中曲が何気に8bitサウンドが多かったのが個人的にツボだったり。

・神崎さん。いやぁ、最初、誰だか分からなかったり。
  神崎さんに限った事じゃないんだけど、1人の役者さんで、いろんな演技が見られる
  芝居で楽しかったです。