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コスプレマスクとコスプレ衣装の作り方

アホリアSSがコスプレマスクや衣装をどうやって作ってきたかを紹介します。
これを読んでくれた方が自作で衣装を作る時や、コスプレイベントに参加されるときに参考にしていただければと思います。

特撮ヒーローものの場合は、他のジャンルのコスプレとは少し違ったものになるかと思います。
私の場合はマスクは紙粘土で作り、衣装はパーティーグッズの全身タイツにパーツをつけています。

特撮ヒーローのコスプレ衣装と似て異なる創作活動で、「レプリカ衣装」というものがあります。
これは、テレビ放映などで実際に使われたものとほぼ同じ素材で、造型・寸法・色も限りなく本物に近い衣装を作るものです。

私自身はレプリカ衣装のレベルの完成度は求めていません。
「紙粘土マスク」「全身タイツ」で可能な範囲で完成度をあげたいと思っています。

また、あくまで「コスプレ用」の衣装であり、アトラクションはほとんど無理です。


コスプレマスクのつくりかた

おおむね、以下の材料を使います。

・厚紙の方眼紙(または針金)
・紙テープ
・洗濯のり
・軽量紙粘土

1.骨組み作成

方眼紙の場合は幅1センチで細長い短冊を何本も作ります。
針金を使う場合は30センチぐらいの長さのものを10数本切り出しましょう。

コスプレマスク 方眼紙の短冊で輪を作りホッチキスでとめます。
さらに、直角に短冊を渡してとめています。
コスプレマスク X字になるように短冊をとめています。
これはマスクの頭のてっぺんの部分ですね。
コスプレマスク 顔の部分を短冊で作っていきます。
完成した形をイメージしつつ、自分の頭の形に合わせて作りましょう。
コスプレマスク 隙間を短冊でつめて、骨組みの完成です。

針金を作った場合でも、作り方は同じです。自分の頭に合わせたボール状のカゴを作りましょう。
切断にはラジオペンチを使用し、針金どうしの固定にはセロテープを使いました。

2.スキマをなくす

 骨組みに紙テープを巻きましょう。
 方眼紙の骨組みの場合は、洗濯ノリに浸した紙テープを貼っていきます。

 針金の場合は、まず紙テープの端は針金に半巻きにし、ホッチキスで固定。
 乾いた紙テープを骨組みに巻きつけて固定します。
 その上から洗濯ノリに浸した紙テープを巻きます。

 これが乾くと、マスクをつくる土台ができたことになります。
 下の写真は、針金でウルトラマンタロウのマスクを作っているところです。

 製作途中

 この写真を裏から見ると下の写真です。針金の骨組みがわかるかな。

 製作途中

3.紙粘土

 紙粘土を全体に貼り付けていきます。ただし、一度に全体を覆ってはいけません。
 少し付けて乾かし、少し付けて乾かす。これを繰り返しましょう。
 最初に土台に紙粘土を付けるときはノリを使います。

 紙粘土を細いヒモ状にしたり、薄膜にするなど方法で少しづつつけて乾かしましょう。

 マスクの土台が全体が覆われた時点では、かなりデコボコになっています。
 気にせずに、いったん乾かします。

 乾くとヒビ割れなどもでてきます。その上から紙粘土をかぶせてまた乾かします。
 しばらくこれを繰り返し、完成に近づけます。

4 微調整

 マスクの紙粘土が完全に乾いたら、各パーツをつけていきましょう。
 私の場合は、ウルトラマンや仮面ライダーの目の部分も紙粘土で作っています。

 協力者がいる場合は、そのマスクを自分でかぶるか相手にかぶってもらって、
 左右バランスなどを調整するといいでしょう。

 覗き穴は、ほとんどの場合はマスクの目の下と、上唇の裏にあけています。
 目の下の穴は安全性のため、実物のマスクよりも大きく開けてます。

 口の部分の穴を空けて、呼気を逃がして息がこもらないようにしています。
 また、足元の視界を確保する効果があります。これがないと歩きづらいですね。
 コミケではルール上、歩行中はマスクを外さないといけないです。
 しかし遊園地イベントでは子供達の前でマスクをとるわけにもいきません。

 遊園地イベントで小さい子供が握手を求めてきた場合、口にあけた穴で子供の手の位置を確認することもよくありました。

5 ヤスリがけ

マスクがほぼ完成したところでヤスリをかけます。
私の場合、カマボコ板ぐらいの大きさの板に、紙ヤスリを両面テープで貼り付けたものを使いました。

6 塗装

紙粘土にヤスリをかけると、表面がちいさな穴がたくさんできます。
これを埋めないと色がうまくぬれないです。
手のひらに少し水を塗ってこすればある程度穴がふさげます。

私の場合、透明ニスを塗って穴を埋め、それが乾いてから塗装しました。

白系の色や明るい色から順に塗っていきます。

ちなみにウルトラマンや仮面ライダースーパー1で銀色のカラースプレーを使いました。
カラースプレーの上にはうまくペイントできないため、目の箇所をマスクキングしてからスプレーします。
マスキングは、専用のテープがない場合はセロテープやガムテープでも代用できます。

7 おまけ・骨抜き作戦

私の身長はさほど高くないので、マスクが大きすぎると頭でっかちになります。
マスクをなるべく小さくするには私が『骨抜き』と呼んでいる手法が使えるかも。

紙粘土のマスクがある程度完成した後、土台の骨組みを抜くわけです。
自分の頭とマスクにスキマができますので、内側にも紙粘土をつけて乾かします。
こうすれば、マスクをギリギリまで小さく削りなおすことができます。

身長の高い人には無用の技ですけどね。


コスプレ衣装のつくりかた

基本はパーティーグッズの全身タイツです。東急ハンズで買うことが多かったです。

ウルトラマンレオ

1 頭部

マスクの下について解説します。

全身タイツの頭の部分まで使う場合、マスクをそのまま被るだけでいいです。

全身タイツの首から上が無い場合は、布の覆面を被り、マスクをその上に被ります。

ウルトラマン

2 胸部

ウルトラマンレオのプロテクターは、伸縮性のある灰色の布を使っています。

普通の布は引っ張っても伸びません。全身タイツは『横に伸びる素材』でできてます。
全身タイツに普通の伸びない布でパーツをつけると、動きが制限されたり破れやすくなります。

私は、キンカ堂というところで伸びる布をよく買いました。

ウルトラマンタロウのプロテクターは厚紙の方眼紙で作っています。
カラータイマーはコスプレ専門店コスパで買ったプラ石を使いました。

ウルトラマンタロウ

仮面ライダースーパー1の衣装では、胸のプロテクターを何度も作り直しています。

仮面ライダースーパー1

最初に紙で作ったプロテクター。
ボーズによっては下腹部が変なゆがみ方になりました。

仮面ライダースーパー1

下腹部が胸部より前にでることをふせぐため、紙粘土で一体型にしました。
かなり動きづらくなりました。
両面テープで黒タイツに固定しているのですが、斜めにズレることもありました。

仮面ライダースーパー1

プロテクターの各パーツを分割し、別々に黒タイツに固定。
本物とのイメージは代わりましたが、ポーズがとりやすくなりました。

3 手袋とブーツ

手袋はほとんどの場合、コスプレ専門店コスパで買ったロンググローブを使っています。

初期の頃はコスパで銀のグローブを扱っていなかったため、銀のレインカバーを切って縫って作ったことも。
(通気性がぜんぜんなくて夏は大変でした)

銀のブーツは、長靴に銀のレインカバーを貼ったものをよく使いました。

赤い足の場合は、全身タイツの使用状況で異なりました。
全身タイツがつま先まである場合は、ビジネスシューズに赤い布を貼ったものを使用。
タイツが足首までの場合は、長靴に赤い布を貼ったものを使います。

全身タイツは通常、前面にファスナーがあります。
キャラクターによっては、全身タイツを前後逆に使い、背中にファスナーがくるようにしました。
この場合、全身タイツの足首から下と、首より上を切り取っています。

4 参考素材

コスプレマスクとコスプレ衣装を作る場合、元ネタにするのは写真や映像だけでなく『オモチャの人形』も役に立ちます。
いろいろな角度から見ることで精度があげられます。

予算が許せば、なるべく大きくて本物そっくりの人形があればもっと精度があがるかも。

5 決めのポーズ

コスプレは『ただ衣装を着るだけ』ではなく、どこまでキャラクターを演じるかだと思います。
そのヒーローの特徴的なポーズができるかを試してみましょう。

普通に着るだけでは問題なくても、決めポーズをとると妙なゆがみが見つかり、
後で直すこともありました。

また、イベント会場でカメラマンから『ポーズを変えてもう2〜3枚お願いします』と
言われた場合に、すぐにポーズが取れるといいですね。


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