持ち物、服装と山道の歩き方
持ち物
登山の際は何を持って行けば良いのでしょうか?
まず、富士山には水がなく、すべて下から運び上げているため大変な貴重品です。
自分の飲み水は自分で持っていきましょう。 ペットボトルごと持っていっても構いません。
食料はおにぎりなどの手軽なものが良いでしょう。 荷物を軽くしたい人は山小屋で食料を買うこともできますが、
値段は上へ行くほど高くなります。
また、食べたあとのゴミは持ち帰りが原則ですのでゴミ袋も必需品です。
その他、必要と思われる持ち物の一覧表を用意しました。 印刷してチェックリストとしてご使用ください。
他にも 「こんなものも持って行ったほうが良いのでは?」 等のご意見がありましたらメールをお願いします。
服装
まず覚えておきたいのは、雪山登山ほどの重装備は必要ありませんが、「ピクニック気分で行けるところ
ではない」ということです。
ですから、短パンにビーチサンダルなんていうのは論外で、これでは六合目にすらたどり着けないでしょうが、
こんな人も本当にいるのです。
天候や気温の変動にもよりますが、五合目では 「冬に家の中で着ている服装」、山頂では 「冬に外で着ている服装」、
寒いときは「大雪の日に外で着ている服装」 といった感じでしょうか。
加えて、動きやすい服装にすることが基本です。 途中、岩場を登る場面もありますので、軍手も必要です。
ズボン、厚手の靴下は二重に着用しても良いでしょう。
靴は、専用の登山靴があればベストですが、スニーカーでも何とか代用できます。 (専門書ではスニーカーは
薦めていませんが)
下山時は砂利などが靴の中に入るのを防ぐために長靴を用意しておきたいものです。
山道の歩き方
登山時は「焦らずゆっくりと」が基本です。 歩幅が大きくなると体力を消耗しすぐに息が切れてしまうので
歩幅は小さくして足の裏全体で着地しながら一歩一歩確実に進むことです。
下山時はオーバーペースになりがちですが、速すぎると足に負担がかかり、膝のクッションがきかなくなります。
すると今度は腰がクッションになり、腰を痛めてしまいます。
ですから杖などを使って出来るだけ足への負担を軽くしましょう。
三点確保(両手両足のうちの三ヶ所が岩やロープに触れている状態)が必要な場所はほとんどありませんが
気を抜くと足を踏み外し危険です。
疲れていると足が上がらずにつまづくこともあるので、最後まで慎重に進みましょう。
また疲れたとき、危険なとき、景色の良いとき、のどが渇いたときなど、登山者は突然止まります。
追突すると危険ですので前の登山者との間隔をあけることも大切です。
逆に自分が止まるときは後ろの人にも注意し、休憩中は道をふさがないようにしましょう。
つまずいて石を落としてしまった場合や、石が落ちるのを発見したときは大声で「ラクセキ!」、「ラクー!」などと
叫び他の登山者に知らせます。
登山では「登り優先」というマナーがあります。 下山時、狭い場所でのすれ違いでは登る人を安全に通して
あげてから通過するようにします。
ただしこれはあくまで原則で、それぞれの疲労度、人数などにもよりますのでその場その場で譲り合う気持ちを
持って、楽しい山行にしましょう。