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「アウトサイダー」は1996年の
HPL映画祭の「学生による小説の映画化賞」の大賞を勝ち取ってい
る。この映画の製作が始まったのは遅かったが、申し分なく、結末が心
に残る作品に仕上がっている。
もう既に死んでしまった男が、自分の真の状態に気がついていないとい
うことが前提になっている。一連の回想場面を通じて、このアウトサイ
ダーは過去の失恋と、その結果として起こる死を追体験する。
アーロン・ヴァネックのこの「アウトサイダー」という作品はラヴク
ラフトの短編小説に完璧に忠実な訳ではないが、ほとんどの映画製作者
が失ってしまったラヴクラフトの小説の雰囲気を掴み、留めている。室
内の場面はとても効果的で、食屍鬼のメークアップは傑出している。あ
いにくながら、屋外の場面の選択においては同様な賛美を与えることが
出来ない。
「アウトサイダー」は1994年の第1回シカゴ・アンダーグランド映画
祭でも上映され、イリノイで開かれたCapriCon(SF&ファンタジー大
会)(1994-95)で2年にわたって上映された。詳細は我々のページにあ
るアーロン・ヴァイク監督のインタビューを見て欲しい。
HPL映画祭ベスト集のビデオVol.1「Lurker in the Lobby」に収められている
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