09.05.30 15:00,18:30 芸術集団れんこんきすた テアトロ ド ソーニョ ・れんこんきすた第12回公演、赤青交互公演 ・前回、ちーちゃんつながりで見たれんこんきすたがあまりにも素晴らしかったので、 今回もまたチェック。 ・小屋入りの時からして、スタッフが作品の世界に入り込んでいて、期待感大。 Rouge 〜花炎の残像〜 ・中川さんの一人舞台、Rougeの再演。 ・素晴らしい。前回見た作品は中川さんはちょっと脇に引いた役だったのが、 今回、出ずっぱりの一人芝居。 ・2作品ともフランス革命を題材とした作品で、中川さんの一人芝居のRougeは、 実在の人物「テロアーニュ・ド・メリクール」の半生を描いた作品で、 テロアーニュとそのテロアーニュを取り巻く様々な登場人物を一人で演じ切って いるんだけど、何が素晴らしいって、演技のメリハリ。 ・他の役だけじゃなく、同じテロアーニュの芝居でも実に表情豊かに演じ分けている感。 そしてなにより、その演じているテロアーニュにも重なるんだけど、私を見て的オーラ。 ・あと、演劇にありがちな美化したストーリーになってなかったのが好印象。 ・中川さん、その演技力、惚れます。 Bleu 〜青嵐の憧憬〜 ・4人芝居、ロベスピエールとサン・ジュストの史実+αの芝居。 ・おぉ、小屋入りしたらすでにキャストが板付きで居て、板上でアップ中。 なんか、それがあまりにもフリーダムでおかしかったり。 ・そうそう、キャスト表とアンケート用紙がRougeは赤でBleuは青だったのがオシャレ。 ・でもって、アップからかけ声一つで本番へ。その瞬間、キャスト全員、ガラッと 表情が変わるのが鳥肌モノ。 ・いやぁ、面白かった。史実よりも+αの部分が多かったんだけど、そのまさかの展開。 もう、そのストーリに釘付けで片時も目が離せない感じ。 ・そして、4人のキャラの違い、そして、その立場の違い。それぞれの立場の違いが 痛いほど分かって、それらに引き込まれていく感。人の死とかで泣かせる系ではなくて 立場の違いでどうしようも出来ない悔し涙な感じ。それゆえ、客席、劇中は泣いてない んだけど、気が付いたら涙していたみたいな感じ。本の妙。 ちーちゃん ・サプライズ。最初は中川さんがRougeの時とは全然違うガチな男役で他を 圧倒していて、また中川さんが主役なのか?と思ってたんだけどイヤイヤどうして。 ・開演前のアップ時では男装のカッコウしていたのに、本番始まったらお嬢様の 伯爵令嬢。それも天真爛漫なオテンバなお嬢様。その天真爛漫さがハンパなくて、 最初の男装とかすっかり忘れてかわいいなぁ、と。 ・が、途中から、ストーリーの流れで、男装してサン・ジュストに。 ・その、伯爵令嬢とサン・ジュストの演じ分けが実に見事で、特に、サン・ジュストが 前半と後半では明らかに違う微妙な演じ分け。なんか、しっかりれんこんの 役者さんしてるなぁ、と。 ・唯一残念だったのは、赤青通して一眼でのスチル撮影が入っていた事。 出来の悪い芝居なら気にならないけど、出来のイイ芝居ほど、カメラのシャッター音が 気になります。一眼じゃないとイイ写真を撮れないと思っているのは、観客の事を 考えていない素人カメラマンの思い込みなので、勉強して音のしないコンデジとか 使って下さい。 ・れんこんきすた、実に玄人受けする劇団だと思うので、もうちょっと積極的に 告知とかしたら、もっとお客さん来るんじゃないでしょうか。 ・マドレーヌごちそうさまでした。